【2026年】ミニバンリセールバリューランキングTOP10|3年・5年・7年落ちで高く売れる車種をMOTAの実績データで徹底比較
- 筆者: MOTA編集部
- カメラマン:島村 栄二/茂呂 幸正/MOTA編集部
ミニバンのリセールバリューは、同じ3年落ちでも車種によって50ポイント近い差があります。この差を知らずにクルマを選ぶと、売却時に想定外の損失につながることも。
この記事では、月間申込数10万件(2026年3月)の実績を持つ「MOTA車買取」の独自データを分析し、「3年落ち・3万km以内」「5年落ち・5万km以内」「7年落ち・7万km以内」の3条件でミニバンのリセールバリュー(平均査定額)とリセール率を公開します。
あわせて、コンパクト・ミドル・ラージのサイズ別傾向も掲載しているので、クルマ選びの参考としてください。
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3年落ち・走行3万km以内|ミニバンリセールバリューTOP10
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象車種 | ミニバン(コンパクト・ミドル・ラージ) |
| 条件 | 2022〜2023年式・走行3万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した正確な新車価格(車両本体価格)と実際の査定額をもとに、1台ずつ個別にリセール率を算出し、その平均値を掲載 |
| 順位 | 車種 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 730万円 | 126.9% | |
2位 | 795万円 | 118.1% | |
3位 | 376万円 | 106.4% | |
4位 | 354万円 | 103.6% | |
5位 | 352万円 | 96.6% | |
6位 | 350万円 | 89.8% | |
7位 | 238万円 | 87.7% | |
8位 | 377万円 | 84.8% | |
9位 | 218万円 | 84.4% | |
10位 | 333万円 | 78.2% |
出典:MOTA車買取 査定実績データ(対象:2022〜2023年式・走行3万km以内・修復歴なし・集計時点2026年5月)平均査定額は万円単位に四捨五入して表記しています。セレナは2023年式(C28型・新型)のみを集計対象としています。オデッセイ・レクサス LMは集計対象件数が基準を満たさないため除外しています。
3年落ち3万km以内|ミニバンリセールバリューTOP10 各車種の解説
1位 トヨタ アルファード(リセール率:126.9%)
2023年6月にフルモデルチェンジした4代目アルファードは、発売直後から中古市場での需要が新車供給を大幅に上回り、3年落ちで126.9%という突出したリセール率を記録しています。
国内最高峰の高級ミニバンとして圧倒的なブランド力を持ち、特に大型スライドドアや7人乗りの充実した後席装備が国内外からの評価されています。
平均査定額は730万円と高額で推移しており、乗用ミニバンのなかでも別格の存在感を示しています。
2位 トヨタ ヴェルファイア(リセール率:118.1%)
アルファードの兄弟車として2023年にフルモデルチェンジした3代目ヴェルファイアは、新型からアルファードとの差別化がより明確になり、リセール率は118.1%と新車価格を約2割上回ります。
独自のフロントデザインとエグゼクティブラウンジシートを核に、アルファードとは異なる富裕層の需要を取り込んでいます。平均査定額はアルファードを上回る795万円で、高価格グレードへの需要が査定額を押し上げている傾向があります。
3位 トヨタ ヴォクシー(リセール率:106.4%)
2022年1月にフルモデルチェンジした4代目ヴォクシーは、ミドルサイズミニバンとして唯一100%を超えるリセール率106.4%を達成しています。
全車に運転支援システム「トヨタセーフティセンス」を標準装備し、ハイブリッド仕様の燃費性能と使いやすいパッケージングが支持を集めています。発売後に新車の供給が一時的にタイトになったことも需要を押し上げた要因と考えられます。
4位 トヨタ ノア(リセール率:103.6%)
ヴォクシーの兄弟車として同時期にフルモデルチェンジした4代目ノアは、リセール率103.6%と新車価格超えを記録しています。
ヴォクシーに比べてファミリー向けの落ち着いたデザインを持ち、幅広い層からの安定した需要がリセールを下支えしています。エアロパッケージと標準ボディで中古市場での選択肢も豊富ですが、2026年4月の一部改良により、全グレードがエアロデザインに一本化されました。
5位 ホンダ ステップワゴン(リセール率:96.6%)
