【2025年】軽自動車おすすめ人気ランキングTOP15! 後悔しない選び方も解説

  • 筆者: MOTA編集部
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維持費が安く、小回りも利くことから、幅広い世代に人気の軽自動車。近年は性能やデザイン性も向上し、普通車からの乗り換えも増えています。

当記事では、軽自動車の購入検討者に向け、人気ランキングTOP15をピックアップ。あわせて軽自動車3つのメリット、種類(ボディタイプ)、後悔しない選び方も解説します。

目次[開く][閉じる]
  1. 軽自動車とは?
  2. 軽自動車3つのメリット
  3. 軽自動車の種類(ボディタイプ)
  4. 軽自動車の後悔しない選び方
  5. 軽自動車おすすめランキングTOP15
  6. 【Q&A】軽自動車のよくある質問

軽自動車とは?

軽自動車は、コンパクトな自動車の一種です。以下の規格に適合する自動車を指します。

・排気量が660cc以下

・全長(車体の長さ)が3400mm以下

・全幅(車体の幅)が1480mm以下

・全高(車体の高さ)が2000mm以下

・定員4名まで

日本の自動車の中で最も小さい規格に適合しており、運転しやすいのが特徴です。狭い道での運転や車庫入れなども普通車と比べると比較的容易に行えます。

この手軽さによって、近所への買い物や通勤、駅への送迎など、日常の足として便利であることが軽自動車の魅力です。

軽自動車3つのメリット

軽自動車は、日本国内で最も人気のある自動車の1つです。軽自動車の主なメリットは3つあります。

軽自動車の3つのメリット

・税金や燃費が良く、維持費が安い

・車両価格が安く、購入のハードルが低い

・コンパクトで小回りが利き、運転しやすい

税金や燃費が良く、維持費が安い

軽自動車は、自動車税や自動車重量税といった税金が普通車に比べて安く設定されています。

維持費において軽自動車と普通車で大きく異なるのは主に「軽自動車・自動車税」「自動車重量税」「高速道路料金」の3つです。

項目軽自動車普通車
軽自動車・自動車税(年額)

1万800円

2万5000~11万円

自動車重量税(2年自家用)

0~6600円(※)

0~3万円

高速道路料金

普通車の約2割引き

通常料金

(※)軽自動車は2015年以降に新規検査を受けた13年未満の乗用・自家用車

自動車税は一律で1万800円と安い

毎年自動車の所有者にかかる自動車税。普通車にかかる自動車税は排気量によって税額が異なり、排気量が大きくなるほど税額は高くなります。一方、軽自動税は一律で1万800円です。

自動車重量税も一律で安い

自動車重量税は新規検査(普通自動車の場合は新規登録)と継続検査の際に支払います。普通自動車の場合、車両重量が増えるごとに税額が高くなりますが、軽自動車の場合は車両重量に関係なく自動車重量税の金額は一律です。

高速道路料金も普通車より2割ほど安い

さらに、高速道路料金も普通車より約2割ほど安く設定されているため、高速道路の使用頻度が高い場合は費用を抑えることが可能です。

軽量でコンパクトなため燃費がいい

軽自動車は、車体が軽量でコンパクト、エンジンも小型であるため、ノーマルエンジン車で比較した場合、普通車よりも燃費性能に優れています。ストロングハイブリッド車の場合、軽自動車よりも燃費がいい普通車もあります。

車両価格が安く、購入のハードルが低い

軽自動車は、普通車に比べて車両価格が安く、購入しやすい価格帯の車種が多いです。

以下は価格の安い車種や人気の車種の例です。

車種名価格帯 (税込)

ダイハツ ミライース

99万2200円〜

スズキ アルト

106万4800円~

スズキ ハスラー

151万8000円〜

ホンダ N-BOX

168万9600円〜

新車だけでなく中古車市場でも豊富な選択肢があり、予算に合わせて車を選ぶことができます。

車の購入時に納付する環境性能割も、普通車より安く設定されているため、購入のハードルが低いのがメリットです。

コンパクトで小回りが利き、運転しやすい

軽自動車は、車体がコンパクトで最小回転半径が小さいため、狭い道や駐車場でもスムーズに運転できます。運転に自信がない方でも安心して運転できるのが魅力です。

軽自動車のホンダ N-BOXと普通車のホンダ フリードで比較してみましょう。

項目N-BOXフリード
全長

3395mm

4310mm

全幅

1475mm

1695~1720mm

全高

1790〜1815mm

1755~1780mm

ホイールベース

2520mm

2740mm

最小回転半径

4.5~4.8m

5.2m

N-BOXとフリードを比べてみても、N-BOXのほうが全体的にコンパクトであり、小回りが利くことがわかります。

このように軽自動車は狭い駐車場や道路が多い、日本国内の道路事情に適しています。

軽自動車の種類(ボディタイプ)

軽自動車にはさまざまなボディタイプがラインナップされています。代表的なボディタイプは以下の6つです。

軽自動車の代表的なボディタイプ

・ハイトワゴン(スーパーハイトワゴン)

・SUV

・セダン

・スポーツカー

・トラック

・バン

どのボディタイプを選べば良いか迷っている方に向け、各ボディタイプの特長やどんな方におすすめなのかをご紹介していきましょう。

ハイトワゴン(スーパーハイトワゴン)

全高が1600mmを超える背の高い軽自動車のボディタイプは「ハイトワゴン」です。

なかでも全高1700mmを越える軽自動車は「スーパーハイトワゴン」と呼ばれます。現在、軽自動車でもっとも人気のあるボディタイプです。

ほとんどの軽ハイトワゴンは室内高が1300mmを超えており、小さな子どもなら立って着替えができるほど、ゆとりのある室内空間を持つのが特長です。

また、後部ドアがスライドドアとなっているモデルも多く、ヒンジ式の開き戸に比べドアを隣の車や壁にぶつけにくいメリットがあります。子どものいる家庭はスライドドア付きを選ぶと安心です。

このように軽ハイトワゴン(軽スーパーハイトワゴン)はファミリーカーとして使いたい方におすすめです。

SUV

SUVは最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)が確保され、悪路走破性が高いことが特長です。アウトドアで使用することを想定して、内装に防水加工がされている車種も存在します。

