新車購入ガイド:ライフスタイルに合った車の選び方
- 筆者: MOTA編集部
自分に合った車の選び方を紹介
車を購入しよう!とは言っても、カテゴリーが多すぎてどれが自分の生活に合っているのか分からない、あるいは欲しいカテゴリーはいくつか決まっているが迷っているという方もいるだろう。
この記事では、車の各カテゴリーについて解説している。新車を買いたいけど自分の場合はどのカテゴリーの車を買うべきなのか分からないor迷っているという方を含め、新車の購入を検討している方には是非チェックしていただきたい。
軽自動車
“軽自動車”は自動車の中でも日本が誇る一大カテゴリーである。ベーシックモデルの例として、ダイハツ「ミライース」やスズキ「アルト」などが軽自動車にカテゴライズされる。
「安さ」「使いやすさ」「燃費」を重視するなら軽自動車がオススメ
軽自動車はミニマムな交通手段として昔から根強い人気を誇っており、普通車と比べて圧倒的に価格が安い。また小型軽量を活かしたハイブリッドカー並みの低燃費を誇っている。車を購入する際は自分に合った用途で検討するべきだが、特に「安さ」「使いやすさ」「燃費」を重視するなら迷わず軽自動車を選ぶべきだ。
理由は主に3つある。
理由その1:維持費を安く済ませられる
「安さ」に重きを置いた場合、軽自動車であれば燃費が良いため普通車と比べてガソリン代が安く済む。また、軽自動車は車両重量や排気量が少ないため、税金が安く済むほか、車検も普通車よりも安く済ませられる。
理由その2:室内スペース十分で運転も簡単
「使いやすさ」に重きを置いた場合、普通車に比べて小回りが利きやすく、楽に運転が出来るため疲れにくい。また近年のモデルは室内スペースも充分に確保されているため、普段使いがメインであればほぼ満足できる車が揃っている。
理由その3:とにかく燃費が良い
「燃費」に重きを置いた場合、軽自動車のガソリンモデルでも普通車のハイブリッドカー並みの燃費を誇っている。また軽自動車のハイブリッドの場合、ガソリンモデルよりも遥かに良い燃費を発揮する。
というわけで、「安さ」「使いやすさ」「燃費」の3要素を最重要視するのであれば迷わず軽自動車を購入することをオススメする。
軽ハイトワゴン(例:ワゴンR/ムーヴ/デイズなど)
現在の軽自動車の基本形とも言える“ハイトワゴン”のカテゴリー。例として、スズキ「ワゴンR」ダイハツ「ムーヴ」などが挙げられる。
軽自動車で迷ったらまずはコレ!
軽自動車で迷ったらとにかくディーラーへ実物を見に行き、試乗するべきだ。ベーシック仕様に加え、質感を高めたエアロパーツなどを備えた「カスタム」グレードなど豊富なバリエーションが揃っている。小回りが利き、室内も広いため都市部での運転もしやすく、遠出もできる。
例えば、都市部で一人暮らししていて「安さ」「使いやすさ」「燃費」の3拍子を重要視するならハイトワゴン一択といっても過言ではない。
それぐらい軽自動車としては、バランスが取れていて使い勝手の良いカテゴリーなのである。都市部近辺の大学生で車を持ちたいとかであれば尚更だ。
またキャンプや釣りなどアウトドアな趣味がある方にとっても、1人分であれば荷物を充分乗せられる上に低燃費など嬉しいポイント満載なモデルである。該当する方は是非一度検討してみてはいかがだろうか。
>>ワゴンRの紹介はコチラ:スズキ ワゴンR 新車購入ガイド|車両価格から燃費、オプション装備まで一挙に紹介
>>ムーブの紹介はコチラ:【試乗レポート】ダイハツ ムーヴ/ムーヴカスタムを試乗!これぞ軽の“ど真ん中”
※筆者は自動車ライターの藤島 知子さん
スライドドア付スーパーハイトワゴン(例:N-BOX/タント/スペーシア/デイズルークスなど)
全高が高く、子供が立てるほど広い室内や、左右スライドドアの使い勝手などでファミリーカーとして大人気の“スライドドア付スーパーハイトワゴン”のカテゴリー。現在、軽自動車で最も売れているカテゴリーだ。例として、ホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」、スズキ「スペーシア」が挙げられる。
子育てユーザーならこのカテゴリーで決まり!?