2022年5月にフルモデルチェンジした6代目ステップワゴンは、広い室内空間や高い視認性、そして全グレード標準の静電タッチ式両側パワースライドドアなど、実用性を軸にした装備が充実しています。
リセール率96.6%は、トヨタ勢が上位を占めるなかでホンダ最上位の数値です。モデルチェンジで機能面が大幅に刷新されたことで、新型への評価が中古市場にも反映されています。
6位 日産 セレナ(リセール率:89.8%)
2022年11月にフルモデルチェンジした6代目セレナは、シリーズハイブリッドの第2世代「e-POWER」による優れた静粛性と加速が好評で、全車に先進運転支援システム「プロパイロット」といった先進技術を備えています。
なお、本ランキングは新型が本格的に流通した2023年式のみを集計対象としており、リセール率89.8%は新型の実力を示しています。広い室内空間と使いやすいスライドドアが子育て世代を中心に支持されており、中古市場でも安定した需要があります。
7位 トヨタ シエンタ(リセール率:87.7%)
2022年8月にフルモデルチェンジした3代目シエンタは、コンパクトミニバンとして全長4260mmのボディに5〜7人乗りの実用性を凝縮しています。87.7%というリセール率はコンパクトミニバンの中でトップクラスで、新型登場後も中古市場での需要が堅調です。全グレードにハイブリッドが設定されており、維持費の低さも購入検討者から評価されています。
8位 三菱 デリカD:5(リセール率:84.8%)
デリカD:5はミニバンに4WD本格走行性能を組み合わせた独自のポジションを持ち、アウトドア需要や雪道・悪路走行を重視するユーザーからの固定的な支持がリセールを底上げしています。代替となる車種が国内市場に乏しいこともあり、中古市場での需要は底堅く推移しています。平均査定額は377万円と、ミドルサイズでは高い水準にあります。
9位 ホンダ フリード(リセール率:84.4%)
3年落ちのフリードは2024年6月に登場した3代目への世代交代前のモデルにあたります。フリードはコンパクトミニバンとしての使い勝手のよさと手頃な価格帯が、3列シートを求めるファミリー層から安定した支持を受けており、84.4%のリセール率を維持しています。2024年以降は3代目の流通が増えるため、今後の中古市場の動向も注目されます。
10位 日産 エルグランド(リセール率:78.2%)
今年、16年ぶりに新型が登場するエルグランド。その一つ前の世代となる現行型は2010年から続く長寿モデルで、新車販売台数の減少に伴い3年落ちの流通台数も限られています。リセール率は78.2%と他のラージミニバンに比べると低めですが、高い静粛性と上質な乗り心地を好む一定の固定ファンが中古需要を支えています。
モデルの新規性が薄いぶん中古価格が落ち着きやすい面もあり、購入検討者にとってはコストパフォーマンスが高い選択肢といえます。
3年落ち・走行3万km以内のリセールバリューの傾向
3年落ちランキングでは、アルファード(126.9%)・ヴェルファイア(118.1%)・ヴォクシー(106.4%)・ノア(103.6%)の4車種が新車価格を上回る100%超えを達成し、トヨタ勢が上位を独占する展開となりました。
特にアルファードとヴェルファイアは2023年のフルモデルチェンジ直後に需要が集中し、新車の供給量が中古市場の需要に追いつかない状況がリセール率を押し上げています。
ミドルサイズではヴォクシー・ノアが100%超えを達成した一方、ホンダ ステップワゴンは96.6%、日産 セレナは89.8%と両社ともにトヨタ系を下回っています。
コンパクトミニバンのシエンタとフリードはそれぞれ87.7%・84.4%と堅調です。デリカD:5(84.8%)は独自の4WD性能がニッチ需要を捉え、フリードと僅差での8位と健闘しています。
なお、2021年に一度生産が終了したホンダ オデッセイは2023年末に復活を果たしましたが、3年落ちの集計対象となる2022〜2023年式の流通が本格化していないため今回のランキングには登場していません。同様に、レクサス LMは流通台数が少なく集計対象外となっています。
1位アルファードと10位エルグランドの差は約49ポイントにのぼります。同じ「3年落ちミニバン」でも、売却時に受け取れる金額は車種によって大きく異なることがわかります。
5年落ち・走行5万km以内|ミニバンリセールバリューTOP10
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象車種 | ミニバン(コンパクト・ミドル・ラージ) |
| 条件 | 2020〜2021年式・走行5万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した正確な新車価格(車両本体価格)と実際の査定額をもとに、1台ずつ個別にリセール率を算出し、その 平均値を掲載 |
