【2025年】専門家おすすめ&ユーザー人気SUV21選! 後悔しない選び方も徹底解説
- 筆者: MOTA編集部
- カメラマン:木村 博道/小林 岳夫/佐藤 正巳/島村 栄二/茂呂 幸正
「どのSUVを選べばいいか分からない」そんな悩みを抱えていませんか? SUV選びで迷う方に向け、この記事では専門家の知見とオーナーの声を基に、2025年最新のおすすめSUVを21車種に厳選しました。
購入後に後悔しない5つの選び方をはじめ、コンパクト・ミドル・ラージのサイズ別ランキングをご紹介。この記事を読めば、豊富な車種の中から、自身の使い方に本当に合った一台が見つかるはずです。
まずはここから! 後悔しないSUVの選び方5つのポイント
SUV選びで失敗しないために、まず押さえておくべき基本的なポイントを5つ解説します。ここを理解するだけで、無数にある選択肢の中から自分に合った一台がぐっと見つけやすくなります。
1. ボディサイズで選ぶ|街乗りメイン? アウトドア?
SUV選びの最も基本的な出発点は、ボディサイズです。
ボディサイズは運転のしやすさ、燃費、室内の快適性、そして実用性の大半を決定するといっても過言ではありません。ボディサイズを選ぶために、主な利用シーンを想像してみましょう。
SUVのボディサイズは一般的に全長を基準に「コンパクト」「ミドルサイズ」「ラージサイズ」の3つに分類されますが、その境界線は曖昧であるため、あくまでも目安程度となります。
コンパクトSUV:全長がおおむね4.5m未満
代表車種
トヨタ ヤリスクロス、ホンダ ヴェゼル
特徴:コンパクトSUVは、全長がおおむね4.5m未満のモデルが多く、狭い道でも小回りが利き、駐車しやすいのが最大の魅力です 。燃費性能が高いモデルが多く、車両価格も比較的安価なため、経済性に優れています。
こんな人におすすめ:主な用途が通勤や買い物といった街乗りで、運転のしやすさとコストパフォーマンスを重視する単身者やカップルなどに最適です。
ミドルサイズSUV:全長が約4.5~4.8m程度
代表車種
トヨタ ハリアー、日産 エクストレイル、マツダ CX-5
特徴:ミドルサイズSUVは、全長が約4.5mから4.8m程度の、市場で最も競争が激しい売れ筋クラスです。室内空間の広さと走行性能のバランスが絶妙で、あらゆるニーズに対応できる万能性が魅力です。
メーカー各社が最新技術を惜しみなく投入するため、選択肢が豊富です。市場の競争が激しいということは、消費者にとって多様な選択肢と高い品質が期待できることを意味します。
各社がこのセグメントに注力するため、最新の安全装備や燃費技術が搭載されたモデルが多く、k総合的な満足度が高い一台を見つけやすいでしょう。
こんな人におすすめ:日常使いから週末のレジャーまで一台でこなしたいファミリー層や、趣味の道具など多くの荷物を積むアクティブな方に最適です。どのサイズにすべきか迷ったら、まずこのクラスから検討するのが賢明です。
ラージサイズSUV:全長が4.8m超
代表車種
トヨタ ランドクルーザー250、マツダ CX-80
特徴:ラージサイズSUVは、全長4.8mを超える圧倒的な存在感と、広い2列目シートあるいは3列目シートを備えた広い室内空間が特徴です。
多人数での乗車はもちろん、本格的なオフロード走行や大量の荷物を積むアウトドアレジャーにも対応できる高い能力を誇ります。
こんな人におすすめ:5人以上で乗車する機会が多い大家族や、本格的なキャンプ、オフロード走行など、最大限の積載量と走破性を求めるユーザーにおすすめの選択肢です。
2. 価格帯・予算で選ぶ|コスパ重視? それとも高級志向?