凹凸とした悪路を走る機会が多い方や、アウトドアで使う機会が多い方、SUVの見た目が好みの方などに軽SUVはおすすめです。

セダン

セダンとは、エンジンルーム・乗室・荷室の3ボックス構成の車です。

軽セダンでは、車高は1500mm程度と低めの車種が多く、他のボディタイプの軽自動車と比べると室内はやや狭いですが、低価格で燃費のいいところが特長です。

できるだけ安く車を購入したい、燃費のいい車が欲しいといった経済性を重視する方に軽セダンはおすすめです。

スポーツカー

スポーツカーは、スポーティな走行性能を持つエンジンや足回りを搭載する車です。屋根を格納し、開放的なオープンエアを楽しめる機構を搭載したオープンカーもラインナップされています。

維持費を抑えながらも、スポーティな走りを楽しみたい方や個性的な車に乗りたい方に軽スポーツカーはおすすめです。

トラック

トラックは、荷物を積むための開放的な荷台を持つ商用車です。

大きなものや汚れたものを積むのに適しており、農業や建設業などで広く使われています。汚れを気にしなくてよいため、アウトドア趣味で利用する方も多いボディタイプです。

農業や建設業で使いたい方、大きなものや汚れたものを運ぶ必要がある方に軽トラックはおすすめです。

バン

バンは荷室が広く、荷物を積みやすいように設計されたボックスタイプの商用車です。

軽トラックと異なり屋根があるため、荷物を雨風から守り、セキュリティ面でも優れています。近年では車中泊仕様車のベースとして使われることも増えてきました。

ビジネスで荷物を運ぶ必要がある方、趣味で大きな荷物を運ぶ機会が多い方、車中泊を楽しみたい方に軽バンはおすすめです。

軽自動車の後悔しない選び方

続いて、自分にぴったりの軽自動車を選ぶ際、後悔しないために確認すべきポイントを解説します。

軽自動車の選び方

1. 用途・ライフスタイルに合わせる

2. 燃費性能を比較する

3. 安全性能を確認する

1. 用途・ライフスタイルに合わせる

まず、軽自動車をどのように使うのか、自分のライフスタイルを具体的にイメージすることが大切です。

乗車人数

軽自動車の乗車定員は最大4人ですが、普段何人で乗ることが多いかによって、選ぶべき車種は大きく変わります。

乗車人数おすすめ車種用途

1~2人

セダンタイプなど

通勤や買い物などに利用。後席の広さはそれほど重視しない。

3~4人

スーパーハイトワゴンなど

家族で利用。後席に人が乗る機会が多く、広い後席が必要。

荷物の量

普段どんな荷物を積むのかも、車種選びの重要なポイントです。

荷物の量・大きさおすすめの車種

食料などの買い物程度

セダンなど

ベビーカーや大きな荷物

スーパーハイトワゴンなど

荷室だけではなく、後席を倒してフラットにできるなど、シートアレンジの自由度も確認しておきましょう。

使用頻度・走行距離

使用頻度や走行距離も車選びでは重要となります。

使用頻度・走行距離おすすめ車種

毎日の通勤・通学

燃費性能が高く、小回りが利き、運転しやすい車種

週末のレジャー

アウトドアで使いやすい荷室やシートが装備された車種

長距離運転が多い

乗り心地がよく、運転支援システムなどが十分に備わった車種

駐車スペース

意外と見落としがちなのが、駐車スペースの問題です。

自宅や職場の駐車場のサイズ(特に高さ制限)を確認し、問題なく駐車できる車種を選びましょう。ハイトワゴンやSUVは全高が高いため、都心部の立体駐車場などには入らない場合があります。

2. 燃費性能を比較する

軽自動車は燃費のよさが魅力ですが、車種によって差があります。カタログに記載されている燃費(WLTCモード燃費)を比較してみましょう。

より燃費性能を高めたい場合は、ハイブリッドシステムを搭載したモデルも検討してみましょう。

ハイブリッドシステムとは?

エンジンとモーター、2つの動力源を組み合わせることで、燃費性能を大幅に向上させるシステムです。減速時のエネルギーを回生してバッテリーに充電し、発進時や加速時にモーターでエンジンをアシストすることで、ガソリンの消費量を抑えます。

2025年現在、軽自動車に搭載されているハイブリッドシステムは「マイルドハイブリッド」です。モーターはエンジンのアシストのみを行うタイプですが、将来的にはモーターのみでの走行(EV走行)が可能でより燃費性能の高い「ストロングハイブリッド」も登場するでしょう。

3. 安全性能を確認する

近年、軽自動車の安全性能は飛躍的に向上していますが、こちらも車種によって装備や性能は異なります。

自身や家族の安全を確保するためにも、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報などの先進安全技術や、事故が起こった際の装備についても、内容をしっかり確認しましょう。

衝突被害軽減ブレーキ

衝突被害軽減ブレーキは、前方の車両や歩行者を検知し、衝突の危険性がある場合に、ブレーキをかける機能です。

メーカーによって、検知できる対象や作動速度域が異なりますので、詳細を確認しましょう。

車線逸脱警報/車線維持支援機能

車線逸脱警報は、車線をはみ出しそうになると、警告音やハンドル振動などで知らせてくれる機能です。

車線維持支援機能(車線の中央を走るようにハンドル操作をアシストしてくれる機能)とセットになっている場合もあります。

誤発進抑制機能(前方/後方)

誤発進抑制機能は、アクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進を防いでくれる機能です。

前方に障害物がある場合だけでなく、後方への誤発進を抑制してくれる機能もあります。

アダプティブクルーズコントロール (ACC)

アダプティブクルーズコントロール (ACC)は、前の車との車間距離を一定に保ちながら、自動で加減速する機能です。

高速道路や自動車専用道路での長距離運転の負担を軽減してくれます(全車速追従機能付きのACCであれば、低速域での追従走行も可能)。

サイドエアバッグ/カーテンエアバッグ

サイドエアバッグは、側面衝突時に座席の横からエアバッグが展開し、乗員の胸部や腹部への衝撃を緩和します。前席だけでなく、後席にもサイドエアバッグが装備されている車種もあります。

