中古車購入は値引きが常識に? 値引き平均13.3万円、交渉成功率も上昇中する理由とは
「中古車は一点物だから、表示価格で買うしかない」そう思っていませんか? 実は、多くの方が中古車購入時に値引き交渉を行い、成功させています。しかも、その傾向は年々強まっているようです。
「中古車の購入に関する調査2025(ホンダアクセス調べ)」から、賢く中古車を買うための「値引き」のリアルに迫ります。
中古車購入者の半数以上が値引き交渉を実践!
「中古車の購入に関する調査2025(ホンダアクセス調べ)」によると、中古車を購入した人のうち、なんと54.5%が「値引き交渉をした」と回答しています。20~30代にいたっては60%を超える方が値引き交渉をしています。
中古車は提示金額で購入するイメージがある方も多いかもしれませんが、もはや中古車購入時の値引き交渉は特別なことではないと言えるでしょう。
交渉すれば8割が成功! 平均値引き額はなんと13.3万円
さらに注目すべきは、その成功率の高さです。値引き交渉をした人(545名)のうち、実に81.1%が「値引きできた」と回答しています。
そして、気になる値引き額ですが、値引きに成功した人(442名)の平均金額は13.3万円にものぼります。交渉するかしないかで、10万円以上の差が生まれる可能性があるのです。
2年前より値引き額・成功率ともに上昇!
この傾向は、2023年6月に行われた前回調査と比較すると、より鮮明になります。
値引き成功率の5.1%上昇
前回調査では76.0%だった値引き成功率が、今回は81.1%へと5.1ポイントも上昇しました。
平均値引き額2.7万円の増加
前回調査では10.6万円だった平均値引き額が、今回は13.3万円へと2.7万円もアップしました 。
これらのデータは、2年前と比較して値引き交渉がしやすくなっており、値引き交渉をするだけで大きなメリットを享受できる可能性が高まっていることを示しています。
なぜ今、値引き交渉がしやすくなったのか?
中古車の値引き交渉がしやすくなった理由として、以下のような背景が考えられます。
新車供給の回復と競争の激化
一時期の半導体不足が解消に向かい、新車の生産や納期が正常化してきました。
そのため、中古車市場は新車との直接的な競合が増え、顧客獲得のために価格面での魅力を高める必要が出てきたことで、販売店が値引きに柔軟に応じていると考えられます。
中古車価格の高騰一服と在庫状況の変化
かつて高騰していた中古車価格が落ち着きを見せ、市場の在庫が安定してきたことも一因と考えられます。
販売店にとっては、在庫を長期間抱えるよりも、多少利益を削ってでも販売し、在庫回転率を上げることが重要になります。
その結果、以前よりも値引き交渉に応じやすい状況が生まれているのかもしれません。
物価高による消費者の節約志向
続く物価高騰の中で、消費者の価格に対する目はよりシビアになっています。購入の最終的な後押しとして「値引き」によるお得感は非常に効果的です。
販売店側もこの消費者心理を理解し、成約率を上げるための有効な手段として、値引き交渉を前向きに捉えている可能性があります。
まとめ
ホンダアクセスの調査が示すように、中古車購入における値引き交渉は当たり前に行われており、高い確率で成功します。
そして今、その成功率も値引き額も上昇傾向にあり、交渉するには絶好の機会と言えるかもしれません。ぜひ、積極的に交渉にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ただし、人気車種の値引きは難しいケースが多く、交渉に応じてもらえるとは限らないことも覚えておきましょう。
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