カローラクロスとヴェゼルをプロが徹底比較|リセール率・使い勝手が良いのはどっち? 査定額が新車価格を超えるグレードも

  • 筆者: 渡辺 陽一郎
  • カメラマン:茂呂 幸正/トヨタ自動車/本田技研工業/MOTA編集部
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今はSUVの人気が高く、2025年に国内で新車として販売された小型・普通乗用車のうち、約35%をSUVが占めました。そのなかでも、コンパクトSUV市場でとくに注目を集めているのが、トヨタ カローラクロスとホンダ ヴェゼルです。

この記事では、カーライフ・ジャーナリストの渡辺 陽一郎さんが、月間申込数10万件(2026年3月・5月実績)を誇る「MOTA車買取」の豊富な査定実績データを交えながら、「どちらが将来高く売れるのか」「残価設定ローンの残価はどれくらい高いのか」といったファミリー層がもっとも気になるであろう資産価値を分析。荷室の広さや後席の快適性といった実用面も含め、分かりやすく解説します。

「今の車から、カローラクロスかヴェゼルに乗り換えたい」という方へ。

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目次[開く][閉じる]
  1. カローラクロスとヴェゼルの基本スペックを比較
  2. リセールバリュー比較|売却時の資産価値を独自データで算出
  3. 残価設定ローンで比べる|カローラクロスもヴェゼルも3年後残価53%で一般平均を上回る
  4. 実用性比較|荷室の広さ・後席の快適性・内装の質感はどっちが上?
  5. 装備と価格を比較|何を優先するかで選択肢が変わる
  6. 購入前の注意点|カローラクロスは受注停止が相次ぐ、納期で選ぶならヴェゼル

カローラクロスとヴェゼルの基本スペックを比較

トヨタ カローラクロスとホンダ ヴェゼルは、いずれも全長を4500mm以下に抑えたコンパクトSUVです。SUVの販売内訳を見ると、この全長4500mm以下の車種が約60%に達するため、SUVのなかでもコンパクトSUVはもっとも人気の高いカテゴリーです。

パワーユニットに関しては、カローラクロスが1.8Lと2.0L、ヴェゼルが1.5Lを搭載し、どちらも燃費性能に優れたハイブリッドを主軸に据えています。

項目カローラクロスヴェゼル
全長

4455〜4460mm

4340〜4385mm

全幅

1825mm

1790mm

全高

1600〜1620mm

1545〜1590mm

パワーユニット

2.0L ハイブリッド

1.8L ハイブリッド

1.5L ハイブリッド

1.5L ガソリン

WLTCモード燃費

23.3〜26.4km/L

15.0〜26.0km/L

カローラクロス・ヴェゼルのグレード構成を比較

カローラクロスは、今はハイブリッドのみを搭載しますが、マイナーチェンジの実施前はノーマルガソリンエンジンも選べました。

ヴェゼルは、安価な4WDを除くと、すべてハイブリッドのe:HEVを搭載します。ホンダのコンパクトSUVには、ノーマルガソリンエンジンを搭載した2WDのWR-Vも用意されるため、ヴェゼルは一部の4WD以外はe:HEVです。

項目カローラクロスヴェゼル
パワーユニット

ハイブリッドのみ

ハイブリッド/ガソリン

グレード

「S」「Z」「Z "Adventure"」「GR SPORT」

「G」「e:HEV X」「e:HEV X・HuNTパッケージ」「e:HEV Z」「e:HEV Z・PLaYパッケージ」「e:HEV RS」

ガソリン車

設定なし

「G」(4WDのみ)

価格(税込)

298万1000円407万7700円

275万8800円396万8800円

リセールバリュー比較|売却時の資産価値を独自データで算出

このグレード構成を踏まえた上で、月間申込数10万件(2026年3月・5月実績)を誇る「MOTA車買取」の豊富な査定実績データに基づき、リセール率(新車価格に占める査定額の割合/査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100)をチェックしましょう。リセール率が高いほど、高値で売却できる可能性が高まります。

調査概要
対象車種

トヨタ カローラクロス/ホンダ ヴェゼル

条件

3年落ち・走行3万km/5年落ち・走行5万km・修復歴なし

集計時点

2026年7月

ソース

MOTA独自の査定実績データ

リセール率の定義

査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100

リセール率の算出方法

各車両の年式に対応した新車価格(車両本体価格)と査定額をもとに、1台ずつ個別に算出し、その平均値を掲載

参考値の扱い

グレード別リセール率ランキングでは、集計対象の台数を十分に確保した数値を黄色の行で示しています。色の付いていない行は台数が少ないため参考値です。

リセールバリューについて詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック!

