【2024年】ハイブリッドSUVおすすめ人気12選! 燃費やボディサイズ、デザインを紹介

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SUVの力強さとハイブリッドの環境性能を兼ね備えたハイブリッドSUVは、アクティブなライフスタイルを送る方から高い人気を集めています。

車種によって性能や装備、デザインが大きく異なるため、自分にぴったりの一台を選びたいですよね。本記事では、ハイブリッドSUVのおすすめ車種や、用途に合わせた最適なハイブリッドSUVの選び方、メリット・デメリットなどを紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. ハイブリッドSUVおすすめ国産車種10選
  2. ハイブリッドSUVラインナップのある輸入車2選
  3. ハイブリッド車とは? SUVとは?
  4. ハイブリッドSUVのメリット・デメリット
  5. ハイブリッドSUVの選び方
  6. まとめ

ハイブリッドSUVおすすめ国産車種10選

さっそく、新車で購入できるおすすめの国産ハイブリッドSUVを10車種ご紹介します。

※記載している燃費は、「WLTCモード」の数値です。WLTCモードとは国際的な燃費測定方法です。WLTCモードでは実際の運転状況に近い条件で燃費が測定されているため、従来の「JC08モード」よりも実用的な燃費値となっています。

第1位 トヨタ ヤリスクロス

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4180〜4200×1765×1580〜1590mm

WLTCモード燃費(ハイブリッド)

25.0~30.8km/L

乗車定員

5人

トヨタ ヤリスクロスの主な特徴

使い勝手がいい荷室空間

多彩な荷室アレンジや、足をかざすだけで自動開閉する「ハンズフリーパワーバックドア」など使い勝手の良さが魅力です。

パワフルで燃費性能も優れたエンジン

パワーユニットには最新の3気筒 1.5L+ハイブリッドシステムのほか、1.5Lのガソリンエンジンモデルも用意。4WDの設定もあります。

安全運転支援と運転支援機能も充実

駐車支援機能「アドバンストパーク」が採用され、交差点での出合い頭時の車両や自動二輪車へ拡大した最新の安全運転支援システム「トヨタセーフティセンス」も搭載しています。

第2位 トヨタ ライズ

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3995×1695×1620mm

WLTCモード燃費(ハイブリッド)

28.0km/L

乗車定員

5人

トヨタ ライズの主な特徴

使い勝手の良い荷室

コンパクトなボディに対して、ゆとりのある荷室容量と可動式デッキボードで使い方の幅が広いです。

街乗りに適した低燃費なエンジン

姉妹車であるダイハツ ロッキーと同じく、ダイハツが開発したコンパクトカー向けのハイブリッドシステムを搭載しています。これは低速から中速域にかけて強いモーターのため街乗りに適しています。

また、アクセル操作のみで加減速できる「スマートペダル」が採用されており、便利です。

安全運転支援システムが充実

予防安全機能の「スマートアシスト」が全車標準装備されています。

さらに停止保持機能のついた全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールも搭載されているため、渋滞時でも楽にドライブできます。

第3位 スバル クロストレック

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4480×1800×1575mm

WLTCモード燃費(ハイブリッド)

15.8〜16.4km/L

乗車定員

5人

スバル クロストレックの主な特徴

スバルらしい爽快な走りが楽しめる

ハイブリッド車は2.0L水平対向4気筒エンジン+モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム「e-BOXER」を採用。アクセルのレスポンスが良いため、スバルらしい車と一体感のある走りを楽しめます。

悪路にも強い走破性

最低地上高200mmを確保しつつ、全高を1600mm以下に抑えたことで低重心のため、悪路での安定性に優れたSUVです。

安心の安全性能

画角が従来型の約2倍に拡大されたステレオカメラと、二輪車や歩行者の検知が可能な単眼カメラが組み合わされた、最新のスバルの安全運転支援システム「アイサイト」が搭載されています。

第4位 レクサス NX

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4660×1865×1660〜1675mm

WLTCモード燃費(ハイブリッド)

19.6~22.2km/L

乗車定員

5人

レクサス NXの主な特徴

力強い存在感を放つエクステリア

高い塗装技術によりボディの陰影が強調され、SUVらしい力強い雰囲気を演出しています。

レクサスらしいスポーティな走りと静粛性

走りにこだわったレクサスブランドらしく、スポーティに走れる足回りで軽快です。特にハイブリッドはモーターアシストによるスムーズな加速と燃費が魅力。プレミアムブランドであるレクサスらしく、静粛性も高いです。

