2026〜2027年登場予定の新型車31選! 価格や発売日を予想・解説

  • 筆者: 渡辺 陽一郎
  • カメラマン:佐藤 正巳/茂呂 幸正/トヨタ自動車/日産自動車/MAZDA/MOTA編集部
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2026年〜2027年には、31車種の新型車と、2車種の特別仕様車の登場が予想されます。そこで当記事では予想発売時期順に新型車をピックアップしました。

各車種の価格や発売時期、ボディサイズ、外観、内装、パワーユニットなどについて、カーライフ・ジャーナリストの渡辺 陽一郎さんが予想、解説します。新車購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

※記事は2026年8月4日時点の情報です。2026年に発表され、2027年に発売される予定のモデルも含みます。ルーミー、トール、ジャスティ、ロッキー、ライズは別車種として数え、全31車種を紹介します。あわせて特別仕様車2台を記事末でご紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. トヨタ 新型タンドラ
  2. トヨタ 新型ハイランダー
  3. トヨタ 新型ランドクルーザーFJ
  4. マツダ 新型CX-5
  5. ホンダ 新型スーパーワン
  6. トヨタ 新型ハイラックス
  7. 日産 新型ムラーノ
  8. 日産 新型キックス
  9. スバル レヴォーグレイバック S:HEV
  10. ホンダ フィット マイナーチェンジ
  11. 日産 新型エルグランド
  12. ホンダ N-BOX マイナーチェンジ
  13. BYD 新型ラッコ
  14. ダイハツ タント マイナーチェンジ
  15. トヨタ 新型カムリ
  16. ホンダ 新型パスポート
  17. スバル 新型スポーツハッチバック
  18. ホンダ 新型インテグラ
  19. ダイハツ 新型ハイブリッド軽自動車
  20. 三菱 新型パジェロ
  21. スバル 新型アウトバック
  22. ダイハツ 新型ミライース GRスポーツ
  23. スズキ 新型スイフトスポーツ
  24. トヨタ 新型ルーミー&ダイハツ 新型トール&スバル 新型ジャスティ
  25. スバル 新型WRX
  26. トヨタ 新型ライズ&ダイハツ 新型ロッキー
  27. 日産 新型パトロール
  28. ダイハツ 新型コペン
  29. 2026〜2027年に登場予定の特別仕様車

トヨタ 新型タンドラ

価格発売時期

1200万円

2026年4月2日発売済み(全国での発売は2026年夏)

新たな輸入制度により、日本国内での正規販売がついに開始された北米生産のトヨタ車。その中でも最も強烈な個性を放つのが、フルサイズピックアップトラックの「タンドラ」です。

全長約6m(5930mm)、全幅2m超(2030mm)という一般向けとしては最大級のボディサイズを誇り、パワーユニットにはトヨタ ランドクルーザー300譲りとなる強力なV型6気筒3.4Lツインターボエンジンを搭載しています。

注目の価格は1200万円に設定され、ランドクルーザー300を大きく上まわる金額となりました。しかし、日本のナビがそのままでは使えないといった北米仕様ならではの不便な点があるにもかかわらず、すでに商談が順番待ちになるほどの大人気となっています。

アメリカ車特有の4WD構造の注意点や左ハンドルでの実際の苦労など、購入前に押さえておきたいポイントは以下の記事にまとめました。

トヨタ 新型ハイランダー

価格発売時期

860万円

2026年4月2日発売済み(全国での発売は2026年夏)

トヨタが北米工場で生産している3列シートのミッドサイズSUV「ハイランダー」が、新たな輸入制度を活用して日本国内に導入され、2026年4月2日よりまずは東京で発売されました(全国展開は今夏以降予定)。

新型ハイランダーは、都市部からアウトドアまで幅広く対応するシティ派のSUVです。全車に2.5LハイブリッドシステムとE-Four(電気式4WD)を搭載し、力強い走りと多様な路面での安定性を両立しています。3列目シートをフロアに収納すれば約870Lの大容量ラゲージとなり、多人数乗車と優れた積載性を兼ね備えています。

注目の価格は860万円に設定されています。RAV4やハリアーから上級移行を考えるユーザーにも最適な、上質でゆとりある室内空間を持つ一台です。

トヨタ ハイランダー(北米仕様)の外観・内装を写真でもっと見る!