カローラクロスのリセール率|廃止されたガソリン車は3年落ちで新車価格の1.2倍超えも

3年落ちで走行距離が3万kmの場合、カローラクロスでは、1.8Lのハイブリッドに加えて、今では廃止されている1.8Lと2.0Lのノーマルガソリンエンジンも選べます。

3年落ち・3万km|「1.8Z」が123.9%、新車価格を超えて売れる

そしてカローラクロスのリセール率を見ると、ノーマルガソリンエンジンの「1.8G・X」が158.5%、つまり新車価格の1.6倍に達します(参考値)。

「1.8S」や「1.8Z」も120%を超えています。

ハイブリッドは約80〜94%です。ハイブリッドも十分に高いですが、廃止されたノーマルガソリンエンジンは、さらに高い金額で売却できます。

トヨタ カローラクロス グレード別 リセール率ランキング(3年落ち・3万km)

順位グレード平均リセール率

1位

「1.8G・X」(ガソリン)

158.5%

2位

「1.8Z」(ガソリン)

123.9%

3位

「1.8S」(ガソリン)

121.4%

4位

「1.8G」(ガソリン)

110.1%

5位

「1.8ハイブリッドZ」

93.9%

6位

「2.0Z」(ガソリン)

91.6%

7位

「1.8ハイブリッドG」

89.2%

8位

「1.8ハイブリッドG E-Four」

87.8%

9位

「1.8ハイブリッドZ E-Four」

87.2%

10位

「1.8ハイブリッドS」

86.5%

11位

「1.8ハイブリッドS E-Four」

79.7%

出典:MOTA車買取 査定実績データ 2026年7月集計/3年落ち・走行3万km。査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています。E-Fourは4WD。黄色の行は十分な台数を確保した数値です。

なぜガソリン車だけ高いのか|中古車輸出の旺盛な需要と「新車では買えない」希少性

ノーマルガソリンエンジン車の中古車価格が高騰している理由は、中古車輸出の旺盛な需要です。

日本が輸出する中古車を購入する地域には、クルマの耐久性を重視する国も多く、カローラクロスではハイブリッドよりもノーマルガソリンエンジン車のニーズが高いです。

しかも前述の通り、今はカローラクロスのノーマルガソリンエンジンが廃止されたので、中古車価格が高騰しています。

5年落ちでもガソリン車は新車価格超え|求めやすい価格帯では異例の高さ

カローラクロスのノーマルガソリンエンジン車が高値で売却できる傾向は、5年落ちでも変わりません。「1.8G・X」は133.4%と高く、「1.8Z」も110.3%です。

カローラクロスのような求めやすい価格の車種が、5年を経過して、新車価格を超える金額で売却できることは珍しいです。

トヨタ カローラクロス グレード別 リセール率ランキング(5年落ち・5万km)

順位グレード平均リセール率

1位

「1.8G・X」(ガソリン)

133.4%

2位

「1.8G」(ガソリン)

119.8%

3位

「1.8S」(ガソリン)

118.3%

4位

「1.8Z」(ガソリン)

110.3%

5位

「1.8ハイブリッドZ」

97.2%

6位

「1.8ハイブリッドG E-Four」

90.7%

7位

「1.8ハイブリッドG」

90.4%

8位

「1.8ハイブリッドZ E-Four」

89.9%

出典:MOTA車買取 査定実績データ 2026年7月集計/5年落ち・走行5万km。査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています。E-Fourは4WD。5年落ちは全グレードで集計対象の台数が少ないため、いずれも参考値です。

結論:ガソリン車オーナーは今が売り時、ハイブリッドも5年落ちで約90〜97%

つまりカローラクロスのノーマルガソリンエンジン車を所有するユーザーにとって、今が売り時でしょう。一部の上級スポーツカーや受注を停止しているLサイズSUVのような好条件で売却できます。

カローラクロスのハイブリッドも、5年を経過して新車価格の約90〜97%で売れます。カローラクロスの新車価格は、ハイブリッドのみの今でも300〜400万円に収まり、この価格帯の車種ではリセール率が抜群に高いです。

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新車価格を超えて売れるグレードがあるほど、いま中古車の相場は高めに動いています。

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ヴェゼルのリセール率|ガソリンの「G」は3年落ちで122.8%、ただし5年落ちは要注意

