2026〜2027年登場予定の新型車18選! 価格や発売日を予想・解説
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:佐藤 正巳/茂呂 幸正/トヨタ自動車/日産自動車/MAZDA/MOTA編集部
2026年〜2027年には、18車種の新型車の登場が予想されます。そこで当記事では予想発売時期順に新型車をピックアップしました。
各車種の価格や発売時期、ボディサイズ、外観、内装、パワーユニットなどについて、カーライフ・ジャーナリストの渡辺 陽一郎さんが予想、解説します。新車購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
※記事は2025年12月17日時点の情報です。2026年に発表され、2027年に発売される予定のモデルも含みます。ルーミー、トール、ジャスティを別車種としてカウントし、全18車種としています。
ダイハツ 新型ミライース GRスポーツ
| 予想価格 | 予想発売時期 |
|---|---|
175万円 | 2026年3月 |
ダイハツ 新型ミライース GRスポーツのベースは「ミライース」です。ミライースは低価格を特徴とする営業車として人気の軽ハッチバックで、2WDは全高を1500mmに抑えて、車両重量も650〜670kgと軽い点が特徴です。
この低重心で軽いボディは、スポーティカーとの親和性も高いです。そこでミライースGRスポーツが開発されました。
ミライースGRスポーツは、軽スポーツカーのダイハツ コペンのパーツを積極的に使っています。エンジンはターボで、サスペンションやタイヤもコペンに準じた設定です。ステアリングホイールはMOMO製で、シートもレカロ製とスポーティーな仕様。
ミライースGRスポーツはさまざまな部分に手を加えるため、価格はミライースの最上級グレード「G SAIII」と比較して40万円以上高いです。それでも175万円と予想されるので、スポーツモデルとしては格安です。人気の高いスーパーハイトワゴンのダイハツ タントの売れ筋グレードと同等の価格で手に入ります。
なおダイハツの販売店では「ミライースGRスポーツは、もともと2026年1月ごろに発売する予定だったが延期された」とコメントしました。それでも2026年3月ごろにはデビューするでしょう。2026年1月に開催される東京オートサロン2026では、さらに具体的な内容が分かるはずです。
トヨタ 新型ランドクルーザーFJ
| 予想価格帯 | 予想発売時期 |
|---|---|
370万〜450万円 | 2026年5〜7月 |
トヨタの悪路向けSUV「ランドクルーザー」シリーズに、2026年5〜7月、新モデル「ランドクルーザーFJ」が加わります。
ランドクルーザーシリーズは、現在「70」「250」「300」の3種類が用意されていますが、FJの追加によって計4モデルの体制となり、ラインナップがさらに強化されます。
ランドクルーザーFJの特徴は、ボディがコンパクトなことです。全長は4575mm、全幅は1855mmなので、既存のSUVに当てはめるとトヨタ カローラクロスに近い大きさです。街中でも運転しやすいです。
ただし全高は1960mmと高く、外観に存在感があります。背が高い理由は、後輪駆動をベースにした悪路向けのSUVになるためです。
悪路のデコボコを乗り越えやすくするために最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)には240mm前後の余裕があり、耐久性の優れたラダー(梯状の)フレームも使うため、床と天井が高くなりました。そのために乗降性はいまひとつで、後席の足元空間もあまり広くないです。それでもファミリーカーとして使えるでしょう。
エンジンは直列4気筒2.7Lのガソリンで、6速ATと組み合わせます。4WDはカーブを曲がる時に前後輪の回転数を調節できないパートタイム式なので、舗装路は後輪駆動の2WDで走ります。その代わり4輪駆動時には、駆動力を増強させる副変速機を使えるため、悪路走破力は優れています。
予想価格は370万〜450万円なので、悪路向けのSUVとしては割安です。
トヨタ 新型ハイラックス
| 予想価格 | 予想発売時期 |
|---|---|
460万円 | 2026年5〜7月 |
2024年に販売を終了したトヨタ ハイラックスが、2026年5〜7月に販売を再開するとみられます。