トヨタ/クルーガー
トヨタ クルーガーカタログを見る
新車価格:
258.5万円360.8万円
中古価格:
89.9万円187万円

以前、日本では「クルーガー」として販売されていたため、クルーガーの車種情報を掲載しています。

トヨタ 新型ランドクルーザーFJ

価格発売時期

450万100円

2026年5月14日発売済み

トヨタの悪路向けSUV「ランドクルーザー」シリーズに、2026年5月14日、新モデル「ランドクルーザーFJ」が新たに加わりました。

ランドクルーザーシリーズはこれまで「70」「250」「300」の3種類が用意されていましたが、FJの追加によって計4モデルの体制となり、ラインナップがさらに強化されました。

ランドクルーザーFJの特徴は、ボディがコンパクトなことです。全長は4575mm、全幅は1855mmなので、既存のSUVに当てはめるとトヨタ カローラクロスに近い大きさであり、街中でも運転しやすいサイズ感です。

ただし全高は1960mmあり、外観にはしっかりとした存在感があります。背が高い理由は、後輪駆動をベースにした本格的な悪路向けのSUVとして設計されているためです。

悪路のデコボコを乗り越えやすくするために最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)には250mmの余裕が持たされており、悪路走破力は国産SUVの中でも最高水準を誇ります。その反面、ホイールベース(前後輪の間隔)が短く床も高いため、乗降性はいまひとつで後席の足元空間もあまり広くありません。

エンジンは直列4気筒2.7Lのガソリンを搭載しています。4WDはカーブを曲がる時に前後輪の回転数を調節するセンターデフを持たないパートタイム式なので、舗装路は後輪駆動の2WDで走ります。その代わり、未舗装路や雪道などで4輪駆動にした際の悪路走破力は非常に優れています。

価格(税込)は450万100円に設定されています。事前の期待が非常に高かったこともあり、発売当日に初期の受注枠が埋まり一時的に受注停止となるなど、異例の人気を集めています。

マツダ 新型CX-5

価格帯発売時期

330万円〜430万6500円

2026年5月21日発売済み

マツダの国内最多販売車種として長年愛されてきたミドルサイズSUV「CX-5」が、ついに待望のフルモデルチェンジを果たし、2026年5月21日に正式に発売されました。

新型のボディサイズは全長4690mm、全幅1860mmと先代よりも拡大され、ホイールベースが115mm延長されたことで後席の居住性が大幅に向上しています。ゆったりと過ごせる空間を手に入れた一方で、これまでの強みだった「街中での扱いやすさ」とのバランスがどう変化したのかも気になるところです。

注目のパワーユニットは、先代で圧倒的な人気を誇ったクリーンディーゼルが設定されず、まずは直列4気筒2.5Lのマイルドハイブリッドモデルからのスタートとなりました(2027年には新開発のストロングハイブリッドも追加予定です)。

進化した機能や充実した装備に合わせて、価格は330万円からのスタートとなっています。新型のなかでどのグレードが一番お買い得なのか、そして価格差やエンジンの違いから「あえて現行型のディーゼルを今のうちに狙う」という選択肢がなぜアリなのか。

こうした疑問への答えは、以下の記事で詳しく取り上げています。

ホンダ 新型スーパーワン

価格発売時期

339万200円

2026年5月22日発売済み

ホンダから新たに登場する新型スーパーワンは、軽電気自動車「N-ONE e:」をベースにした注目のコンパクトEVとして、ついに正式なスペックや驚きの価格が発表されました。

小型車枠へと拡大されたことで軽自動車の自主規制である64馬力から解放され、最高出力は95馬力へと大幅にパワーアップしています。

エクステリアには全幅を広げるワイドフェンダーが装着され、迫力のある外観を獲得しました。さらに、電気自動車でありながらスピーカーから疑似エンジン音を響かせ、7段変速のショックまで再現する「BOOST(ブースト)モード」という遊び心あふれる機能も搭載されています。

そして最大の話題となっているのが、EVの常識を覆す価格設定です。車両価格から国から交付される130万円の補助金を差し引くことで、実質価格は約209万円に収まります。これはガソリンエンジンの軽自動車「N-ONE RS」すら下回るという、非常にお買い得な設定となっています。

具体的な発売日や今後の納期目安、専用装備の詳細、BOOSTモードのさらに詳しい走行フィールなどについては、以下の記事をご覧ください。

トヨタ 新型ハイラックス

価格帯発売時期

498万800円〜550万円

2026年5月28日発売済み

2024年に一度販売を終了したトヨタ ハイラックスが、2026年5月28日に復活を果たし、正式に発売されました。

日本仕様はタイから輸入されるダブルキャブのピックアップトラックで、エンジンは直列4気筒2.8Lディーゼルターボ(204馬力)を搭載。

先代の2.4Lから動力性能が約1.3倍に高まり、12.3インチディスプレイや電動パーキングブレーキなど最新装備も充実しました。

価格は「Z」が498万800円、上級の「Zアドベンチャー」が550万円で、先代より約91万円の値上げとなっています。

先代との価格差やおすすめグレード、ランドクルーザーを上まわる残価率、最新の納期状況は、以下の記事で数字を挙げて比較しています。

日産 新型ムラーノ

価格受注開始時期

796万4000円

2026年6月3日受注開始済み

北米から輸入する形で、12年ぶりに日本市場へ復活するのが、日産のLサイズSUV「ムラーノ」です。2024年に登場した4代目にあたり、2026年6月3日から受注が開始されました。なお日本での納車は2027年初頭が予定されています。