ヴェゼルもカローラクロスと同様、グレードの数が少ないノーマルガソリンエンジンが人気です。とくに「G」は高値の売却が可能で、リセール率は3年落ちで122.8%です。4WDは3年落ちが134.0%、5年落ちは135.6%と、さらに高い数値を記録しています(いずれも参考値)。

売れ筋のハイブリッドも、3年落ちなら70%台後半から80%台後半なので高値で売れます。

ホンダ ヴェゼル グレード別 リセール率ランキング(3年落ち・3万km)

順位グレード平均リセール率

1位

「G」4WD(ガソリン)

134.0%

2位

「G」(ガソリン)

122.8%

3位

「e:HEV Z」

88.0%

4位

「e:HEV X」

86.6%

5位

「e:HEV PLaY」

84.6%

6位

「e:HEV X」4WD

80.8%

7位

「e:HEV Z」4WD

77.7%

出典:MOTA車買取 査定実績データ 2026年7月集計/3年落ち・走行3万km。査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています。黄色の行は十分な台数を確保した数値です。

5年落ちは先代型と現行型が混在|ハイブリッドでリセール率に約20ポイント差

注意が必要なのは5年落ちです。2026年時点の5年落ちは2021年式になり、モデル末期に購入した先代ヴェゼルと、発売直後に買った現行型が混在しています。

現行型のe:HEVならリセール率は70〜80%に達しますが、先代型のハイブリッドは50%台に下がります。なおノーマルガソリンエンジンは、先代型でも80%前後を保ちます。

ホンダ ヴェゼル【現行型】グレード別 リセール率ランキング(5年落ち・5万km)

順位グレード平均リセール率

1位

「G」4WD(ガソリン)

135.6%

2位

「G」(ガソリン)

120.2%

3位

「e:HEV Z」

77.1%

4位

「e:HEV PLaY」

75.8%

5位

「e:HEV Z」4WD

72.9%

6位

「e:HEV X」

72.8%

7位

「e:HEV X」4WD

72.4%

ホンダ ヴェゼル【先代型】グレード別 リセール率ランキング(5年落ち・5万km)

順位グレード平均リセール率

1位

「X・Honda SENSING」(ガソリン)

82.2%

2位

「G・Honda SENSING」(ガソリン)

81.2%

3位

「RS・Honda SENSING」(ガソリン)

80.3%

4位

「ハイブリッドZ・Honda SENSING」

55.7%

5位

「ハイブリッドZ・Honda SENSING」4WD

55.5%

出典:MOTA車買取 査定実績データ 2026年7月集計/5年落ち・走行5万km。査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています。集計対象が1台のみのグレードは掲載していません。黄色の行は十分な台数を確保した数値です。なお先代型は全グレードが参考値です。

明暗を分けたe:HEV|走行性能・燃費・故障の少なさが中古車評価に直結

先代型と現行型でリセール率の明暗を分けた原因として、ハイブリッドシステムの違いも挙げられます。

現行型は設計の新しいe:HEVに発展して、走行性能と燃費が向上しました。故障の発生も抑えられています。

ほかの車種とリセール率を比べると、ヴェゼルでは先代型と現行型の差が大きく開きます。

ボディカラーと装備の影響|サンルーフと純正カーナビはリセールバリューに効く

このほかボディカラーの違いを見ると、カローラクロスでは、ホワイトやグレーなどが人気です。ヴェゼルではイエローのリセール率が高いですが、流通台数に相当するサンプル数が少ないため、一概にはいえません。

装備については、ほかの車種と同じく、サンルーフや純正カーナビを装着しているとリセール率が高くなります。

ボディカラー別 リセール率の差

ボディカラーカローラクロスヴェゼル
ホワイト

+0.7pt

+0.4pt

パール

-0.1pt

+0.7pt

グレー

+0.2pt

0.0pt

ブラック

-0.2pt

-0.1pt

ブラウン

-1.3pt

-1.1pt

シルバー

-2.0pt

-2.6pt

ブルー

-2.7pt

-0.9pt

レッド

-4.0pt

-0.8pt

リセールに有利なカラー

◎ ホワイト・グレー

◎ パール・ホワイト

避けたいカラー

△ レッド・ブルー

△ シルバー・ブラウン

出典:MOTA車買取 査定実績データ 2026年7月集計。数値は同一車種の平均を0とした相対値で、年式・グレードの偏りを補正しています。両車で集計対象の台数を十分に確保できたカラーのみ掲載しています。ヴェゼルのイエローは+3.1ptと最も高い数値ですが、台数が少ないため本表には含めていません。ヴェゼルのパープルは-2.2ptと低い数値です。

