【2026年最新】SUVリセールバリューランキングTOP20|3年・5年・7年落ちで高く売れる車種を実績データで解説
- 筆者: MOTA編集部
SUVのリセールバリューは、同じ3年落ちでも車種によって40ポイント以上の差があります。この差を知らずに車種を選ぶと、売却時に想定外の損失につながることも。
本記事では、 月間申込数10万件(2026年3月実績)を誇る「MOTA車買取」の独自データを分析し、「3年落ち・3万km以内」「5年落ち・5万km以内」「7年落ち・7万km以内」の3条件でSUV上位20車種のリセールバリューと平均査定額を公開します。
あわせて、軽・コンパクト・ミドル・ラージのサイズ別傾向も掲載しているので、車種選びの参考にご活用ください。
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3年落ち・走行3万km以内|SUVリセールバリューTOP20
MOTAが独自に蓄積した査定実績データをもとに、3年落ち(2022〜2023年式)・走行3万km以内のSUVリセールバリューを集計しました。
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象車種 | SUV(軽・コンパクト・ミドル・ラージ・SUVとステーションワゴンの境界が曖昧な車種も一部含む) |
| 条件 | 2022〜2023年式・走行3万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した正確な新車価格(車両本体価格)と実際の査定額をもとに、1台ずつ個別にリセール率を算出し、その平均値を掲載 |
まずは全体の順位をご覧ください。
3年落ち3万km以内|SUVリセールバリューTOP20
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | スズキ ジムニーシエラ | 246万円 | 119.1% |
2位 | トヨタ ランドクルーザープラド | 457万円 | 100.5% |
3位 | スズキ ジムニー | 181万円 | 96.8% |
4位 | レクサス LX | 1,262万円 | 94.4% |
5位 | トヨタ ヤリスクロス | 226万円 | 93.6% |
6位 | ホンダ ヴェゼル | 275万円 | 93.1% |
7位 | スバル フォレスター | 309万円 | 91.4% |
8位 | トヨタ ライズ | 194万円 | 90.7% |
9位 | レクサス RX | 704万円 | 90.5% |
10位 | トヨタ カローラクロス | 284万円 | 89.1% |
11位 | レクサス NX | 516万円 | 86.2% |
12位 | マツダ CX-3 | 201万円 | 84.4% |
13位 | トヨタ C-HR | 248万円 | 84.2% |
14位 | スズキ ハスラー | 132万円 | 83.3% |
15位 | トヨタ RAV4 | 319万円 | 82.0% |
16位 | ポルシェ マカン | 829万円 | 81.7% |
17位 | ダイハツ タフト | 125万円 | 81.6% |
18位 | トヨタ クラウンスポーツ | 481万円 | 80.2% |
19位 | スズキ クロスビー | 172万円 | 79.2% |
20位 | ダイハツ ロッキー | 174万円 | 78.9% |
1位のスズキ ジムニーシエラはリセール率119.1%と、新車価格を約2割上回る査定額を記録しました。2位のランドクルーザープラドも100.5%と新車価格と同水準を維持しており、上位2車種が新車価格の100%以上という結果となっています。
各車種の特徴を詳しく見ていきましょう。
1位 スズキ ジムニーシエラ(リセール率:119.1%)
2018年に3代目へフルモデルチェンジし、無骨なスタイルと本格的なラダーフレーム構造が世界中で注目を集めたジムニーシエラ。3年落ちの平均査定額は246万円と、多くのケースで新車購入時の車両本体価格を大きく上回る査定額がついています。
納車待ちが長期化した時期が続いたことも重なり、中古市場での需要が新車を超える状況が長期間にわたって続いています。趣味性の高さから手放す人が少なく、希少性が価格を下支えしていると考えられます。
2位 トヨタ ランドクルーザープラド(リセール率:100.5%)
150系ランドクルーザープラドは、実質的な後継となるランドクルーザー250が2024年に登場したあとも中古市場での人気が衰えず、3年落ちで100.5%を記録。平均査定額457万円は、多くの場合で新車価格と同水準かそれを上回っています。
