トヨタ車は「GRスポーツ」が割安ながら高値で売れる買い得グレード! カローラクロス・コペンなど査定実績で解説
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:トヨタ自動車
トヨタ車をお得に乗り継ぐなら、スポーティな走りだけでなく資産価値も高い「GRスポーツ」が狙い目です。
この記事では、カーライフ・ジャーナリストの渡辺 陽一郎さんが、MOTA車買取の豊富な査定データをもとにその実力を徹底解説。
新車価格を上回る買取額を叩き出したカローラクロスや、生産終了が迫り高値が続くコペン、そしてアクア・ヴィッツなど、歴代モデルの「GRスポーツ」グレードの査定実績を紹介します。
さらに、上位グレードとのわずかな価格差で専用装備が手に入る割安な理由まで読み解きます。乗り換えや売却を検討中の方、賢くクルマ選びをしたい方は、ぜひ参考にしてください。
トヨタ車を買うなら外せない! 隠れた買い得グレード「GRスポーツ」とは
トヨタは国内販売1位のメーカーで、軽自動車を除いた小型/普通車市場では、2026年の国内販売比率が52%に達します。軽自動車を含めたシェアは33%です。
そうなると、皆さんの中にもトヨタ車を買いたい人が多いでしょう。そこで今、注目されるタイプが「GR SPORT(GRスポーツ)」です。
トヨタ車に用意される走りの優れたスポーツモデルですが、意外なほど割安に買えて、しかも高く売れる(リセールバリューが高い)のです。いわば隠れた買い得グレードです。
自動車業界では、購入したクルマが将来どれだけの価格で売れるか(資産価値)を重視します。
新車価格に対して、手放す(売却する)時にどれだけの値が残るかを示す割合を「リセール率(査定価格÷新車価格×100)」と呼びます。
リセールバリューの詳しい仕組みや重要性については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
カローラクロスやコペンが高値! 現行モデルの「GRスポーツ」査定実績
今回注目する「GRスポーツ」は、このリセール率が一般的なグレードに比べて高いのが大きな特徴です。
現在販売されている車種の「GRスポーツ」は高値で売れます。まずはカローラクロスとコペンを例に、「MOTA車買取」の豊富な査定実績データを見ていきましょう。
トヨタ カローラクロス:新車価格を上回る114.4%を記録
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象車種 | トヨタ カローラクロス |
| 条件 | 2024〜2025年式・走行5万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した新車価格(車両本体価格)と査定額をもとに、1台ずつ個別に算出し、その平均値を掲載 |
| 順位 | グレード | 平均査定額 | 平均リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 2.0 GRスポーツ E-Four 4WD | 445万円 | 114.4% |
2位 | 1.8 ハイブリッド Z E-Four 4WD | 333万円 | 90.3% |
3位 | 1.8 ハイブリッド G E-Four 4WD(参考値) | 248万円 | 82.2% |
出典:MOTA車買取 査定実績データ 査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています。平均査定額は万円単位に四捨五入して表記しています。
人気の高い2024〜2025年式カローラクロス「ハイブリッド GRスポーツ」E-Four(4WD)は、新車価格の114.4%、つまり新車価格を上回る金額で売却できます。
同じ年式で一般グレードのカローラクロス「ハイブリッドZ」E-Fourは新車価格の90.3%で、「ハイブリッドG」E-Fourは82.2%なので、114.4%に達する「GRスポーツ」E-Fourの売却額は相当な高値です。
ダイハツ コペン:生産終了目前でも新車価格の81.9%で売却可能
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象車種 | ダイハツ コペン(トヨタ コペン GRスポーツを含む) |
| 条件 | 2024〜2025年式・走行5万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した新車価格(車両本体価格)と査定額をもとに、1台ずつ個別に算出し、その平均値を掲載。コペンのGRスポーツはダイハツ版とトヨタ版(OEM)を同一車として統合 |
| 順位 | グレード | 平均査定額 | 平均リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | GRスポーツ | 209万円 | 81.9% |
2位 | セロ | 168万円 | 79.9% |
3位 | ローブ | 160万円 | 78.3% |
出典:MOTA車買取 査定実績データ 査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています。平均査定額は万円単位に四捨五入して表記しています。
軽自動車のスポーツカー、コペンにも「GRスポーツ」が設定されています。販売店によると「コペンは2026年8月に生産を終えるので、6月下旬時点では発注できる台数が減っています」とのことです。それでも購入できれば、高値で売却できます。