安全運転支援システムにより安全性や利便性向上

安全運転支援システム「Lexus Safety System+」を搭載。歩行者、自転車、壁のような構造物も認識し、衝突回避のサポートまたは衝突被害を軽減します。さらに駐車支援機能「Lexus Teammate Advance Park」では車外から専用スマホアプリで駐車や出庫の操作ができます。

第5位 トヨタ ハリアー

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4740×1855×1660mm

WLTCモード燃費(ハイブリッド)

21.6~22.3km/L(PHEV:20.5km/L)

乗車定員

5人

トヨタ ハリアーの主な特徴

洗練されたデザインと上質な室内空間

トヨタの新型車は、スタイリッシュなクーペフォルムと個性的なセンターコンソールデザインが特徴の、見る人を惹きつけるデザインが魅力です。

また、調光ガラスを採用したパノラマルーフなど、上質な素材と先進技術を組み合わせた内装は、心地よい空間を提供します。

豊富なパワーユニット

パワートレインは、ガソリン車に加えて、ハイブリッド車、PHEV(プラグインハイブリッドシステム)車から選択可能です。2.5Lハイブリッドシステムは、優れた動力性能と低燃費を両立。

PHEVは、モーター駆動による走行が可能で、環境にも配慮した選択肢となっています。

安全運転支援システムも充実

安全運転支援システム「トヨタセーフティセンス」を搭載しており、様々な状況でドライバーをサポートします。ぶつからないをサポートする「プリクラッシュセーフティ」や高速道路のクルージングをサポートする「レーントレーシングアシスト」など、単眼カメラとミリ波レーダーの2種類のセンサーが連携し、安全運転に貢献します。

第6位 ホンダ ヴェゼル

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4340×1790×1580〜1590mm

WLTCモード燃費(ハイブリッド)

21.2~26.0km/L

乗車定員

5人

ホンダ ヴェゼルの主な特徴

見晴らしが良く運転しやすい

車高が高いため視界が広く、狭い道でも扱いやすいです。

多彩なシートアレンジと広い荷室

広い荷室に加え、後部座席を小さく格納することができ、荷室の容量を増やすこともできます。さらに、後部座席の座面を持ち上げて、車内の中央に背の高い荷物を積むことができます。

パワフルな2つのパワーユニットと充実の安全装備

ガソリンエンジンとハイブリッドに、それぞれFFと4WDを設定。安全運転支援システム「Honda SENSING」も搭載しています。

第7位 トヨタ カローラクロス

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4490×1825×1620mm

WLTCモード燃費(ハイブリッド)

24.5~26.4km/L

乗車定員

5人

トヨタ カローラクロスの主な特徴

広い荷室と多彩なシートアレンジ

大容量のラゲッジスペースと多彩なシートアレンジが魅力です。後席を倒せば自転車やスノーボードなどの長尺の荷物も積載できます。

低燃費でパワフルなハイブリッドシステムを搭載

ハイブリッドモデルでは電動モジュールを刷新した1.8リッターハイブリッドシステムが採用され、低燃費・高出力を実現しています。ハイブリッドならではのシームレスな加速と、発進時の滑らかな加速感が得られます。

安全運転支援システムを標準装備

前方車両や歩行者・昼間の自転車もミリ波レーダーと単眼カメラで検出する「プリクラッシュセーフティ」、道路標識を認識して伝える「ロードサインアシスト機能」などの先進予防安全技術「トヨタセーフティセンス」が全車に標準装備されています。

第8位 トヨタ RAV4

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4600〜4610×1855〜1865×1685〜1695mm

WLTCモード燃費(ハイブリッド)

20.3~21.4km/L(PHEV:22.2km/L)

乗車定員

5人

トヨタ RAV4の主な特徴

こだわりの四輪駆動システム

操縦性や走破性、燃費を兼ね備えた「ダイナミックトルクベクタリングAWD」など4WDが3種類設定されており、ライフスタイルに合わせて選択できます。

パワフルな3つのパワートレイン

パワートレインは2Lガソリンと2.5Lハイブリッド、2.5L PHEVの3種類が用意され、力強い走り性能と優れた燃費性能を両立しています。

安全運転支援システムとコネクティッドサービスが充実

先進予防安全技術「トヨタセーフティセンス」や、車載通信機を用いたコネクティッドサービスは全車に標準装備されます。

第9位 スバル フォレスター

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4640×1815×1715〜1730mm

WLTCモード燃費(ハイブリッド)