予算に応じて、以下の価格帯から検討を始めると良いでしょう。
~300万円:コストパフォーマンスに優れたコンパクトSUVが中心。
300万円~500万円:最も選択肢が豊富なミドルサイズSUVの主戦場。
500万円~:高級モデルや本格的なラージサイズSUVが視野に入る。
車両本体価格だけではなく「総所有コスト」が重要
賢い車選びは、車両本体価格だけでなく、購入後の維持費まで含めた「総所有コスト(トータルコスト・オブ・オーナーシップ)」で考えることが重要です。目先の価格に惑わされず、長期的な視点で予算を計画しましょう。
購入時には車両本体価格に加えて、税金や登録費用などの諸費用が発生します。そして購入後には、毎年かかる維持費が家計に影響を与えます。主な維持費の内訳は以下の通りです。
| 税金 | 毎年5月に納める「自動車税」と、車検時に支払う「自動車重量税」など。 |
|---|---|
| 保険料 | 加入が義務付けられている「自賠責保険」と、万が一の事故に備える「任意保険」。 |
| 燃料代 | 日々の走行で最も目に見えるコスト。 |
| メンテナンス費用 | 定期的な点検や車検費用、消耗品の交換費用など。 |
例えば、購入価格が同程度の2.0Lガソリン車と1.5Lハイブリッド車を比較した場合、自動車税は排気量の大きいガソリン車の方が高くなります。
さらに、日々の燃料代はハイブリッド車の方が大幅に安く済みます。加えて、現在の税制では「エコカー減税」により、燃費性能に優れたハイブリッド車は購入時の自動車重量税が免税になるケースが多くあります 。5年間の所有を考えると、購入時には安かったはずのガソリン車が、結果的に数十万円も高くつく可能性があるのです。
この「パワーユニットの選択が税金と燃費に大きく影響し、総所有コストを左右する」という点は、後悔しないために必ず理解しておくべきポイントです。
年間維持費を比較
以下はシミュレーションはコンパクトSUVのトヨタ ヤリスクロス(1.5L)の維持費で差が出る部分です。主に自動車重量税と燃料費が対象です。
条件は初回車検まで、年間走行距離1万km、レギュラーガソリン価格165円/L、自動車重量税はエコカー減税適用後の税額を算出(ハイブリッドは免税、ガソリンは免税なし)を想定しています。
| 項目 | 1.5L ガソリン | 1.5L ハイブリッド |
|---|---|---|
| 自動車重量税(年換算) | 15250円 | 0円 |
| 燃費(目安) | 20km/L | 30km/L |
| 燃料代 | 8万2500円 | 5万5000円 |
| 合計 | 9万7750円 | 5万5000円 |
※上記はあくまで目安です。車種ごとに異なるため、各メーカーの公式サイトを参照してください。自動車重量税は2年で3万500円(2019年10月1日以後初回新規登録)を1年分に換算しています。
上記の部分だけでも、年間で約4万3000円の維持費の違いがあり、ハイブリッド車はエコカー減税の恩恵が大きく、重量税が免除されることで維持費を大幅に抑えられることが分かります。
また、年間走行距離は1万キロで想定しましたが、走行距離が多くなる人ほど、維持費の差が大きくなります。遠出する機会が多い、通勤に利用するといった方はハイブリッド車のほうがおすすめです。
3. パワーユニットで選ぶ|燃費?走り?
パワーユニット(動力源)の選択は、自身の運転スタイルや価値観を最も反映する部分です。それぞれの特徴を理解し、最適なものを選びましょう。
ガソリン車
ガソリン車は、車両価格が比較的安く、軽快で馴染み深い運転感覚が魅力。年間走行距離が少ない方にとっては、ハイブリッド車との価格差を燃料代で回収するのが難しいため、合理的な選択肢となります。
ハイブリッド車(HV)
ハイブリッド車は現代の主流のパワーユニットです。特に市街地での燃費性能に優れ、モーターによる静かで滑らかな加速が特徴です。年間走行距離が多い方、燃費を重視するなら最有力候補です。
プラグインハイブリッド車(PHEV)
プラグインハイブリッド車(以降PHEV)は、自宅で充電でき、日常のほとんどを電気だけで走行可能。長距離移動ではガソリンエンジンも作動するため、電欠の心配もありません。環境性能と力強い走りを両立した、まさに「いいとこ取り」のパワーユニットです。
ディーゼル車
ディーゼル車は、低回転から力強いトルクを発生させるため、高速道路の巡航や荷物を多く積んだ状態での走りに余裕があります。燃料である軽油はガソリンより安価であることも魅力。旅行やアウトドア好きなど、長距離移動が多い方におすすめです。
電気自動車(BEV)
電気自動車(以降BEV)は、モーターならではの静粛性と鋭い加速が魅力。国や自治体の補助金(CEV補助金など)を活用できますが、申請が必要で保有期間の義務などもあります。4. 駆動方式で選ぶ|2WDと4WDの違いは?
「SUVなら4WD」というイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。ライフスタイルに合わせて賢く選ぶことで、無駄な出費を抑えることができます。
2WD(FF/FR)
特徴:前輪または後輪の2輪だけで駆動する方式。部品点数が少ないため車両が軽く、燃費が良い傾向にあります。車両価格も4WDに比べて20万円前後安いのが一般的です。
こんな人におすすめ:降雪地域以外に住み、主な用途が街乗りの方であれば、2WDで十分な性能を発揮します。
近年の車両は横滑り防止装置などの電子制御技術が進化しており、年に数回程度の雪道であれば、高性能なスタッドレスタイヤを装着することで安全に対応できます。
4WD(AWD)
特徴:4輪すべてに駆動力を伝え、滑りやすい路面での発進や走行安定性に優れています。雪道や未舗装路での高い走破性を誇ります。
こんな人におすすめ:降雪地帯に住んでいる方、ウィンタースポーツや未舗装路を走る機会が多いアウトドア趣味の方におすすめです。
4WDの真価は、滑りやすい路面での「発進時」のトラクション確保にありますが、現代の4WDシステムは単に滑りやすい雪道や未舗装路のためだけのものではありません。
例えば、日産の「e-4ORCE」は加減速時の車体の揺れを抑え乗り心地を向上させ、トヨタの「ダイナミックトルクベクタリングAWD」やスバルの「シンメトリカルAWD」は、雨天の高速道路やカーブでの安定性を高め、あらゆる状況でドライバーに安心感をもたらします。
これらのシステムは、走りの質を向上させる付加価値として選ぶ価値があります。
5. デザインや利用シーンで選ぶ|あなたのライフスタイルは?