2024〜2025年式では、標準仕様とされる「ローブ」の売却額は新車価格の78.3%ですが、「GRスポーツ」では81.9%に達します。
以上のように「GRスポーツ」は、年式が新しくても古くても、また車両のカテゴリーがSUVでもクーペでも、高く売ることが可能なのです。
アクアやヴィッツも高値! 歴代モデルの「GRスポーツ」査定実績
現行モデルだけでなく、生産を終えた歴代モデルでも同じ傾向が続いています。アクア・ヴィッツ・ハイラックスの査定実績で見てみましょう。
トヨタ アクア:主力グレードを上回る87.7%の高値売却
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象車種 | トヨタ アクア |
| 条件 | 2024年式・走行10万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した新車価格(車両本体価格)と査定額をもとに、1台ずつ個別に算出し、その平均値を掲載 |
| 順位 | グレード | 平均査定額 | 平均リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 1.5 GRスポーツ | 233万円 | 87.7% |
2位 | 1.5 Z | 201万円 | 78.3% |
3位 | 1.5 G | 167万円 | 72.8% |
出典:MOTA車買取 査定実績データ 査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています。平均査定額は万円単位に四捨五入して表記しています。
2026年5月時点で、生産を終えた2024年式トヨタ アクア「GRスポーツ」の、新車価格に対する売却額の割合は87.7%に達します。
同じ条件で、主力グレードのアクア「Z」は78.3%、中級の「G」は72.8%なので、GRスポーツがいかに高値で売却できるかが分かります。
トヨタ ヴィッツ:7年経過でも60%以上をキープ
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象車種 | トヨタ ヴィッツ |
| 条件 | 2019年式・走行10万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した新車価格(車両本体価格)と査定額をもとに、1台ずつ個別に算出し、その平均値を掲載 |
| 順位 | グレード | 平均査定額 | 平均リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 1.5 GRスポーツ | 130万円 | 61.5% |
2位 | 1.3 F | 77万円 | 50.7% |
3位 | 1.5 ハイブリッド F | 73万円 | 39.6% |
出典:MOTA車買取 査定実績データ 査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています。平均査定額は万円単位に四捨五入して表記しています。
ヤリスにフルモデルチェンジされる前の最終型ヴィッツも、「GRスポーツ」を用意していました。2019年式ヴィッツ「GRスポーツ」は、初度登録から7年を経過した2026年5月の時点でも、新車価格の61.5%で売却できます。
2019年式ヴィッツの主力グレードだった「ハイブリッドF」は新車価格の39.6%、ノーマルガソリンエンジンを搭載する「1.3F」は50.7%なので、「GRスポーツ」の61.5%はかなりの高値です。
トヨタ ハイラックス:先代モデルでも新車価格と同等で売却できる
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象車種 | トヨタ ハイラックス |
| 条件 | 2023年式・走行10万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した新車価格(車両本体価格)と査定額をもとに、1台ずつ個別に算出し、その平均値を掲載 |
| 順位 | グレード | 平均査定額 | 平均リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 2.4 Z GRスポーツ ディーゼルターボ 4WD | 431万円 | 100.0% |
2位 | 2.4 Z ディーゼルターボ 4WD | 385万円 | 94.5% |
出典:MOTA車買取 査定実績データ 査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています。平均査定額は万円単位に四捨五入して表記しています。
2023年式先代ハイラックス「GRスポーツ」は、2026年5月の時点で、新車価格とほぼ同じ金額(100%)で売却できます。
一般グレードの「Z」も新車価格の94.5%と高値ですが、「GRスポーツ」はそれ以上の数値を叩き出しています。
以上のように「GRスポーツ」は、ほかの一般グレードに比べて高値で売却できるのです。
カローラクロスやハイラックスのGRスポーツが高い数値を保つように、今お乗りのクルマにも想像以上の価値が残っているケースがあります。
乗り換え予算を組むうえでは、今のクルマの相場を先に把握しておくと判断材料がぐっと増えます。
それを手軽に確認できるのがMOTA車買取です。
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売るかどうかは金額を見てから決めれば良い(利用料・キャンセル無料)ので、まずは今の愛車の価値を確認してみませんか?