人気を高めた要因となったのは、維持費が安い、ボディが小さく運転しやすいといった軽自動車が備えているメリットに加えて、高い実用性を発揮してくれるからだ。
またスライドドア付スーパーハイトワゴンは、子育て世代のユーザーをターゲットに開発されたモデルのため、軽自動車でありながら、ミニバンのような使いやすさと安全性能を備えている。そのため主婦層から絶大な支持を得ている。
スライドドア付スーパーハイトワゴンのオススメなポイントは主に3つある。
ポイントその1:電動スライドドアで乗り降りラクラク!
世の中のママさんたちにとっては嬉しいポイントであろう電動パワースライドドア。特に子育て中のママさんたちは赤ちゃんのおんぶや、買い物の袋などで両手が塞がりがち。
電動スライドドア付のスーパーハイトワゴンであれば大体の車種はリモコンやドアノブのスイッチを押すだけで開閉可能なため、両手が塞がっている状況でも簡単にドアの開け閉めを行うことができるのだ。
ポイントその2:駐車場でも安心して乗り降りできる
小さなお子さんを乗せていると、マンションや駐車場での乗り降りで、隣の車や壁などにドアをぶつけないかハラハラすることがあるだろう。電動スライドドアであれば、そんなことを気にせずストレスフリーな乗り降りが行えるようになるのだ。
ポイントその3:軽自動車の中でもトップクラスの広い室内
スライドドア付スーパーハイトワゴンは1700mmを超える全高を持っており、軽自動車とは思えない広い室内空間を実現している。また開口部も広いため、荷物の出し入れもしやすい。何かと荷物の多い子育てユーザーには嬉しいポイントである。
>>N-BOXの紹介はコチラ:ホンダ N-BOX徹底購入ガイド! 人気の理由や価格、グレードごとの違いを解説
>>タントの紹介はコチラ:ダイハツ タント 新車購入ガイド|車両価格から燃費、オプション装備まで一挙に紹介
>>スペーシアの紹介はコチラ:スズキ スペーシア 新車購入ガイド|車両価格から燃費、オプション装備まで一挙に紹介
ホットハッチ(例:アルトワークス)
“ホットハッチ”は、小型軽量なベーシック軽自動車をベースに高性能なエンジンを載せ、足回りを強化したスポーツモデルである。例として、スズキ「アルトワークス」などが挙げられる。
アルトワークスは車両重量も軽く加速も早く、燃費も20km/Lを超えている。希少なマニュアルモデルもあり、ホビーとしても楽しい1台である。使い方ひとつで趣味性が高まるカテゴリーで、「安さ」「速さ」が兼ね備えたモデルだ。そのためコストパフォーマンスを重視しつつも楽しめる1台が欲しいという方にはオススメだ。
>>アルトワークスの紹介はコチラ:「こりゃ楽しい!」復活したピリ辛Kスポーツ「スズキ アルトワークス」試乗レポート
※筆者は自動車評論家の国沢 光宏氏
クロスオーバーSUV(例:ハスラー/キャスト アクティバなど)
使い勝手の良い軽ハイトワゴンをベースに、アウトドア用途を想定したオシャレなSUV風の内外装を備えた“クロスオーバーSUV”のカテゴリー。現在、国内外で人気急上昇中のカテゴリーだ。例として、スズキ「ハスラー」ダイハツ「キャスト アクティバ」などが挙げられる。
このカテゴリーは、比較的低燃費なことに加えデザイン性、室内空間の使い勝手が良く汎用性が高いことから幅広い層のユーザーから支持を得ている。「オシャレ」「使い勝手の良さ」「低燃費」の3つの要素を兼ね備えているので、車の購入を検討する上でこの条件を削りたくない方にとっては是非オススメしたいモデルだ。
>>ハスラーの紹介はコチラ:スズキ ハスラー新車購入ガイド | 装備や内外装、気になる価格まで解説
>>キャスト アクティバの紹介はコチラ:ダイハツ キャスト アクティバ/キャスト スタイル 試乗レポート
※筆者は自動車評論家の渡辺 陽一郎氏
クロスカントリー4WD(例:ジムニー)
世界でオンリーワンの存在にして趣味性も高い超個性派の“クロスカントリー4WD”にカテゴライズされているのがスズキ「ジムニー」だ。山間部や豪雪地帯など「ジムニーでないと走れない」ような極限エリアで業務用に使うニーズも根強い車である。
