日本発売が迫る! トヨタ 新型ハイラックスの予想価格は460万円から? トライトンとの比較で見えた「買い」の理由
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:小林 岳夫/トヨタ自動車/三菱自動車
トヨタ ハイラックスは、2024年に日本向けの生産を終了しましたが、2025年11月に海外で新型が発表され、いよいよ国内発売が迫っています。
この記事では、カーライフ・ジャーナリストの渡辺 陽一郎さんが、2.8Lディーゼルターボの進化や悪路のみで4輪を駆動して舗装路は2WDで走るパートタイム4WDの特性を踏まえつつ、日本での発売・予約開始時期や予想価格(460万円〜)を詳しく解説します。 さらに、最大のライバルである三菱 トライトンやトヨタの人気SUV「RAV4」との価格比較、全長5.3m超えのボディサイズがもたらす日常での注意点など、購入前に知っておくべき最新情報をお届けします。
新型ハイラックスの日本発売時期が判明! 要注目の予約開始スケジュールを予想
今後国内で発売される日本車の中でも、独自の地位を築いているのがトヨタ ハイラックスです。直近の日本では、タイで生産された2列シート5人乗り仕様の「ダブルキャブ」を2017年から販売していました。
その先代は2024年に日本向けの生産を終了しました。しかし、2025年11月に海外で新型ハイラックスが発表され、2026年4月現在、いよいよ日本国内での発売が迫っています。
正式発表と予約開始はいつ? スケジュール予想
今後の新型ハイラックスの売り方について、販売店は以下のように説明しています。
「新型ハイラックスは(2026年の)6〜7月ごろに正式発表されますが、これに先立ち、販売店では5月下旬ごろから予約受注を開始する可能性があります。価格も明らかにされ、メーカーへの注文も入れられます。実質的に売っているのと同じ状態になります」。
生産国とダブルキャブのボディタイプについて
新型ハイラックスは、先代と同様、タイ製を輸入する可能性が高いです。
新型なので内外装のデザインは刷新されますが、大人5名が乗車できる室内空間を確保しつつ、泥汚れなどを気にせず屋外で使った遊びのグッズなどをを気兼ねなく積載できるオープンな荷台を備えたダブルキャブとなるでしょう。
新型ハイラックスの予想価格は460万円から! 先代から60万円アップの理由を分析
新型ハイラックスの価格は、標準仕様が460万円、以前の「GRスポーツ」のような上級グレードは490万円前後と予想されます。
先代は「Z」が407万2000円、上級の「GRスポーツ」が431万2000円でしたが、新型は動力性能の向上、装備の充実、さらに円安も加わり60万円ほど値上げされそうです。
新型ハイラックスのグレード別価格一覧表
| グレード | 新型(予想) | 先代 | 差額 |
|---|---|---|---|
標準 | 460万円 | 407万2000円 | +52万8000円 |
上級 | 490万円前後 | 431万2000円 | +約60万円 |
トライトンやRAV4ハイブリッドと価格を比較検証! タイ本国での現地価格と円安からも見える価格上昇の可能性
魅力的な価格設定となりそうな新型ハイラックスですが、購入を検討する上で外せないのが強力なライバルたちとの比較です。
ここでは、ピックアップトラックの直接的な競合となる三菱 トライトンと、同価格帯の人気SUVであるトヨタ RAV4ハイブリッドを引き合いに出し、それぞれのメリットや適した用途を検証します。
三菱 トライトンとの比較
ハイラックスのライバル車になる三菱のピックアップトラック、三菱 トライトンは、「GSR」の価格が551万8700円に達します。
新型ハイラックスとトライトンの価格表
| 車種 | 価格 |
|---|---|
新型ハイラックス(予想) | 460万〜490万円前後 |
トライトン GSR | 551万8700円 |
トライトン「GSR」では、4WDシステムが舗装路を含めて常に4輪を駆動して走行できるフルタイム式になり、マッド(泥道)/サンド(砂地)/ロック(岩場)といった走行モードの切り替え機能も装着しています。
