内装が古臭いは間違い!? 新型ムーヴの試乗で見えた、旧型から乗り換えたくなる意外な魅力5選
- 筆者: 篠田 英里夏(MOTA編集部)
- カメラマン:茂呂 幸正/堤 晋一/MOTA編集部/ダイハツ工業
今回の新型ムーヴは、使いやすさと安心感を追求し、運転に自信がない方や最新機能に不安を感じる方でも、直感的に使える工夫が満載です。
この記事では、旧型からの乗り換えに迷われている方、そして新しい機能や装備に不安を感じる方に向け、新型ムーヴを試乗した筆者が運転時に「これは良い!」と感じた内装の意外な魅力を5つご紹介します。
新型ムーヴってどんな車?
新型ムーヴでは、基本的な使いやすさはそのままに、安全性能や快適性がさらに進化。特に注目すべきは、最新のテクノロジーを搭載しつつも、誰もが直感的に操作できるユーザーフレンドリーな設計になっている点です。
運転が苦手な方や「最新の車は難しそう」と敬遠しがちな方でも、安心してハンドルを握れる、そんな細やかな気配りを感じます。
ここからは、実際に新型ムーヴに試乗した筆者が「旧型から乗り換える価値あり!」と太鼓判を押す、内装の意外な魅力を5つご紹介します。
意外な魅力1:Aピラーが細い2本に分割されて死角が少ない
都市部で運転する際、特に神経を使うのが交差点での右左折ではないでしょうか。私自身も以前、都内を運転していた際に、Aピラー(フロントガラスの横の柱)の影から自転車がスッと出てきて、ヒヤッとした経験があります。
実際に新型ムーヴに試乗した際には、その圧倒的な視界の広さに驚きました。特に交差点での右左折時や駐車場から道路に出る時などは「こんなによく見えるんだ!」と感動。この視界の良さは、本来は太い1本のAピラーが細い2本に分割されていることが理由。
これにより、自転車や歩行者の見落としリスクも減り、運転中の「見えない不安」が解消されることで、ストレスなく運転に集中できるでしょう。これは、毎日の運転で非常に大きな安心感につながるポイントです。
意外な魅力2:今、タイヤはどっち向き? 一目でわかるメーター表示
狭い駐車場で何度もハンドルを切り返しているうちに、「あれ? 今、タイヤはどっちに向いていたっけ?」と混乱した経験を持つ人は、きっと私だけではないはずです。特に初心者の方や、普段あまり運転しない方にとっては、これが大きなストレスになることもあるでしょう。
特にバックでの駐車時、タイヤの向きの表示があるだけで焦らずに落ち着いて操作できます。まさに「運転が苦手な人のための機能」と言えるでしょう。
不慣れな場所での駐車も、この視覚的なサポートがあれば落ち着いて対応できるはずです。駐車が苦手な方にとってまさに画期的な機能と言えます。
この機能がGとRSグレード限定というのが少し残念です。ぜひ、もっと幅広いグレードに展開してほしいですね。
意外な魅力3:うっかり防止! 半ドアをグラフィックでお知らせ
「出発しようとしたら、半ドアだった!」なんて経験、誰にでもあるのではないでしょうか。特に小さな子どもを乗せる際など、バタバタしているとついつい確認を怠ってしまいがちです。
これは一見地味ですが、日常生活で頻繁に起こるちょっとした煩わしさを解消してくれる、非常に重要な機能です。従来の多くのモデルでは、半ドアの警告は出るものの、どのドアが開いているのかまでは分かりませんでした。そのため、いちいち開いているドアを探す必要がありました。
しかし、新型ムーヴのメーターの液晶には、開いているドアの位置がグラフィックで表示されます。これなら、余計な手間もかかりませんし、急いでいる時でも慌てずに対応できます。日常の細やかな不便さを解消してくれる、まさに「かゆい所に手が届く機能」だと評価できます。
この機能も、意外な魅力2と同様にGとRSグレードに搭載されている機能なので、ぜひ売れ筋のXグレードにも搭載してほしいと期待しています。
意外な魅力4:シンプルで分かりやすいストレートタイプのシフトレバー
最近の車では、ボタンで操作する「ボタン式」や、シフト操作後にノブがニュートラル位置に戻る「電子式」のシフトが増えていますよね。従来のシフトノブに慣れている方にとっては、「目視が必要で、運転中に操作しづらいんじゃないか」と不安に感じるかもしれません。
このような新しいシフト操作への戸惑いから、新しい車への乗り換えをためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
新型ムーヴでは、操作系もシンプルで分かりやすい仕様となっています。新型ムーヴのシフトレバーは、多くの方が慣れ親しんだ昔ながらのストレートタイプのシフトノブを採用。
従来通りのシフト操作であるため、戸惑うことなく操作できます。この「変わらない安心感」は、旧型からの乗り換えを検討している方にとって、非常に大きな魅力となるでしょう。
意外な魅力5:直感的に使える従来方式のエアコンスイッチ
新型ムーヴでは、エアコンもプッシュ式のオートエアコン(X以上のグレードで標準装備)が搭載されています。
複雑な液晶パネルを操作する手間がなく、必要な時に必要なだけ風量や温度を調整できます。視線を大きく動かすことなく操作できるので、気を取られる心配も減るでしょう。
慣れている操作系というのは、想像以上に運転中のストレスを軽減してくれるものです。これは新しい車への乗り換えをためらっていた方の背中が押される部分でしょう。
もちろん先進安全装備も充実!
新型ムーヴでは、最新の安全機能「スマートアシスト」も装備されています。
例えば、車だけでなく、昼夜の歩行者や自転車も検知して衝突回避をサポートする「衝突回避支援ブレーキ機能」。うっかりアクセルを踏み間違えても、急発進を抑制してくれる「誤発進抑制機能」。車線からのはみ出しを警告する「車線逸脱警報機能」など、様々な運転状況でドライバーを守ってくれます。
特に、駐車時などに上から見下ろしたような映像で周囲を確認できるパノラマモニター(メーカーオプション)は、大変便利な機能です。狭い場所での駐車などでも、安心して操作できるでしょう。
新型ムーヴは旧型からの乗り換えでも、運転に自信のない人でも安心!
今回触れた5つの意外な魅力が示すように、分かりやすい機能、直感的な操作性、そして日々の運転をサポートしてくれる工夫がたくさん施されています。
旧型ムーヴからの乗り換えを検討している方の中には、「新しい車は操作が難しそう」「内装が複雑で使いこなせないかも」といった不安を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、新型ムーヴはそういった不安を払拭し、「これで本当に快適に運転できるのか?」という疑問に明確な答えを示してくれます。
興味を持たれた方はぜひ一度、新型ムーヴの運転のしやすさを試乗車などで体感してみてください。きっと、あなたの運転への不安が自信へと変わり、日々のお出かけがもっと身近で楽しいものになるはずですよ!
【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部) カメラマン:茂呂 幸正/堤 晋一/MOTA編集部 画像提供:ダイハツ工業】
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。