【2026年】リセールバリュー全車種ランキングTOP30! 3年・5年・7年落ち&ボディタイプ別比較
- 筆者: MOTA編集部
- カメラマン:小林 岳夫/茂呂 幸正/トヨタ自動車/MOTA編集部
車の買い替え時、同じ価格帯の車を選んだつもりでも、リセールバリュー(数年後に売るときの価値。「値落ちしにくさ」のこと)の違いで、手放すときに数十万円、場合によっては100万円以上の差がつくことをご存知でしょうか。
逆に言えば、「値落ちしにくい車(=高く売れる車)」を選ぶだけで、数年後の負担は大きく変わります。
本記事では、月間申込数10万件(2026年3月・5月実績)を誇る「MOTA車買取」の豊富な査定実績データをもとに、全車種横断のリセールバリューランキングを公開します。
「3年落ち・3万km以内」「5年落ち・5万km以内」「7年落ち・7万km以内」の3つの条件ごとに、TOP30の車種と平均査定額を網羅しました。
記事後半では、軽自動車・SUV・ミニバンなど「ボディタイプ別TOP5」や「愛車を高く売却するための4つのポイント」も詳しく解説しています。
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3年落ち・走行3万km以内|リセールバリュー全車種ランキングTOP30
まずは「3年落ち(新車登録から3年が経過した車/2022〜2023年式)・走行3万km以内」の条件で集計した、全車種横断のリセールバリューランキングTOP30です。
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象 | 全車種(軽自動車・登録車・輸入車) |
| 条件 | 2022〜2023年式・走行3万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した正確な新車価格(車両本体価格)と実際の査定額をもとに、1台ずつ個別にリセール率を算出し、その平均値を掲載 |
| 集計対象 | 集計件数30件以上の車種 |
3年落ち・3万km以内|リセールバリュー全車種ランキングTOP5
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 248万円 | 120.1% | |
2位 | 559万円 | 111.8% | |
3位 | 601万円 | 104.2% | |
4位 | 458万円 | 100.7% | |
5位 | 345万円 | 100.0% |
1位:スズキ ジムニーシエラ
3年落ちの全車種ランキングで1位となったのは、スズキ ジムニーシエラ。リセール率(新車価格に対して、売却時にいくら戻ってくるかの割合)は120.1%と新車価格を約2割上回る査定額がついており、ジャンルを問わず全車種を見渡しても突出した水準です。
ジムニーシエラは本格オフロード性能と街乗りでの使い勝手を両立した希少なライトSUVで、国内外を問わず根強いファンを持ち、新車の納期が長期化していることもあって中古市場の価格が下がりにくい状態が続いています。
2位:ホンダ シビックタイプR
ホンダのスポーツモデルの頂点に位置するシビックタイプRが111.8%で2位。
シビックタイプRは「FF最速」を狙う本格スポーツモデルとして根強い人気を持ち、新車の供給が限られていることから中古市場でも常に高値で取引されています。
走り好きの層に支持され、流通量も限られているため、3年落ちでも新車価格を1割超える査定額がつく状況です。
ホンダ シビックタイプRの査定実績はこちら(MOTA車買取)
3位:トヨタ アルファード
3位は高級ミニバンの代名詞であるトヨタ アルファードで104.2%。とくに「高級ミニバンといえばアルファード」というブランド力と、ファミリー・ビジネスの両用途で需要が衰えないことが新車価格超えの水準を支えています。
海外への輸出需要も底堅く、中古市場での流通スピードも速いことから、3年落ちでも新車価格を上回る査定額がついています。
4位:トヨタ ランドクルーザープラド
トヨタ ランドクルーザープラドが100.7%で4位。本格クロカン4WDの走破性と高い実用性に加え、国内外で圧倒的な信頼性を獲得しているのが特徴です。