ボディは全長4900mmという堂々たるサイズで、パワーユニットには圧縮比を可変させる直列4気筒2.0L「VCターボ」を搭載。最高出力245馬力を発揮し、低燃費と力強い走りを両立しているのが特徴です。

北米生産の輸入車のためグレードは1種類のみで、円安や現地の価格上昇も影響し、価格は796万4000円に設定されました。トヨタ クラウンエステートやレクサス RXといった上級SUVに匹敵する金額となっています。

左ハンドルとなる点や日本導入の背景にある輸入制度など、購入前に知っておきたい詳細は以下の記事で確認できます。

日産 新型キックス

価格帯発売時期

299万9700円〜424万8200円

2026年6月18日発売済み

日産のコンパクトSUV、新型キックスが2026年6月にフルモデルチェンジを果たし、6月18日に発売されました。

先代型の課題だった基本設計やデザインを一新し、全長4365mm・全幅1800mmとボディを拡大。

新世代の第3世代「e-POWER」を搭載し、全グレードに2WDと電動4WD「e-4ORCE」を設定しています。

WLTCモード燃費は2WDの「X+」で25.7km/Lと、先代(23.0km/L)から燃費・動力性能をともに向上させました。

価格は299万9700円から424万8200円。買い得グレードや「やめとけ」グレード、ライバルのヴェゼル・カローラクロスとの比較、残価設定ローンを使った賢い購入術については、以下の記事で具体的に説明しています。

スバル レヴォーグレイバック S:HEV

価格帯発売時期

424万6000円〜452万1000円

2026年7月4日発売済み

スバルのSUV、レヴォーグレイバックに、水平対向4気筒2.5Lエンジンを使ったストロングハイブリッド「S:HEV」が追加され、2026年7月4日に発売されました。

価格は「プレミアムブラック S:HEV EX」が424万6000円、「プレミアム S:HEV EX」が452万1000円です。

注目されるのは、S:HEVの価格が1.8Lターボ車(ブラックセレクション)と同額に設定されたことです。フォレスターでは同等装備のS:HEVがガソリン車より約45万円高いのに対し、レヴォーグレイバックでは意識的に割安な価格に抑えられています。

ハイブリッド化にともない最低地上高は20mm低い180mmとなり、全高も1550mmに収まったことで、立体駐車場の利用性も向上しました。

トヨタ ハリアーをライバルに見据えた快適な乗り心地も特徴で、静粛性の高いS:HEVとの相性は抜群です。

買い得グレードや、1.8Lターボ・フォレスターとの詳しい価格比較、レヴォーグからの乗り替えメリットについては、以下の記事が参考になります。

ホンダ フィット マイナーチェンジ

価格帯発売時期

180万6200円〜295万5700円

2026年7月10日発売済み

ホンダの人気コンパクトカー、フィットが2026年7月10日に比較的規模の大きなマイナーチェンジを実施しました。価格は180万6200円からです。

今回の改良では、豪華指向の「リュクス」が廃止され、グレード名も変更されました(ベーシックは「X」、ホームは「Z」)。グレード構成は「X」「Z」「クロスター」「RS」の4種類に集約され、「クロスター」と「RS」はノーマルガソリンエンジンが廃止されて「e:HEV(ハイブリッド)」のみとなります。

売れ筋の「Z」にはステアリングヒーターや前席シートヒーターが標準装着されるなど、装備が大きく充実しました。あわせて、従来型のフロントマスクも刷新されています。

買い得グレードや、ライバルのトヨタ アクアとの価格比較、従来型からの実質的な値上げ幅などは、以下の記事で細かく検証しています。

日産 新型エルグランド

価格帯発売時期

689万7000円〜757万9000円

2026年7月16日発売済み

日産の最高峰ミニバン、エルグランドが、ついに16年ぶりとなるフルモデルチェンジを果たしました。

新型エルグランドは、全幅1895mm、全高1975mmへとボディサイズを拡大し、圧倒的な存在感を放つデザインへと生まれ変わっています。先代型で弱点とされていた3列目シートの居住性や、格納時の積載性も大きく改善されました。