ランドクルーザーブランドの信頼性と、高い需要に支えられた堅固なリセール率です。
3位 スズキ ジムニー(リセール率:96.8%)
3年落ちで96.8%と、ジムニーシエラと並ぶ高水準のリセール率を記録。2018年のフルモデルチェンジ以来、世界に通用する本格オフロード性能が高く評価され続けており、国内外からの安定した需要がリセール率を支えています。
4位 レクサス LX(リセール率:94.4%)
3年落ちで94.4%と、国産ラージSUVのなかでも際立つ水準を記録。レクサスのフラッグシップSUVとして2022年にフルモデルチェンジした現行LXは、発売後から需要が供給を上回る状況が続き、中古相場は新車価格に迫る水準を維持しています。平均査定額1,262万円という絶対額の高さも相まって、資産性の高いラグジュアリーSUVの代表格です。
5位 トヨタ ヤリスクロス(リセール率:93.6%)
2020年に登場したヤリスクロスは、3年落ちで93.6%と高リセール率を記録。燃費性能の高さと手頃な新車価格が人気を集め、中古市場でも幅広い世代から需要があります。「買いやすくて売りやすい」国産コンパクトSUVの代表格と言えます。
6位 ホンダ ヴェゼル(リセール率:93.1%)
2021年に2代目へフルモデルチェンジしたヴェゼルは、3年落ちで93.1%と安定した高リセール率を記録。ホンダのコンパクトSUVの中核を担う車種として、中古市場でも継続的な人気があります。幅広い世代から支持され、中古市場でも安定した需要が続いています。
7位 スバル フォレスター(リセール率:91.4%)
3年落ちで91.4%と、国産ミドルSUVのなかでトップクラスの水準です。スバルが誇る四輪駆動システム「シンメトリカルAWD」と安全装備「アイサイト」の組み合わせが一定の固定ファン層を形成しており、中古市場でも根強い需要があり、高いリセール率を維持しています。
8位 トヨタ ライズ(リセール率:90.7%)
ライズは3年落ちで90.7%と高いリセール率を誇ります。トヨタブランドの安心感と、維持費の低さが幅広い層に支持される理由です。新車価格が手頃なため絶対額の査定額は低めですが、リセール率の高さは購入コストの回収効率が良いことを示しています。
9位 レクサス RX(リセール率:90.5%)
レクサスのフラッグシップミドルSUVであるRXは、3年落ちで90.5%と高水準を維持。平均査定額704万円という絶対額の高さも特徴で、高価格帯でリセール率を維持できるのはブランド力と高い商品力の証です。7年落ちになるとリセール率が大きく下落する傾向があるため、3年以内での乗り換えが資産効率の面では有利です。
10位 トヨタ カローラクロス(リセール率:89.1%)
2021年に日本デビューしたカローラクロスは、3年落ちで89.1%、さらに5年落ちでは102.3%と新車価格を上回るという驚異的な経年変化を示します。手頃な価格帯と高い実用性が幅広い世代に刺さっており、3年後も5年後も中古市場での需要が途切れない車種です。
3年落ちSUVリセールバリューの傾向
1位のジムニーシエラ(119.1%)と20位のロッキー(78.9%)では約40ポイントの差があります。上位2位はいずれも新車価格超えを達成しており、「本格オフローダー(ジムニーシエラ・ジムニー)」と「ランドクルーザー系」が別格のリセール率を誇ることが明確になりました。
5〜10位には、ヤリスクロス・ヴェゼル・フォレスター・ライズ・RX・カローラクロスといったコンパクト〜ミドルSUVが89〜94%台でまとまっており、トヨタ・ホンダ・スバルの国産SUVが安定した人気を維持していることがわかります。
なお、ランドクルーザー300は3年落ちランキングに登場しません。2021年8月の発売後、半導体不足と需要急増により2022年7月に受注が停止され、2022〜2023年式の国内登録がほぼ存在しないためです。
同様に、メルセデス・ベンツ Gクラスとランドローバー ディフェンダーも3年落ちランキングには登場しません。Gクラスは年間の国内流通台数が少なく、3年落ち・3万km以内という条件では集計対象となる件数が確保できなかったためです。
5年落ち・走行5万km以内|SUVリセールバリューTOP20
続いて5年落ち(2020〜2021年式)・走行5万km以内の集計です。車種によっては3年落ちと順位が大きく入れ替わっています。
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象車種 | SUV(軽・コンパクト・ミドル・ラージ・SUVとステーションワゴンの境界が曖昧な車種も一部含む) |