2024年7月に生産が終了し後継のランドクルーザー250にバトンタッチしましたが、最終型に近い2022〜2023年式は中古市場で人気が高く、新車価格と同水準の査定額が維持されています。
トヨタ ランドクルーザープラドの査定実績はこちら(MOTA車買取)
5位:トヨタ ハイエースバン
トヨタ ハイエースバンが100.0%で5位。商用・送迎・キャンピング・車中泊カスタムまで、用途の幅広さが中古需要を支えています。
海外への輸出ニーズが非常に強い車種としても知られ、年式を問わず引き合いが絶えないことが新車価格水準のリセール率につながっています。仕事用としての耐久性と、趣味用ベース車両としての汎用性を兼ね備えた稀有な存在です。
3年落ち・3万km以内|リセールバリュー全車種ランキング6〜30位
6位以下は、ヴォクシー・ステップワゴン・ハイラックス・ノア・ジムニー・ヴェルファイアなどが続きます。
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
6位 | 351万円 | 99.9% | |
7位 | 354万円 | 98.7% | |
8位 | 419万円 | 98.5% | |
9位 | 328万円 | 97.0% | |
10位 | 181万円 | 96.9% | |
11位 | 657万円 | 96.7% | |
12位 | 232万円 | 95.8% | |
13位 | 507万円 | 94.9% | |
14位 | 1261万円 | 94.4% | |
15位 | 2021万円 | 92.7% | |
16位 | 312万円 | 92.06% | |
17位 | 271万円 | 92.05% | |
18位 | 194万円 | 90.8% | |
19位 | 704万円 | 90.7% | |
20位 | 286万円 | 89.6% | |
21位 | 236万円 | 87.5% | |
22位 | 296万円 | 86.5% | |
23位 | 517万円 | 86.4% | |
24位 | 182万円 | 85.6% | |
25位 | 381万円 | 85.5% | |
26位 | 219万円 | 85.1% | |
27位 | 250万円 | 84.9% | |
28位 | 201万円 | 83.97% | |
29位 | 133万円 | 83.97% | |
30位 | 177万円 | 83.3% |
3年落ち・3万km以内のリセールバリューの傾向
3年落ちの全車種ランキングで目を引くのは、1位ジムニーシエラが120.1%と新車価格を約2割上回る査定額がついている点です。
2位シビックタイプR(111.8%)、3位アルファード(104.2%)と、ジャンルの異なる3車種が100%以上を記録しており、SUV・スポーツ・高級ミニバンと、リセールが強いカテゴリが多岐にわたることがうかがえます。
4位ランクルプラド・5位ハイエースバン・8位ハイラックスといった「商用ベースまたはタフ系のトヨタ車」が新車価格水準で査定されているのも特徴で、海外輸出の引き合いが強いことや、流通量に対して需要が常に上回りやすい構造が背景にあります。
3位アルファード、6位ヴォクシー、7位ステップワゴン、9位ノア、11位ヴェルファイアと、ミニバン系がTOP11以内に5車種ランクインしている点もこの集計の特徴です。
中位は92〜97%帯にSUV勢が密集しており、12位ヤリスクロス・14位レクサスLX・16位フォレスター・17位ヴェゼル・19位レクサスRX・20位カローラクロスといった国産・輸入の人気SUVが連なっています。
下位は、24位デリカミニ・29位ハスラーと軽自動車が並び、30位スイフトは83.3%。3年落ち・3万km以内なら全車種ランキング30位までは83%以上のリセール率を維持しており、1位ジムニーシエラ(120.1%)と30位スイフト(83.3%)の差は約37ポイント。
同じ「3年落ち」でも車種選びでこれだけ差が出ることがわかります。
5年落ち・走行5万km以内|リセールバリュー全車種ランキングTOP30
続いて、「5年落ち(2020〜2021年式)・走行5万km以内」の条件で集計した、全車種横断のリセールバリューランキングTOP30です。
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象 | 全車種(軽自動車・登録車・輸入車) |