ハイラックスは2017年、タイからの輸入車として13年ぶりに復活を果たしたピックアップトラックです。一時的な販売終了を経て、再びその姿を現すことになりそうです。
日本に輸入されるハイラックスは、後席を備えたダブルキャブ仕様で、荷台はその後部に装着されます。ボディサイズは全長が5320mm、全幅は1885mm、全高は1815mmとされ、従来型とあまり変わりません。最小回転半径は6.4mと予想され、小回りの利きはあまり良くないです。
ピックアップトラックは主に商用車として利用されますが、日本仕様のハイラックスの内装は12.3インチの液晶メーターを採用するなど、実用一点張りな印象はありません。後席にも大人が余裕を持って座れる広さがあります。
エンジンは直列4気筒2.8Lのディーゼルターボで、ランドクルーザー70などと同じタイプです。最高出力は150kW(204馬力)、最大トルクは500Nm(51kg-m)とされ、2.4Lディーゼルを搭載した先代型に比べてパワーアップされるでしょう。
大量に売れる車種ではないためグレードは1種類になると考えられます。エンジンのパワーアップや安全装備の充実もあり、価格は460万円前後になると予想されます。
日産 新型キックス
| 予想価格帯 | 予想発売時期 |
|---|---|
340万〜370万円 | 2026年6〜8月 |
日産 新型キックスは、2026年6〜8月にフルモデルチェンジが実施される予定です。
今の日本の売れ筋カテゴリーはSUVで、特に全長を4500mm以下に抑えたコンパクトな車種が人気ですが、現行キックスは販売が低迷しています。ホンダヴェゼルの約14%しか売れていません。今回の刷新は、この状況を打破するためのものとなります。
新型キックスは外観のカッコ良さを重視して開発され、天井を後方に向けて下降させる5ドアクーペ風のデザインです。ボディサイズは、全長が4370mm、全幅は1800mm、全高は1630mmとコンパクトなので、街中でも運転しやすいです。
パワーユニットは、現行型と同じくハイブリッドのe-POWERですが、発電用エンジンは1.4〜1.5Lに拡大します。またブレーキペダルを踏んだ時に、e-POWERによる回生充電を活発に行う機能は、現行型では採用していませんでした。新型ではこのブレーキとの協調制御も行われ、燃料消費量を抑えます。e-POWERから安全装備まで、さまざまな機能が進化するでしょう。
ノーマルエンジンを搭載しないe-POWER専用車なので、予想価格帯は340万〜370万円と、コンパクトSUVでは高めの設定となりそうです。
マツダ 新型CX-5
| 予想価格帯 | 予想発売時期 |
|---|---|
320万〜420万円(発売時点) | 2026年7〜11月 |
マツダ 現行CX-5は発売から9年近くを経過しますが、日本国内ではマツダの最多販売車種です。全長は4600mmを下まわって街中で運転しやすく、後席を含めて車内の広いミドルサイズSUVです。
エンジンは動力性能が高く、燃料代の安いクリーンディーゼルターボが人気で、国内で売られる現行CX-5の50〜60%に搭載されています。
このCX-5が2026年7〜11月にフルモデルチェンジされる予定です。
ボディサイズは、全長が4690mm、全幅は1860mm、全高は1695mmです。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は2815mmで、全長と併せて先代型に比べて115mm長いです。そのために後席の足元空間が広がり、ファミリーカーとして快適に使えます。しかしボディサイズの拡大も、運転のしやすさを考えると欠点にもなり得ます。現行型も後席や荷室は十分に広く、サイズアップの必要がなかったともいえます。
パワーユニットは、発売時点では直列4気筒2.5Lマイルドハイブリッドが搭載され、2027年には新開発されたスカイアクティブZを使うストロングハイブリッドも加わります。
ただし、現行CX-5で人気であるクリーンディーゼルターボを選べないのは残念です。
新型の発売当初の予想価格は、現行型のクリーンディーゼルターボと同等でしょう。ベーシックなグレードが320万円くらいで、機能や装備の割に価格を抑えた買い得グレードは350万円前後。上級グレードは420万円くらいです。
ホンダ 新型スーパーワン
| 予想価格 | 予想発売時期 |