| 条件 | 2020〜2021年式・走行5万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した正確な新車価格(車両本体価格)と実際の査定額をもとに、1台ずつ個別にリセール率を算出し、その平均値を掲載 |
5年落ち5万km以内|SUVリセールバリューTOP20
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | トヨタ ランドクルーザー300 | 979万円 | 131.8% |
2位 | スズキ ジムニーシエラ | 226万円 | 111.2% |
3位 | トヨタ カローラクロス | 289万円 | 102.3% |
4位 | トヨタ ランドクルーザー200 | 673万円 | 101.4% |
5位 | トヨタ ランドクルーザープラド | 435万円 | 98.6% |
6位 | メルセデス・ベンツ Gクラス | 1,262万円 | 95.0% |
7位 | スズキ ジムニー | 167万円 | 93.5% |
8位 | トヨタ ライズ | 181万円 | 84.4% |
9位 | トヨタ ヤリスクロス | 197万円 | 84.3% |
10位 | ランドローバー ディフェンダー | 634万円 | 83.4% |
11位 | ホンダ ヴェゼル | 232万円 | 82.6% |
12位 | スバル フォレスター | 257万円 | 80.3% |
13位 | トヨタ RAV4 | 274万円 | 77.9% |
14位 | マツダ CX-3 | 165万円 | 77.4% |
15位 | ダイハツ ロッキー | 155万円 | 76.2% |
16位 | ダイハツ タフト | 118万円 | 75.7% |
17位 | トヨタ ハリアー | 290万円 | 72.2% |
18位 | トヨタ C-HR | 206万円 | 70.4% |
19位 | ジープ ラングラー | 410万円 | 68.3% |
20位 | ホンダ CR-V | 280万円 | 67.9% |
ここでの注目は、5年落ちでも新車価格の100%超えを達成しているのがランドクルーザー300・ジムニーシエラ・カローラクロス・ランドクルーザー200の4車種(うちランクル300・ランクル200は参考値)。3年落ちと比べると全体的にリセール率は低下しているものの、上位陣の顔ぶれは大きく変わりません。
5年落ちSUVリセールバリューの傾向
3年→5年の変化:価値が落ちにくい車種と落ちやすい車種が鮮明に
主要車種の3年落ちから5年落ちへの変化を比較すると、本格オフローダー系の安定感が際立ちます。
ジムニーシエラは3年落ち119.1% → 5年落ち111.2%と、2年でわずか約8ポイントの下落にとどまっています。同様にランドクルーザープラドも100.5% → 98.6%とほぼ横ばいです。
一方、20位のCR-V(67.9%)では、3年落ち20位のロッキー(78.9%)と比べると約11ポイント低く、年式が上がるにつれて車種間の格差が広がる傾向がわかります。
5年落ちで初登場する注目車種
3年落ちのランキングには登場しなかった車種が、5年落ちで顔を出す点も見逃せません。
ランドクルーザー300(1位 131.8%)
3年落ちに登場しなかったランドクルーザー300が、5年落ちでは圧倒的な131.8%でトップに立ちます。
2021年8月の発売後、約1年で受注停止(2022年7月)となり3年落ちデータが存在しない一方、2021年式が5年落ちの集計対象に入るため、ここで初めてランキングに姿を現します。
ランドクルーザー200(4位 101.4%)
同様にランドクルーザー200も4位(101.4%)で登場。300系の品薄が長引いたことで200系への代替需要が高まり、新車時代よりも高い評価を維持しています(両車とも参考値)。
メルセデス・ベンツ Gクラス(6位 95.0%)
3年落ちのランキングに登場しなかったGクラスが、5年落ちでは6位(95.0%)に食い込んでいます。
独自のスクエアボディと本格オフロード性能は長年変わらず、高額な新車価格(約1,200万円超)に対してもリセール率で9割以上を維持する稀有な輸入SUVです。
3年落ちのデータ件数が少なかったため集計から外れていましたが、5年分の流通が積み上がることで安定した数字が出ています。
ランドローバー ディフェンダー(10位 83.4%)
2020年に約70年ぶりのフルモデルチェンジで復活した現行ディフェンダーが、5年落ちで初めてTOP10(10位 83.4%)に登場します。
平均査定額634万円という高額帯でこのリセール率を維持しているのは、世界的なブランド認知と入手困難な希少性が背景にあります。