装備・条件別 リセール率の差

装備・条件カローラクロスヴェゼル
サンルーフ

+6.3pt

+0.9pt

純正フルエアロ

+3.3pt

+0.5pt

禁煙車

+3.1pt

+1.4pt

保証書・取扱説明書あり

+2.8pt

+1.3pt

アラウンドビューモニター

+2.8pt

+1.4pt

純正カーナビ

+2.8pt

+1.2pt

本革シート

+2.7pt

+0.8pt

ワンオーナー車

+2.7pt

+0.9pt

純正リアシートモニター

+0.8pt

+0.2pt

ペット乗車歴あり

-1.2pt

-0.1pt

最も効く装備

◎ サンルーフ

○ 禁煙車・アラウンドビューモニター

装備でリセールバリューが動く度合い

◎ 動きやすい

△ 動きにくい

出典:MOTA車買取 査定実績データ 2026年7月集計。数値は同一車種内で装備の有無を比較した相対値で、年式・グレードの偏りを補正しています。数値の大きさを車種間で単純に比較することはできません。両車に設定のない装備、および集計の定義が車種間で異なる装備は掲載していません。

結論:カローラクロスが上まわるが差は小さい

以上のようにカローラクロスのリセール率はヴェゼルを上まわります。3年落ちでは差が小さいものの、5年落ちでは開きが大きくなります。

ヴェゼルも日本車全体の中で見ると、リセール率が高く、高値で売却できる車種に含まれます。

ほかのSUVのリセール事情や全車種のリセールバリューを知りたい方は、こちらの記事もチェック!

残価設定ローンで比べる|カローラクロスもヴェゼルも3年後残価53%で一般平均を上回る

残価設定ローンの残価(残存価値)も、首都圏の販売会社における3年後で見ると、カローラクロス、ヴェゼルともに53%です。

一般的には42〜48%なので、この2車種は高い部類に入ります。残価設定ローンの残価は、将来の中古車価格の見通しで決まり、リセール率の高さを裏付けています。

車種・区分3年後の残価(残存価値)の割合
トヨタ カローラクロス

53%

ホンダ ヴェゼル

53%

一般的な車種(平均)

42〜48%

また残価設定ローンでは、残価を除いた金額を分割返済するため、残価が高ければ月々の返済額を抑えられます。カローラクロスやヴェゼルを少ない出費で使いたいなら、残価設定ローンを検討すると良いでしょう。

実用性比較|荷室の広さ・後席の快適性・内装の質感はどっちが上?

カローラクロスとヴェゼルは実用性の面でも異なります。ここでは、カタログ値に実測を交えながら、荷室の広さ、後席の快適性、内装の質感を比較します。

荷室容量はカローラクロスが約1.5倍大きい

カローラクロスは、全長が4500mm以下のコンパクトSUVの中で荷室容量がもっとも大きいです。

荷室長は、後席を使っている状態で849mmなので、ヴェゼルの765mmに比べて余裕があります。

カローラクロスはリアゲートの角度も立てたので、角張った荷物も積みやすいです。

荷室容量は、後席を使っている状態で487Lを確保しており、ヴェゼルの335L(「G」を除く)に比べて容量は約1.5倍です。

後席の膝先空間は握りこぶし2つ半|ホンダ CR-Vに匹敵する居住性はヴェゼルが上

ヴェゼルの荷室容量はカローラクロスに劣りますが、居住性は上まわります。身長170cmの大人4名が乗車したとき、後席に座る乗員の膝先空間は、握りこぶし2つ半です。これは大型SUVのホンダ CR-Vに匹敵する広さです。

カローラクロスは、同じ測り方で握りこぶし2つ弱なので、ヴェゼルの後席は快適です。

内装の質感とシートアレンジ|前席下の燃料タンクが背の高い荷物を可能にする

インパネの質感もヴェゼルが上まわり、シートアレンジも多彩です。

ヴェゼルは燃料タンクを前席の下に搭載するため、後席を持ち上げると、車内の中央に背の高い荷物も積めます。

以下は、ここまでの実用性の比較を一覧にした表です。

比較項目カローラクロスヴェゼル
荷室長(後席使用時)

849mm

765mm

荷室幅(最大)

1369mm

1315mm

荷室高(2WD)

957mm

725mm

荷室容量(後席使用時)