ちなみにジムニーは、2018年に20年ぶりとなるフルモデルチェンジを経て安全装備とデザインが大幅に進化した。安全装備は、横滑り防止装置が加わり、サイド&カーテンエアバッグも全車に標準されている。
デザイン面では、ボディスタイルの印象が大きく変わった。旧型モデルは直線を基調にしながらフェンダーなどに丸みを加えていたが、現行モデルは直線的な外観となっており、まるで初代モデルに回帰したかのような仕上がりになっている。なお、現行ジムニーは2018年10月に「グッドデザイン金賞」(経済産業大臣賞)を受賞している。
「悪路走破性」「デザイン」を重要視している方に是非オススメしたいモデルだ。
>>ジムニーの紹介はコチラ:スズキ ジムニー 新車購入ガイド|車両価格から燃費、オプション装備まで一挙に紹介
オープンスポーツカー(例:S660/コペンなど)
維持費が安い軽自動車なら趣味の2台目、3台目としても買いやすい“オープンスポーツカー”のカテゴリー。例として、ホンダ「S660」やダイハツ「コペン」などが挙げられる。
結論からお伝えすると、この手の車は悩む要素があるなら購入はオススメしない(軽オープンスポーツカーのカテゴリに手を出すか出さないかとして)。
楽しみ方は十人十色。とはいえ、このタイプは「カスタマイズ」「運転そのもの」を肌で感じて楽しめるところが1番のメリットでもあるので、少しでも「実用性」「燃費」に気が取られるなら検討はオススメしない。
逆を言えば「カスタマイズ」「運転そのもの」を存分に楽しみたい方であれば迷わず買った方が良い。もちろん状況によってはファーストカーとして検討するのも全然ありだ。
>>S660の紹介はコチラ:ホンダ S660 Modulo X 試乗|ノーマルとの差は歴然!軽自動車で285万も納得の走り
※筆者は自動車評論家の山本 シンヤ氏
※筆者は自動車ライターの河口 まなぶ氏
コンパクトカー(例:ヴィッツ・フィット・ノートなど)
かつては我慢を強いられる車もあったが、最近のモデルは室内空間も充分担保されており、これ1台でOKだと思わせるまでに成長した“コンパクトカー”のカテゴリー。例としてトヨタ「ヴィッツ」やホンダ「フィット」、日産「ノート」が挙げられる。近年、ハイブリッドモデルやクリーンディーゼルモデルなどエコな環境対応モデルも増えた。
またコンパクトカーは、全体的にバランスが取れているベーシックな車だ。維持費が安く、それなりに小回りも利き運転しやすいこともあり定番の人気カテゴリーとなっている。さらに、近年コンパクトカーの安全装備も充実してきているため安心感も昔より高まっている。「コストパフォーマンスが良い普通車」が欲しいなら是非検討の1台に入れていただきたいモデルだ。
>>ヴィッツの紹介はコチラ:トヨタ ヴィッツ ハイブリッドは、“先輩”アクアに比べどこが勝ってる!?[試乗レポート]
※筆者は自動車評論家の渡辺 陽一郎氏
ハッチバック(例:カローラ スポーツ・インプレッサ スポーツなど)
欧州志向のモデルも多く、車通に支持されている“ハッチバック”のカテゴリー。例としてトヨタ「カローラ スポーツ」やスバル「インプレッサ スポーツ」などが挙げられる。
廉価なコンパクトカーや軽自動車に押され気味ではあるが、走りの性能や内外装の質感などコンパクトカーに勝る面が多いのも事実だ。ハイブリッドモデルやクリーンディーゼルモデルなどエコな環境対応モデルも増えている。
「使い勝手」「デザイン」を最重要視するならハッチバックモデルがオススメだ。理由はラゲッジスペースの使いやすさ。多くのモデルがリアシートを倒すことでラゲッジスペースを広く使えるようになっているため後部座席から手を伸ばせば荷物を取れるようになっている。そのため、ある程度大きな荷物も難なく積めるので少人数であれば旅行などでも問題なく力を発揮してくれる。これはハッチバックならではのメリットだ。
>>カローラ スポーツの紹介はコチラ:トヨタ 新型カローラスポーツ 6MT試乗|日本初導入された新開発MTの実力を試す!
※筆者は自動車評論家の今井 優杏さん
>>インプレッサ スポーツの紹介はコチラ:スバル 新型インプレッサ試乗レポート|1.6Lモデルと2Lモデルの違いを徹底比較!