3年落ちでは流通台数が少なく集計対象外でしたが、5年分のデータが積み上がることで安定した数字が確認できます。
「人気」と「リセール率」は別物:ハリアーの事例
5年落ちランキングで注目したいのが、ハリアーの17位(72.2%)という位置づけです。
ハリアーは国内のSUV人気ランキングでは常に上位に名前が挙がるモデルですが、中古市場での供給台数が多いため需給バランスが崩れやすく、リセール率は平均を下回る水準にとどまっています。「人気=リセールバリューが高い」とは限らないことを示す典型例です。
SUV選びの際には、販売台数(供給量)とリセール率の関係も意識しておくと、売却時の損失を抑えやすくなります。
7年落ち・走行7万km以内|SUVリセールバリューTOP20
軽自動車や一般的なセダンでは7年落ちになると価値の落ち込みが大きくなりますが、SUVはどうでしょうか。3年・5年落ちと同じ顔ぶれが多いのか、データで確認します。
| 調査概要 | |
|---|---|
| 対象車種 | SUV(軽・コンパクト・ミドル・ラージ・SUVとステーションワゴンの境界が曖昧な車種も一部含む) |
| 条件 | 2018〜2019年式・走行7万km以内・修復歴なし |
| 集計時点 | 2026年5月 |
| ソース | MOTA独自の査定実績データ |
| リセール率の定義 | 査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100 |
| リセール率の算出方法 | 各車両の年式に対応した正確な新車価格(車両本体価格)と実際の査定額をもとに、1台ずつ個別にリセール率を算出し、その平均値を掲載 |
7年落ち7万km以内|SUVリセールバリューTOP20
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | スズキ ジムニーシエラ | 190万円 | 94.7% |
2位 | トヨタ ランドクルーザープラド | 390万円 | 90.3% |
3位 | トヨタ ランドクルーザー200 | 543万円 | 86.9% |
4位 | メルセデス・ベンツ Gクラス | 1,033万円 | 81.9% |
5位 | スズキ ジムニー | 141万円 | 79.2% |
6位 | トヨタ ライズ | 152万円 | 76.2% |
7位 | トヨタ RAV4 | 247万円 | 74.6% |
8位 | 三菱 エクリプスクロス | 205万円 | 68.6% |
9位 | ダイハツ ロッキー | 136万円 | 65.9% |
10位 | トヨタ ハリアー | 225万円 | 63.9% |
11位 | ホンダ ヴェゼル | 159万円 | 63.2% |
12位 | ジープ ラングラー | 335万円 | 60.7% |
13位 | スズキ クロスビー | 121万円 | 60.3% |
14位 | トヨタ C-HR | 167万円 | 59.5% |
15位 | スバル フォレスター | 183万円 | 59.4% |
16位 | ホンダ CR-V | 228万円 | 57.4% |
17位 | レクサス UX | 261万円 | 55.4% |
18位 | レクサス NX | 286万円 | 54.5% |
19位 | レクサス RX | 370万円 | 54.3% |
20位 | スバル XV | 136万円 | 53.2% |
7年落ちになってもジムニーシエラは1位(94.7%)、ランドクルーザープラドは2位(90.3%)を維持しています。7年・7万km走っても新車価格の9割前後が手元に戻ってくるという事実は、維持費を含めた実質コストで考えると驚異的な数字です。
7年落ちSUVリセールバリューの傾向
3年→5年→7年の変化:資産価値の持続性が明確に
7年落ちになると、リセール率の車種間格差はさらに広がります。
1位ジムニーシエラ(94.7%)と20位スバル XV(53.2%)の差は41ポイントと、3年落ち(約40ポイント差)よりもむしろ開いており、「年数を経るほど、車種選びがリセール率に直結する」ことをデータは裏付けています。
3年落ちから7年落ちにかけての主要車種の変化を並べると、価値の持続力が明確に分かります。
| 車種 | 3年落ち | 5年落ち | 7年落ち |
|---|---|---|---|
スズキ ジムニーシエラ | 119.1% | 111.2% | 94.7% |
トヨタ ランドクルーザープラド | 100.5% | 98.6% | 90.3% |
スズキ ジムニー | 96.8% | 93.5% | 79.2% |
メルセデス・ベンツ Gクラス | ─ | 95.0% | 81.9% |