| 条件 | 2020〜2021年式・走行5万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した正確な新車価格(車両本体価格)と実際の査定額をもとに、1台ずつ個別にリセール率を算出し、その平均値を掲載 |
| 集計対象 | 集計件数30件以上の車種 |
5年落ち・5万km以内|リセールバリュー全車種ランキングTOP10
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 979万円 | 131.9% | |
2位 | 228万円 | 111.9% | |
3位 | 291万円 | 103.3% | |
4位 | 670万円 | 101.3% | |
5位 | 437万円 | 99.1% | |
6位 | 1264万円 | 96.9% | |
7位 | 372万円 | 95.1% | |
8位 | 330万円 | 95.1% | |
9位 | 172万円 | 94.0% | |
10位 | 1516万円 | 88.9% |
ここからは、3年落ちランキングには登場せず、5年落ちで新たにTOP10入りした車種を中心に紹介します。
1位:トヨタ ランドクルーザー300
5年落ちで1位となったのは、トヨタ ランドクルーザー300。リセール率は131.9%と、5年乗っても新車価格を3割以上上回る査定額がついています。
2021年8月の発売直後から世界的な人気で新車の納期が長期化し、2022年7月には受注停止に至りました。これにより新車での入手が極めて難しい状況が続いていることが、中古市場での価格高騰の主な要因と考えられます。
本格クロカン4WDの最高峰として、国内外問わずファンが多いことも価格を下支えしています。
トヨタ ランドクルーザー300の査定実績はこちら(MOTA車買取)
4位:トヨタ ランドクルーザー200
ランドクルーザー300の前身モデルにあたるランドクルーザー200が101.3%で4位。
この車は2021年に生産終了したラージSUVで、後継のランクル300への移行で流通量が限られていることに加え、北米・中東・アフリカなど海外での需要が中古価格を支えています。
生産終了から数年経過した5年落ちでも新車価格を上回る査定額がついているのは、まさにランドクルーザーブランドならではの現象と言えます。
トヨタ ランドクルーザー200の査定実績はこちら(MOTA車買取)
6位:メルセデス・ベンツ Gクラス
メルセデス・ベンツ Gクラスが96.9%で6位にランクイン。1979年の登場から基本デザインを大きく変えずに進化を続ける本格オフローダーで、ステータスシンボルとしての側面も併せ持つ稀有な存在です。新車価格1,500万円超の高級SUVながら、5年落ちでも新車価格の97%という査定額がつくのは、希少性とブランド力、そして常に新車の納期が長期化しているため中古車需要が高止まりしていることが背景にあります。
メルセデス・ベンツ Gクラスの査定実績はこちら(MOTA車買取)
5年落ち・5万km以内|リセールバリュー全車種ランキングTOP11〜30
11位以下は、ポルシェ 718ケイマン・ライズ・ヤリスクロス・ヴォクシー・ディフェンダーなどが続きます。
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
11位 | 1003万円 | 87.1% | |
12位 | 182万円 | 84.7% | |
13位 | 198万円 | 84.6% | |
14位 | 260万円 | 84.1% | |
15位 | 634万円 | 83.7% | |
16位 | 232万円 | 82.9% | |
17位 | 547万円 | 82.1% | |
18位 | 281万円 | 81.5% | |
19位 | 377万円 | 81.4% | |
20位 | 347万円 | 80.8% | |
21位 | 256万円 | 80.0% | |
22位 | 312万円 | 80.0% | |
23位 | 243万円 | 79.2% | |
24位 | 275万円 | 78.4% | |
25位 | 323万円 | 77.9% | |
26位 | 166万円 | 77.5% | |
27位 | 252万円 | 77.4% | |