カーテンエアバッグは、側面衝突時に、窓ガラスに沿ってカーテンのようにエアバッグが展開し、乗員の頭部を保護してくれます。

特に、頭部への衝撃は重大な傷害につながる可能性が高いため、カーテンエアバッグの有無は重要なチェックポイントです。

バックカメラ/全方位モニター

バックカメラは、車両後方の映像を車内のモニターに映し出してくれます。

後退時の視界を確保し、バックでの駐車をサポートしてくれます。ガイドラインが表示されるタイプや、障害物との距離を音で知らせてくれるタイプもあります。

全方位モニターは、車両の周囲360°の映像を、上空から見下ろしたような映像で表示してくれます。狭い場所での駐車や、見通しの悪い交差点での安全確認に役立ちます。

メーカーによって、「パノラマモニター」「アラウンドビューモニター」「マルチアラウンドモニター」など、名称が異なる場合があります。

これらの安全装備は、万が一の事故の際に被害を軽減するだけでなく、事故を未然に防ぐためにも非常に重要です。軽自動車を選ぶ際には、「安全性能」を軽視せず、できる限り充実した装備の車種を選ぶようにしましょう。

軽自動車おすすめランキングTOP15

続いて、軽自動車おすすめ車種をランキング形式でご紹介していきます。

当ランキングは、MOTA「軽自動車の新車人気車種ランキング」と全軽自協「軽四輪車 通称名別新車販売台数」を元に、MOTA独自で作成。

その中から人気でおすすめの車種であるランキング上位15車種をご紹介します。

軽自動車おすすめランキング一覧

軽自動車ランキングの一覧は以下のとおりです。

順位車種ボディタイプ
1

ホンダ N-BOX

スーパーハイトワゴン

2

スズキ スペーシア

スーパーハイトワゴン

3

ダイハツ タント

スーパーハイトワゴン

4

日産 ルークス

スーパーハイトワゴン

5

三菱 デリカミニ

スーパーハイトワゴン

6

ダイハツ ムーヴキャンバス

ハイトワゴン

7

スズキ ワゴンR

ハイトワゴン

8

日産 デイズ

ハイトワゴン

9

スズキ ハスラー

SUV

10

ダイハツ タフト

SUV

11

スズキ アルト

セダン

12

ダイハツ ミライース

セダン

13

ホンダ N-ONE

ハイトワゴン

14

スズキ ジムニー

SUV

15

ホンダ N-VAN

バン

第1位:ホンダ N-BOX

ホンダの新世代軽自動車「Nシリーズ」。その第1弾として2011年12月に初代N-BOXが登場し、2023年に登場した現行モデルは3代目です。

長年、日本で最も売れている軽自動車の地位を維持し続けている軽スーパーハイトワゴンです。

N-BOXの人気の理由:広い室内と使い勝手の良さ

N-BOXの特長は、ホンダが得意とするミニバンの魅力を軽自動車に凝縮している点です。

たとえば、同社の普通車であるフィットやフリードなどにも採用されている「センタータンクレイアウト」がN-BOXにも採用されています。これは、燃料タンクを前席下に配置するという画期的なレイアウトです。

このセンタータンクレイアウトにより、低床で広い室内空間と多彩なシートアレンジを実現し、その使い勝手の良さがユーザーから高く支持されています。

3つのラインアップと2種類の搭載エンジン

主なラインアップは3種類。ファミリーユースを意識した標準モデルと、光沢のあるブラックのフロントグリルなどを採用した「N-BOXカスタム」、自分だけのくつろぎの空間が欲しいといったニーズに応える「N-BOXジョイ」です。

搭載エンジンは、標準仕様がNA(自然吸気)エンジン、N-BOXカスタムとN-BOXジョイではNAエンジンとターボエンジンが選べます。

WLTCモード燃費はNAエンジンが19.3~21.6km/L、ターボモデルは18.4~20.3km/Lです。

「Honda SENSING」全車標準装備

先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全車に標準装備し、高い安全性を確保しています。適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減する「渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)」や、車両や歩行者、自転車などの衝突被害を回避を支援する「衝突軽減ブレーキ」などを搭載。

さらに3代目となる現行モデルでは「Honda SENSING」の機能もアップデートされ、車両に近い場所での衝突事故を防ぐ「近距離衝突軽減ブレーキ」や、ペダル踏み間違いなどによる「急アクセル抑制機能」などが新たに追加されました。

細部までこだわった使い勝手の良さ

ラゲッジスペースには自転車を積み込む際に便利なスロープモード用の凹みが設けられるなど、細部にわたる使い勝手の向上が図られています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1790〜1815mm

WLTCモード燃費

18.4〜21.6km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.5~4.8m

第2位:スズキ スペーシア

スズキ スペーシアは、スズキが販売する軽スーパーハイトワゴンです。

初代は2013年3月に「パレット」の後継モデルとして登場し、現行モデルは2023年11月にフルモデルチェンジをおこなった3代目となります。

3つの個性的なモデルラインアップ

スペーシアのモデルラインナップは全3種類。標準モデル、メッキパーツを多用した「スペーシアカスタム」、そしてSUV風のアクティブ感が魅力の「スペーシアギア」です。

軽スーパーハイトワゴンでトップクラスの燃費性能

スペーシアは、優れた燃費性能が魅力の一つ。軽スーパーハイトワゴンの中でトップクラスのWLTCモード燃費25.1km/L(HYBRID G 2WD)を達成。

これはマイルドハイブリッドシステムと軽量化技術の採用により実現しました。

大人4人がくつろげる広々とした室内空間

スペーシアの一番の特徴は、その圧倒的な室内空間の広さです。

2460mmというロングホイールベース(前輪と後輪の間の距離)を採用することで、軽自動車規格の制限内でありながら、大人4人がゆったりとくつろげる空間を確保しています。

後席の快適性を高める「マルチユースフラップ」

スペーシアの後席には、スズキ独自の「マルチユースフラップ」を装備(グレード別設定)。

このフラップは、角度を調整することで、オットマンのように足を支えリラックスした姿勢をサポートする「オットマンモード」、座面に置いた荷物の落下を防止する「荷物ストッパーモード」など、後席の快適性や使い勝手を高める機能として備わっています。