このようにトライトンの装備は、ピックアップトラックの枠を超えて、悪路向けSUVの水準です。余談ですが、SUVの新型パジェロもトライトンをベースに開発されると見られ、予想価格も高まります。
つまりハイラックスのトライトンに対するメリットは、先代に比べて値上げされたとはいえ依然として割安な価格設定にあります。
トヨタ RAV4ハイブリッドとの比較
新型ハイラックスの460〜490万円という予想価格は、既存のSUVに当てはめると、トヨタ RAV4ハイブリッドの「アドベンチャー」(450万円)や「Z」(490万円)に相当します。
新型ハイラックスとRAV4のグレード別価格一覧表
| 車種 | 価格 |
|---|---|
新型ハイラックス(予想) | 460万〜490万円前後 |
RAV4 ハイブリッド アドベンチャー | 450万円 |
RAV4 ハイブリッド Z | 490万円 |
舗装路での快適性や燃費を重視するRAV4にはハイブリッドシステムと後輪をモーターで駆動する4WD「E-Four」が搭載されるのに対し、新型ハイラックスは本格的な悪路走破性と積載性が強みです。
後述する実用回転域の駆動力を高めたクリーンディーゼルターボエンジン、ラダー(梯型の)フレームを備えた悪路対応のシャシーにより、重い荷物を載せた状態でも安定して走行できます。
さらに駆動力を増幅できる副変速機を内蔵した4WDも搭載されるため、足場の悪いキャンプ場や未舗装路などでも気兼ねなく使いこなせるのがハイラックスならではの強みです。
気になるタイ現地価格との関係
タイで生産されるハイラックスの現地価格は、日本仕様のベースになるハイラックス・トラボの「プレランナー」や「4トレックス」の場合、540〜640万円に達します。
日本国内におけるSUVの厳しい価格競争を考えると、この価格では販売しにくいです。
そこで前述の460〜490万円という価格を予想しましたが、今の厳しい円安状況を考えると、現地価格の540〜640万円に近付く可能性もあります。
新型ハイラックスは最新トヨタ顔へ! 全長5.3m超のボディサイズと取り回しの注意点
新型ハイラックスは見た目も大きく進化を遂げます。
ここでは、最新トレンドを取り入れたフロントマスクのデザイン変更点に加え、購入前に必ず確認しておきたいボディサイズや取り回しについて解説します。
最新トヨタデザインへの刷新
新型ハイラックスのフロントマスクは、ヘッドランプを薄型にデザインして、その下に網目状のフロントグリルを装着しています。
RAV4ハイブリッド「Z」など、最近のトヨタのSUVに共通する顔立ちです。
日本の道路事情と取り回しの注意点
ボディの側面は、水平基調の前後のドアを備えた室内空間の後方に、荷台を装着したダブルキャブです。
ボディサイズは全長5320×全幅1855×全高1800mmで、先代とほぼ同じです。
新旧ハイラックスとトライトンのボディサイズ比較表
| 車種 | 全長 | 全幅 | 全高 |
|---|---|---|---|
新型 | 5320mm | 1855mm | 1800mm |
先代 | 5335mm | 1855mm | 1820mm |
トライトン | 5360mm | 1930mm | 1815mm |
このボディサイズはライバル車のトライトンに近いですが、全幅はハイラックスの方が75mm狭く抑えられており、日本の狭い道路環境でのすれ違いに有利です。
それでも全長はランドクルーザー300 「ZX」の4985mmを大幅に上回るため、一般的な5m枠のコインパーキングに収まらないことがあります。スーパーなどの出先でも駐車枠から車体が大きくはみ出してしまう可能性があるため、日常使いにおいては駐車スペースの事前確認など、ある程度の割り切りと注意が必要です。
新型ハイラックスは内装も上質に進化! 12.3インチ液晶メーターや後席の居住性をチェック
インパネは水平基調のデザインを採用しています。新型ではピックアップトラック特有の商用車らしさが抑えられ、乗用車に近い上質な仕上がりです。