|---|---|
389万円 | 2026年8月 |
2026年8月ごろに発売されるホンダ 新型スーパーワンは、軽自動車サイズの電気自動車であるN-ONE e:をベースにしたコンパクトカーです。
パワーユニットはN-ONE e:と同じですが、最高出力は25%アップして59kW(80馬力)くらいになります。最大トルクも178Nm(18.2kg-m)くらいで10%の上乗せです。
しかもボディには、かつての「シティターボII」を連想させるワイドなフェンダーが装着され、スピーカーから元気の良いエンジン音を響かせる機能も備わります。価格はN-ONE e:の上級グレード「e:L」に比べて70万円ほど高く、389万円といった設定でしょう。国から交付される補助金は65万円前後となり、実質価格は324万円くらいです。
トヨタ 新型ルーミー&ダイハツ 新型トール&スバル 新型ジャスティ
| 予想価格帯 | 予想発売時期 |
|---|---|
180万〜240万円 | 2026年9月 |
トヨタ ルーミー、ダイハツ トール、スバル ジャスティの姉妹車は、2016年の発売から約9年が経過し基本設計が古くなったので、2026年9月ごろにフルモデルチェンジが実施される予定です。
ボディサイズやスライドドアの装着に変化はありませんが、プラットフォームはトヨタ ライズやダイハツ ロッキーと同じ「DNGA」に変更されます。
エンジンも設計の新しい直列3気筒1.2Lになり、現行型の1.0Lに比べて実用回転域の駆動力が高まります。さらに燃費性能も向上します。
またライズ&ロッキーと同じく、街乗りに適した「eスマートハイブリッド」も用意され、燃費だけでなく動力性能も滑らかになります。
そして現行型に比べて内装の質感、後席の座り心地、走行安定性、乗り心地も向上するため、車両全体の満足度も高まります。予想価格帯は180万〜240万円で、現行型よりも少し値上げされるでしょう。
日産 新型エルグランド
| 予想価格帯 | 予想発売時期 |
|---|---|
540万円〜900万円 | 2026年10月 |
日産 エルグランドは2026年10月ごろ、16年ぶりとなるフルモデルチェンジを行います。
2010年に発売された現行型以来の刷新となり、市場を独占するトヨタ アルファード&ヴェルファイアに対抗するライバル車として、その登場が待たれています。
新型エルグランドのボディサイズは、全長が4995mm、全幅は1895mmとワイドで、全高も1975mmに達します。現行型に比べて45mmワイドで、全高は160mm上まわります。フロントマスクのデザインは賛否両論ですが、存在感は現行型よりも大幅に強いです。
現行型はLサイズミニバンとしては3列目が少し窮屈で、3列目を格納した時の荷室は床が高いです。新型はこれらの欠点を解消して、居住性と積載性を向上させます。
新型エルグランドのパワーユニットは、ハイブリッドの新世代e-POWERのみで、発電は直列3気筒1.5Lターボエンジンが行います。効率の優れた一定の回転域でエンジンを回すことにより、燃料消費量を少なく抑えます。
駆動方式は後輪を専用のモーターで駆動するe-4ORCEのみで、前後に搭載するモーターの動力性能は、4.5〜5Lのガソリンエンジンに相当します。そのためLサイズミニバンながら加速性能は力強いです。走行安定性と乗り心地のバランスも良く、予想価格は540万〜900万円に達する見込みです。
スズキ 新型スイフトスポーツ
| 予想価格帯 | 予想発売時期 |
|---|---|
250万〜300万円 | 2026年10月 |
スズキ 新型スイフトスポーツは、燃費規制への対応などから発売時期や仕様の調整が続いています。
販売店では「スイフトスポーツの発売は、先送りになったようです。凍結される可能性もあります」とコメントしました。理由は企業別平均燃費基準への対応です。
新型スイフトスポーツは直列4気筒1.4Lターボエンジンを搭載し、マイルドハイブリッドも採用しますが、燃料消費量は多いです。
販売店からは「ジムニーノマドもコンパクトSUVでは燃料消費量が多く(スズキ クロスビーの1.5倍)、スズキでは、燃費の悪い車種をこれ以上は増やしたくないと考えています」という話がありました。販売店のコメントはひとつの見方ですが、新型スイフトスポーツがなかなか登場しない背景には、いろいろな事情があります。