28位 | 251万円 | 76.7% | |
29位 | 156万円 | 76.6% | |
30位 | 118万円 | 76.0% |
5年落ち・5万km以内のリセールバリューの傾向
5年落ちの全車種ランキングは、1位ランクル300(131.9%)、2位ジムニーシエラ(111.9%)、3位カローラクロス(103.3%)、4位ランクル200(101.3%)と上位4車種すべてが100%超え。
3年落ちで100%以上が5車種だったのに対し、5年落ちでは新車超え車種が4車種と、上位帯のリセール強度はほぼ維持されています。
なお、ランドクルーザー300が3年落ちランキングに登場しなかった理由は、2021年8月の発売後、需要急増と半導体不足の影響で2022年7月に受注が停止され、2022〜2023年式(3年落ちの対象年式)の流通台数が極めて少ないためです。集計件数30件未満となり3年落ちの集計対象外となっただけで、データの誤りではありません。
5年落ちで登場するのは、2020〜2021年式が一定数流通しているためで、結果として131.9%というリセール率を記録しています。
3年落ちで上位だった車種の動きを見ると、ジムニーシエラは3年落ち120.1%→5年落ち111.9%、ジムニーは3年落ち96.9%→5年落ち94.0%と、2年分の年式が古くなってもリセール率の落ち込みが極めて小さいのが特徴です。
ハイラックスは3年落ち98.5%→5年落ち95.1%、ハイエースバンは3年落ち100.0%→5年落ち95.1%と、商用ベース系も同様の傾向です。
中位は、5年落ちで初登場のディフェンダー(15位・83.7%)や、3年落ちで上位だったヤリスクロス(3年落ち95.8%→5年落ち84.6%)など、SUV勢が80%台前半に集中。
ミニバンはヴォクシー(3年落ち99.9%→5年落ち84.1%)やアルファード(3年落ち104.2%→5年落ち81.4%)の下落幅が10〜20ポイント超と、SUV勢に比べてやや大きめです。
アルファードに関しては2023年6月の現行モデル(40系)登場で先代モデル(30系)の中古価格が調整局面に入ったことも背景にあると考えられます。
下位は76〜80%帯で、30位ダイハツ タフトの76.0%まで全車種が75%超え。
5年落ち・5万km以内でも全車種ランキング30位までは76%以上のリセール率を維持しており、1位ランクル300(131.9%)と30位タフト(76.0%)の差は約56ポイント。同じ「5年落ち」でも車種選びで55ポイント以上の差が出ることがわかります。
7年落ち・走行7万km以内|リセールバリュー全車種ランキングTOP30
最後に、「7年落ち(2018〜2019年式)・走行7万km以内」の条件で集計した、全車種横断のリセールバリューランキングTOP30です。
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象 | 全車種(軽自動車・登録車・輸入車) |
| 条件 | 2018〜2019年式・走行7万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した正確な新車価格(車両本体価格)と実際の査定額をもとに、1台ずつ個別にリセール率を算出し、その平均値を掲載 |
| 集計対象 | 集計件数30件以上の車種 |
7年落ち・7万km以内|リセールバリュー全車種ランキングTOP10
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 192万円 | 95.6% | |
2位 | 394万円 | 91.0% | |
3位 | 543万円 | 87.32% | |
4位 | 358万円 | 87.30% | |
5位 | 394万円 | 86.02% | |
6位 | 337万円 | 86.0% | |
7位 | 1032万円 | 82.5% | |
8位 | 284万円 | 82.3% | |
9位 | 142万円 | 79.7% | |
10位 | 485万円 | 77.6% |
ここからは、3年落ち・5年落ちランキングには登場せず、7年落ちで新たにTOP10入りした車種を中心に紹介します。
4位:スバル WRX