14.0km/L

乗車定員

5人

スバル フォレスターの主な特徴

SUVの力強さとスポーツカーの走りを融合させた一台

高い地上高と力強い見た目は、SUVらしい頼もしさを演出。ぬかるみや悪路も難なくクリアできる走破性に加え、高いアイポイントによる見晴らしの良さも魅力です。

一方で、スポーツカー譲りの軽快な走りは、運転の楽しさを格段に高めてくれます。

スバルらしい「e-BOXER」による力強い走り

2.0L水平対向4気筒エンジンとモーターを組み合わせたマイルドハイブリッド「e-BOXER」は、アクセルのレスポンスが良く、スムーズな加速を実現。スバル車ならではの一体感のある走りを味わえます。

「新世代アイサイト」による高い安全性

スバルの安全運転支援システム「新世代アイサイト」を搭載。衝突被害軽減ブレーキなどの「アイサイトコアテクノロジー」と、視界拡張機能などの「アイサイトセイフティプラス」によって、より安全な運転をサポートします。

第10位 レクサス UX

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4495×1840×1540mm

WLTCモード燃費(ハイブリッド)

23.4~26.3km/L

乗車定員

5人

レクサス UXの主な特徴

都会の風景にも合う洗練されたデザイン

タフな力強さを強調する厚みのあるボディと張り出したフェンダーにより、大胆かつ洗練されたエクステリアを実現しています。

ドライバーに寄り添う上質な空間

インテリアは、ドライビングの高揚感を演出するコクピットと視覚的な開放感を両立。

パワフルで効率的なパワーユニット

パワーユニットには、新開発の直列4気筒2.0L直噴エンジンや2.0Lハイブリッドシステムをはじめとする最新の技術を搭載しています。

ハイブリッドSUVラインナップのある輸入車2選

国産車に続いて輸入車のハイブリッドSUVを2車種ご紹介します。

高級感やブランド力も抜群なため、他の車とは一味違ったSUVが欲しい人におすすめします。

BMW X1

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4500×1835×1625〜1645mm

WLTCモード燃費(ハイブリッド)

19.5km/L

乗車定員

5人

BMW X1の主な特徴

SUVらしい力強いデザイン

大型の「キドニーグリル」がSUVらしい力強さとBMWらしさを感じられます。

パワフルでスムーズな加速と静粛性

2.0Lクリーンディーゼル ターボエンジン+マイルドハイブリッドを搭載し、発進時の加速がスムーズです。また、BMWの4WDシステム「Xドライブ」により、街中だけでなくオフロード走破性も優れています。

充実した安全装備

急停止や飛び出しなどの検知が可能な運転支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」や駐車支援機能「パーキング・アシスト・プラス」が全車に標準装備されています。またSOSコールに対応した「BMWコネクテッド・ドライブ・プロフェッショナル」も装備されます。

ルノー キャプチャー

WLTCモード燃費(ハイブリッド)

22.8km/L

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

4230×1795×1590mm

乗車定員

5人

ルノー キャプチャーの主な特徴

SUVらしいアスリートのような力強いデザイン

アスリートのしなやかな筋肉を彷彿とさせるダイナミックでエレガントなルックスが特徴です。

爽快な走りと高い燃費性能

ルノー独自のハイブリッドシステムE-TECH FULLハイブリッドは、燃費性能だけでなく、あらゆる速度域でのレスポンスが良いため爽快な走りを楽しめます。

実用的な室内アレンジ

都会にぴったりなコンパクトさでありながら、合理性を追求した室内アレンジで、多様なライフスタイルに寄り添います。

ハイブリッド車とは? SUVとは?