充実の安全装備

安全装備も充実しており、単眼カメラとレーザーレーダーを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキシステム「デュアルセンサーブレーキサポートII」を全車に搭載。歩行者や自転車も検知し、衝突の回避または被害軽減をサポートします。

また、車線逸脱警報機能、誤発進抑制機能、後方誤発進抑制機能なども備え、高い予防安全性能を誇ります。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1785〜1800mm

WLTCモード燃費

19.8~25.1km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.4~4.6m

第3位:ダイハツ タント

ダイハツ タントは、子育てファミリーに人気の軽スーパーハイトワゴンです。

2003年に「しあわせ家族空間」をコンセプトに初代モデルが登場して以来、高めの全高と便利なリアスライドドアが、特に子育て世代のファミリー層から絶大な支持を集めました。

その後、2007年に2代目、2013年に3代目、そして2019年7月には4代目となる現行モデルが登場し、その人気は衰えることを知りません。

3種類のモデルをラインナップ

タントには、大きく分けて3つの種類があります。

標準モデルは、ベーシックで使いやすいデザインと機能で幅広い層に支持されています。

「タントカスタム」は上質でスタイリッシュな内外装が特徴、「タントファンクロス」はアウトドアシーンに映えるアクティブなデザインと、撥水加工シートなどレジャーに特化した機能を備えています。

タントの代名詞「ミラクルオープンドア」

タントの最大の特徴は、2代目モデルから採用されている助手席側の「ミラクルオープンドア」です。

これは、通常はボディの強度を保つために必要なピラー(柱)を、スライドドアに内蔵するという画期的な構造「ピラーインドア」を採用することで実現しました。

約90度開くフロントドアと、ピラーレスのリアスライドドアの組み合わせにより、圧倒的な大開口を実現。ベビーカーをたたまずに載せられることや、大きな荷物の出し入れも楽に行えます。

「DNGA」による基本性能の向上

4代目タントでは、新プラットフォーム「DNGA」を採用。これによって、軽量かつ高剛性なボディ、優れた操縦安定性、そしてフラットで快適な乗り心地を実現しています。

進化した安全性能

安全面では、ステレオカメラを採用した先進の予防安全機能「スマートアシスト」を搭載。

衝突回避支援ブレーキ機能や、車線逸脱抑制制御機能など、さまざまな機能でドライバーの安全運転をサポートします。

スマートアシストは、衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能ともに、検知対象として歩行者に加え、自転車運転者、二輪車も追加。夜間の歩行者検知にも対応し、従来モデルに比べて安全性がさらに向上しています。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1755〜1775mm

WLTCモード燃費

19.6~22.7km/L(※)

乗車定員

4人

最小回転半径

4.4~4.7m

(※)アイドリングストップ非装着車を除く

第4位:日産 ルークス

日産 ルークスは、広い室内空間と使い勝手の良さ、そして日産の先進技術が魅力の軽スーパーハイトワゴンです。特に、子育てファミリー層から高い人気を集めています

2009年に初代(スズキ パレットのOEM)が登場し、2014~2020年にはデイズルークスとして販売、そして現行モデルは2020年3月に登場しました。

子育てに便利な広さと使い勝手

ルークスが人気の理由は、子育てに便利な機能が満載なこと。後席は最大320mmも前後にスライドし運転席から手が届きやすい位置に移動させることも可能。

また、子どもが立ったまま着替えられるほどの広さを確保。多彩なシートアレンジで、ベビーカーや大きな荷物も楽に積載できます。

さらに、グレード別設定の「ハンズフリーオートスライドドア」は、両手がふさがっていても足先をかざすだけでスライドドアが自動開閉するため、子どもを抱いている時や荷物が多い時に大活躍します。

「プロパイロット」搭載

ルークスの特徴的な機能として、高速道路同一車線運転支援技術「プロパイロット」が挙げられます(グレード別設定)。

同一車線走行時にアクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシストし、渋滞や長距離運転の負担を大幅に軽減してくれます。

充実の安全性能

安全性能も充実しており、衝突被害軽減ブレーキ「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(歩行者検知機能付)」、白線や車両を空から見下ろしたような映像で表示する「インテリジェント アラウンドビューモニター(グレード別設定)」、「踏み間違い衝突防止アシスト」など、日産の先進安全技術を多数搭載。家族の安全をしっかりと守ります。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1780〜1800mm

WLTCモード燃費

17.5~20.9km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.5~4.8m

第5位:三菱 デリカミニ

三菱 デリカミニは、力強いSUVデザインと広々とした室内空間、そして優れた走行性能を兼ね備えた、軽スーパーハイトワゴンです。

三菱のミニバン「デリカD:5」の弟分的な存在で、特にアウトドア好きのファミリー層や、個性的なデザインを求める層から人気を集めています。

デリカD:5譲りのSUVデザイン

デリカミニの最大の特徴は、何と言ってもその外観デザインです。

デリカD:5を彷彿とさせるタフで力強いフロントマスク、SUVらしいスクエアなフォルム、そして特徴的な半円形のLEDポジションランプが、他の軽自動車とは一線を画す存在感を放っています。また、「DELICA」の文字が、本格SUVの雰囲気を高めています。

広く使い勝手の良い室内空間

外観だけでなく、室内空間もデリカミニの魅力。

スーパーハイトワゴンならではの広々とした空間は、大人4人がゆったりとくつろげるだけでなく、アウトドアグッズやキャンプ用品など、たくさんの荷物を積むことができます。

後席はロングスライドが可能で、足元空間を広げたり、荷室を拡大したりと、シーンに合わせた使い方ができます。

また、撥水シートやラゲッジボードを採用(グレード別設定)しており、濡れたり汚れたりした荷物を気にせず積めるのも、アウトドア派にはうれしいポイントです。

悪路走破力を高める機能

デリカミニは、見た目だけでなく走りも本格的。特に4WDモデルには、大径タイヤと専用チューニングされたショックアブソーバーを採用し、悪路走破性を高めています。

さらに、滑りやすい路面での発進をサポートする「グリップコントロール」や、急な下り坂で車速を制御する「ヒルディセントコントロール」を搭載し、雪道や山道でも安心して運転できます。