カローラクロスで検証! 「GRスポーツ」が割安に買える理由
「GRスポーツ」は、外観ではエアロパーツを装着して、内装も専用のスポーツシートなどを備えています。
しかもハイブリッドのエンジンは、一般のグレードでは1.8Lですが、GRスポーツは2Lに拡大されます。サスペンションにも専用のセッティングが施され、スポーティグレードを超えた特別な仕様です。しかも、パッケージとしての価格は非常に割安です。
上位グレード「Z」との価格差はわずか20.6万円
たとえば現行カローラクロス「GRスポーツ」は、4WDのE-Fourを搭載して389万5000円です。
カローラクロス「Z」E-Fourが368万9000円なので、装備や内装に違いはありますが、「GRスポーツ」の価格アップを20万6000円に抑えました。
| グレード(E-Four) | 価格(税込) |
|---|---|
| Z | 368万9000円 |
| GRスポーツ | 389万5000円 |
| 価格差 | +20万6000円 |
2.0Lハイブリッドの採用と専用チューニング
この価格差でありながら、カローラクロス「GRスポーツ」は、前述の通りパワーユニットから大きく異なります。
「Z」や「S」は1.8Lエンジンをベースにしたハイブリッドを搭載して、エンジンとモーターの相乗効果によるシステム最高出力は140馬力です。それが「GRスポーツ」になると、2.0Lエンジンが使われ、システム最高出力は199馬力にまで強化されます。
さらにサスペンションのセッティングも異なり、ボディの底面には剛性を向上させるパーツも装着されます。外装は専用のエアロパーツやホイール&タイヤが備わり、シートやペダルも専用デザインです。
このようにカローラクロス「GRスポーツ」は、走行性能を中心に、さまざまな機能や装備を上級化しました。「Z」にしか採用されない本革シートやリアゲートの電動開閉機能などが加わることを差し引いて考えても、「GRスポーツ」の価格はとても割安です。
| 比較項目 | Z | GRスポーツ |
|---|---|---|
| パワーユニット | 1.8Lハイブリッド | 2.0Lハイブリッド |
| システム最高出力 | 140馬力 | 199馬力 |
| 走行性能・剛性 | 標準仕様 | 専用サスペンション、ボディ底面の剛性向上パーツなど |
| 外装 | 標準仕様 | 専用エアロパーツ、専用ホイール&タイヤなど |
| 内装 | 標準仕様 | 専用デザインのシート&ペダルなど |
しかも前述の通り、「GRスポーツ」は高値で売却できるため、カローラクロスの総合的な「一番の買い得グレード」になるのです。
RAV4・コペンも買い得! 約30万円差で手に入る「GRスポーツ」
2026年3月に追加されたRAV4「GRスポーツ」や、コペン「GRスポーツ」の装備もチェックします。とくにコペンは生産終了が迫るいま、売却・購入を検討するなら知っておきたいポイントです。
トヨタ RAV4:PHEV専用GRスポーツが30万円差で買い得
RAV4の「GRスポーツ」は、PHEV(プラグインハイブリッド/充電可能なハイブリッド)専用車です。
価格は630万円で、PHEV「Z」よりも30万円高いですが、「GRスポーツ」専用のエアロパーツや20インチアルミホイール、専用スポーツシート、ボディ剛性を高める「GRパフォーマンスダンパー」や「GRブレース」、専用にセッティングされたサスペンションなどを装着しています。
| グレード(PHEV) | 価格(税込) |
|---|---|
| Z | 600万円 |
| GRスポーツ | 630万円 |
| 価格差 | +30万円 |
この内容を考えると、PHEV「Z」と比べた時のPHEV「GRスポーツ」の価格アップが30万円なので非常に買い得です。購入時に納得のいく内容で、さらに将来は高額で売却できます。
ダイハツ コペン:生産終了迫る軽スポーツを30万円差で今買える
コペン「GRスポーツ」は、生産終了が迫っていますが間違いなく買い得です。
GRスポーツの価格はAT(オートマチックトランスミッション)仕様が250万1400円です。
コペン「ローブS」(AT仕様)の219万6700円に比べて30万4700円高いですが、専用デザインの内装、専用にセッティングされたサスペンションやパワーステアリング、ボディ剛性を高めるパーツなどが採用されます。
| グレード(AT) | 価格(税込) |
|---|---|
| ローブS | 219万6700円 |
| GRスポーツ | 250万1400円 |
| 価格差 | +30万4700円 |
コペンは2人乗りの軽自動車のスポーツカーなので、「GRスポーツ」との親和性も高いです。これにより、運転の楽しさがさらに強まります。
まとめ:「GRスポーツ」は走りと資産価値を両立!
以上のように「GRスポーツ」は、走る楽しさを高めるメカニズムや装備を豊富に採用しながら、価格アップを最小限に抑えています。
その個性的なクルマ造りが多くの人気を得て、中古車市場でも高値で流通しているため、将来の高額な売却が可能です。
トヨタ車(子会社のダイハツ コペンを含む)を買う時は、運転感覚が楽しくてスポーティな内外装を備え、割安に買って高値で売却できる「GRスポーツ」をぜひ検討しましょう。
今のクルマを相場どおりに手放せれば、その分を購入資金に回せて、狙えるグレードの幅も広がります。
そのためにまず把握したいのが、今の愛車の最新の相場です。
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売るかどうかは金額を見てから決めれば良い(利用料・キャンセル無料)ので、まずは今の愛車の価値を確認してみませんか?
【筆者:渡辺 陽一郎 画像提供:トヨタ自動車】
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一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
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一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。


