7年落ちで初登場となるスバル WRXが87.30%で4位。2018〜2019年式は先代モデル(VA型)の晩年型にあたり、WRX STIは2019年12月をもって生産終了しています。
後継のWRX S4は2021年11月に新型として登場したものの、初代から続く先代型のキャラクターを引き継ぐ車種は事実上なくなり、希少性が高まっている状況です。
とくに水平対向ターボ・AWD(四輪駆動)という独自構成への根強い支持と、海外でも人気の高いSTIブランドが中古価格を支え、7年落ちでも新車価格の8割超という高水準を維持しています。
10位:トヨタ GRスープラ
トヨタ GRスープラが77.6%で10位。このモデルは2019年5月、約17年ぶりに復活した5代目で、BMW Z4と共同開発された直列6気筒エンジンを搭載する本格スポーツカーです。
2018〜2019年式は復活したばかりの初期ロットにあたり、流通台数が限られていることに加え、スープラの名を継ぐスポーツモデルとして国内外のファンから高い支持を集めています。
7年落ち・走行7万km以内という条件でも8割近いリセール率を維持しており、スポーツモデルとしては卓越した残価率といえます。
7年落ち・7万km以内|リセールバリュー全車種ランキングTOP11〜30
11位以下は、ライズ・RAV4・718ケイマン・ヴォクシー・デリカD:5などが続きます。
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
11位 | 153万円 | 76.6% | |
12位 | 248万円 | 75.0% | |
13位 | 633万円 | 74.7% | |
14位 | 223万円 | 72.8% | |
15位 | 289万円 | 71.2% | |
16位 | 215万円 | 71.0% | |
17位 | 225万円 | 70.64% | |
18位 | 321万円 | 70.61% | |
19位 | 211万円 | 70.4% | |
20位 | 217万円 | 68.3% | |
21位 | 143万円 | 67.9% | |
22位 | 206万円 | 67.8% | |
23位 | 138万円 | 66.9% | |
24位 | 188万円 | 66.1% | |
25位 | 154万円 | 65.9% | |
26位 | 295万円 | 65.8% | |
27位 | 150万円 | 64.7% | |
28位 | 226万円 | 64.1% | |
29位 | 159万円 | 63.6% | |
30位 | 115万円 | 61.8% |
7年落ち・7万km以内のリセールバリューの傾向
7年落ちの全車種ランキング1位は、3年落ち・5年落ちに続いてスズキ ジムニーシエラ(95.6%)。7年経過しても新車価格の95%以上が査定額として戻ってくる計算で、ジムニーシエラのリセール力の強さが改めて示される結果となりました。
2位ランクルプラド(91.0%)、3位ランクル200(87.3%)と、ランクル系の本格クロカン4WDが上位を占めます。
主要車種の3年落ち→7年落ち変化を見ると、ジムニーシエラ120.1% → 95.6%(4年で約25ポイント減)、ランクルプラド100.7% → 91.0%(約10ポイント減)、ジムニー96.9% → 79.7%(約17ポイント減)と、上位常連のSUV勢は4年経過しても落ち込みが穏やかです。
一方、アルファードは104.2% → 70.6%(約34ポイント減)、ヴォクシーは99.9% → 72.8%(約27ポイント減)と、ミニバン勢の下落幅はSUV勢に比べてやや大きい傾向です。
中位は70〜80%帯にミニバンとSUVが密集。7年落ちのTOP10すべてが77%以上を維持しているのは、長く乗っても価値が落ちにくい車種が確かに存在することを示しています。
下位は60%台前半まで下がり、30位スズキ スイフトが61.8%。
7年落ち・7万km以内でも全車種ランキング30位までは61%以上のリセール率を維持しており、1位ジムニーシエラ(95.6%)と30位スイフト(61.8%)の差は約34ポイント。
3年落ちと比較して上位下位の差はわずかに縮小していますが、それでも同じ「7年落ち」で30ポイント以上の差があり、車種選びの重要性が改めて示される結果となっています。
ボディタイプ別で見るリセールバリューTOP5