最後に、スペックや数字だけでは測れない「感性」の部分も大切にしましょう。車は自身のライフスタイルを映し出すパートナーです。
デザインの方向性
都会派・スタイリッシュ
クーペのような流麗なフォルムや、上質なメッキパーツが特徴。洗練された都市の風景に映えるデザイン。(例:トヨタ ハリアー、マツダ CX-30)
オフロード・タフ
角張ったボディや無塗装の樹脂パーツ、高い地上高が特徴。アクティブで屈強なイメージを演出します。(例:トヨタ RAV4、トヨタ ランドクルーザー)
具体的な利用シーンを想像する
「週末は家族で出かけることが多いから、後席の乗り降りのしやすさや乗り心地は重要だ」
「キャンプ道具をたくさん積むから、荷室が広くてフラットになることが絶対条件」
「汚れたアウトドア用品を積むことが多いので、防水・防汚加工の荷室が必要」
このように具体的なシーンを思い浮かべることで、自身にとって本当に必要な機能や仕様が明確になります。
【コンパクトSUV】ユーザーから人気&専門家おすすめ10選
ここからは、数々のSUVの実車を試乗してきたMOTA編集部の評価と、販売実績、ユーザーレビューを基に厳選した、いま本当におすすめできるSUVをボディサイズ別にランキング形式でご紹介します!
まずは人気のコンパクトSUVの10選をまとめました。
1位:トヨタ カローラクロス
カローラクロスの特徴とおすすめポイント
トヨタ カローラクロスは、ヤリスクロスより大きく、RAV4より小さい、まさに「ちょうどいい」サイズ感でファミリー層から絶大な支持を集める一台。
広々とした室内とクラストップレベルの荷室容量、そしてカローラシリーズならではの安心感と優れた燃費性能で、非の打ち所がない優等生です。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・奇をてらわないデザインと、広くて使いやすい室内。家族で乗る1台として本当に良くできている
・乗り心地がしなやかで、長距離を走っても疲れにくい
・視界が広く、ボディサイズ以上に運転しやすく感じる
× 気になる点
・内装がシンプルすぎる。特にドアトリムの質感はもう少し頑張ってほしかった
・良くも悪くも優等生。運転する楽しさや所有する喜びといった面では少し物足りない
カローラクロスはこんな人におすすめ
・家族での利用を考え、実用性を第一に考える人
・大きすぎず小さすぎない、絶妙なサイズのSUVを求める人
・突出した個性よりも、全体のバランスと安心感を重視する人
| ボディサイズ | 全長4455×全幅1825×全高1620mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 24.6~26.4km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ハイブリッド |
| 駆動方式 | 2WD、E-Four(電気式4WD) |
※上記はGR SPORTグレードを除く
2位:トヨタ ヤリスクロス
ヤリスクロスの特徴とおすすめポイント
トヨタ ヤリスクロスは、クラストップレベルの圧倒的な燃費性能と、コンパクトなボディがもたらす取り回しの良さが光ります。
トヨタの先進安全装備「Toyota Safety Sense」も標準で充実しており、価格の手頃と、安全性と経済性を高い次元で両立。合理的な選択と言える一台です。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・とにかく燃費がいい。お財布に優しく、給油の回数が減った
・この価格で安全装備や運転支援機能が充実しているのはすごい
・コンパクトで運転しやすく、先進安全装備も充実しているので、運転が苦手な妻も気に入っている
× 気になる点
・後席は足元も頭上も狭く、大人が長時間乗るのは正直しんどい
・内装のプラスチック感が強く、高級感があまりない
・乗り心地が硬めで、路面の凹凸を拾いやすい
ヤリスクロスはこんな人におすすめ
・燃費とコストパフォーマンスを優先する人
・主に1~2人での乗車で、街乗りがメインの人
・取り回しの良いコンパクトな車を探している人
| ボディサイズ | 全長4180-4200×全幅1765×全高1580-1590mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 17.1~30.8km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ガソリン、ハイブリッド |
| 駆動方式 | 2WD、4WD、E-Four |
3位:ホンダ ヴェゼル
ヴェゼルの特徴とおすすめポイント
ホンダ ヴェゼルは、クーペのような流麗なデザインと、上質なインテリアが最大の魅力。
静かで滑らかな走りを実現するハイブリッドシステム「e:HEV」は、特に街中での快適性を重視してチューニングされています。
広い荷室に加え、後席の座面を跳ね上げて荷物を床に積める機構がユニークで便利です。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・内外装のデザインがとにかく秀逸
・e:HEVの静粛性が高く、高級車のような静けさ
・後席の広さと、座り心地の良いシートが魅力
× 気になる点
・高速道路での合流など、強い加速が欲しい場面ではパワー不足を感じる
・後方視界が悪く、乗り心地が硬いと感じる
・ナビ画面が9インチまでしかなく、小さく感じる
ヴェゼルはこんな人におすすめ
・デザイン性と内装の質感にこだわりたい人
・燃費が良く、静かで快適な街乗りSUVが欲しい人
| ボディサイズ | 全長4340×全幅1790×全高1590mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 15.0-26.0km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ガソリン、ハイブリッド |
| 駆動方式 | 2WD、4WD |
4位:トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー
ライズ/ロッキーの特徴とおすすめポイント
トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキーは、トヨタとダイハツが共同開発したコンパクトSUVです。
全長4m以下の5ナンバーサイズで運転しやすく、200万円前後から狙える価格が魅力。