ハイブリッドのSUVを検討する上で、あらためてハイブリッドというパワートレインやSUVというボディタイプについて確認しておきましょう。

ハイブリッド車とは

ハイブリッド車とは、ハイブリッドシステムを搭載した車です。

このハイブリッドシステムとは、1つの車に2つの動力源があるパワーユニットのこと。この2つの動力源とは「ガソリンエンジン」と「電動モーター」です。電動モーターは、エンジンで発電しバッテリーに充電された電気を使って動かします。PHEVの場合は、外部電源からの充電が可能です。

ハイブリッドシステムは、ガソリンエンジンと電動モーターの2つを組み合わせることで、燃料の使用効率を大幅に向上させます。

たとえば、発進時には低速域が得意な電動モーターを使い、スピードがのったら高速域が得意なガソリンエンジンを使うといった、電動モーターとガソリンエンジンの長所を活かすことができるのです。

また、ブレーキをかけたときに発生するエネルギーを使って電動モーターのバッテリーを充電する「回生ブレーキ」という機能もあります。

これにより、本来は損失していたエネルギーを回収して電動モーターに利用できるので、結果的にガソリンの消費が少なくなるというメリットがあります。

マイルドハイブリッドとは

マイルドハイブリッド車は、エンジン駆動を基本とし、モーターは補助的な役割を果たします。

減速時のエネルギーを回収してバッテリーに蓄電し、エンジン始動や発進・加速時にアシストすることで、燃費向上を実現します。

SUVとは

SUVとはスポーツ・ユーティリティ・ビークルの略で、本来は悪路走破性に優れた車のカテゴリー名でした。

しかし最近では、以下のような特徴を含む車全般を指すようになっています。

SUVの特徴

  • 箱型の車体形状をしている
  • 地上高が高い
  • 大きく太いタイヤを履いている
  • フェンダーモールやオーバーフェンダーが付いている
  • ルーフレールやルーフラックが装着されている
  • ハイブリッドSUVのメリット・デメリット

    ハイブリッドエンジンを搭載したSUVには、他のタイプにはない多くの利点がありますが、同時に注意すべき欠点もあります。これらを理解した上で、自分に合ったパワートレインを選ぶことが大切です。

    まずは、ハイブリッドSUVを選ぶ際のメリットとデメリットについて解説します。

    ハイブリッドSUVのメリット

    ハイブリッドSUVには、主に以下4点のメリットがあります。

    ハイブリッドSUVのメリット

  • 燃費性能とパワフルな走行性能を両立
  • 環境に優しく税制面の優遇もある
  • 走行音が小さく車内での会話がしやすい
  • リセールバリューが高い
  • 燃費性能とパワフルな走行性能を両立

    SUVの力強い走りを求める一方で、燃費が気になる方も多いでしょう。

    SUVの力強さと燃費の良さを両立させたいなら、ハイブリッドSUVがおすすめです。電気モーターとガソリンエンジンの2つのパワーで、スムーズな加速と力強い走行を楽しみながら、燃費も節約できます。

    環境に優しく税制面の優遇もある

    ハイブリッドSUVは、CO2排出量を減らすことで環境に優しいだけでなく、エコカー減税や環境性能割などの税制優遇も受けられる点が魅力です。

    税制優遇措置制度の例

  • エコカー減税
  • 排出ガス性能と燃費性能に応じて自動車重量税(新規検査時や車検時に支払う税金)が割引される制度

  • 環境性能割
  • 車を購入した際に、購入金額に対して環境性能に応じた税率を課税する仕組み

  • グリーン化特例
  • プラグインハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車に適用される減免制度

    環境性能割は、2019年に廃止された自動車取得税に代わる制度です。普通車(登録車)は0~3%、軽自動車は0~2%の税率が課されますが、燃費がいい車ほど税金の軽減が受けられます。

    デメリットで記載していますが、ハイブリッド車の車両本体価格は高いため、初期費用が高くなりがちです。しかしハイブリッド車には税制上の優遇措置があるため、ガソリン車との差額は小さくなります。