「自分が買いたい/乗っているのは○○タイプ」という方向けに、ボディタイプ別の「値落ちしにくい車」をリセールバリューTOP5として整理しました。
すべて「3年落ち・走行3万km以内」の集計値を基準に算出しています。
軽自動車のリセールバリューTOP5
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 181万円 | 96.9% | |
2位 | 182万円 | 85.6% | |
3位 | 133万円 | 83.9% | |
4位 | 125万円 | 81.7% | |
5位 | 134万円 | 79.0% |
軽自動車カテゴリで頭ひとつ抜けているのは、やはりスズキ ジムニー(96.9%)。
ジムニーは「軽の本格クロカン」という他に類を見ないポジションが、軽カテゴリのリセールバリュー上位を独占する大きな要因です。
2位以下はデリカミニ・ハスラー・タフトといった「SUVテイストの軽(軽クロスオーバー)」が中心で、軽自動車市場全体で「アウトドア・遊び向けのデザイン」がリセール強者になりやすい傾向が見えてきます。
軽自動車のリセールバリューランキングをもっと詳しく見たい方は、軽自動車だけに絞ったTOP20ランキング記事もあわせてご覧ください。
SUVのリセールバリューTOP5
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 248万円 | 120.1% | |
2位 | 458万円 | 100.7% | |
3位 | 232万円 | 95.8% | |
4位 | 1261万円 | 94.4% | |
5位 | 312万円 | 92.1% |
SUVカテゴリは、1位ジムニーシエラ(120.1%)、2位ランクルプラド(100.7%)と上位2車種が新車価格を超える査定額を記録。
ジムニーシエラは本格オフロード性能と希少性、ランクルプラドは生産終了による流通量限定と海外需要が要因とみられます。
3位以下はヤリスクロス・レクサスLX・フォレスターと、コンパクトSUVから高級SUVまで幅広く90%超え。
SUVは全体としてリセールが強いカテゴリで、サイズ・価格帯を問わず査定額が下がりにくい傾向にあります。
SUVのリセールバリューランキングは、TOP20まで掲載した詳細記事もあわせてご覧ください。
ミニバンのリセールバリューTOP5
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 601万円 | 104.2% | |
2位 | 351万円 | 99.9% | |
3位 | 354万円 | 98.7% | |
4位 | 328万円 | 97.0% | |
5位 | 657万円 | 96.7% |
ミニバンカテゴリは、1位アルファード(104.2%)が新車超え、2位ヴォクシー以下も96%超えと高水準でTOP5を独占。
アルファード/ヴェルファイアは「高級ミニバン」、ヴォクシー/ノア/ステップワゴンは「5ナンバーミドルクラス」と、明確に異なるセグメントですがどちらもリセール強者です。
特筆すべきはTOP5中4台がトヨタ車で、ミニバンに関してはトヨタブランドの中古市場での強さが際立っています。
ミニバンのリセールバリューランキングをもっと詳しく見たい方は、ミニバンだけに絞って掲載した以下の詳細記事もあわせてご覧ください。
コンパクトカーのリセールバリューTOP5
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 177万円 | 83.3% | |
2位 | 162万円 | 79.7% | |
3位 | 152万円 | 79.4% | |
4位 | 157万円 | 79.0% | |
5位 | 145万円 | 76.1% |
コンパクトカーカテゴリは、1位スイフト(83.3%)を筆頭に、TOP5中4台がスズキ・トヨタの取り回しに優れたハッチバックです。
コンパクトカーはもともとリーズナブルな新車価格帯であるため、リセール率自体は軽自動車やSUVに比べてやや控えめになるものの、「実用性が高く乗りやすいスズキ・トヨタのコンパクト勢」が安定して上位に並ぶ構造です。
2位ソリオはコンパクトミニバン的なパッケージング、5位ルーミーはトールワゴンと、室内の使い勝手も評価ポイントになっていることがうかがえます。
