リセールバリューとは? 意味・計算方法・高い車の特徴をわかりやすく解説

  • 筆者: MOTA編集部
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車を売るとき、新車価格に対してどれだけの価値が残るか(値落ちのしにくさ)を表すのが「リセールバリュー」です。

同じ価格帯の車を買っても、3年後・5年後に手放す際、リセールバリューの違いだけで実質的な負担額に数十万円もの差がつくことは珍しくありません。だからこそ、車を買うとき・売るときには「リセールバリューとは何か」を正しく知っておくことが、損をしないための第一歩になります。

この記事では、初心者の方に向けて「リセールバリューの意味と計算方法」から、下取り・買取・残価との違い、そして「なぜ車種によって価値に差が出るのか」という仕組みまでをやさしく解説します。

「値落ちしにくい車を選びたい」「今の愛車をできるだけ高く売りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

目次[開く][閉じる]
  1. リセールバリューとは? 意味をやさしく解説
  2. リセール率の計算方法|式と具体例
  3. リセール率と残価率の違い
  4. なぜ車種によってリセールバリューに差が出るのか
  5. リセールバリューが高いと何が得なのか|実質コストで考える
  6. リセールバリューは売り方で変わる! 下取りと買取の違い
  7. 車のリセールバリューの調べ方|3つの方法
  8. リセールバリューに関するよくある質問(FAQ)
  9. まとめ|車選びと売却で損をしないために

リセールバリューとは? 意味をやさしく解説

車のリセールバリュー(resale value)とは、新車として買った車を数年後に売却するときの価値、つまり「値落ちのしにくさ」のことです。リセールバリューが高い車ほど、手放すときに新車価格に近い金額で売れます。

新車は購入した瞬間から少しずつ価値が下がっていきますが、その値落ちの大きさは車種によって大きく異なります。この違いがリセールバリューの高い・低いとなって、数年後の売却額にそのまま表れます。

このリセールバリューを数字で表すのが「リセール率」です。新車価格に対して、売却時にいくら戻ってくるかの割合を示します。次の章で、その計算方法を見ていきましょう。

リセール率の計算方法|式と具体例

リセール率は、次の式で計算します。

リセール率(%)= 売却時の査定額 ÷ 新車価格(税込)× 100

たとえば、新車価格300万円の車が3年後に210万円で売れたなら、リセール率は「210万円 ÷ 300万円 × 100=70%」です。残りの30%(90万円)が、3年間で目減りした価値(値落ち分)にあたります。

この数字が高いほど値落ちが小さく、低いほど値落ちが大きいことを表します。

同じ車種でも、新車として登録された年(年式)や走行距離、さらにグレードによってもリセール率は変わります。

なかには、人気の高さからリセール率が100%を超え、新車価格より高く売れる車種も実際にあります。

実際の人気車種において、グレード選びでリセール率にどれくらい差が出るのかは、以下の比較記事でくわしく確認できます。購入で損をしないための参考にしてください。

リセール率と残価率の違い

前章で計算した「リセール率」と混同しやすいのが「残価率」です。どちらも「数年後にどれだけ価値が残るか」を表す近い言葉ですが、出どころが異なります。

そもそも「残価」とは、新車を購入するときにあらかじめ設定される「数年後の予想価値」のこと。

これを使い、数年後に車を返す前提で月々の支払いを抑える買い方が「残価設定ローン」です。

そして「残価率」は、この残価設定ローンなどで「あらかじめ設定された将来価値の割合」を指します。一方のリセール率は、実際に中古車市場で売れた金額をもとにした実勢の値です。

つまり、あらかじめ設定された予測値が「残価率」、実際に売れた実勢の値が「リセール率」と覚えておきましょう。

なぜ車種によってリセールバリューに差が出るのか

同じ年数・走行距離であっても車種によってリセールバリューに大きな差が出るのは、中古車市場での「需要」と「供給」のバランスが車種ごとに違うからです。

欲しい人が多いのに、市場に出回る台数が少ない車種ほど、査定価格は下がりにくく、ときには新車価格を上回るほどのリセールバリューを保ちます。

たとえば、悪路に強いSUVや、3列シートで家族向けのミニバンは、もともと買いたい人が多い人気車種です。こうした車は新車の納期が長期化していることも多く、「すぐに乗りたい」という需要が中古車市場に流れ込みます。その結果、中古の需要が高まって相場が下がりにくくなり、値落ちしにくくなるのです。

逆に、市場に多く出回っている車種は供給が需要を上回りやすく、相場が下がりやすくなります。

実際、月間申込数10万件(2026年3・5月実績)を誇るMOTA車買取の査定実績データで3年落ち(走行3万km以内)の主要車種を見ると、リセール率は30%台から120%超まで分布し、最も高い車種と低い車種の差は約90ポイントにもなります。

新車価格を上回る車種が実際に複数存在する一方、3分の1ほどまで下がる車種もあるのは、この需給バランスの違いがそのまま価格差として表れているためです。

では、具体的にどんな特徴を持つ車がこの需給バランスで有利になるのでしょうか。世界的な輸出需要やモデルの希少性など、値落ちしにくい車に共通する4つの特徴は、全車種を比較した以下のランキング記事の後半でくわしく解説しています。