トヨタ ランドクルーザー200 | ─ | 101.4% | 86.9% |
ジムニーシエラは7年間で約24ポイント、ランドクルーザープラドはわずか約10ポイントの下落にとどまっています。3年ごとの下落幅が小さい車種ほど、長期保有した場合の実質コストが低くなります。
7年落ちで初登場する車種
三菱 エクリプスクロス(8位 68.6%)
7年落ちで8位(68.6%)に初登場。2018年3月に日本発売の三菱のミドルSUVで、PHEVモデルへの移行前の初代ガソリン車が集計対象の中心です。
安定したリセール率を示している点は、長期保有を検討している方にとっても参考になります。
高級SUVの7年後:レクサス勢の急落
一方で注目すべきは、レクサスのSUVが7年落ちで大きく順位を落としている点です。
UXは17位(55.4%)、NXやRXも18〜19位(54%台)にとどまり、新車時の高価格が7年後には大幅な下落率に転じる構図が見えます。
高い新車価格に対して中古市場では7年経過後に急速に評価が落ちる傾向があり、長期保有を前提とする場合には注意が必要です。
サイズ別で見るSUVリセールバリューの傾向
ここまでは年式別の全体ランキングを見てきました。次に、軽SUV・コンパクトSUV・ミドルSUV・ラージSUVの4つのカテゴリに分けて、各サイズで高リセールな車種を確認しましょう。
以下のデータは3年落ち・5年落ち・7年落ちの条件を合算して集計したものです。
軽SUV リセールバリュー TOP3
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | スズキ ジムニー | 170万円 | 88.1% |
2位 | ダイハツ タフト | 122万円 | 77.4% |
3位 | スズキ ハスラー | 109万円 | 64.0% |
軽SUVカテゴリは1位ジムニー(88.1%)が突出しており、2位タフト(77.4%)に約11ポイントの差をつけています。本格オフロード需要と希少性に裏打ちされたジムニーのリセール率は、年式をまたいでも安定して高い水準を維持しています。
3位ハスラー(64.0%)はデザイン人気が高い一方、台数が多く出回っているため需給バランスがリセール率に影響しています。
コンパクトSUV リセールバリューTOP10
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | スズキ ジムニーシエラ | 227万円 | 108.3% |
2位 | トヨタ カローラクロス | 286万円 | 94.5% |
3位 | トヨタ ヤリスクロス | 223万円 | 88.8% |
4位 | トヨタ ライズ | 190万円 | 84.9% |
5位 | ホンダ ヴェゼル | 244万円 | 80.0% |
6位 | ホンダ ZR-V | 293万円 | 75.6% |
7位 | ダイハツ ロッキー | 157万円 | 74.4% |
8位 | スズキ クロスビー | 148万円 | 67.9% |
9位 | トヨタ C-HR | 195万円 | 64.2% |
10位 | マツダ CX-3 | 169万円 | 61.5% |
コンパクトSUVはジムニーシエラが108.3%と唯一の新車価格超えを記録。2位のカローラクロス(94.5%)以下に約14ポイントの差があり、ジムニーシエラの突出した存在感が際立ちます。
3位ヤリスクロス(88.8%)・4位ライズ(84.9%)・5位ヴェゼル(80.0%)とトヨタ・ホンダの国産コンパクトSUVが上位を固めており、コンパクトSUVのリセール市場では国産勢が圧倒的に強い傾向が明確です。
ミドルSUV リセールバリューTOP10
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | レクサス RX | 585万円 | 78.3% |
2位 | トヨタ RAV4 | 282万円 | 77.1% |
3位 | スバル フォレスター | 248万円 | 76.0% |
4位 | レクサス NX | 457万円 | 75.2% |
5位 | トヨタ クラウンクロスオーバー | 396万円 | 71.8% |
6位 | トヨタ ハリアー | 279万円 | 71.1% |
7位 | ポルシェ マカン | 683万円 | 67.6% |
8位 | メルセデス・ベンツ GLB | 424万円 | 66.7% |
9位 | トヨタ RAV4 PHV | 336万円 | 66.0% |
10位 | スバル レガシィアウトバック | 275万円 | 65.1% |