※筆者は自動車評論家の山本 シンヤ氏
セダン(クラウン・アテンザ・カローラアクシオなど)
乗用車の基本形、独立したトランクスペースを持ち3BOXカーとも呼ばれる“セダン”のカテゴリー。例としてトヨタ「クラウン」「カローラアクシオ」マツダ「アテンザ」などが挙げられる。
背の高いSUVモデルやミニバンモデルに比べ重心が低く、操縦安定性にも優れており、高性能なモデルも多い。乗り心地や静粛性なども良く、高級車は今でもセダンモデルが中心となっている。
また、欧米プレミアム系輸入車のラインナップが豊富なこともあり自分の好みに合った内外装デザインのモデルを探しやすいのも魅力だ。そのため「ラグジュアリーデザイン」「乗り心地」の2つを重要視するならセダンモデルがオススメだ。
>>クラウンの紹介はコチラ:トヨタ 新型クラウン 公道試乗│若返りを図り、スポーティサルーンに生まれ変わった15代目
※筆者は自動車ライターの河口 まなぶ氏
>>アテンザの紹介はコチラ:マツダ アテンザ(2018年大幅改良モデル)│スポーティなクルージングが愉しめるマツダのフラグシップセダン
※筆者は自動車評論家の今井 優杏さん
>>カローラアクシオの紹介はコチラ:トヨタ カローラアクシオ 試乗レポート
※筆者は自動車ライターの河村 康彦氏
ステーションワゴン(レヴォーグ・カローラフィールダーなど)
セダンモデルをベースに荷室を拡大した使い勝手の良い“ステーションワゴン”のカテゴリー。例としてスバル「レヴォーグ」やトヨタ「カローラ フィールダー」などが挙げられる。
かつては各メーカーに多数ラインナップされていたが、近年はSUVモデルなどに押され気味で市場も縮小傾向になっている。とはいえセダン直系の走りの良さがウリで、ターボエンジンと4WDを組み合わせた高性能モデルの設定がされているのも事実。
そのため「走行安定性」「使い勝手」「燃費」なども捨てたくないけどスポーティな走りも楽しみたいという方にオススメだ。また欧州プレミアムメーカーでも多数のステーションワゴンモデルを用意しているため自分の条件に合ったモデルを探しやすいのも魅力だ。
>>レヴォーグの紹介はコチラ:スバル レヴォーグ 試乗レポート(D型)|ビッグマイナーチェンジで新アイサイト搭載、走りの質はどう変わった!?
ミニバン(コンパクト・Mクラス・Lクラス)
セダンモデル等の乗用車をベースに造られた3列シートタイプの大人数乗車可能なワゴンモデルの“ミニバン”のカテゴリー。コンパクト、Mクラス、Lクラスと多彩なラインナップに分かれている。
商用1BOXバンとの共用だった従来型の他人数乗りワゴン車に対し、「性能」「乗り心地」「快適性」「デザイン性」などを全て凌駕したモデルだ。ここ20年で急速に市場を拡大させ、今ではファミリーカーの基本形として定番化された。
紹介の通り、さまざまなポイントを抑えたモデルのため家族持ちユーザーには是非オススメしたい。またミニバンモデルは、各メーカーが力を入れているカテゴリーのため車種が豊富で選びやすいのも魅力の1つだ。
それでは、コンパクト、Mクラス、Lクラスについて紹介する。
コンパクト(シエンタ・フリード)
過剰さの無い、ちょうど良いサイズで女性ユーザーからの支持も高い“コンパクト”のカテゴリー。例としてトヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」などが挙げられる。
価格も200万円前後と手ごろで低燃費なハイブリッドモデルも用意されているためお子さんが1人~2人ならこれ1台で充分と言えるだろう。
>>シエンタの紹介はコチラ:トヨタ シエンタ徹底購入ガイド|車両価格から燃費、オプション装備まで一挙に紹介
>>フリードの紹介はコチラ:ホンダ フリード 新車購入ガイド | 価格やボディサイズ、内外装などを徹底解説
Mクラス(ヴォクシー3兄弟・セレナ・ステップワゴン)
ミニバンモデルの人気の中心となっている“Mクラス”のカテゴリー。例としてトヨタ「ヴォクシー」「ノア」「エスクァイア」や日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」などが挙げられる。
5ナンバー枠を目いっぱい使ったサイズ、スクエアなボディ形状で室内のシート3列全ての空間が余裕に溢れており、特にお子さんをお持ちのユーザー層から絶大な支持を得ている。もちろん日頃から使用するであろう主婦層の乗りやすさも意識されているので運転席からの視界も良好な造りがされている。
>>ヴォクシーの紹介はコチラ:トヨタ ヴォクシー 新車購入ガイド|車両価格から燃費、オプション装備まで一挙に紹介
>>セレナの紹介はコチラ:日産 セレナe-POWERに速攻試乗|これがフルハイブリッドを超えたEVミニバンだ!