| 順位 | 車種 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 434万円 | 93.4% | |
2位 | 281万円 | 91.5% | |
3位 | 260万円 | 86.0% | |
4位 | 391万円 | 85.7% | |
5位 | 276万円 | 85.1% | |
6位 | 356万円 | 83.1% | |
7位 | 329万円 | 80.1% | |
8位 | 168万円 | 76.3% | |
9位 | 237万円 | 71.2% | |
10位 | 265万円 | 63.1% |
出典:MOTA車買取 査定実績データ(対象:2020〜2021年式・走行5万km以内・修復歴なし・集計時点2026年5月)平均査定額は万円単位に四捨五入して表記しています。5年落ちはすべて旧型(アルファード・ヴェルファイア=30系、ヴォクシー・ノア・エスクァイア=80系、セレナ=C27型)となります。エスクァイアは2021年に販売を終了したモデルのため参考値としてご参照ください。ステップワゴン・フリードは当該年式の査定実績が集計基準を満たさないため除外しています。
5年落ち・走行5万km以内のリセールバリューの傾向
5年乗っても93.4%を維持する3代目アルファードが首位を守り、5年落ちでも90%を超えています。3年落ちの126.9%から33.5ポイント落ちていますが、ミニバンカテゴリ全体で見ると依然として高水準の値です。2位の3代目ヴォクシーは91.5%と3年落ちから約15ポイント下落しており、旧型でも高いリセール率を維持しています。
注目はヴォクシーが3年落ち3位からそのまま2位を維持する一方、ヴェルファイアが3年落ち2位から4位へと後退し、ノアがヴェルファイアを逆転する構図になっています。
5位にはトヨタ エスクァイアが登場します。エスクァイアはヴォクシー・ノアの兄弟車として展開していたモデルで、2021年の販売終了後も中古需要は続いており、85.1%というリセール率を記録しています。
初登場となるホンダ オデッセイ(7位・80.1%)については、2021年に一度生産が終了し2023年末に復活した経緯があります。5年落ちはすでに生産を終了した旧型にあたりますが、オデッセイ独自の低床スライドドアと上質な走りを好む根強いファンが中古需要を支えています。
ステップワゴンとフリードは5年落ちの査定実績が集計基準を満たさないため今回のランキングに登場しません。ステップワゴンは2020〜2021年当時、上位グレードのスパーダを中心とした販売体制となっており、その時期に売却に出る個体が限られていたためと考えられます。
5年落ち|初登場車種の個別解説
5位 トヨタ エスクァイア(リセール率:85.1%)
エスクァイアはヴォクシー・ノアと同じプラットフォームを持つミニバンで、より上質なインテリアと豪華なフロントデザインを訴求していました。
2021年の販売終了後も中古市場での需要は底堅く、5年落ちで85.1%と旧型にもかかわらず高いリセール率を記録しています。同じ旧型のヴォクシー・ノアと比較しての差別化要素が評価されていると言えます。
7位 ホンダ オデッセイ(リセール率:80.1%)
オデッセイは2021年に一度生産を終了しましたが、2023年末に新型として復活した経緯を持つ独自の軌跡をたどったモデルです。
5年落ち(2020〜2021年式)は旧型の最終期にあたりますが、ラージミニバンとして低重心の走行性能と居住性を兼ね備えた希少性が査定額を下支えし、80.1%のリセール率を記録しています。
7年落ち・走行7万km以内|ミニバンリセールバリューTOP10
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象車種 | ミニバン(コンパクト・ミドル・ラージ) |
| 条件 | 2018〜2019年式・走行7万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した正確な新車価格(車両本体価格)と実際の査定額をもとに、1台ずつ個別にリセール率を算出し、その平均値を掲載 |
| 順位 | 車種 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | 373万円 | 81.8% | |
2位 | 247万円 | 81.2% | |
3位 | 238万円 | 78.0% | |
4位 | 246万円 | 76.8% | |
5位 | 338万円 | 76.6% | |
6位 | 297万円 | 74.7% | |
7位 | 234万円 | 73.7% | |
8位 | 167万円 | 71.9% | |
9位 | 246万円 | 64.0% | |
10位 | 139万円 | 63.2% | |
11位 | 195万円 | 61.6% | |
12位 | 206万円 | 51.3% |