それでも、新型スイフトスポーツの発売は2026年10月ごろと予想され、ストロングハイブリッドを搭載する可能性もあります。予想価格帯も250〜300万円で、従来型に比べると、かなり値上げされるでしょう。
スバル 新型スポーツハッチバック
| 予想価格帯 | 予想発売時期 |
|---|---|
360万~390万円 | 2026年10月 |
「運転の楽しいスポーティなモデルは、どれも価格が高すぎないか?」。このような疑問の声がスバルの社内から挙がり、開発されたのが2026年10月ごろに発売されるスバル スポーツハッチバック(車名未定)です。
ジャパンモビリティショー2025に出展された「スバルパフォーマンスB STIコンセプト」の市販版ですが、実際に発売される時は、外観はコンセプトモデルよりもっとシンプルになります。
スバル レヴォーグなどと共通の水平対向1.8Lターボエンジンを搭載して6速MT(マニュアルトランスミッション)も選択できます。
そして予想価格は360万〜390万円とみられます。レヴォーグの1.8Lターボと同程度の価格です。
開発者は「価格をなるべく安く抑えたスポーティな5ドアハッチバックにすることで、多くのお客様に運転を楽しんで欲しい」と述べています。
BYD 新型ラッコ
| 予想価格帯 | 予想発売時期 |
|---|---|
249〜299万円(補助金を差し引くと214〜264万円) | 2026年10〜12月 |
中国メーカーのBYDは、2026年10〜12月に軽自動車の「ラッコ」を新たに投入します。全高は1800mmに達し、後席側のドアはスライド式です。
つまりホンダ N-BOX、スズキ スペーシア、ダイハツ タントといった軽スーパーハイトワゴンサイズの電気自動車になります。軽スーパーハイトワゴンは日本で最も需要の多いカテゴリーなので、新型ラッコも人気を高める可能性があります。
車内は国産のスーパーハイトワゴンと同様に広く、後席を格納すれば広い荷室にアレンジできます。収納設備も重要な機能なので力を入れるでしょう。
リチウムイオン電池の容量は2種類を設定して、それにより価格も異なるとみられます。ベーシックな仕様は1回の充電で240kmを走行できて、予想価格は249万円(35万円の補助金を差し引くと214万円)と予想されます。
上級タイプは1回の充電で340kmを走行できます。予想価格は299万円(補助金を差し引くと264万円)。これはライバルとなる日産 サクラなどを意識した価格になります。
ダイハツ 新型ハイブリッド軽自動車
| 予想価格帯 | 予想発売時期 |
|---|---|
180万〜210万円 | 2026年12月 |
ダイハツは2026年12月ごろに、ストロングハイブリッドを搭載した新型軽自動車を投入します。このハイブリッドシステムは、ダイハツ ロッキー&トヨタ ライズが採用する「eスマートハイブリッド」の軽自動車版です。エンジンが発電機を作動させ、モーターを駆動して走ります。
新型軽自動車は水平基調のボディで、全高が1680mmとみられます。この数値はダイハツ ムーヴと同程度で、スライドドアも装着するでしょう。タントと比較すると約80mm低いです。
新型はハイブリッドなので、WLTCモード燃費は30.0km/Lの達成を目指します。現時点で最もWLTCモード燃費が優れた軽自動車は、スズキ アルトのマイルドハイブリッドで28.2km/Lです。そこでダイハツのストロングハイブリッド軽自動車は、天井の高いボディで30.0km/Lを目指すとみられます。
ハイブリッド化に伴う価格アップは約20万円で、ハイブリッド軽自動車の価格は180万〜210万円になりそうです。
三菱 新型パジェロ
| 予想価格帯 | 予想発売時期 |
|---|---|
530万〜700万円 | 2026年12月 |
三菱 新型パジェロは、2026年12月ごろに復活を果たす見込みです。
近年のSUVは、乗用車のプラットフォームを使ったシティ派が主力です。ただしこのタイプが膨大に増えた結果、最近は反動により、ランドクルーザーシリーズのような後輪駆動ベースの4WDを備えた悪路向けのSUVが注目されています。
新型パジェロのベースは、ピックアップトラックの三菱 トライトンです。新型パジェロのボディはトライトンよりもコンパクトで、全長は4900mm、全幅は1930mmくらいでしょう。トヨタ ランドクルーザー250と同程度です。