走りの面では、全車に新世代「e-POWER」と四輪駆動システム「e-4ORCE」を採用しています。

1.5Lターボエンジンで発電し、前後の高出力モーターで駆動することで、大柄なLサイズミニバンでありながら、4.5〜5Lガソリンエンジンに匹敵する力強い加速と極上の乗り心地を実現しました。

そして気になる価格(税込)は、689万7000円からに設定されました。長らく予想が飛び交っていましたが、具体的な発売日や詳細なグレード構成も明らかになっています。

ライバルであるアルファードと比べて「買い」なのかどうかは、内装の仕様の詳細とあわせて以下の記事で掘り下げています。

ホンダ N-BOX マイナーチェンジ

価格帯発売時期

176万8800円〜273万7900円

2026年7月17日発売済み

新車販売台数ランキングで長年トップを走り続けるホンダ N-BOXが、2026年7月にマイナーチェンジを実施しました。

価格は176万8800円からで、原材料費の高騰や装備の充実にともない、全体的に値上げされました。

最大の注目点は「カスタム」のデザイン刷新です。従来型のフロントマスクを大胆に変更し、迫力のある見た目へと生まれ変わりました。大型メッキグリルを備えた「カスタム コーディネートスタイル」は、人気の売れ筋仕様になると予想されます。

また、ターボ車(カスタムターボ・ジョイターボ)には9インチ画面のカーナビとETC2.0が標準装着されました。

値上げ幅は大きいものの、これまで割高なディーラーオプションだったナビが工場装着化されたことで、結果的に割安に手に入る内容です。

買い得グレードや、ナビ不要派にとっての狙い目グレード、各グレードの詳しい値上げ額は、以下の記事でグレードごとに整理しました。

BYD 新型ラッコ

価格帯発売時期

214万5000円〜249万7000円(補助金を差し引くと199万5000円〜234万7000円)

2026年7月28日発売済み

中国メーカーのBYDは、2026年7月28日に軽自動車の「ラッコ」を発売しました。全高は1800mmに達し、後席側のドアはスライド式です。

つまりホンダ N-BOX、スズキ スペーシア、ダイハツ タントといった軽スーパーハイトワゴンサイズの電気自動車になります。軽スーパーハイトワゴンは日本で最も需要の多いカテゴリーなので、新型ラッコも人気を高める可能性があります。

車内は国産のスーパーハイトワゴンと同様に広く、後席を格納すれば広い荷室にアレンジできます。

リチウムイオン電池の容量は2種類が用意され、価格はグレードによって3段階に分かれます。ベーシックな仕様は1回の充電で210kmを走行でき、価格は214万5000円です。

上級タイプは1回の充電で320kmを走行でき、価格は239万8000円と249万7000円です。国からの補助金を差し引くと199万5000円〜234万7000円となり、ライバルとなる日産 サクラを意識した水準に収まります。

ダイハツ タント マイナーチェンジ

価格帯発売時期

149万6000円〜214万5000円

2026年8月31日(予定)

軽自動車のスーパーハイトワゴンとして根強い人気を集めるダイハツ タントが、2026年8月31日にマイナーチェンジを実施します。価格は149万6000円からで、すでに販売店では価格が公表されています。

今回の改良の柱は、安全装備「スマートアシスト」の進化です。衝突被害軽減ブレーキの検知対象に新たに自転車が加わり、さらに右左折時には横断歩道上の歩行者にも対応。さまざまな場面で作動できるようになります。

一方で、以前から噂されていたストロングハイブリッドの追加は今回見送られる見込みです。値上げ幅はノーマルエンジン車が+1万1000円、ターボ車は+6万500円と差があり、ターボには運転支援機能が標準装着される可能性があります。

買い得グレードや、ライバルのホンダ N-BOXとの価格比較、ターボ車の値上げ幅の内訳は、以下の記事で詳しく紹介しています。

トヨタ 新型カムリ

予想価格帯発売時期

450万〜550万円

2026年9月2日(予定)

トランプ米大統領による関税引き上げへの対策として、トヨタは北米で生産された車両を日本へ輸入販売することになりました。また2026年6月には、米国ケンタッキー工場で生産するカムリを右ハンドルの日本仕様車として今秋に全国発売し、年間1万台の販売を目指す方針が明らかにされました。発売日は2026年9月2日が予定されています。

今回輸入される北米生産のトヨタ車は全3種類。なかでも日本のユーザーにとって最も馴染み深い車種が「カムリ」です。現在は国内で販売されていませんが、2023年12月までは日本仕様を生産していました。