セダンのリセールバリューTOP5
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 456万円 | 78.0% | |
2位 | 323万円 | 67.9% | |
3位 | 175万円 | 65.2% | |
4位 | 431万円 | 64.8% | |
5位 | 361万円 | 59.3% |
セダンカテゴリは、1位レクサス IS(78.0%)が頭ひとつ抜けた水準で、ブランド力と「コンパクトFRセダン」という希少なポジションが評価されている結果です。
2位以下はWRX S4・MAZDA3セダン・レクサス ES・CLAクラスと、ブランド/パフォーマンス/プレミアム性で個性を発揮するセダンが並びます。
セダン市場は全体として縮小傾向にあり、SUV・ミニバンに比べるとリセール水準は控えめになりやすい点も特徴です。
スポーツカー/クーペのリセールバリューTOP5
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 559万円 | 111.8% | |
2位 | 507万円 | 94.9% | |
3位 | 2021万円 | 92.7% | |
4位 | 296万円 | 86.5% | |
5位 | 248万円 | 80.6% |
スポーツカー/クーペカテゴリは、1位シビックタイプR(111.8%)が新車超え、TOP5すべて80%以上の高水準です。
コア層向けのスポーツモデルは流通量が限られていることに加え、走り好きから長く支持されることが中古市場の価格を底堅くしています。
また、2位GRカローラ、4位GR86とトヨタGRシリーズが上位にランクインしているのも、近年のGRブランドの存在感の表れです。
5位ロードスターはオープンカーの定番として根強い人気を持つロングセラーで、価格の手頃さと希少性のバランスが高いリセール率を支えています。
リセールバリューが高い車種の共通点
ここまでのランキングを横断して見えてくる、リセールバリューが高い車種に共通する特徴を4つに整理しました。買い替えや新車購入の際の参考にしてみてください。
他に代替がない/競合の少ないジャンルに属している
3年・5年・7年落ちのいずれのランキングでも上位に並ぶ、ジムニーシエラ・ジムニー(軽/コンパクトの本格クロカン)、ランドクルーザー系(ラージSUV)、シビックタイプR・WRX・GRスープラ・GRカローラ(純粋スポーツ)には共通点があります。
それは、いずれも「ライバルが極めて少ない/他に代替が効かないジャンル」を担っているという点です。
同じ価格帯で別の選択肢が乏しい車種は、買い替え時にも次の購入者が「これでなければ」と感じやすく、中古市場でも需要が下がりにくくなります。
世界的に需要があり、海外への流通需要も持っている
ハイエースバンやハイラックスが3年落ち・5年落ち・7年落ちすべてで100%前後の高水準を維持していること、ランドクルーザー系が新車超え水準で取引されていることの背景には、日本国内だけでなく、北米・中東・アフリカ・東南アジアなど世界中に流通先を持つ車種であることが大きく影響していると考えられます。
国内需要だけで価格が決まる車種に比べ、グローバルに買い手が存在する車種は中古市場での価格下支えが強く働きます。
Gクラスやポルシェ 911など、世界共通でブランド価値が認知されているプレミアム車種も同様の構造です。
モデルが長く愛され、商品力が安定している
アルファード・ヴォクシー・ノア・ステップワゴンといった世代を重ねて販売されてきたロングセラーモデルは、中古市場でも安定した需要を維持しています。世代交代があってもブランド全体の認知が強く、過去モデルにも一定の引き合いが継続するためです。
ジムニーのように「基本設計を大きく変えないこと」がブランドの価値になっている車種も、同様の構造で中古価格が下がりにくい傾向にあります。
希少性・限定性がある
シビックタイプR、GRカローラ、GR86、GRスープラといった「コア層向け・流通量が限定的な車種」は、中古市場でも常に需要が供給を上回りやすく、リセール率が高水準を維持しやすいです。
ランドクルーザー300の場合は2022年7月の受注停止という事情もあり、新車での入手が事実上難しい状況が中古市場の価格を押し上げています。