先進の安全装備「三菱 e-Assist」

デリカミニは安全性能も充実。衝突被害軽減ブレーキシステムや車線逸脱警報システムなどを含む、先進安全技術「三菱 e-Assist」を搭載。

さらに、高速道路での運転をサポートする「マイパイロット」は、車間距離と車線維持をサポートし、ロングドライブの負担を軽減してくれます(グレード別設定)。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1800~1830mm

WLTCモード燃費

17.5〜20.9km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.5~4.9m

第6位:ダイハツ ムーヴキャンバス

ダイハツ ムーヴキャンバスは、ハイトワゴンタイプの軽自動車「ムーヴ」の派生モデルとして2016年9月に誕生しました。 2022年7月にはフルモデルチェンジを行い、現行モデルは2代目となりました。

丸みを帯びた愛らしいデザインと、両側スライドドアによる使い勝手の良さが特長で、特に女性から高い人気を集めています。

女性にうれしい機能が満載

ムーヴキャンバスは、そのデザインだけでなく、機能面でも女性目線での工夫が随所に見られます。

たとえば、後席シート下の「置きラクボックス」は、買い物やバッグなどを置くのに便利で、荷物が倒れるのを防いでくれます。

その他「運転席&助手席シートヒーター」や、「360°スーパーUV&IRカットガラス」など快適装備も充実しています(それぞれグレード別設定)。

優れた燃費性能

ムーヴキャンバスの搭載エンジンは、NAエンジンとターボエンジンの2種類。 WLTCモード燃費は、NAエンジン搭載車で21.6~22.9km/L、ターボエンジン搭載車で、20.9~22.4km/Lと、優れた燃費性能を実現しています。

安心の安全性能「スマートアシスト」

安全面では、衝突回避支援システム「スマートアシスト」を搭載(一部グレードを除く)。 衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能、車線逸脱警報機能など、さまざまな機能でドライバーの安全運転をサポートします。

さらに、一部グレードには、全車速追従機能付の「アダプティブクルーズコントロール」や、車線維持をアシストする「レーンキープコントロール」も設定され、高速道路などでの運転をより快適にしてくれます。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1655~1675mm

WLTCモード燃費

20.9〜22.9km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.4m

第7位:スズキ ワゴンR

スズキ ワゴンR:軽ハイトワゴンのパイオニア、使いやすさと低燃費が魅力

スズキ ワゴンRは、1993年の初代モデル発売以来、長年にわたり幅広い層から支持を集めている軽ハイトワゴンです。

「ハイトワゴン」というジャンルを確立したパイオニア的存在であり、使い勝手の良さ、個性的なデザイン、そして優れた燃費性能が魅力です。

現行モデルは2017年に登場した6代目で、標準モデルに加え、「ワゴンR カスタムZ」「ワゴンR スティングレー」という個性的なモデルもラインアップされています。

広い室内と使い勝手の良さ

ワゴンRは、ハイトワゴンならではの広い室内空間が魅力です。大人4人がゆったりとくつろげるだけでなく、後席を倒せば、自転車などの大きな荷物も積載可能。

また、多彩なシートアレンジや、豊富な収納スペースなど、使い勝手の良さも追求されています。

助手席下の収納ボックス「助手席アンダーボックス」や、インパネトレーなど、小物の収納に便利なスペースが充実しているのも、日常使いにはうれしいポイントです。

マイルドハイブリッドによる優れた燃費性能

ワゴンRは、マイルドハイブリッドシステムを搭載(標準モデルのFXを除く)。WLTCモード燃費は20.9~25.2km/Lと、優れた燃費性能を実現しています。

特に、標準モデルとカスタムZのマイルドハイブリッドシステム搭載モデルは、軽ハイトワゴンでトップレベルの低燃費を誇ります。

スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」

安全性能も充実しており、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を搭載。

衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめ、車線逸脱警報機能、誤発進抑制機能、後退時ブレーキサポートなど、さまざまな機能でドライバーの安全運転をサポートします(搭載機能はグレードにより異なります)。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1650mm

WLTCモード燃費

20.9~25.2km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.4~4.6m

第8位:日産 デイズ

日産 デイズは、日産の先進技術と上質なデザインが魅力の軽ハイトワゴンです。

三菱自動車との合弁会社NMKVのマネジメントのもと、日産が企画・開発を行っており、「今までなかった軽」をコンセプトに、従来の軽自動車のイメージを超える、高い質感と先進性を追求しています。

上質で洗練されたデザイン

デイズのフロントマスクは、日産のデザインアイコンである「デジタル・Vモーション」を採用し、スタイリッシュな印象を与えます。

内装も、水平基調のデザインで広々感を演出し、シートやドアトリムには、上質な素材を使用。グレードによっては、本革巻きステアリングを備えたプレミアムな内装も選択可能です。

軽自動車初搭載の「プロパイロット」

デイズの最大の特徴は、軽自動車で初めて高速道路同一車線運転支援技術「プロパイロット」を搭載したことです(グレード別設定)。

プロパイロットは、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をクルマがアシストし、高速道路での長距離運転や渋滞時の負担を大幅に軽減してくれます。

優れた燃費性能

デイズは、NAエンジンとターボエンジンそれぞれにマイルドハイブリッドシステム(グレード別設定)を組み合わせ、WLTCモード燃費は19.4~23.3km/Lと、優れた燃費性能を実現しています。

また、アイドリングストップシステムも搭載し、環境にも配慮しています。

「日産 インテリジェント モビリティ」による高い安全性能

安全性能も充実しており、日産の先進安全技術「日産 インテリジェント モビリティ」の考え方に基づいた、さまざまな機能を搭載しています。

前方障害物検知・衝突回避支援機能の「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(歩行者検知機能付)」、ペダル踏み間違い防止機能の「踏み間違い衝突防止アシスト」、周囲状況確認を支援する「インテリジェント アラウンドビューモニター(グレード別設定)」など、事故を未然に防ぐための技術が満載です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1650~1670mm

WLTCモード燃費

19.4〜23.3km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.5~4.8m

第9位:スズキ ハスラー

スズキ ハスラーは、同社の本格オフローダーであるジムニーで培った技術を活かしつつ、日常使いでの快適性も両立させた、軽クロスオーバーSUVです。

2013年12月に初代モデルが発表され、その個性的なデザインと高い走行性能で、幅広い層から人気を集めました。2020年1月にはフルモデルチェンジを行い、現行モデルは2代目となります。