現行型の北米版カムリもLサイズセダンで、全長4910mm、全幅1840mmのボディに、直列4気筒2.5Lエンジンを使ったハイブリッドを搭載しています。

車内は広く、特に後席の足元空間は、セダンではトヨタ センチュリーに次いで余裕があります。

新型カムリの予想価格は450万〜550万円。日本で販売されていた先代型の価格帯が350万〜470万円だったので、新型は上級グレードになると500万円を超えるでしょう。

トヨタ/カムリ
トヨタ カムリカタログを見る
新車価格:
349.5万円468.2万円
中古価格:
59万円80,010万円

ホンダ 新型パスポート

予想価格帯予想発売時期

800万〜900万円

2026年9月以降

ホンダが北米で生産するLサイズSUV「パスポート」が、アメリカ製乗用車向けの新たな輸入制度を活用して日本に導入される見込みです。

輸入されるのは、悪路走破力を高めた上級グレード「トレイルスポーツ エリート」となります。

ボディサイズは全長4865mm、全幅2020mm、全高1860mm。全幅は2mを超え、トヨタ ランドクルーザー300すら40mm上まわるため、一般的な立体駐車場やコインパーキングの利用は難しく、購入時は駐車環境の確認が欠かせません。

一方でホイールベースは2885mmと長く、大人4名で長距離を移動しても快適な室内空間が確保されています。

パワーユニットはV型6気筒3.5Lガソリンで、最高出力285馬力、最大トルク36.2kg-m。10速ATと組み合わされます。

プラットフォームは前輪駆動をベースにした4WDのシティ派SUVですが、最低地上高を210mmに高め、タイヤ周辺の死角を映す「トレイルウォッチカメラ」も標準装着しました。

なお内装は左ハンドル仕様のみで、開発者によれば構造上、右ハンドルへの変更はできないとのことです。

予想価格が800万〜900万円という国内のホンダ車として異例の水準になる裏事情や、販売店が語る発売時期・販売方法の見通しについては、以下の記事で背景から説明しています。

スバル 新型スポーツハッチバック

予想価格帯予想発売時期

360万〜390万円

2026年10月

「運転の楽しいスポーティなモデルは、どれも価格が高すぎないか?」。このような疑問の声がスバルの社内から挙がり、開発されたのが2026年10月ごろに発売されるスバル スポーツハッチバック(車名未定)です。

ジャパンモビリティショー2025に出展された「スバルパフォーマンスB STIコンセプト」の市販版ですが、実際に発売される時は、外観はコンセプトモデルよりもっとシンプルになります。

スバル レヴォーグなどと共通の水平対向1.8Lターボエンジンを搭載して6速MT(マニュアルトランスミッション)も選択できます。

そして予想価格は360万〜390万円とみられます。レヴォーグの1.8Lターボと同程度の価格です。

開発者は「価格をなるべく安く抑えたスポーティな5ドアハッチバックにすることで、多くのお客様に運転を楽しんで欲しい」と述べています。

ホンダ 新型インテグラ

予想価格予想発売時期

860万円

2026年11月

かつて日本でも販売されたホンダのスポーツモデル「インテグラ」が、アメリカ製のアキュラ車として輸入され、国内市場に復活します。パスポートと同じく、政治的な要請を背景とした少数輸入です。

導入されるグレードは最高性能の「タイプS」のみ。直列4気筒2.0Lターボは最高出力320馬力、最大トルク42.9kg-mを発生し、6速MTと組み合わされます。

プラットフォームやギア比はシビックタイプRと共通ですが、足まわりは乗り心地に配慮したマイルドな設定とされ、峠道を得意とするシビックタイプRに対し、ロングドライブに適した性格へ振り分けられました。

ボディは全長4725mm、全幅1900mm、全高1410mmの5ドアハッチバック。シビックタイプRより全長が130mm長く、外観は伸びやかに見えます。

この輸入制度を使った簡易な輸入となるため、こちらも左ハンドルのみとなる点には注意が必要です。

予想価格は860万円で、トヨタ アルファードの最上級グレードに匹敵する水準です。

さらに販売方法も異例で、ディーラーでは扱わず「Honda ON」によるオンライン販売が基本となり、販売店は納車やアフターサービスのみを担当する見込みです。

シビックタイプRとの詳しい違いや、価格がここまで高くなる理由、オンライン販売となった経緯は、以下の記事で順を追って解説しています。

ダイハツ 新型ハイブリッド軽自動車

予想価格帯予想発売時期

170万〜210万円

2026年12月

ダイハツは2026年12月ごろに、ストロングハイブリッドを搭載した新型軽自動車を投入します。このハイブリッドシステムは、ダイハツ ロッキー&トヨタ ライズが採用する「eスマートハイブリッド」の軽自動車版です。エンジンが発電機を作動させ、モーターを駆動して走ります。