小さいながらも力強いデザインと広い室内空間で、発売以来トップクラスの人気を維持しています。初めてのSUVにも最適な一台です。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・5ナンバーサイズなので狭い道でも運転しやすい。それでいて室内は広い
・価格が安く、コストパフォーマンスが非常に高い
× 気になる点
・乗り心地は硬めで、ロードノイズも大きい
・価格相応だが、少し安っぽい
ライズ/ロッキーはこんな人におすすめ
・初めて車を購入する若者や、運転に自信のない人
・セカンドカーとして、手頃で使い勝手の良いSUVを探している人
| ボディサイズ | 全長3995×全幅1695×全高1620mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 17.4~28.0km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ガソリン(1.0Lターボ、1.2L)、ハイブリッド |
| 駆動方式 | 2WD |
5位:スズキ フロンクス
フロンクスの特徴とおすすめポイント
2024年に登場したスズキの新型クーペSUV。流麗なフォルムと、1.5Lガソリン+マイルドハイブリッドによる軽快で力強い走りが特徴です。
取り回しの良いサイズながら、後席や荷室の広さも確保しており、実用性も十分。使い勝手がよく個性的な一台を求める方におすすめです。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・他にはないクーペスタイルがかっこいい。街で目立つ
・アクセルを踏むと力強さを感じ、キビキビ走る
× 気になる点
・内装の質感がもう少し高ければ嬉しい
・先進安全装備がライバルと比べて少し物足りない
フロンクスはこんな人におすすめ
・他の人とは違う、個性的なデザインのSUVに乗りたい人
・キビキビとした走りを楽しみたい人
| ボディサイズ | 全長3995×全幅1765×全高1550mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 17.8~19.0km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | マイルドハイブリッド |
| 駆動方式 | 2WD、4WD |
6位:ホンダ WR-V
WR-Vの特徴とおすすめポイント
WR-Vは「安くて、広くて、タフ」が特徴で、200万円台前半から購入できる価格と、クラストップレベルの広い室内空間が最大の魅力。インドで生産し、シンプルな装備構成とすることでこの価格を実現しています。
スクエアで力強いデザインも好評で、コストを抑えつつも、アクティブに使えるSUVを求める方にぴったりです。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・価格も安く、後席も荷室も広いので魅力的
・視点が高く、見晴らしが良いので運転しやすい
× 気になる点
・パワーユニットがガソリンのみで、燃費はあまり良くない
・装備がシンプル。「ACC(アダプティブクルーズコントロール)」がないのが残念
WR-Vはこんな人におすすめ
・とにかく初期費用を抑えたい、コストパフォーマンス重視の人
・コンパクトSUVでも、室内や荷室の広さを絶対に妥協したくない人
・最新装備よりも、シンプルで道具として気兼ねなく使える車が欲しい人
| ボディサイズ | 全長4325×全幅1790×全高1650mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 16.2~16.4km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ガソリン |
| 駆動方式 | 2WD |
7位:レクサス LBX
LBXの特徴とおすすめポイント
「高級車の概念を変える」をコンセプトに登場したレクサスの最小SUV。ヤリスクロスをベースとしながらも、内外装の仕立てや乗り味はレクサスクオリティで高品質。コンパクトな高級車が欲しいというニーズに応える一台です。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・サイズは小さいが、内外装の質感はまさにレクサス
・乗り心地が上質で、静粛性も高い。運転が楽で疲れない
× 気になる点
・価格が高く、乗り出しは500万円を超えることも
・後席や荷室が広くはない
LBXはこんな人におすすめ
・都市部での移動が多く、取り回しの良い高級車を探している人
・内外装の質感やブランドイメージを重視する人
・主に1~2人で乗車し、上質な移動空間を求める人
| ボディサイズ | 全長4190×全幅1825×全高1545mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 26.2~28.0km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ハイブリッド |
| 駆動方式 | 2WD、E-Four |
8位:スズキ クロスビー
クロスビーの特徴とおすすめポイント
スズキ クロスビーは、「ワゴンとSUVの融合」をコンセプトにした個性派コンパクトSUV。2025年10月の(ビッグ)マイナーチェンジで、SUVらしいタフで力強いデザインに進化しました。
新しい1.2LエンジンとCVTの採用により、優れた燃費性能と走行性能を両立。安全機能も大幅に進化し、全車速追従機能付きACCや車線維持支援機能が標準装備されるなど、安全性が大きく向上しています。
コンパクトなサイズながら広い室内空間という特長はそのままに、より安心して快適に使える一台になりました。
良い点・気になる点
〇 良い点
・よりSUVらしくなった、個性的で愛着のわくデザイン
・コンパクトなのに室内が広く、荷室の使い勝手も良い
・安全装備が充実し、高速道路での運転が楽になった
× 気になる点
・上質な内装になった分、価格帯が少し上がった
・電動パーキングブレーキやステアリングヒーターなどの快適装備は上級グレードにしか設定がない
クロスビーはこんな人におすすめ
・他の人とは違う、おしゃれで個性的なSUVに乗りたい人
・街乗りでの取り回しの良さと、室内の広さを両立したい人
・最新の安全装備で、安心してロングドライブを楽しみたい人
| ボディサイズ | 全長3760×全幅1670×全高1705mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 21.0~22.8km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | 1.2L マイルドハイブリッド |