    走行音が小さく車内での会話がしやすい

    ハイブリッド車は、電動モーターのトルクの立ち上がりが良いため、発進時のスムーズかつ力強い加速が魅力です。

    また、低速時や停車時には電動モーターのみを使用することが多いため、走行音が非常に静かになっています。

    いずれも車体が重いSUVにとって、ストップ&ゴーの多い市街地だけでなく、高速での合流などの際にハイブリッドの電動モーターが重要な働きをしてくれます。

    車の走行音や乗り心地の悪さはドライブの疲れやすさにもつながります。

    リセールバリューが高い

    ハイブリッドSUVは、SUV自体の人気に加えて燃費性能や税制優遇などの利点から中古車市場でも高評価を得ています。

    特に最近のハイブリッド車はバッテリーの信頼性が向上しており、リセールバリューも高いです。乗り換えを考えている方にとっても、賢い選択と言えるでしょう。

    ハイブリッドSUVのデメリット

    ハイブリッドのSUVにおけるデメリットは主に3つです。

    ハイブリッドSUVのデメリット

  • ガソリン車より価格が高い
  • 車体が重く運転性能はガソリン車より劣る
  • 燃費性能は他車種より劣る
  • ガソリン車より価格が高い

    ハイブリッド車はエンジンと電動モーターの両方を搭載しているため、ガソリン車よりも燃費がいい点が強みです。

    しかし、その分ハイブリッド車はバッテリー・電動モーターとガソリンエンジンを組み合わせた複雑な仕組みのため、ガソリン車に比べて販売価格が高く設定されています。

    そのため、ハイブリッドのSUVはガソリン車よりも車両本体価格が必然的に高くなります。

    しかし、燃費がいいハイブリッドのSUVであれば、燃料コストの差額によって、初期投資分の回収が見込めます。

    維持費など全体のランニングコストを考慮して、ハイブリッド車が自身の使い方に適しているか判断することが重要です。

    車体が重く、運転性能はガソリン車より劣る

    ハイブリッドSUVはバッテリーなどを搭載しているため、ガソリン車に比べて車体が重いです。

    街中でのスムーズな加速や静粛性は、ハイブリッドSUVが優れていますが、ワインディングロードや高速道路でのキビキビとした運転は、車体が軽いガソリン車の方が得意です。

    燃費性能は他車種より劣る

    ハイブリッドSUVは、ガソリン車に比べて燃費は良いですが、ハイブリッド車のコンパクトカーやセダンなどと比べると、燃費はよくありません。

    これは、SUV自体がボディが大きく重いため、空気抵抗が大きくなったり、タイヤが地面と接する面積が増えたりするためです。

    ハイブリッドシステムは燃費を向上させてくれますが、SUVの基本的な構造による燃費の悪化を完全に防ぐことはできません。

    もし、燃費を最優先したい場合は、コンパクトカーやセダンのような、車体が小さい車種を選ぶ方が良いでしょう。

    ハイブリッド車の注意点

    ハイブリッド車は、環境にも優しく経済的ですが、バッテリーを搭載しているため、ガソリン車に比べて室内が少し狭くなることがあります。

    特に後席や後席の足元はバッテリーの搭載位置となるので、欠かさず確認をしましょう。

    ハイブリッドSUVの選び方

    ハイブリッドSUVを選ぶ際には、さまざまなポイントを考慮することが重要です。

    特に着目すべき5つの項目について説明します。

    ハイブリッドSUVの選び方

  • サイズで選ぶ
  • 用途で選ぶ
  • 安全性能で選ぶ
  • 価格やリセールバリューで選ぶ
  • 走行性能や乗り心地で選ぶ
  • 1つずつ見ていきましょう。