新型軽自動車は水平基調のボディで、全高が1680mmとみられます。この数値はダイハツ ムーヴと同程度で、スライドドアも装着するでしょう。タントと比較すると約80mm低いです。

ダイハツは、ハイブリッド化によりWLTCモード燃費を現行ムーヴから「20%以上向上させる」と明言しています。現時点で最もWLTCモード燃費が優れた軽自動車は、スズキ アルトのマイルドハイブリッドで28.2km/Lです。そこでダイハツのストロングハイブリッド軽自動車は、天井の高いボディでアルト以上の燃費を目指すとみられます。

ハイブリッド化に伴う価格アップは約20万円で、ハイブリッド軽自動車の価格は170万〜210万円になりそうです。

三菱 新型パジェロ

予想価格帯予想発売時期

530万〜700万円

2026年12月

三菱 新型パジェロは、2026年12月ごろに復活を果たす見込みです。

近年のSUVは、乗用車のプラットフォームを使ったシティ派が主力です。ただしこのタイプが膨大に増えた結果、最近は反動により、ランドクルーザーシリーズのような後輪駆動ベースの4WDを備えた悪路向けのSUVが注目されています。

新型パジェロのベースは、ピックアップトラックの三菱 トライトンです。新型パジェロのボディはトライトンよりもコンパクトで、全長は4900mm、全幅は1930mmくらいでしょう。トヨタ ランドクルーザー250と同程度です。

パワーユニットは、トライトンと同じ直列4気筒2.4Lクリーンディーゼルターボで、最高出力は150kW(204馬力)、最大トルクは470Nm(47.9kg-m)と余裕があります。

価格はベーシックなグレードが530万円くらいで、上級グレードは700万円前後でしょう。

スバル 新型アウトバック

予想価格帯予想発売時期

450万〜650万円

2026年12月

スバル 新型アウトバックは、北米専売となった先代から方針を転換し、再び国内ラインナップへ加わります。

SUVの人気が予想以上に高まり、今後はフォレスターやレヴォーグレイバックから上級移行するユーザーも増えるためです。スバルとしては、顧客がほかのブランドに流出するのを避けたいのです。

今のアウトバックは北米生産ですが、今後は群馬工場に移します。そのために国内販売も容易になります。

ボディの大きさは、全長が4870mm、全幅は1880mm、全高は1720mmです。既存のSUVではトヨタ クラウンエステートに近い大きさですが、全高はアウトバックが100mmほど上まわります。それでも今の国産SUVとしては、極端に大柄ではなく、上級移行するユーザー向けの車種にはちょうど良いでしょう。

新型アウトバックの車内は広く内装も上質です。後席の頭上と足元も広く、4名で乗車して長距離を快適に移動できます。

パワーユニットは、フォレスターやクロストレックが搭載する水平対向4気筒2.5Lエンジンを使ったストロングハイブリッドと、WRX S4やレヴォーグ STIスポーツRと共通の水平対向4気筒2.4Lターボがあります。

ターボについては、レヴォーグと同様、スポーティなSTIに位置付けられるでしょう。

全車が4WDを搭載して、装備も充実させるため、価格は高くなります。価格は450万〜650万円に達するとみられます。

ダイハツ 新型ミライース GRスポーツ

予想価格予想発売時期

199万円

2026年12月

ダイハツ 新型ミライース GRスポーツのベースは「ミライース」です。ミライースは低価格を特徴とする営業車として人気の軽ハッチバックで、2WDは全高を1500mmに抑えて、車両重量も650〜670kgと軽い点が特徴です。

この低重心で軽いボディは、スポーツカーとの親和性も高いです。そこでミライース GRスポーツが開発されました。

ミライース GRスポーツは、軽スポーツカーのダイハツ コペンのパーツを積極的に使っています。エンジンはターボで、サスペンションやタイヤもコペンに準じた設定です。ステアリングホイールはMOMO製で、シートもレカロ製とスポーティな仕様。

ミライース GRスポーツはさまざまな部分に手を加えるため、価格はミライースの最上級グレード「G SAIII」と比較して50万円以上高いです。それでも199万円と予想されるので、スポーツモデルとしては格安です。人気の高いスーパーハイトワゴンのダイハツ タントの売れ筋グレードと同等の価格で手に入ります。

なおダイハツの販売店は「ミライース GRスポーツは、もともと2026年1月ごろに発売する予定だったが延期された」とコメントしました。その後も正式発表には至っておらず、発売は2026年12月ごろになる見込みです。