| 駆動方式 | 2WD、4WD |
9位:マツダ CX-30
CX-30の特徴とおすすめポイント
マツダ CX-30は、都心部に多い高さ1550mm制限の機械式駐車場にも収まる絶妙なサイズと、クーペのように美しい「魂動デザイン」が魅力。
インテリアの質感も非常に高く、所有する喜びを感じさせてくれます。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・美しいデザインに一目惚れした。内外装の質感はライバルを圧倒している
・しっとりとした乗り味で、運転が楽しい
× 気になる点
・デザインの代償で、後席は狭く、窓も小さいので閉塞感がある
・荷室も広くなく、ファミリーユースには厳しい
CX-30はこんな人におすすめ
・デザインや走りの質感を重視する人
・基本的に街乗りで利用する人
・(主に都心部など)利用する駐車場に高さ制限がある人
| ボディサイズ | 全長4395×全幅1795×全高1540mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 15.5~19.5km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ディーゼル、マイルドハイブリッド |
| 駆動方式 | 2WD、4WD |
10位:スズキ ジムニーシエラ
ジムニーシエラの特徴とおすすめポイント
スズキ ジムニーシエラは世界でも屈指の悪路走破性を誇る、唯一無二のコンパクトオフローダー。ラダーフレーム構造による本格的な作りと、愛らしいデザインで熱狂的なファンを持ちます。
趣味の道具として、遊びを本気で楽しみたい人のための究極の一台です。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・この車でしか行けない場所がある。圧倒的な悪路走破性は感動モノ
・見た目がとにかく可愛くてかっこいい。カスタムするのも楽しい
× 気になる点
・乗り心地は硬く、快適性は期待できない
・後席がとにかく狭い
・燃費が悪く、高速走行は苦手
・人気すぎて納期が非常に長い
ジムニーシエラはこんな人におすすめ
・本格的なアウトドアやオフロード走行を趣味にしている人
・快適性や実用性よりも、「走る楽しさ」や「いじる楽しさ」を求める人
| ボディサイズ | 全長3550×全幅1645×全高1730mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 14.3~15.4km/L |
| 乗車人数 | 4人 |
| パワーユニット | ガソリン |
| 駆動方式 | 4WD |
【ミドルサイズSUV】ユーザーから人気&専門家おすすめ8選
ミドルサイズSUVは、走行性能、室内空間、価格のバランスが良く、各社の看板モデルがひしめく最激戦区。上質さや走りの楽しさなど、個性豊かなモデルが揃います。
1位:トヨタ ハリアー
ハリアーの特徴とおすすめポイント
トヨタ ハリアーは、高級セダンのような乗り心地と、内外装の圧倒的な質感が魅力のミドルサイズSUVです。
乗る人すべてがリラックスできる静かで快適な空間は、他の追随を許しません。「良質なSUVが欲しい」と思った時に、まず候補に挙がる鉄板の一台です。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・エレガントな内外装のデザインは、乗るたびに優雅な気分にさせてくれる
・ロードノイズがほとんど聞こえないくらい静粛性が高く、乗り心地が最高
× 気になる点
・見た目のエレガントさとは裏腹に、走りは良くも悪くも普通
・タッチ式の操作パネルは見た目は良いが、ブラインド操作がしづらい
ハリアーはこんな人におすすめ
・内外装の上質さや高級感を求める人
・長距離でも疲れにくい、静かで快適なドライブを楽しみたい人
・リセールバリューを意識して、人気と信頼性の高い車を選びたい人
| ボディサイズ | 全長4740×全幅1855×全高1660mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 14.8~22.7km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ガソリン、ハイブリッド、PHEV |
| 駆動方式 | 2WD、4WD、E-Four |
2位:トヨタ RAV4
RAV4の特徴とおすすめポイント
RAV4は、洗練されたハリアーとは対照的に、タフでアクティブなキャラクターが魅力。
角張った力強いデザインと、トヨタの先進技術で燃費と走行安定性を両立する4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」などを搭載し、本格的な悪路走破性を備えています。
アウトドアやレジャーを本気で楽しみたいユーザーにとって、これ以上ない頼れる相棒となるでしょう。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・4WD性能が高く、雪道や悪路でも安心して走れる
・荷室が広くてフラットになるので、大きな荷物もガンガン積める
・Adventureグレードのゴツいデザインが最高にかっこいい
× 気になる点
・内装の質感がハリアーと比べると見劣りする
・ロードノイズや風切り音が大きく、静粛性はあまり高くない
・最小回転半径が大きく、Uターンなどで切り返すことがある
RAV4はこんな人におすすめ
・本格的なアウトドアやキャンプ、悪路走行を楽しみたい人
・SUVらしいタフで力強いデザインが好きな人
・広い荷室や使い勝手の良さなど、道具としての性能を重視する人
| ボディサイズ | 全長4600-4610×全幅1855-1865×全高1685-1735mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 15.2~22.2km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ガソリン、ハイブリッド、PHEV |
| 駆動方式 | 4WD、E-Four |
3位:日産 エクストレイル
エクストレイルの特徴とおすすめポイント