ミドルSUVは4カテゴリ中、最も低い平均リセール率となるカテゴリです。それでも上位のRX(78.3%)・RAV4(77.1%)・フォレスター(76.0%)・NX(75.2%)は70%台後半と健闘しています。
注目は6位のハリアー(71.1%)です。SUV市場での知名度・人気は非常に高い一方、リセール率ではRX・RAV4・フォレスター・NX・クラウンクロスオーバーに及ばず6位にとどまっています。「人気車種=高リセール」とは限らないことを示す典型例と言えます。
10位のレガシィアウトバックはSUVとステーションワゴンの中間的な性格を持つ車種ですが、高い走行性能と実用性が評価されており、65.1%と安定したリセール率を維持しています。
ラージSUV リセールバリューTOP10
| 順位 | 車種名 | 平均査定額 | リセール率 |
|---|---|---|---|
1位 | トヨタ ランドクルーザー300 | 979万円 | 131.8% |
2位 | トヨタ ランドクルーザープラド | 427万円 | 96.8% |
3位 | トヨタ ランドクルーザー200 | 597万円 | 92.9% |
4位 | メルセデス・ベンツ Gクラス | 1,297万円 | 91.7% |
5位 | メルセデスAMG Gクラス | 2,056万円 | 77.55% |
6位 | レクサス LX | 979万円 | 77.53% |
7位 | ランドローバー ディフェンダー | 761万円 | 76.8% |
8位 | ジープ ラングラー | 425万円 | 63.2% |
9位 | ポルシェ カイエンクーペ | 580万円 | 56.0% |
10位 | メルセデス・ベンツ GLEクーペ | 560万円 | 55.1% |
ラージSUVは平均リセール率がコンパクト・ミドルを上回る水準となっており、価格が高い新車価格にもかかわらずリセール率が高いのが特徴です。ランドクルーザーシリーズが1〜3位を独占しており、件数が十分な車種で見るとランドクルーザープラド(96.8%)・Gクラス(91.7%)が二強の構図です。
Gクラスは標準モデルで91.7%と高いリセール率を維持している一方、AMGモデルは77.55%と約14ポイント低くなっています。超高額なAMGモデルの価値下落幅の大きさが見てとれます。
SUVのリセールバリューを高く維持するためのポイント
車種選びと並んで、オーナーの行動がリセール率に大きく影響します。高く売るために意識しておきたい4つのポイントをまとめました。
1. 走行距離を抑える
リセール率を大きく左右するのが走行距離です。同じ車種・年式でも走行距離が3万kmと6万kmでは査定額に大きな差が出るケースが多く見られます。年間1万km程度を目安に、不要な走行を抑える意識が査定額の維持につながります。
2. 修復歴をつくらない
今回の集計は「修復歴なし」を条件としており、修復歴ありの車両は査定額が大幅に下がります。フレームや骨格部分の修正が入ると修復歴扱いになる場合があるため、事故には細心の注意が必要です。
3. 純正状態を維持する
社外パーツへの交換や改造は、中古市場での需要を狭める可能性があります。特にオフロード系SUVはカスタム車両の流通も多いですが、高く売ることを重視するなら純正状態を保つ方が査定では有利になるケースが多いです。
4. 売り時を見極める
同じ車種でも、フルモデルチェンジの直前・直後は中古市場の需要や相場が変動しやすい時期です。また、季節によって4WDやSUVの需要が高まる時期もあります。「いつ売るか」がリセール率に影響することを意識し、市場の動向に注目しながら売却のタイミングを検討しましょう。
まとめ|愛車の価値を確認することは重要
MOTAの査定実績データが示すSUVリセールバリューのポイントをまとめます。
3年落ち・5年落ち・7年落ちのいずれの条件でも、ジムニーシエラ・ランドクルーザープラドが常に上位に君臨しており、本格オフローダーとしてのブランド・希少性・世界的需要が年式を問わないリセール力の源泉であることが明確です。
Gクラスは3年落ちでは流通データが限られるため集計対象外となりますが、5年・7年落ちでは高水準のリセール率を維持しており、同様の傾向を持つ車種と言えます。一方で人気のハリアーはミドルSUVランキングで6位(71.1%)にとどまっており、「人気=高リセール」とは言えないことも数字が示しています。
サイズ別では、ラージSUVが平均リセール率で4カテゴリ中トップ、ミドルSUVが最も低い傾向が出ています。車種選びの段階でリセール率を意識することが、長期的なコスト最適化につながります。
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