スズキ 新型スイフトスポーツ

予想価格帯予想発売時期

250万〜300万円

2026年12月

スズキ 新型スイフトスポーツは、燃費規制への対応などから発売時期や仕様の調整が続いています。

販売店では「スイフトスポーツの発売は、先送りになったようです。凍結される可能性もあります」とコメントしました。理由は企業別平均燃費基準への対応です。

新型スイフトスポーツは直列4気筒1.4Lターボエンジンを搭載し、マイルドハイブリッドも採用しますが、燃料消費量は多いです。

販売店からは「ジムニーノマドもコンパクトSUVでは燃料消費量が多く(スズキ クロスビーの1.5倍)、スズキでは、燃費の悪い車種をこれ以上は増やしたくないと考えています」という話がありました。販売店のコメントはひとつの見方ですが、新型スイフトスポーツがなかなか登場しない背景には、いろいろな事情があります。

それでも、新型スイフトスポーツの発売は2026年12月ごろと予想され、ストロングハイブリッドを搭載する可能性もあります。予想価格帯は250万〜300万円で、従来型に比べると、かなり値上げされるでしょう。

トヨタ 新型ルーミー&ダイハツ 新型トール&スバル 新型ジャスティ

予想価格帯予想発売時期

185万〜248万円

2026年12月

トヨタ ルーミーと姉妹車のダイハツ トール、スバル ジャスティは、2016年の発売から10年近くが経過し基本設計が古くなったので、2026年12月ごろにフルモデルチェンジが実施される予定です。

スライドドアの装着など基本スタイルは踏襲されますが、ボディサイズは少し拡大され、プラットフォームはトヨタ ライズやダイハツ ロッキーと同じ「DNGA」の考え方を反映させたタイプに変更されます。

エンジンも設計の新しい直列3気筒1.2Lノーマルガソリンになり、現行型の1.0Lに比べて実用回転域の駆動力に余裕が生まれます。さらに燃費性能も向上します。

また今回から新設定となる「ストロングハイブリッド」も用意され、燃費だけでなく加速などの動力性能も滑らかで上質になります。

そして現行型に比べて内装の質感や弱点だった後席の座り心地、最新の安全装備も向上するため、車両全体の満足度も高まります。予想価格帯は185万〜248万円で、現行型よりも少し値上げされるでしょう。

スバル 新型WRX

予想価格帯予想発売時期

480万〜540万円

2026年12月

スバルの最上級スポーツセダンのWRXは、2026年12月ごろに、次期型にフルモデルチェンジされます。基本的なメカニズムは、従来型のWRX S4と共通で、水平対向4気筒2.4Lターボエンジンを搭載します。駆動方式も引き続き4WDのみです。

その上で、ボディ剛性を効果的に向上させて、サスペンションの設定も見直します。それにより従来からの特徴だった優れた走行安定性を保ちながら、新型では、さらに良く曲がるスポーティな運転感覚を目指します。

6速MTを設定することも特徴です。WRXの高い駆動力に対応できるように、6速MTの各部を強化します。このほか従来型にも採用されていた先進運転支援技術の「アイサイトX」も性能を向上させます。

予想価格は、若干の値上げ額も含んで480万〜540万円です。発売時期は2026年12月と予想されます。

トヨタ 新型ライズ&ダイハツ 新型ロッキー

予想価格帯予想発売時期

198万〜290万円

2026年終盤〜2027年前半

トヨタ ライズとダイハツ ロッキーは、2019年の発売から7年目を迎える2026年終盤から2027年にかけて、初のフルモデルチェンジを実施する見込みです。

最大のトピックは、従来の2列シート車に加え、待望の3列シート仕様「ライズスペース/ロッキースペース(仮称)」が新設定されることです。

ベース車はインドネシアで販売されるダイハツ セニアと予想され、コンパクトSUVながらミニバンのような多人数乗車が可能です。

ボディサイズは、2列シート車が現行同様の全長4000mm前後を維持する一方、3列シート車は約4400mmまで拡大されます。

これはトヨタ カローラクロスに近い大きさですが、室内空間はトヨタ シエンタと同程度を確保し、短距離であれば大人6名での移動もこなせるでしょう。

パワーユニットは、熟成された1.2L直列3気筒ガソリンエンジンと、エンジンを発電に使うシリーズ式「eスマートハイブリッド」の2本立てとなる見込みです。

価格は装備の充実により現行型より上がり、2列シート車は198万〜253万円、3列シート車は235万〜290万円程度になると予想されます。貴重な「安価な3列シートSUV」として、ファミリー層から熱い視線が注がれそうです。