日産 エクストレイルは走りの質の高さが魅力。搭載されているパワーユニットの第2世代e-POWERと、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」がもたらす走りは、まさに異次元。モーター駆動ならではの力強く滑らかな加速と、驚異的な静粛性を実現しています。
とくに「e-4ORCE」は加減速時の車体の揺れを巧みに抑制し、乗員全員が快適な乗り心地を享受できます。最先端の技術がもたらす快適性を求めるなら、この車が最適解です。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・e-POWERとe-4ORCEの組み合わせが素晴らしい。加速、静粛性、安定性、まるで上質なセダンのよう
・後席の乗り心地が良く、減速時の揺れが少ないので子供が車酔いしなくなった
・シートや内装の質感が先代から格段に向上し、高級車と呼べるレベルになった
× 気になる点
・ライバル車と比べて価格が高い。オプションを付けるとハリアーの上位グレードと変わらなくなる
・7人乗り仕様の3列目シートはあまり広くない
・燃費性能は思ったほど伸びない
エクストレイルはこんな人におすすめ
・走りの質と快適性を、高いレベルで両立させたい人
・雪道など滑りやすい路面を走る機会が多い人
| ボディサイズ | 全長4660-4665×全幅1840×全高1720mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 18.3~19.7km/L |
| 乗車人数 | 5、7人 |
| パワーユニット | e-POWER |
| 駆動方式 | 2WD、4WD |
4位:マツダ CX-5
CX-5の特徴とおすすめポイント
マツダ CX-5は2025年度内にフルモデルチェンジが実施される予定です。以下は現行CX-5に対する内容です。
色褪せない美しい「魂動デザイン」と、人間中心の思想で作り込まれた上質なインテリア、そして意のままに操れる素直なハンドリングで、長年にわたり高い人気を誇るマツダの主力SUVです。
特にパワフルで経済的なディーゼルエンジンは定評があります。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・年次改良を重ねて熟成されており、完成度が非常に高い
・ディーゼルエンジンの力強さと燃費の良さは素晴らしい
× 気になる点
・室内空間、特に後席はライバルと比べて広くはない
・基本設計の古さ、ハイブリッドの設定がない
CX-5はこんな人におすすめ
・ガソリン車やディーゼル車で、運転そのものを楽しみたい
・デザインや内装の質感にこだわり、長く満足して乗りたい人
・年次改良で熟成された、信頼性の高いモデルを選びたい人
| ボディサイズ | 全長4575×全幅1845×全高1690mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 13.0~17.4km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ガソリン、ディーゼル |
| 駆動方式 | 2WD、4WD |
5位:ホンダ ZR-V
ZR-Vの特徴とおすすめポイント
ホンダ ZR-Vは、力強い佇まいとシャープなフロントフェイスを持つ都会的でモダンなデザインが特徴。また、セダンのような乗り味とSUVの実用性も魅力です。
特にハイブリッドのパワーユニット「e:HEV」は、シビック譲りのスポーティな走りと低燃費を両立しています。上質で運転が楽しい、ほかとは違うSUVを求める方におすすめです。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・SUVとは思えないほどハンドリングが良く、運転していて楽しい
・乗り心地がしなやかで、内装の質感も高い
× 気になる点
・個性的なフロントマスクは好みが分かれる
・荷室の広さはライバルに見劣りする
ZR-Vはこんな人におすすめ
・SUVでも、セダンやハッチバックのような軽快な走りを楽しみたい人
・他の人とは違う、個性的で洗練されたデザインが好きな人
・内装の質感や、運転席周りの使い勝手を重視する人
| ボディサイズ | 全長4570×全幅1840×全高1620mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 13.9~22.1km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ガソリン、ハイブリッド |
| 駆動方式 | 2WD、4WD |
6位:スバル フォレスター
フォレスターの特徴とおすすめポイント
スバル フォレスターは、スバルが誇るシンメトリカルAWDによる、あらゆる天候や路面で安心感の高い走りが最大の魅力。
四角いボディは見切りが良くて運転しやすく、室内も広大。道具としての使い勝手を突き詰めた、実直で信頼できる一台です。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・雪道や悪路での安定感は抜群。この安心感はスバルならでは
・視界が広く、死角が少ないので運転が本当にしやすい
× 気になる点
・デザインや内装に華やかさはない
・車重を感じる
フォレスターはこんな人におすすめ
・スキーやキャンプなど、タフな環境で車を使うことが多い人
・走行安定性や安全性能を何よりも重視する人
・華やかさよりも、道具としての使いやすさや信頼性を求める人
| ボディサイズ | 全長4655×全幅1830×全高1730mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 13.6~18.8km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ガソリン、ハイブリッド |
| 駆動方式 | AWD(4WD) |
7位:レクサス NX
NXの特徴とおすすめポイント
レクサス NXは、ハリアーとプラットフォームを共有しつつ、レクサスならではの上質な内外装と走りの質感を追求したモデル。
多彩なパワーユニットの中でも、力強く経済的なPHEVは特に人気が高く、都会派ラグジュアリーSUVの代表格です。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・内外装の質感、静粛性、乗り心地、すべてが上質
・PHEVモデルのEV走行は非常に静かで、いざという時の加速も鋭い
× 気になる点
・価格が高く、オプションを含めると乗り出しは高額になる
・車内は静かだが、後席はハリアーと比べると少し狭く感じる
NXはこんな人におすすめ
