【2024年】トヨタ カローラクロスの価格や内装、オススメグレードまで最新情報をお届け ｜ファミリーにもおすすめのSUVだ

カローラクロスのおすすめポイント

1. ボディがコンパクトで視界も比較的優れているから運転しやすい

2. リヤゲートの角度を立てたことで、荷室容量に余裕がある

3. ハイブリッドの燃料代はノーマルガソリンエンジンの約半額

カローラクロスのレビュー・評価

総合評価　4.0　★★★★☆

５段階採点の解説

外観

SUVでは、オーソドックスなデザインが好まれます。カローラクロスはこの流れに沿って、外観をバランス良く仕上げました。

内装＆居住性

内装の質は価格相応ですが、水平基調のインパネなど、視認性や操作性が優れています。後席も快適で4名乗車に適しています。

走行性能

ノーマルエンジン、ハイブリッドともに動力性能に不満はありません。操舵に対する正確性は平均水準ですが、安定性は満足できます。

運転のしやすさ

全幅は1825mmと少しワイドですが、全長は4500mm以下です。最小回転半径も5.2mに収まり、混雑した街中でも運転しやすいです。

乗り心地

2WDよりも4WD、18インチタイヤよりも17インチが快適です。従って2WDの18インチは硬さを感じますが、突き上げ感や粗さは抑えました。

価格の割安度／燃費／維持費

SUVの実用性を追求して、なおかつハイブリッドとノーマルエンジンの価格差を35万円に抑えるなど、価格の割安度にも配慮しています。

総合評価の解説

SUVが高い人気を得た理由は、カッコ良さと優れた実用性の両立です。外観は厚みのあるフロントマスクなどによって存在感が強く、ボディの基本スタイルはワゴン風なので、居住空間や積載性も優れています。

ファミリーカーとして使いやすく、なおかつミニバンでは満足できないクルマ好きにも受け入れられる趣味性があります。

カローラクロスは、このSUVの特徴をしっかり押さえました。ボディはコンパクトでも存在感が強く、後席にも余裕があるため、4名で乗車しても快適です。

ボディサイズの割に荷室も広く、デザインと機能のバランスも優れています。価格も割安で人気車になりました。

全長はコンパクトでも全幅は1800mmを上まわり、ミドルサイズに近いです。グレードによっては、街中で乗り心地が硬く感じますが、さほど大きな不満はありません。実用的で買い得なので、幅広いユーザーに推奨できます。

カローラクロスの良かった点

1. 価格は全般的に割安で、特にハイブリッドは出費を抑えられる

2. 実用的で運転もしやすく、ファミリーカーに適している

3. 200万円を下まわるG・Xを含めて、グレード構成が幅広い

カローラクロスの気になった点

1. 内外装のデザインが少し平凡で、個性を求めるユーザーには不向き

2. 時速40km以下で街中を走ると、グレードによっては乗り心地が硬い

3. 全幅がワイドなので、駐車場での扱いやすさや乗降性に注意

カローラクロスの基本スペック・価格表

カローラクロスのボディサイズ

カローラクロスの燃費・維持費

カローラクロスの発売日と納期の目安

カローラクロスは2021年9月14日に発売されました。

納期と今後のモデルチェンジ予想

販売店は「カローラクロスは納期が著しく延びたので、2023年2月上旬時点では、受注を停止しています」と述べました。

発売は2021年で設計も比較的新しく、フルモデルチェンジは当分の間行いません。納期が通常通りに戻った段階で、特別仕様車の追加などを実施すると考えられます。

最近の売れ行き＆人気度

2022年の売れ行きはカローラシリーズの45％で、1か月平均は約4900台です。トヨタ車ではMサイズミニバンの新型ノアと同等の人気車です。

実用重視の車種ですから、今後も現在の売れ行きを保つことでしょう。

カローラクロスのリセールバリュー

カローラクロスを数年後に売却する時の価値

リセールバリューの５段階採点：５点

人気車で設計も新しく、数年後に売却する時の価値も高いです。特にハイブリッドは、購入希望者が多く、ノーマルエンジンよりも好条件で売却できます。2022年の販売状況を見ても、販売総数の約80％をハイブリッドが占めています。

カローラクロスのおすすめグレード

おすすめグレード：ハイブリッドS（275万円／2WD）

ハイブリッドの価格は、ノーマルエンジンよりも35万円高いですが、購入時に納める税額が約10万円安く実質価格差は約25万円です。

レギュラーガソリン価格が160円／Lなら、約5万kmを走ると、燃料代の節約で実質価格差を取り戻せます。機能の割に価格を抑えた17インチタイヤのハイブリッドSが買い得です。

ライバル車との比較

コンパクトSUVは売れ筋のカテゴリーでライバル車も多いです。同じトヨタのヤリスクロスに比べると、カローラクロスは後席と荷室が広く実用性で上まわります。その割に価格アップを抑えました。

ホンダ ヴェゼルは全長がカローラクロスよりも短いですが、後席の足元空間は広く、4名乗車時の快適性は上まわります。その代わりカローラクロスは、後席を使った時の荷室容量が大きいです。

マツダ CX-30は、後席や荷室はカローラクロスよりも狭いですが、走行安定性と運転の楽しさを重視しています。

カローラクロスのカラーバリエーション

カローラクロスを販売店で試乗するときのポイント

停車時には、後席の居住性、荷室の広さ、乗降性など、カローラクロスのメリットを確かめます。車庫入れや縦列駐車も試します。

全長は適度で小回りの利きも良いですが、全幅はワイドだから、乗降時などに不都合を感じないか注意しましょう。

欠点の乗り心地も確認します。街中の舗装が荒れたところを時速40km前後で走ると、乗り心地が分かりやすいです。可能なら17インチと18インチタイヤ、2WDと4WDの違いも確認しましょう。

【筆者：渡辺 陽一郎　カメラマン：茂呂 幸正】

トヨタ カローラクロスカタログを見る

新車価格：

218.4万円～345.9万円

中古価格：

208.3万円～454.6万円

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