出典:MOTA車買取 査定実績データ(対象:2018〜2019年式・走行7万km以内・修復歴なし・集計時点2026年5月)平均査定額は万円単位に四捨五入して表記しています。7年落ちはすべて旧型となります(アルファード・ヴェルファイア=30系、ヴォクシー・ノア・エスクァイア=80系、セレナ=C27型、ステップワゴン・フリード=RP系・2代目)。エスクァイアは2021年に販売終了したモデルのため参考値としてご参照ください。
7年落ち・走行7万km以内のリセールバリューの傾向
7年落ちになると全体的なリセール率は下がりますが、アルファード(81.8%)とヴォクシー(81.2%)が拮抗して80%台をキープし、7年経過した旧型でも高い価値を維持しています。
とくにアルファードは3年落ち126.9% → 5年落ち93.4% → 7年落ち81.8%と落ちるペースは年数とともに緩やかになっており、長期保有でも底堅い資産価値を持つことがわかります。
ヴォクシーとノアの差は81.2%対78.0%と約3ポイントです。エスクァイアとヴェルファイアは76.8%・76.6%と、ほぼ同率で4位・5位に並んでいます。
7年落ちで再登場したステップワゴンは7位・73.7%を記録しています。5年落ちでランキングに登場しなかった理由は前述のとおりですが、7年落ちでは多様なグレードの個体が市場に出てきており、70%台前半という実力を確認できます。
下位では日産 セレナが11位・61.6%、エルグランドが12位・51.3%と50%台にまで落ち込んでいます。エルグランドは現行型が長期化しているうえ、7年落ち時点でさらにモデルの鮮度が失われるため、リセール率の落ち込みが顕著です。
1位アルファードと12位エルグランドの差は約30ポイントでした。年数を重ねても上位と下位の格差は30ポイント前後で推移しており、車種間のリセール差は縮まりにくいと考えられます。
下記は主要車種の3年落ち・5年落ち・7年落ちのリセール率をまとめた比較表です。
| 車種 | 3年落ち | 5年落ち | 7年落ち |
|---|---|---|---|
トヨタ アルファード | 126.9% | 93.4% | 81.8% |
トヨタ ヴォクシー | 106.4% | 91.5% | 81.2% |
トヨタ ノア | 103.6% | 86.0% | 78.0% |
トヨタ エスクァイア | ー | 85.1% | 76.8% |
トヨタ ヴェルファイア | 118.1% | 85.7% | 76.6% |
日産 セレナ | 89.8% | 71.2% | 61.6% |
日産 エルグランド | 78.2% | 63.1% | 51.3% |
サイズ別で見るミニバンリセールバリューの傾向
ランキングを3年落ち・5年落ち・7年落ちとサイズ別に整理すると、車種の特性による傾向の違いが明確になります。
ラージ:アルファード・ヴェルファイアが別格、エルグランドは苦戦
全長4900mm前後の大型ミニバンでは、アルファードとヴェルファイアが3年落ち時点でそれぞれ126.9%・118.1%と圧倒的な水準を誇ります。
両車は新型への切り替えを境に中古需要が急増しており、「国産高級ミニバンの代名詞」というブランド力が年数を経ても資産価値を下支えしています。
一方、同じラージのエルグランドは3年落ちで78.2%、7年落ちで51.3%と大きく下落しており、モデルが長寿化するほどリセールへの影響が大きくなる傾向があります。
ミドルサイズ:トヨタ系が優位、デリカD:5が独自路線で健闘
全長4500〜4700mm程度のミドルサイズでは、ヴォクシー・ノアが3年落ちで100%超えを達成するなど、トヨタ系が安定した強さを見せています。
また、デリカD:5は3年落ち 84.8%・7年落ち 74.7%と年落ちによる下落が比較的緩やかで、SUV的な走行性能という代替不可能な個性がリセールを守っています。
セレナは3年落ちで89.8%と健闘していますが、旧型となる5年落ちでは71.2%、7年落ちでは61.6%と急落しており、新旧型の入れ替わりがリセールに大きく影響する車種といえます。
コンパクト:シエンタ・フリードとも堅実、買い替えサイクルが短め
全長4200〜4400mm程度のコンパクトミニバンでは、シエンタが3年落ち87.7%・フリードが84.4%と近い数値を示しています。
両車ともに7年落ちになると60〜70%台に落ち着き、ファミリー向け実用車として使われることが多いため、走行距離が伸びやすく年落ちによる査定額の落ち込みもやや早い傾向があります。
ただし絶対的な下落幅はラージよりも小さく、購入時の車両本体価格が抑えられているため、実質的な維持コストとのバランスは取れています。
ミニバンのリセールバリューが高い車種の共通点
「なぜこの車種はリセールが高いのか?」「次のミニバン選びで何を基準にすればよいのか?」。ランキングデータから見えた上位車種の共通点を整理しました。購入前に把握しておくことで、売却時の後悔を大きく減らすことができます。