SUVと軽ハイトワゴンの融合、個性派モデルの魅力

ハスラーの最大の特徴は、その独特のデザイン。丸目のヘッドライトや、スクエアなボディ、そしてSUVらしい力強いフェンダーなど、タフでありながらもどこか愛嬌のあるルックスが、多くの人を惹きつけます。

また、豊富なボディカラーバリエーションも魅力。特に、メーカーオプションの2トーンカラーのルーフは、ハスラーの個性を際立たせています。

アウトドアシーンで活躍する機能が満載

ハスラーは、見た目だけでなく、機能面でもアウトドアシーンでの使い勝手を追求しています。最低地上高は180mmを確保し、未舗装路や雪道でも安心して走行できます(参考:ジムニーは205mm)。

4WD車には、車速を約7km/hに維持し急な下り道や雪道における操作性を向上させる「ヒルディセントコントロール」や、ぬかるみなどで片輪が空転した場合に空転していない片輪に駆動力を集中させる「グリップコントロール」を装備し、悪路走破性を高めています。

また、ラゲッジルームは汚れに強い素材を採用し、アウトドアグッズを気兼ねなく積み込めます。

街乗りでの快適性も追求

ハスラーは、アウトドアだけでなく、街乗りでの快適性も追求しています。ハイトワゴンタイプ同様に、広い室内空間と見晴らしの良い視界を確保。小回りも利き、狭い道や駐車場での運転も楽に行えます。

また、全車にマイルドハイブリッドシステムを搭載し、WLTCモード燃費は25.0km/L(HYBRID XとHYBRID G、タフワイルドの2WD)と、優れた燃費性能を実現しています。

進化した安全性能「スズキ セーフティ サポート」

安全性能も進化しており、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を搭載。

衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめ、全車速追従機能付きの「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」、車線逸脱警報機能、誤発進抑制機能、後退時ブレーキサポートなど、さまざまな機能でドライバーの安全運転をサポートします。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1680mm

WLTCモード燃費

20.8〜25.0km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.6m

第10位:ダイハツ タフト

ダイハツ タフトは、2020年6月に登場した軽SUVです。「Tough & Almighty Fun Tool」の頭文字から名付けられたタフトは、「日常からレジャーまで、毎日を楽しくしてくれる頼れる相棒」をコンセプトに開発されました。

スクエアでタフなスタイリングや、開放感あふれるガラスルーフ「スカイフィールトップ」が、他の軽自動車にはない個性を放っています。

タフでアクティブなSUVデザイン

タフトのデザインは、一目でそれとわかるほどアイコニックです。

角張ったボディライン、力強いフロントマスク、そしてSUVらしい高い最低地上高(190mm)が、タフでアクティブな印象を与えます。

また、樹脂製のフェンダーやバンパーは、傷や汚れを気にせず使える、アウトドアギアのような頼もしさも感じさせます。

開放感あふれる「スカイフィールトップ」

タフトの最大の特徴は、全車に標準装備されるガラスルーフ「スカイフィールトップ」です。

この大きなガラスルーフは、圧倒的な開放感をもたらし、車内にいながらにして空を感じることができます。

UVカット機能も付いているので、日差しの強い日でも安心です。さらに、開閉式のシェードも装備されており、日差しを遮りたい時やプライバシーを確保したい時にも対応できます。

ワクワク感を刺激する内装

内装も、外観に負けず劣らず個性的。

オレンジ色のアクセントカラーや、カモフラージュ柄のシート(どちらもグレード別設定)など、遊び心あふれるデザインが、乗る人の気分を高めてくれます。

また、ラゲッジスペースは、装着する高さが選べるフレキシブルボードによって、さまざまな使い方が可能です。

ボードを下段や外した状態にすれば背の高い荷物も積載でき、上段にセットすればフラットな空間を作り出すことができます。

安心・安全をサポートする「スマートアシスト」

安全面では、ダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」を搭載。衝突回避支援ブレーキ機能や、車線逸脱警報機能など、さまざまな機能でドライバーの安全運転をサポートします。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1630mm

WLTCモード燃費

21.1〜21.4km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.8m

第11位:スズキ アルト

スズキ アルトは、1979年の初代モデル発売以来、40年以上にわたって多くの人に愛されてきた、スズキを代表する軽自動車です。

運転のしやすさ、使い勝手の良さ、経済性の高さ、そして求めやすい価格設定という、初代から受け継がれるDNAはそのままに、2021年12月に登場した9代目となる現行モデルでは、マイルドハイブリッドシステムの採用や、安全性能の強化など、さらなる進化を遂げました。

軽自動車トップクラスの燃費性能

アルトの最大の魅力は、軽自動車の中でもトップクラスの低燃費です。

マイルドハイブリッドシステムを搭載したグレード(HYBRID X、HYBRID Sの2WD車)では、WLTCモード燃費は25.7~27.7km/Lを達成しています。

広くなった室内空間と、向上した乗降性

アルトは、先代モデルと比較して、室内空間が広くなりました。

全高、室内高、室内幅を拡大することで、ゆとりのある居住空間が確保されています。

充実の安全装備「スズキ セーフティ サポート」

安全性能も大幅に進化しています。スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を全車に標準装備。

夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめ、誤発進抑制機能、後退時ブレーキサポート、車線逸脱警報機能など、さまざまな機能でドライバーの安全運転をサポートします。

毎日使える、シンプルで使いやすいデザイン

アルトのデザインは、シンプルで飽きのこない、親しみやすいものです。内装も、使いやすさを重視した、機能的なデザインとなっています。

収納スペースも豊富に用意されており、日常の使い勝手も良好です。また、豊富なボディカラーバリエーションも魅力の一つ。自分好みのカラーを選ぶことができます。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1525mm