・国産車ならではの信頼性と、輸入車に負けない高級感が欲しい人
・日常使いがメインで、上質な乗り心地と快適性を求める人
| ボディサイズ | 全長4660×全幅1865×全高1660-1675mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 11.7~22.2km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ガソリン、ハイブリッド、PHEV |
| 駆動方式 | 2WD、AWD |
8位:三菱 アウトランダーPHEV
アウトランダーPHEVの特徴とおすすめポイント
三菱 アウトランダーPHEVは、PHEVのパイオニアとして、その完成度は非常に高いレベルにあります。
ツインモーター4WDと、三菱がラリーで培った車両運動統合制御システム「S-AWC」が生み出す、力強く安定した走りは専門家やユーザーから高評価です。
3列シート仕様を選択できる実用性に加え、災害時やアウトドアで家電製品が使える給電機能が魅力です。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・モーター走行は本当に静かで滑らか。加速も力強く、運転していてストレスがない
・S-AWCのおかげか、雨の高速道路や雪道での安定感が抜群
・AC100V電源はキャンプや車中泊で大活躍。この車ならではの大きなメリット
× 気になる点
・車両価格が高く、補助金があっても手が出しにくい
・EV走行距離はカタログ値ほどは走らない
アウトランダーPHEVはこんな人におすすめ
・環境性能と力強い走りを両立したい人
・アウトドアや万が一の災害時に役立つ給電機能に魅力を感じる人
| ボディサイズ | 全長4720×全幅1860×全高1745-1750mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 17.2~17.6km/L |
| 乗車人数 | 5、7人 |
| パワーユニット | PHEV |
| 駆動方式 | 4WD |
【ラージサイズSUV】ユーザーから人気&専門家おすすめ3選
多人数乗車が可能で、走りや質感にも妥協しない。ミニバンからの乗り換え需要も多い、最上級カテゴリーです。
1位:トヨタ ランドクルーザー250
ランドクルーザー250の特徴とおすすめポイント
トヨタ ランドクルーザー250は、「原点回帰」をテーマに、伝統の悪路走破性と現代的なデザイン、そして日常での使いやすさを大幅に向上させた一台。
フラッグシップモデルのランドクルーザー300と共通の堅牢なラダーフレーム構造を採用し、伝統の悪路走破性を継承しつつ、力強いディーゼルエンジンによる走りは、オンロードでもオフロードでも絶大な信頼感をもたらします。まさに「原点回帰」を遂げた、新世代のランクルです。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・角張ったデザインが最高。所有欲が満たされる
・プラドに比べてオンロードの乗り心地が格段に良くなった
・大きな車体だが視界が良く、意外と運転しやすい
× 気になる点
・ディーゼルエンジンの音と振動はそれなりにある
・人気すぎて抽選販売。お金があっても買えない状況が続いている
ランドクルーザー250はこんな人におすすめ
・本格的なオフロード性能と唯一無二の存在感、絶対的な信頼性を求める人
・リセールバリューも含め、資産価値の高い車に乗りたい人
| ボディサイズ | 全長4925×全幅1940-1980×全高1925-1935mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 7.5~11.0km/L |
| 乗車人数 | 5、7人 |
| パワーユニット | ガソリン、ディーゼル |
| 駆動方式 | 4WD |
2位:マツダ CX-80
CX-80の特徴とおすすめポイント
マツダ CX-80は、CX-60で示したプレミアムな世界観とFRベースの質の高い走りを、3列シートのパッケージに昇華させたモデル。
ミニバンに代わる選択肢として、多人数乗車でもデザインや走りの楽しさを諦めたくないファミリーに強く支持されています。細部まで作り込まれた上質な内外装と、大人でも快適に過ごせる3列目シートが魅力です。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・3列目シートが広く、ミニバンからの乗り換えでも家族から不満が出ない
・ロングボディになっても走りの質は健在。多人数乗車でも安定している
・内外装の質感はライバルの輸入車にも負けていない
× 気になる点
・ミニバンと違いスライドドアではないのは不便
・全長が5m近くあるので、駐車場には気を使う
CX-80はこんな人におすすめ
・多人数乗車でも、走りや内外装の質感に妥協したくない人
・ミニバン以外の3列シート車を探している人
| ボディサイズ | 全長4990×全幅1890×全高1705-1710mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 12.9~19.2km/L |
| 乗車人数 | 6、7人 |
| パワーユニット | ディーゼル,ディーゼルマイルドハイブリッド、PHEV |
| 駆動方式 | 2WD、4WD |
3位:トヨタ クラウンエステート
クラウンエステートの特徴とおすすめポイント
トヨタ クラウンエステートは、2025年3月に登場した、クラウンシリーズの新たな柱です。
ワゴンとSUVを融合した機能的で美しいデザインと、ハイブリッド・PHEVによる先進の走りが特徴です。広大な荷室を備え、上質さと実用性を高いレベルで両立しています。
良い点・気になる点(ユーザーレビューより)
〇 良い点
・ワゴンとSUVを融合したデザインがスタイリッシュで美しい
・PHEVによる力強く静かな走りと、EV走行の経済性に期待
・広大な荷室と使い勝手の良さは、クラウンシリーズ随一
× 気になる点
・車両価格が高く、乗り出しも高額になった
クラウンエステートはこんな人におすすめ
・上質でスタイリッシュなワゴンやSUVを探している人
・後席の快適性や荷室の広さを重視する人
| ボディサイズ | 全長4930×全幅1880×全高1625mm |
|---|---|
| WLTCモード燃費 | 20.0~20.3km/L |
| 乗車人数 | 5人 |
| パワーユニット | ハイブリッド、PHEV |
| 駆動方式 | 4WD |
【目的・特徴別】こんな人にはこのSUVもおすすめ!