デジタルマルチインフォメーションディスプレイ(メーター)は12.3インチの液晶タイプで、さまざまな情報を表示できます。
2列のシートは実用的です。後席は背もたれの角度がやや立っていますが、身長170cmの大人4名が乗車した時、後席に座る乗員の膝先空間は握りこぶし1つ半を確保しています。
広々と使えるわけではないですが、後席に座った乗員の足が前席の下に収まりやすく、大人が4名で乗車する実用性は十分に備えています。
ミドル/LサイズSUVのようなゆったりしたくつろぎ空間には及ばないものの、週末のキャンプ場までの移動など、一時的な同乗であれば大人でも無理なく過ごせる居住性を備えています。
パワーアップした2.8Lディーゼルの実力と4WDの注意点
外観のデザインやサイズ以上に注目したいのが、エンジンの進化です。
ここでは、先代との最大の違いとなるディーゼルエンジンの実力と、パートタイム4WDの注意点を探ります。
1.3倍に向上! 2.8Lクリーンディーゼルターボの性能
先代ハイラックスと新型を比較した時、最も異なるのはエンジンです。新型のエンジンは直列4気筒2.8Lクリーンディーゼルターボを搭載し、最高出力は204馬力(3000〜3400回転)、最大トルクは500Nm(1600〜2800回転)に達します。
先代は直列4気筒2.4Lクリーンディーゼルターボを搭載して、150馬力(3400回転)・400Nm(1600〜2000回転)でした。
新旧ハイラックスのエンジン性能比較表
| 項目 | 新型 | 先代 |
|---|---|---|
エンジン | 2.8Lクリーンディーゼルターボ | 2.4Lクリーンディーゼルターボ |
最高出力 | 204馬力(150kW) | 150馬力(110kW) |
最大トルク | 51.1kg-m(500Nm) | 40.8kg-m(400Nm) |
新型の動力性能は、先代の約1.3倍に向上しており、荷台に重い荷物などをを満載した状態や、急な上り坂でも、スムーズに加速できる頼もしさを感じられるでしょう。トランスミッションは6速ATです。
パートタイム4WDの特性と注意点
4WDは悪路で駆動力を高められる副変速機を装着していますが、カーブを曲がる時などに、前後輪の回転数を調節するセンターデフを備えていません。いわゆるパートタイム式の4WDです。
そのために4WDの状態で舗装路の急なカーブを曲ろうとすると、4輪にブレーキが作動したような状態になります。
したがって、舗装路では2WDで走り、4WDで走行できるのは滑りやすい雪道や悪路のみとなります。ハイラックスを舗装路だけで使うと、4WDの価値を生かすことができないので注意しましょう。
新型ハイラックスの動向から目が離せない! 発売前に知っておくべき情報まとめ
新型ハイラックスは、一般的なSUVではありませんが、ピックアップトラックならではの迫力あるデザインと高い実用性を備えています。荷室にオプションのハードトノカバーやワゴン風のキャノピーを装着すると、キャンプなどに必要な大量の荷物も積み込めます。
屋外で気兼ねなく使えて、なおかつ個性的なカッコ良さも大切にしたいなら、ハイラックスは検討する価値があるクルマでしょう。
新型ハイラックスの予想情報一覧
| 項目 | 予想情報 |
|---|---|
正式発表 | 2026年6〜7月ごろ |
予約受注開始 | 2026年5月下旬ごろ |
価格 | 標準460万円/上級490万円前後 |
エンジン | 2.8Lクリーンディーゼルターボ |
ボディタイプ | ダブルキャブ |
全長 | 5320mm |
全幅 | 1855mm |
全高 | 1800mm |
正式発表や予約開始が近づくにつれ、さらなる情報が解禁されるはずです。
まずは今後の動向をチェックしつつ、実車が公開された際にはぜひ販売店へ足を運び、ご自身の目で実際のサイズや質感を確かめてください。
【筆者:渡辺 陽一郎 カメラマン:小林 岳夫 画像提供:トヨタ自動車/三菱自動車】
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