WLTCモード燃費

23.5〜27.7km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.4m

第12位:ダイハツ ミライース

ダイハツ ミライースは、2011年9月に「第3のエコカー」として登場して以来、低燃費、低価格、省資源を追求してきた軽自動車です。

2017年5月にフルモデルチェンジを行い、現行モデルは2代目。「新みんなのエコカー」をコンセプトに、燃費性能だけでなく、安全性や走行性能も大幅に向上させました。

高いコストパフォーマンス

ミライースの最大の魅力は、その優れたコストパフォーマンスです。車両本体価格は99万2200円(税込)からと、非常にリーズナブル(2025年3月時点の価格)。

それでいて、燃費性能、安全性、走行性能のいずれも高いレベルを実現しており、幅広い層から支持されています。

DNGAによる軽量化と、優れた燃費性能

現行ミライースは、ダイハツの新世代プラットフォーム「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を初めて採用したモデルです。

このDNGAにより、車両全体で約80kgの軽量化を実現。さらに、フロントフェンダーやバックドア、燃料タンクなどに樹脂製パーツを採用することで、さらなる軽量化を追求しています。

軽量化されたボディと、空気抵抗を低減したデザインにより、WLTCモード燃費は23.2~25.0km/Lと、優れた燃費性能を実現しています。

コンパクトカーに匹敵する、高い基本性能

ミライースは、DNGAの採用により、走行性能も大幅に向上しています。

軽量・高剛性ボディと、最適化されたサスペンションにより、フラットで安定感のある乗り心地と、優れた操縦安定性を実現。街乗りから高速道路まで、安心して運転できます。

安心・安全をサポートする「スマートアシストIII」

安全性能も充実しており、衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載。ステレオカメラを採用し、衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能、車線逸脱警報機能など、さまざまな機能で安全運転をサポートします。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1500~1510mm

WLTCモード燃費

23.2〜25.0km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.4m

第13位:ホンダ N-ONE

ホンダ N-ONEは、ホンダの軽自動車シリーズ「Nシリーズ」の一員として、2012年11月に誕生した軽ハイトワゴンです。

1967年に発売されたホンダ初の市販軽乗用車「N360」をモチーフにした、レトロで個性的なデザインと、軽自動車の枠にとらわれない走りの楽しさが、他の軽自動車とは一線を画す魅力を放っています。

2020年11月にはフルモデルチェンジが行われましたが、2代目となっても外観デザインは大きく変えず、基本性能や安全性能を大幅に向上させるという、異例の進化を遂げました。

タイムレスな外観デザイン

N-ONEの最大の特徴は、その外観デザイン。「丸・四角・台形」を基本としたシンプルながらも愛嬌のあるフォルム、そして、くりっとした丸目のヘッドライトが、N360を彷彿とさせるとともに、N-ONEならではの個性を主張しています。

このタイムレスなデザインは、長く乗っても飽きがこない、普遍的な魅力を持っています。

軽自動車の枠を超えた、走りの楽しさ

N-ONEは、デザインだけでなく、走りにもこだわっています。軽量かつ高剛性なボディと、優れたサスペンションにより、軽快なハンドリングと、安定感のある走りを実現。

なかでも、走りの楽しさを追求したスポーツグレードの「RS」では、専用のエアロパーツや、6速MTの設定など、スポーティな魅力が満載です。

優れた燃費性能と、充実の安全装備

N-ONEは、NAエンジンとターボエンジン、それぞれにFFと4WDを設定。WLTCモード燃費は、20.1~23.0km/Lと、優れた燃費性能を実現しています。

安全面では、ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」を全車に標準装備。衝突軽減ブレーキや、誤発進抑制機能(CVTのみ)、車線維持支援システムなど、さまざまな機能で、ドライバーの安全運転をサポートします。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1545~1570mm

WLTCモード燃費

20.1〜23.0km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.5~4.8m

第14位:スズキ ジムニー

スズキ ジムニーは、1970年の初代モデル誕生以来、半世紀以上にわたって、世界中のオフロードファンから愛され続けている、軽自動車規格の本格クロスカントリー4WD。現行モデルは、2018年7月に登場した4代目です。

その卓越した悪路走破性、堅牢なラダーフレーム構造、そして、時代を超えて受け継がれる普遍的なデザインは、他の軽自動車とは一線を画す、唯一無二の存在感を放っています。

伝統のラダーフレームと高性能な足回り

ジムニーの最大の特徴は、その本格的なオフロード性能を支える、伝統のメカニズムです。ボディの骨格には、強固な「ラダーフレーム」を採用。

これは、一般的な乗用車(モノコック構造)とは異なり、はしご状のフレームにボディを載せる構造で、悪路走行時の激しい衝撃やねじれに対して、非常に高い耐久性を発揮します。

サスペンションは、「3リンクリジッドアクスル式」を採用。左右の車輪が車軸でつながっているため、凹凸の激しい路面でも、タイヤがしっかりと地面に接地し、高い走破性を維持します。

駆動方式は、パートタイム4WDを採用。通常は後輪駆動(2WD)で走行し、必要に応じて4WDに切り替えることで、燃費性能と悪路走破性を両立しています。

さらに、副変速機(ローレンジ)を備えており、急な坂道や、ぬかるみなど、より大きな駆動力が必要な場面で、威力を発揮します。

悪路走破性の高い最低地上高と対障害角度

ジムニーは、最低地上高を205mm確保。さらに、アプローチアングル(41°)、ランプブレークオーバーアングル(28°)、デパーチャーアングル(48°)という、本格クロスカントリーモデルにふさわしい対障害角度を実現しており、岩場や段差など、さまざまな地形を走破することができます。

本格的なオフロード走行を楽しみたい人にとって、ジムニーは、唯一無二の選択肢と言えるでしょう。

パワフルなターボエンジンと燃費性能

搭載エンジンは、直列3気筒ターボエンジン。最高出力64ps/最大トルク96Nmを発揮し、過酷な状況下でも力強い走りを実現します。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1725mm

WLTCモード燃費

14.3〜16.6km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.8m

第15位:ホンダ N-VAN

ホンダ N-VANは、2018年7月に登場した軽商用バンです。

「働く人のための、新しい価値を提供するクルマ」をコンセプトに開発され、ホンダの軽自動車「Nシリーズ」のノウハウを活かしつつ、商用ユースに求められる積載性、使い勝手、そして走行性能を徹底的に追求しています。

その革新的な設計は、ビジネスシーンだけでなく、アウトドアやレジャーを楽しむアクティブなユーザーからも注目を集めています。

助手席側ピラーレス「ダブルビッグ大開口」

N-VANの最大の特徴は、助手席側のピラーをなくした「ダブルビッグ大開口」です。

助手席ドアとスライドドアを同時に開けると、1580mmもの広大な開口部が出現。このピラーレス構造により、長尺物や大きな荷物の積み降ろしが、驚くほどスムーズに行えます。