「市場に十分な台数が出回らない」状態が続く車種は、リセールが構造的に強くなる傾向があります。
高く売却するためのポイント
リセール率の高い車種を選ぶこと自体が大切ですが、それと同じくらい重要なのが「売る側の準備」です。同じ車種・同じ年式でも、売却タイミングや状態によって査定額は大きく変わります。
ここでは、少しでも高く売却するための4つのポイントを紹介します。
走行距離が増えすぎる前のタイミングで売却する
中古車査定では、走行距離の節目で査定額が段階的に下がる傾向があります。本記事の集計でも、3年落ち・3万km以内、5年落ち・5万km以内、7年落ち・7万km以内という条件で大きな差が出ました。
一般的に「年式×1万km」程度のペースが査定上の目安とされ、これを超えると査定額の下がり方が大きくなる傾向があります。
乗り換えを検討している場合、走行距離が次の節目を超える前のタイミングで査定に出すことで、より高い査定額が期待できます。
整備記録・点検記録簿を保管しておく
定期点検や車検時の整備記録、点検記録簿は「丁寧に乗られてきた車両である」という客観的な証拠になり、査定時に大きなプラス材料になります。下取り(新車を買うお店に今の車を引き取ってもらうこと)に出す場合も同様で、記録がそろっているほど評価されやすくなります。
メーカー保証の継承書類や、リコール対応の記録、純正部品の保管なども含めて、購入時から売却時までの記録を一式まとめておくことをおすすめします。査定士が確認しやすいようファイルにまとめておくことで、プラス評価に繋がりやすくなります。
人気色・人気グレードを選ぶ
購入段階で意識したいポイントですが、ボディカラーやグレード(同じ車種内の装備違いのこと)によってリセール率は大きく変わります。
一般的にホワイトパール・ブラック・ガンメタリックなどの定番色は需要が安定し、査定額も維持されやすい傾向にあります。
グレードも上位グレードや人気装備が充実したグレードを選ぶことで、中古市場での売りやすさが変わってきます。
これから新車を購入する方は、カラー・グレード選びの段階で「3年後・5年後の売却」も少し意識してみると、トータルコストが抑えられます。
複数業者の査定額を比較する
同じ車両でも、買取業者によって査定額には数十万円単位の差が出ることが少なくありません。
1社だけの査定で売却を決めると、本来得られたはずの差額を逃してしまう可能性があります。
一括査定サービスを使って複数業者の査定額を比較することが、もっとも確実に売却額を最大化する方法です。短時間で複数社の査定を比較できるサービスを活用することで、最高値で売却できる可能性が高まります。
まとめ|今すぐ愛車の価値を確認しよう
本記事では、MOTA車買取の独自データをもとに、全車種横断のリセールバリューランキングを「3年落ち・3万km以内」「5年落ち・5万km以内」「7年落ち・7万km以内」の3条件で集計し、TOP30を公開しました。
3年落ち1位のジムニーシエラは120.1%と新車価格を約2割上回る査定額、5年落ち1位のランドクルーザー300は131.9%、7年落ち1位のジムニーシエラは95.6%と、車種によっては5〜7年経過しても新車価格の9割以上のリセール率を維持しています。一方で、同じ年落ち条件でも30位の車種とは約34〜56ポイントの差が出ており、車種選びがその後の実質コストに大きな影響を与えることが明らかになりました。
「自分の車のリセールはどうなんだろう」「次の車はリセールも考えて選びたい」と感じた方は、まず現在の愛車の価値を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。
売却を検討中の方へ
リセール率は車種・年式・走行距離だけでなく、査定を受けるタイミングと業者によっても大きく変わります。
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購入を検討中の方へ
これから車を購入される方は、本記事のランキングをぜひ車種選びの参考にしてみてください。3年後・5年後の実質コストを考えると、リセール率の高い車種を選ぶことで乗り換え時の負担を大きく減らせます。
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