日産 新型パトロール

予想価格予想発売時期

900万円

2026年12月〜2027年3月

日産 パトロールはLサイズの悪路向けSUVです。全長は5350mm、全幅は2030mm、全高は1945〜1955mmなので、トヨタ ランドクルーザー300やレクサス LXよりも大きいです。車内も広く、3列のシートを装着します。

一般的にSUVの3列目シートは、荷室に設置された補助席ですが、パトロールは違います。2列目のスライド機能を調節すると、身長170cmの大人6名が乗車した場合、2/3列目の膝先空間をそれぞれ握りこぶし1つ半ずつに設定できます。

パトロールの3列目は、床と座面の間隔も十分に確保され、膝の持ち上がる窮屈な姿勢になりません。したがって大人の多人数乗車も可能で、3列目の居住性はマツダ CX-80を上まわります。上級SUVとあって内装も上質です。

日本仕様のエンジンはV型6気筒3.5Lツインターボで、最高出力は425馬力、最大トルクは71.4kg-mに達します。Lサイズのボディを豪快に加速させることができるでしょう。

駆動方式は後輪駆動をベースにした4WDで、重量級の悪路向けSUVですが、悪路の走破力に加えて舗装路での安定性も優れています。予想価格は900万円前後ですが、1000万円を超える可能性もあります。

ダイハツ 新型コペン

予想価格帯予想発売時期

270万〜320万円

2027年6〜9月

ダイハツ 現行コペンは2026年8月に生産を終えますが、その後も開発は続き、新型は2027年6〜9月に登場する可能性が高いです。

新型コペンも従来型と同じく軽自動車サイズのオープンクーペですが、駆動方式を従来型の前輪駆動から後輪駆動に改めます。今の軽自動車は、商用車やスズキ ジムニーを除くとすべて前輪駆動と4WDなので、新型コペンはプラットフォームも刷新します。

ちなみに後輪駆動では、操舵は前輪、駆動は後輪と役割を分担するため、前後輪の重量配分はバランスが良いです。また役割の分担により、駆動力の増減がステアリングの操舵感に影響を与えにくいです。この上質な運転感覚に、電動開閉式ハードトップを組み合わせるので、マツダ ロードスターRFのような軽自動車になります。価格も高く、270万〜320万円に達するでしょう。

2026〜2027年に登場予定の特別仕様車

ダイハツ タントカスタム クロメキ

予想価格帯予想発売時期

217万〜226万円

2026年8月

東京オートサロン2026で大きな注目を集めた「タントカスタム クロメキ」は、タントカスタムをベースにさらなる個性を与えたドレスアップモデルです。

最大の特徴はフロントマスクで、平面的な大型グリルを採用することで、軽自動車ながら圧倒的な存在感と押し出しの強さを放っています。リア回りも、テールランプ左右をつなぐLEDガーニッシュを追加し、夜間の見た目も進化させました。

足まわりはダウンサスペンションと16インチアルミホイールでスポーティに引き締められています。内装はブラックを基調に、インパネやシートへ明るいベージュのカバーを装着し、コントラストの効いた上質な空間に仕立てられました。

タントはダイハツの最量販車種であり、かつ大規模な設計変更を伴わない仕様であることから、カタログモデルまたは特別仕様車として市販化される可能性が非常に高い一台です。

ダイハツ ムーヴ クロメキ

予想価格帯予想発売時期

200万〜220万円

2026年12月〜2027年3月

2025年に待望のフルモデルチェンジを果たし、販売好調なダイハツ ムーヴに、さらなる魅力を加える特別仕様車「ムーヴ クロメキ」が登場しそうです。

東京オートサロン2026に出品されたこのモデルは、40〜50代の男性をターゲットに「大人の軽自動車」をテーマに開発されました。

外観は、純正アクセサリーの「ダンディスポーツスタイル」をベースにしつつ、オリジナルのイルミネーション付きフロントマスクや、マットグレーのガーニッシュ類で個性を強調。足元にはウェッズスポーツ製16インチホイールとダウンサスを組み込み、全高を抑えたムーヴ特有のスポーティなフォルムをより際立たせています。

内装はスエード調シートカバーなどでシックにまとめられています。

既存のパーツを活用しているため市販化のハードルは低く、2026年冬から2027年春ごろにかけて、標準車+約30万円(200万円〜)の特別仕様車として発売される可能性が高い一台です。

【筆者:渡辺 陽一郎 カメラマン:佐藤 正巳/茂呂 幸正/MOTA編集部 画像提供:トヨタ自動車/日産自動車/MAZDA/本田技研工業/SUBARU 予想CG制作:MOTA編集部】

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

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監修者MOTA編集部

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