リセールバリューが高いと何が得なのか|実質コストで考える

リセールバリューを意識すると、買った価格から、売ったときに戻ってくる金額を引いた、実際の負担額である「実質コスト」を大きく抑えられます。

たとえば、新車価格300万円の車を3年乗って手放す場合を考えてみましょう。

  • リセール率90%の車:270万円が戻り、実質負担は約30万円
  • リセール率60%の車:180万円が戻り、実質負担は約120万円
  • 同じ300万円の車でも、リセールバリューの違いだけで実質負担に約90万円もの差が生まれます(税金やガソリン代などの維持費は別途かかります)。車両価格が同じでも、数年後に手元へ残るお金はこれだけ変わるということです。

    また、リセールバリューが高い車は残価設定ローンの月々の支払いも安くなりやすいため、買い方の選択肢が広がるというメリットもあります。

    リセールバリューは売り方で変わる! 下取りと買取の違い

    リセールバリューは、売却方法によっても異なります。車の売却方法は大きく「下取り」と「買取」の2つがあります。

    「下取り」は、新車を買うお店に、今の車を引き取ってもらうことです。手続きが一度で済む手軽さがある一方、査定額は控えめになりやすい傾向があります。

    これに対して「買取」は、専門業者に車だけを売ることです。一般的に下取りよりも高い金額がつきやすいのが特徴です。

    正しい相場を把握したい場合は、複数の買取店へ査定を依頼することが必要です。ただし、各店舗へ足を運ぶのは手間と時間がかかります。

    そこで、できるだけ手間と時間をかけたくない場合は、複数の業者にまとめて査定を依頼する「一括査定」がおすすめです。複数店舗へおもむく手間を省くことができ、一括査定の種類によっては買取店同士の競争が発生するため、高い査定額を引き出しやすくなります。

    売り方次第で手元に残るお金が数十万円変わることも珍しくありません。少しでも高く売りたい方は、まずは一括査定で比較してみましょう。

    車のリセールバリューの調べ方|3つの方法

    「自分の車(または買おうとしている車)のリセールバリューはどう調べるの?」という方に向けて、調べ方を3つ紹介します。

    (1)車種別のランキングで調べる

    「この車種は値落ちしにくいか」を知りたいなら、リセールバリューランキングを見るのが一番の近道です。

    全車種を横断したランキングのほか、SUV・ミニバン・軽自動車などカテゴリ別のランキングもあります。気になる車種が上位かどうかをひと目で確認できます。

    (2)新車価格と中古相場から自分で計算する

    特定の車のリセール率を自分で出すなら、前述の式(査定額 ÷ 新車価格 × 100)に当てはめます。

    中古車サイトで同じ年式・走行距離の販売価格を調べ、新車価格で割れば、おおよそのリセール率がつかめます。ただし、販売価格には販売店の利益や整備費用が含まれており、車両の状態によっても価格差が大きく異なるため、あくまで「目安」として捉えておきましょう。

    (3)一括査定で「今の実額」を知る

    もし愛車のリセールバリューが知りたいという場合、もっとも確実なのは、実際に査定してもらうことです。一括査定を使えば、ネット上の相場ではなく「今あなたの車にいくら値が付くか」という実際の価格がわかります。

    MOTA車買取であれば、ネットで無料申込ができ、キャンセルも無料で試せます。

    リセールバリューに関するよくある質問(FAQ)

    リセールバリューとは何ですか?

    新車として買った車を数年後に売るときの価値、つまり「値落ちのしにくさ」のことです。新車価格に対して売却額がどれだけ残るかを「リセール率」という割合で表します。

    リセール率の計算方法は?

    「査定額 ÷ 新車価格(税込)× 100」で算出します。たとえば新車300万円の車が3年後に210万円で売れた場合、リセール率は70%です。

    リセールバリューが高い車にはどんな特徴がありますか?

    中古車市場で買いたい人が多いのに対して、売りに出る台数が少ない車種ほど、値段が下がりにくくリセールバリューが高くなります。

    世界的な輸出需要や希少性など、値落ちしにくい車に共通する具体的な特徴と車種名は、全車種を比較したランキング記事でくわしく確認できます。

    リセールバリューと残価率の違いは?

    リセールバリュー(リセール率)が中古車市場で実際に売れた金額をもとにした実勢の値であるのに対し、残価率は残価設定ローンなどで「あらかじめ設定された将来価値の割合」を指します。

    まとめ|車選びと売却で損をしないために

    リセールバリューとは、数年後に車を売るときの価値、つまり「値落ちのしにくさ」のことです。リセール率(査定額 ÷ 新車価格 × 100)で表され、車種によって大きく変わります。

    同じ価格帯で買っても、リセールバリュー次第で数年後に手元へ残るお金は大きく変わるため、車を買うときも売るときも、リセールバリューを知っておくことが損をしないための第一歩です。

    「では、具体的にどの車種が高く売れるのか」を知りたい方は、全車種を3年・5年・7年落ちで比較したランキング記事で確認してみてください。

    そして、すでに車をお持ちの方が最初にやるべきことは、今の愛車が実際にいくらで売れるのかを知ることです。

    「どうせ安くしか売れない」と思っていた車が、予想以上の査定額になるケースも少なくありません。ネットから気軽に申込みができ、査定後のキャンセルも無料です。今の愛車がいくらになるのか、まずは現在の価値を確かめてみましょう。

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