パワーユニットは、トライトンと同じ直列4気筒2.4Lクリーンディーゼルターボで、最高出力は150kW(204馬力)、最大トルクは470Nm(47.9kg-m)と余裕があります。
価格はベーシックなグレードが530万円くらいで、上級グレードは700万円前後でしょう。
スバル 新型アウトバック
| 予想価格帯 | 予想発売時期 |
|---|---|
450万〜650万円 | 2026年12月 |
スバル 新型アウトバックは、北米専売となった先代から方針を転換し、再び国内ラインナップへ加わります。
SUVの人気が予想以上に高まり、今後はフォレスターやレヴォーグレイバックから上級移行するユーザーも増えるためです。スバルとしては、顧客がほかのブランドに流出するのを避けたいのです。
今のアウトバックは北米生産ですが、今後は群馬工場に移します。そのために国内販売も容易になります。
ボディの大きさは、全長が4870mm、全幅は1880mm、全高は1720mmです。既存のSUVではトヨタ クラウンエステートに近い大きさですが、全高はアウトバックが100mmほど上まわります。それでも今の国産SUVとしては、極端に大柄ではなく、上級移行するユーザー向けの車種にはちょうど良いでしょう。
新型アウトバックの車内は広く内装も上質です。後席の頭上と足元も広く、4名で乗車して長距離を快適に移動できます。
パワーユニットは、フォレスターやクロストレックが搭載する水平対向4気筒2.5Lエンジンを使ったストロングハイブリッドと、WRX S4やレヴォーグ STIスポーツRと共通の水平対向4気筒2.4Lターボがあります。
ターボについては、レヴォーグと同様、スポーティなSTIに位置付けられるでしょう。
全車が4WDを搭載して、装備も充実させるため、価格は高くなります。価格は450万〜650万円に達するとみられます。
日産 新型パトロール
| 予想価格 | 予想発売時期 |
|---|---|
900万円 | 2026年12月〜2027年3月 |
日産 パトロールはLサイズの悪路向けSUVです。全長は5350mm、全幅は2030mm、全高は1945〜1955mmなので、トヨタ ランドクルーザー300やレクサス LXよりも大きいです。車内も広く、3列のシートを装着します。
一般的にSUVの3列目シートは、荷室に設置された補助席ですが、パトロールは違います。2列目のスライド機能を調節すると、身長170cmの大人6名が乗車した場合、2/3列目の膝先空間をそれぞれ握りこぶし1つ半ずつに設定できます。
パトロールの3列目は、床と座面の間隔も十分に確保され、膝の持ち上がる窮屈な姿勢になりません。したがって大人の多人数乗車も可能で、3列目の居住性はマツダ CX-80を上まわります。上級SUVとあって内装も上質です。
日本仕様のエンジンはV型6気筒3.5Lツインターボで、最高出力は425馬力、最大トルクは71.4kg-mに達します。Lサイズのボディを豪快に加速させることができるでしょう。
駆動方式は後輪駆動をベースにした4WDで、重量級の悪路向けSUVですが、悪路の走破力に加えて舗装路での安定性も優れています。予想価格は900万円前後ですが、1000万円を超える可能性もあります。
ダイハツ 新型コペン
| 予想価格帯 | 予想発売時期 |
|---|---|
270〜320万円 | 2027年2〜6月 |
ダイハツ 現行コペンは2026年8月に生産を終えますが、その後も開発は続き、新型は2027年の2〜6月に登場する可能性が高いです。
新型コペンも従来型と同じく軽自動車サイズのオープンクーペですが、駆動方式を従来型の前輪駆動から後輪駆動に改めます。今の軽自動車は、商用車やスズキ ジムニーを除くとすべて前輪駆動と4WDなので、新型コペンはプラットフォームも刷新します。
ちなみに後輪駆動では、操舵は前輪、駆動は後輪と役割を分担するため、前後輪の重量配分はバランスが良いです。また役割の分担により、駆動力の増減がステアリングの操舵感に影響を与えにくいです。この上質な運転感覚に、電動開閉式ハードトップを組み合わせるので、マツダ ロードスターRFのような軽自動車になります。価格も高く、270万〜320万円に達するでしょう。
【筆者:渡辺 陽一郎 カメラマン:佐藤 正巳/茂呂 幸正/MOTA編集部 画像提供:トヨタ自動車/日産自動車/MAZDA】
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