487L

341〜335L

後席の膝先空間

握りこぶし2つ弱

握りこぶし2つ半

後席の快適性

○ 標準的

◎ CR-Vに匹敵

シートアレンジ

○ 一般的

◎ 背の高い荷物も可

膝先空間は身長170cmの大人4名が乗車したときの測定値です。

装備と価格を比較|何を優先するかで選択肢が変わる

装備と価格を比べやすい代表グレードは、カローラクロス「ハイブリッドZ(2WD)」(361万3500円)と、ヴェゼル「e:HEV Z・PLaYパッケージ(2WD)」(369万9300円)です。

両車に共通する標準装備|外装パーツと後方の並走車両を検知する安全装備

両車とも上級グレードなので、アルミホイールなどの外装パーツは標準装着されます。後方の並走車両を検知して警報する安全装備なども同様です。

カローラクロスの強み|「シースルービュー」と「アドバンストパーク」で駐車が楽に

その上でカローラクロス「ハイブリッドZ(2WD)」は、車両の下側の路面状況が透過して見えるように画像を合成する「シースルービュー」、車庫入れのステアリング操作などを支援する「アドバンストパーク」、「ディスプレイオーディオ」などを装着しています。

ヴェゼルの強み|通信機能は標準装備、シートアレンジも多彩

ヴェゼル「e:HEV Z・PLaYパッケージ(2WD)」は、通信機能とカーナビの「Honda CONNECTディスプレー」が標準装着され、前述のようにシートアレンジも多彩です。

結論:積載性と先進装備ならカローラクロス、後席の快適性と質感ならヴェゼル

以下は、ここまでの価格と装備を比較した一覧表です。

●標準装備/◎メーカーオプション

比較項目カローラクロス

「ハイブリッドZ」(2WD)

ヴェゼル

「e:HEV Z・PLaYパッケージ」(FF)

価格(税込)

361万3500円

369万9300円

WLTCモード燃費

26.4km/L

25.2〜25.3km/L

アルミホイール

18インチ ●

18インチ ●

後側方車両検知

「ブラインドスポットモニター」 ●

「ブラインドスポットインフォメーション」 ●

全周囲カメラ

「パノラミックビューモニター」(シースルービュー付) ◎

「マルチビューカメラシステム」 ◎

自動駐車支援

「アドバンスト パーク」 ●

ディスプレイ・ナビ

「10.5インチディスプレイオーディオPlus」(コネクティッドナビ対応) ●

「Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器」 ●

シートベンチレーション

運転席・助手席 ●

パワーバックドア

ハンズフリー ●

「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」 ●

パノラマルーフ

シートアレンジ

6:4分割可倒 ●

チップアップ&ダイブダウン機構付6:4分割可倒 ●

以上のように両車ともファミリーカーに適していますが、カローラクロスは、積載性や「アドバンストパーク」のような先進装備を重視するユーザーにピッタリです。

ヴェゼルは後席の快適性、内装の上質感、シートアレンジなどに魅力を感じるユーザーに適しています。販売店で乗り比べて、選択すると良いでしょう。

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下取り前に相場を比べてみる(ページ移動:MOTA車買取)

購入前の注意点|カローラクロスは受注停止が相次ぐ、納期で選ぶならヴェゼル

2026年7月下旬において、カローラクロスは受注を停止しています。現時点で受注している車両の納車を完了するのは、2027年4月ごろなので、受注が本格的に再開するのは2027年1月から3月でしょう。

ヴェゼルの納期は2〜3か月なので購入しやすいです。

車種受注状況(2026年7月現在)納期目安・今後の見通し
トヨタ カローラクロス

× 受注停止中

既存受注の納車完了:2027年4月ごろ

(受注再開見込み:2027年1月〜3月ごろ)

ホンダ ヴェゼル

◯ 受注中

2〜3か月(購入しやすい)

受注状況および納期は2026年7月下旬時点の販売会社への取材にもとづく情報です。受注の可否と納期は販売会社や地域、選択するグレード・ボディカラーによって異なります。最新の状況は販売会社にご確認ください。

【筆者:渡辺 陽一郎 カメラマン:茂呂 幸正/MOTA編集部 画像提供:トヨタ自動車/本田技研工業】

トヨタ/カローラクロス
トヨタ カローラクロスカタログを見る
新車価格:
298.1万円407.8万円
中古価格:
194.7万円509.9万円
ホンダ/ヴェゼル
ホンダ ヴェゼルカタログを見る
新車価格:
275.9万円396.9万円
中古価格:
56.1万円468.7万円

記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部が株式会社MOTAに還元されることがあります。

商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

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監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

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