1. 代替が難しい独自ポジションを持っている
アルファード・ヴェルファイアは「国産最高峰の高級ミニバン」、デリカD:5は「4WDミニバン」というニッチを独占しており、同等の代替車が国内市場に存在しません。
競合が少ない分、中古市場での需給バランスが崩れにくく、長年にわたって高いリセール率が維持されやすい構造になっています。
2. フルモデルチェンジのタイミングが査定額を押し上げる
ヴォクシー・ノアやステップワゴンは、新型登場後に旧型が即座に値崩れするのではなく、新型の供給が追いつかない時期に旧型の需要が高まり、リセール率が想定より高くなるケースがあります。
新型の納期が長い時期に売却を検討すると、思わぬ高値がつく可能性があります。
3.トヨタブランドの安心感が中古需要を底上げする
3年落ちのランキング上位10車種のうち、5車種がトヨタです。
トヨタ車は部品供給・ディーラー網・リセール相場の安定性に対する信頼感が高く、中古車購入者がトヨタ系を選びやすいという構造が、売却側のリセール率にも好影響を与えています。
4.ハイブリッド設定があると有利
シエンタ・ノア・ヴォクシー・ステップワゴンはいずれもハイブリッド仕様を持ち、燃費性能の高さが中古車購入者に評価されています。
ガソリン高騰が続く中、維持費の低さを重視する買い手が多く、ハイブリッドモデルは中古市場で需要が高まりやすい傾向があります。
ミニバンのリセールバリューを高く維持するためのポイント
すでにミニバンをお持ちの方、または購入を検討中の方に向けて、リセールバリューを最大化するための実践的なポイントをまとめました。
1. 新型サイクルを意識した売り時を逃さない
ミニバンはフルモデルチェンジのサイクルが比較的明確で、モデルチェンジの発表・発売直後に旧型の相場が急落しやすいカテゴリです。
そのため、フルモデルチェンジのアナウンスが出る前、あるいは新型の供給が不安定な時期に売却するとリセール率が高くなりやすい傾向があります。自分のクルマの次世代モデルの動向を事前に把握しておくことが重要です。
2. 内装の清潔さを保つ
ミニバンはファミリー向けの用途が多く、シート汚れ・チャイルドシート跡・食べこぼしなどが査定に影響しやすいクルマです。
そのため、定期的な室内クリーニングやシートカバーの活用などで内装の状態を維持しておくことが高い査定につながりやすいです。内装の清潔感は査定員の評価に直結します。
3. メーカーオプションは人気装備を選ぶ
後付けできないメーカーオプション(サンルーフ・両側電動スライドドア・全方位カメラ・上位グレード専用シートなど)は、中古市場での需要が高く、査定額に反映されやすいです。
逆に、一般受けしにくい特殊なボディカラーや珍しい仕様は買い手が限られるため、リセールを意識するなら定番色・定番仕様を選ぶのが無難です。
4. 点検・整備記録を残しておく
ミニバンは走行距離が伸びやすく、長距離走行や多人数乗車による消耗が査定で問われることがあります。
オイル交換・タイヤ交換・車検整備の記録簿を保管しておくことで、「丁寧に管理されてきたクルマ」という評価が得られ、同じ走行距離のクルマと比較して査定額が上がるケースがあります。
まとめ|今すぐ愛車の価値を確認しよう
2026年5月時点のMOTA車買取 査定実績データをもとに、ミニバンのリセールバリューランキングをご紹介しました。
3年落ち・走行3万km以内では、アルファード(126.9%)・ヴェルファイア(118.1%)・ヴォクシー(106.4%)・ノア(103.6%)の4車種が新車価格を上回るリセール率を記録。ステップワゴン(96.6%)やセレナ(89.8%)もモデルチェンジ後の新型として高い評価を受けています。
7年落ちになってもアルファードとヴォクシーが80%台を維持しており、トヨタ系ミニバンの長期的な資産価値の高さが際立っています。
ミニバンはリセールバリューが高い車種とそうでない車種で、5年・7年後の売却金額が大きく変わることを覚えておきましょう。
ミニバンの売却を検討中の方
ミニバンはリセールが高い傾向にあります。「どうせ安くしか売れない」と思っていた方も、予想以上の査定額になるケースも少なくありません。まずはMOTA車買取で愛車の最高値を調べてみることをおすすめします。
ミニバンの購入を検討中の方
また、乗り換えを検討している方にとっても、今の愛車がいくらで売れるかを知っておくことは、次の車の購入予算を立てる上で重要です。
まず現在の売却額を把握してから、次の1台を選ぶと資金計画が立てやすくなります。
一括査定サービスについてよく知らないという方は、まず以下の記事で仕組みやメリット・デメリットを確認してみてください。
全車種のリセールバリューをチェックしたい方はこちらの記事をご覧ください。
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