    サイズで選ぶ

    ハイブリッドSUVには大きく分けて3つのサイズがあります。

    サイズ車種例
    コンパクト

    トヨタ ヤリスクロス
    トヨタ ライズ
    ホンダ ヴェゼルなど

    ミドル

    トヨタ RAV4
    トヨタ ハリアー
    スバル フォレスターなど

    ラージ

    トヨタ ランドクルーザー
    スバル アウトバックなど

    コンパクトサイズは都市部など日本の交通環境に適したサイズ感で、狭い道路や駐車場での取り回しがラクです。

    ミドルサイズは広い室内空間と荷物の積載性のバランスが良く、おでかけ好きなファミリーに最適。

    ラージサイズは、高級感と走破性を併せ持った最高峰のSUVが揃っています。

    中には3列シートの設定もあるため、大家族やグループで移動したい人にもおすすめです。

    それぞれのサイズに特徴があるため、あなたが乗せたい人数や荷物に合わせて車を選びましょう。

    用途で選ぶ

    車の選び方は、あなたのライフスタイルによって大きく変わります。

    近所のお買い物や子供の送り迎えがメイン

    街中での運転が楽で、駐車場にも停めやすいコンパクトなSUVがおすすめ。小回りがきくので、普段使いにピッタリです。

    アクティブな家族

    週末や連休に家族でお出かけされる方は、荷物がたくさん積めるSUVがおすすめです。キャンプ用品やスポーツ用品もたっぷり収納できます。

    アウトドア好きの方

    山道や雪道など、悪路を走る機会が多い方は、タフなSUVを選びましょう。悪路走破性が高く、どんな場所にも連れて行ってくれます。

    安全性能で選ぶ

    ハイブリッドSUVは人や荷物を載せることに適しているため、家族や友人とのレジャーを想定している人も多いのではないでしょうか。

    そんな大切な人たちを安心して乗せたいなら、安全性能に注目して選ぶ方法もおすすめです。

    なぜなら最新の安全装備が搭載された車を選ぶことで死亡事故やケガのリスクを軽減してくれたり、事故の発生確率を下げることにもつながるからです。

    SUVには先進的な安全技術が搭載されているモデルが多いので、以下の2つのポイントに着目して選びましょう。

    アクティブセーフティ(予防安全)

    衝突事故などを未然に防ごうとする技術。

    アクティブセーフティの例

    衝突被害軽減ブレーキ:歩行者の飛び出しなど衝突を察知し、車が自動的にブレーキを操作し、衝突前に停止あるいは減速させる技術

    パッシブセーフティ(衝突安全)

    衝突事故が起きた際に、乗員や歩行者の被害を最小限に抑えるための技術。

    パッシブセーフティの例

    歩行者傷害低減ボディ:歩行者と衝突した際にボディ構造で衝撃を吸収し、乗員や歩行者への被害を軽減

    事故を未然に防ぐアクティブセーフティに力を入れているメーカーも多く、様々な機能が日進月歩で進化しています。

    「いざ」という時のサポートだけでなく、普段の運転をサポートしてくれる機能も多いです。

    アクティブセーフティは運転時のストレス軽減にも役立つため、おでかけを楽しむために役立つ便利機能の1つと言えるでしょう。

    価格やリセールバリューで選ぶ

    SUVは、人気が高く頻繁にモデルチェンジが行われるため、新しいモデルに買い替えたいという人も多いでしょう。

    そんな時、できるだけ損をしたくないですよね。そこで重要になるのが、リセールバリューです。

    リセールバリューが高い車を選ぶことで、将来、車を売却する際にも高く買い取ってもらえる可能性が高くなります。

    SUVは一般的にリセールバリューが高い傾向にありますが、モデルやグレード、装備によって大きく変わります。

    ハイブリッドの有無もリセールバリューに影響しますが、基本的にはガソリン車よりもハイブリッド車のほうがリセールバリューも高めです。

    購入前に車種やパワートレインによるリセールバリューの違いを調べておくことで、長くお得にSUVに乗ることができます。

    走行性能(乗り心地)で選ぶ

    SUVは、アウトドアなど長距離ドライブにぴったりな車種ですが、乗り心地も重要なポイントです。

    パワフルなエンジンや大きなタイヤは魅力的ですが、硬いサスペンションや振動が気になる人もいます。

    特に、同乗者の快適性を考えると、乗り心地は大切です。

    車種によって乗り心地は大きく異なるため、実際に試乗して、自分に合ったSUVを選ぶことをおすすめします。

    まとめ

    ハイブリッドSUVは、燃費性能の向上や環境への配慮に加え、優れた走行性能を持つボディタイプです。

    豊富なSUVラインナップの中でハイブリッドの設定がある車種はまだ限られていますが、用途に合ったものを選ぶことで、後悔のない1台を選べるでしょう。

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    文生伊(あおい)/松浦 広恭
    筆者文生伊(あおい)/松浦 広恭

    文生伊(あおい)
    車のサブスクNavi・自動車査定Navi、2サイトのメインライター。自動車関連企業に15年従事した経験を活かしながらフリーランスとして活動中。愛車遍歴はBMW Z3、Fiat 500、Abarth595、人生初の国産車ジムニーを経て現在はスバリストに転身。

    松浦 広恭
    車のサブスクNavi・自動車査定Naviという2つの自動車関連サイトを運営する自動車特化ブロガー。初心者でもわかりやすく納得して車の取引ができるようになることをモットーにコンテンツを制作。愛車は日産セレナ、セカンドカーはKINTOで契約したルーミー。3人の子育てのため静岡県東部に移住。休日は主に伊豆半島で海・山のレジャーを楽しんでいる。
    車のサブスクNavi:https://carsubscription-navi.com/
    自動車査定Navi:https://carappraisal-navi.com/記事一覧を見る

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    監修者MOTA編集部

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