サイズ別のおすすめランキングでは選びきれないという方のために、目的・特徴別の視点でおすすめの車種をご紹介していきます。
とにかく安くてコスパの良いSUVなら
おすすめ
・トヨタ ライズ
・ダイハツ ロッキー
・ホンダ WR-V
ライズ/ロッキーの最大の強みは、圧倒的なコストパフォーマンスです。
ライズ/ロッキーは日本の道路事情に最適な「5ナンバーサイズ」であり、使い勝手も良く、小さなボディによって燃費も良いという魅力があります。WR-Vはそれを上回る室内空間を持ちながら、戦略的な価格設定で勝負しています 。
ライズ/ロッキーの車両価格は200万円前後から、WR-Vは210万円強からという手頃な価格設定で、購入費用と維持費の両方を低く抑えたいユーザーにとって、最高の選択肢を提供します。
デザインがおしゃれでかっこいいSUVなら
おすすめ
・トヨタ ハリアー
・ホンダ ZR-V
・レクサス NX
ハリアー/CX-60/NXの3車種は、実用性一辺倒ではない「都市型SUV」のデザインを牽引する存在です。
無骨なオフロード性能よりも、洗練された都会の街並みに映える美しさを優先し、クーペのような流麗なシルエット、高級感のある塗装、そして細部までこだわり抜いたインテリアによって、所有する満足感を高めてくれます。
質の高い内装や走りを優先し、高級感のある外観デザインを求める人に最適です。
アウトドア・キャンプで活躍するSUVなら
おすすめ
・トヨタ RAV4
・スバル フォレスター
・三菱 デリカD:5
アウトドア向けの3台です。同じアウトドア向けではあるものの、得意分野・特性が異なるため、個別に紹介します。
トヨタ RAV4:バランスに優れた万能選手
RAV4は高性能な4WDシステムと、オフロードテイストを強めた「Adventure」グレードを用意し、整備されたキャンプ場から多少の未舗装路まで、ほとんどのアウトドアシーンに高いレベルで対応できる信頼性の高い選択肢です。
スバル フォレスター:安定性が高い
スバル伝統のシンメトリカルAWDと、悪路走破性を高める電子制御「X-MODE」を全車標準装備 。雪道や砂利道など、滑りやすい路面で圧倒的な安心感を提供し、安全を最優先するスキーヤーや悪天候下での移動が多いアウトドア派に最適です。
三菱 デリカD:5:唯一無二の「SUVミニバン」
ミニバンの広大な室内空間とシートアレンジの自由度に、本格SUVの堅牢なシャシーと高い4WD性能を融合させたユニークな存在 。大人数で大量のギアを積んで未舗装路を走破しアウトドアアクティビティをするといったような、最もハードな使い方に応えられるのはこの車だけです。
まとめ|SUV選びのステップ振り返りと試乗のコツ
本記事では、後悔しないSUV選びのポイントから、2025年最新のおすすめ車種までを網羅的に解説しました。
成功するSUV選びは、あなた自身のニーズを明確に理解することから始まります。乗員数や用途にあわせてサイズを決め、「購入費+維持費」で予算を考え、そして日々の使い方に合わせてパワーユニットや駆動方式を選ぶ。この軸で考えれば、膨大な選択肢の中からでも、きっと最適な一台が見えてくるはずです。
気になる車種が見つかったら、関連記事などをチェックしましょう。詳細なスペックや専門家による試乗レビュー、オーナーによる本音の口コミをチェックします。
そして最後に、必ず「試乗」をしましょう。カタログスペックだけでは分からない乗り心地、視界の広さ、操作感など、実際にハンドルを握って初めて分かることがたくさんあります。この最終確認こそが、あなたがその車と長く付き合っていけるかを判断する上で、何よりも大切なプロセスです。
車種によって試乗時にチェックすべきポイントも異なりますが、家族と全員で試乗にいくこと、載るか確認したい荷物を持っていき試すこと、この2つはSUV選びにおいての失敗の可能性を下げることができるためおすすめです。
この記事が、あなたにとって最適なSUV選びの助けとなれば幸いです。
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