商用ユースを徹底的に考え抜かれた設計

N-VANは、商用ユースを第一に考え、細部まで使い勝手を追求しています。FF(フロントエンジンと前輪駆動)レイアウトによる低床フラットフロアは、荷物の積み降ろしや室内移動をスムーズにします。

助手席と後席はダイブダウン(格納)させることで、運転席以外が全てフラットな空間となり、最大2635mm(助手席側)の荷室長を確保できます。

さらに、壁面と天井に多数のユーティリティナットを備え、棚やフックを自由に設置できるため、業種や荷物に応じた最適な空間作りが可能です。

優れた燃費性能と、選べるトランスミッション

N-VANは、NAエンジンとターボエンジンの2種類をラインアップ。WLTCモード燃費は、17.0~19.8km/Lと、優れた燃費性能を実現しています。

トランスミッションは、CVTに加え、6速MTも設定。運転の楽しさも追求しています。

安全運転をサポートする「Honda SENSING」

安全性能も充実しており、ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」を全車に標準装備。

衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能、車線維持支援システムなど、さまざまな機能で、ドライバーの安全運転をサポートします(6MT車は、Honda SENSINGの機能が一部異なります)。

ボディサイズ(全長×全幅×全高)

3395mm×1475mm×1945~1960mm

WLTCモード燃費

17.0〜19.8km/L

乗車定員

4人

最小回転半径

4.6〜4.7m

【Q&A】軽自動車のよくある質問

軽自動車のよくある3つの質問

Q1. 軽自動車が女性におすすめと言われる理由は?

Q2. 軽自動車は安全性はどうなの?

Q3. 新車と中古車どっちがいい?

Q1. 軽自動車が女性におすすめと言われる理由は?

軽自動車が女性におすすめと言われる理由は以下の3点です。

1. コンパクトなサイズで運転しやすい

軽自動車は、軽自動車規格によってボディサイズが制限されています。

現在の規格は、全長3400mm以下、全幅1480mm以下、全高2000mm以下です。普通車に比べてボディがコンパクトなため、小回りが利きやすく、狭い道や駐車場でも運転しやすいのが特徴です。

2. 小さく可愛らしいデザインの車が多い

コンパクトなボディを活かし、小さく可愛らしいデザインの軽自動車が多く存在します。

例えば、ダイハツ ムーヴキャンバスやスズキ ワゴンRスマイルは、丸みを帯びたボディや、丸型・楕円形のヘッドライトが特徴的で、女性に人気のモデルです。

3. 日常使いに便利な機能・装備が充実

軽自動車には、日常の買い物や通勤、子どもの送り迎えなどに便利な機能や装備が充実しています。

例えば、バッグを掛けるためのフックや、座席下の収納スペースが用意されているモデルがあります。(例:ダイハツ ミラトコットのフック、スズキ ハスラーの座席下収納)

また、ダイハツ タントの「ミラクルオープンドア」は、助手席側ドアと後席スライドドアを開けると中央のピラーがない大開口となり、乗り降りが非常にしやすい構造です。

小さなお子さんを抱っこしたままでの乗り降りや、ベビーカーの積み下ろしも楽に行えるため、子育て中のママにも大変便利です。

このように、軽自動車は、運転のしやすさ、デザインの豊富さ、そして日常使いに便利な機能・装備の充実度から、女性におすすめと言えるでしょう。

Q2. 軽自動車は安全性はどうなの?

かつて、軽自動車は衝突安全性が低いというイメージがあり、「事故を起こすと大怪我をする可能性がある」といった理由で「軽自動車を買ってはいけない」と言われることがありました。

しかし、近年では軽自動車の衝突安全基準は大幅に引き上げられ、普通車と同等の厳しい基準をクリアすることが求められています。その結果、軽自動車も衝突に強い、安全性の高いボディ構造を持つようになりました。

さらに、衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能といった先進の運転支援システムを標準装備、あるいはオプション設定するモデルが増えています。

これらの進化により、現在では、軽自動車でも十分な安全性を確保できると言えるでしょう。

ただし、新車であっても、設計年次が古いモデルや、特に低価格帯のモデルの中には、これらの先進安全装備がない、または一部しか搭載されていないケースもあります。

軽自動車を購入する際には、年式やグレードごとの安全装備の内容をしっかりと確認することが重要です。

Q3. 新車と中古車どっちがいい?

軽自動車の購入を検討する際、新車にするか中古車にするか、悩む方は多いでしょう。ここでは、新車と中古車、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

中古軽自動車の最大のメリット

中古軽自動車の最大のメリットは、やはり価格の安さです。

軽自動車は、新車でも比較的安価なのが魅力ですが、中古車ならさらにそのメリットを実感できます。

新車価格が150万円程度の車種でも、中古車なら100万円以下、場合によっては50万円以下で見つけることも可能です。

初期費用を抑えたい方にとって、中古軽自動車は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

新車軽自動車の最大のメリット

一方、新車軽自動車の最大のメリットは、最新装備を選べること、そしてメーカー保証が付いていることです。

近年の軽自動車は、先進安全装備や快適装備が飛躍的に進化しています。例えば、前方の車との衝突回避を支援する衝突被害軽減ブレーキは、以前は高級車や一部の普通車にしか搭載されていませんでしたが、現在では多くの軽自動車に標準装備、またはオプション設定されています。

しかし、これらの先進安全装備は、基本的に後付けができません。そのため、最新の安全装備や快適装備を求めるのであれば、新車を選ぶ必要があります。

また、新車にはメーカー保証が付いているため、万が一の故障やトラブルの際にも安心です。

予算と求めるもので賢く選択を

中古軽自動車の魅力は、何と言っても価格の安さ。初期費用を抑えたい方には最適です。

一方、新車軽自動車は、最新の安全装備や快適装備を選べ、メーカー保証も付いているため、安心して長く乗りたい方におすすめです。

ご自身の予算と、軽自動車に求めるものを考慮し、最適な選択をしてください。

[筆者:MOTA(モータ)編集部]

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