※筆者は自動車評論家の国沢 光宏氏
>>ステップワゴンの紹介はコチラ:ホンダ ステップワゴン 新車購入ガイド|車両価格から燃費、オプション装備まで一挙に紹介
Lクラス(アルファード・エルグランド・エスティマ・オデッセイ)
サイズの拡大のみならず、内外装の質感も大幅に向上させた現代の高級車とも言える“Lクラス”のカテゴリー。例としてトヨタ「アルファード」「エスティマ」や日産「エルグランド」、ホンダ「オデッセイ」などが挙げられる。法人の送迎者として高級セダンに代わり人気が上昇しているモデルである。
ただ、Lクラスになると車両重量が大きいため燃費が悪く小回りも利かない。そのため、ミニバンモデルを検討する際は自分の環境に合ったモデルを慎重に選ぶことをオススメする。
>>アルファードの紹介はコチラ:トヨタ アルファード 新車購入ガイド|車両価格から燃費、オプション装備まで一挙に紹介
>>エルグランドの紹介はコチラ:日産 エルグランド[2014年1月ビッグマイナーチェンジモデル] 試乗レポート
※筆者は自動車評論家の渡辺 陽一郎氏
>>エスティマの紹介はコチラ:トヨタ「エスティマ」「エスティマハイブリッド」(2016年6月マイナーチェンジモデル) 試乗レポート
※筆者は自動車評論家の渡辺 陽一郎氏
SUV
4WD車風のアクティブなデザインや広い荷室、スポーティなフォルムなどが特徴の“SUV”のカテゴリー。例としてトヨタ「ランドクルーザー」や日産「エクストレイル」、三菱「パジェロ」、ホンダ「ヴェゼル」などが挙げられる。
かつては悪路走破性を追及し、ラダーフレーム構造を持つヘビーデューティな4WD車が主流となっていたが、近年は乗用車をベースにしたクロスーバーSUVモデルが台頭となってきている。なお、全てのモデルが4WDではなく2WDの設定があるケースも多い。超高級車メーカーも含め、国内外メーカーから大小さまざまなモデルが登場し世界で一大ブームになっている。
「実用性」「デザイン性」「乗り心地」を重要視する方にはオススメのモデルだ。
>>ランドクルーザーの紹介はコチラ:トヨタ ランドクルーザー(200系・ZX)試乗レポート/2015年マイナーチェンジモデル
※筆者は自動車評論家の渡辺 陽一郎氏
>>エクストレイルの紹介はコチラ:日産 エクストレイル 試乗|自動運転”プロパイロット”がさらに使いやすく進化した
※筆者は自動車評論家の渡辺 陽一郎氏
>>パジェロの紹介はコチラ:三菱 パジェロディーゼル 試乗レポート
※筆者は自動車評論家の渡辺 陽一郎氏
クーペ
主にセダンをベースに2ドア、2人~4人乗りとした“クーペ”のカテゴリー。例としてトヨタ「86」や、日産「フェアレディZ」、「GT-R」、レクサス「RC」、「LC」などが挙げられる。
プレミアムブランドやスポーツカーブランドなどで独自のデザインを与えたクーペも存在している。俗にいう、“スポーツカー”だ。そしてスポーツカーの購入を検討する際は是非MT車を選ぶことをオススメする。(あれば)
“ガチ”でスポーティな車を持ちたいならコレ
このモデルは「カッコよさ」「スポーティ」「カスタマイズ」の3要素を重要視している方には是非オススメしたいカテゴリーだ。
理由は主に3つある。
理由その1:パワー、走行安定性が高く、運転が楽しい
1つ目は基本的に車高が低いため走行安定性が高く、空気抵抗が少ない。そのため楽しい走りを味わえるうえに、乗り心地も良い。もちろんMT車であれば楽しさは倍増する。
そして他のカテゴリーでは体験しきれないパワーがあること。例えば高速道路の合流車線に出る時、1速ずつギアを上げ、アクセルを深く踏んでいくと同時にスポーツカーらしいパワーを肌で感じられるのだ。
理由その2:スポーツカーならではの内外装
2つ目はメーターやステアリング、フットペダルなど随所のデザインがスタイリッシュに作られているため、他のカテゴリーではなかなか体験できないスポーティでカッコいい内外装を楽しめる。
理由その3:とにかくカスタムの幅が広い
3つ目はカスタマイズの幅が広く、カスタムが映えること。マフラー、エキマニ、エアロ、カーボンボンネット、ウイングなど多彩なパーツが豊富に揃っているカテゴリーなのも魅力の1つだ。
カスタマイズにお金は掛かるが、とにかくカッコいい車を自分でカスタムしてスポーティな走りを楽しみたい!という方には是非オススメしたいモデルだ。
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※筆者は自動車評論家の山本 シンヤ氏
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※筆者は自動車評論家の嶋田 智之氏
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※筆者は自動車評論家の国沢 光宏氏
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※筆者は自動車評論家の今井 優杏さん
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※筆者は自動車ライターの五味 康隆氏
オープンカー
2人~4人乗りのクーペモデルをベースに屋根に幌や金属製のオープントップを与えた“オープンカー”のカテゴリー。例としてマツダ「ロードスター」やホンダ「S2000」、トヨタ「MR-S」などが挙げられる。プレミアムブランドやスポーツカーブランドなどではオープン専用で独自設計されたオープンカーも存在している。
このモデルは、とにかく「カッコよさ」「目立つ」の2つを重要視している方にはオススメしたいカテゴリーだ。屋根が無いため開放感に室内は開放感に溢れておりとにかく目立つので女子ウケなども良い。ただ「実用性」の部分が他のカテゴリーに比べてかなり欠落しているためファーストカーとしてはあまりオススメしない。
趣味性が高いモデルなのであくまでも趣味としてセカンドカー、あるいはサードカーとしてなら存分に楽しむことができるモデルである。
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※筆者は自動車ライターの伊藤 梓さん
ハイブリッドカー
通常のガソリンモデルへ追加されるケースに加え、燃費性能を極限まで追求した“ハイブリッドカー”のカテゴリー。例としてトヨタ「プリウス」「アクア」などが挙げられる。昔は種類が少なかったが、トヨタ プリウスをはじめ急速に普及してきている。
このモデルは「燃費」を最重要視している方には是非オススメしたいモデルだ。低燃費なうえに電気だけで走っている間は排気ガスが出ないため、エコカーの定番なのである。今ではエコカー減税のおかげもあって税金面でもガソリンモデルより優秀だ。さらにリセールバリューが高いのもハイブリッドカーの魅力。
ハイブリッドカーは急速に普及しているだけあって、どんどん進化していってるので「エコな車生活を送りたい」という方は迷わず購入するべきだ。
バン・その他
1BOX(箱型)もしくはステーションワゴン同等のボディ形状を持つ“バン”のカテゴリー。また、開放型の荷台を持つ“トラック”のカテゴリーもある。基本的には商用車として使われることが多いモデル。いわゆる4ナンバーのクルマだ。例としてトヨタ「ハイエースバン」「プロボックスバン」「サクシードバン」などが上げられる。
このモデルは「維持費」「長持ち」の2つを重要視している方にはオススメしたいカテゴリーだ。まず、比較的ほかのカテゴリーと比べて年間の維持費が少し安い。車種にもよるがざっくり2年間で3万~6万円くらい安く済む。また、各メーカーが商用車ニーズに合わせて販売しているため他のカテゴリーよりもなるべく長く使えるように足回りが丈夫に造られているのだ。
ただ、このモデルは乗り心地のクオリティを重視されていないため、他のカテゴリーに比べて乗り心地はあまり良くない。そのため自営業をやっていたり、環境的に丈夫で荷物を積めるクルマが必要であれば検討をオススメしたい。
>>ハイエースバンの紹介はコチラ:トヨタ 新型 ハイエースバン スーパーGL[ディーゼル] 試乗レポート
※筆者は自動車評論家の国沢 光宏氏
後悔しない車選びをするために
ここまで読んでいただけた方、なんとなくは車の“種類”をお分かりいただけたと思う。
車の購入は、人生の中でかなり大きな買い物になるだろう。だからこそ車を選ぶ際は、まず「自分はどのカテゴリーの車が合っているのか」をじっくり考えてから購入し、後悔のないカーライフを楽しもう。
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