【2024年】スズキ 新型スペーシアの価格や買い得グレードを解説! サイズ・内装・納期は?

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スズキ スペーシアとスペーシアカスタムが6年ぶりにフルモデルチェンジしました。広々とした室内空間と使い勝手の良さで、ファミリー層を中心に高い支持を集めています。

当記事では、新型スペーシアの購入前に知っておきたい情報をカーライフ・ジャーナリストの渡辺 陽一郎さんが解説します。

新型スペーシアの価格やサイズ、内装、パワーユニット、燃費、納期などを網羅。さらに、買い得グレードやおすすめオプション、試乗のチェックポイントなどをご紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. 新型スペーシアとは? グレード構成
  2. 新型スペーシアのボディサイズ
  3. 新型スペーシアの外観デザイン
  4. 新型スペーシアの内装、居住性、荷室
  5. 新型スペーシアのパワーユニット
  6. 新型スペーシアの価格、グレード別の価格
  7. 新型スペーシアの燃費性能
  8. 新型スペーシアの買い得グレード
  9. 新型スペーシアにおすすめのオプションパーツ
  10. 新型スペーシアの運転のしやすさ、走行性能
  11. 新型スペーシアの乗り心地と静粛性
  12. 新型スペーシアの安全装備
  13. 新型スペーシアの納期、モデルチェンジ予定
  14. 新型スペーシアのライバル車
  15. 新型スペーシアの推奨ユーザーや試乗する際のチェックポイント

新型スペーシアとは? グレード構成

スズキ 新型スペーシアは、全高が1700mmを超える背の高いスライドドアを装着した軽自動車です。

大人4名が快適に乗車でき、後席を格納すると自転車も積める大容量の荷室を備えています。シートアレンジが多彩で、収納設備も豊富です。

しかも全高が1700mmを超える軽自動車では、燃費性能が最も優れています。

そのために2024年1〜6月には、1か月平均で約1万4000台が届け出され、軽自動車ではホンダ N-BOXに次ぐ2位の売れ行きでした。

小型/普通車を含めた販売ランキングの中でもトップ水準です。

新型スペーシアの良いところ、気になるところ

新型スペーシアの良いところ

・全高が1700mmを超えるボディで車内が広く、自転車の積載も可能です。

・内装の質感が高く、商品力が高まりました。

・低速時ブレーキサポートなど、最新の先進安全装備が豊富に採用されました。

・後席のマルチユースフラップ(オットマンのように足を支えたり後席に置いた荷物が床に落ちにくくする装備)やエアコンの冷気を後席に送るスリムサーキュレーターなど、快適装備が充実しています。

× 新型スペーシアの気になるところ

・乗り心地が硬く、舗装されていない荒れた場所などを時速40km以下で走ると粗さを感じます。

・ターボを装着しないノーマルエンジン車は、3000回転以下の駆動力が物足りないです。

・パワーステアリングは、曲がっている状態から直進状態へ戻ろうとする反力が弱めです。

・後席の座り心地は、マルチユースフラップを使用しない時には少々違和感があります。

新型スペーシアのボディサイズ

新型スペーシアのボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1785mmです。ホイールベースは2460mmです。

軽自動車の規格いっぱいとなる全長3395mmと全幅の1475mmはライバル車などと同様です。

全高は1785mmで、ホンダ N-BOXやダイハツ タント、日産 ルークス、三菱 デリカミニなどと同様、軽自動車の中でも高い部類に入ります。

全長全幅全高ホイールベース

3395mm

1475mm

1785mm

2460mm

新型スペーシアの外観デザイン

新型スペーシアの外観は水平基調です。

標準ボディはヘッドランプなどに丸みを持たせ、柔和な表情に仕上げられています。

カスタムは精悍な印象で、同じ車種でありながら、標準ボディとはフロントマスクの印象が大きく異なります。

新型スペーシアの内装、居住性、荷室

続いて新型スペーシアの内装について、「インパネ周辺の視認性と操作性」「居住性とシートの座り心地」「荷室の広さと使い勝手」の3つ観点から紹介していきます。

インパネ周辺の視認性と操作性

新型スペーシアのインパネは、先代型のインパネに比べると上下方向の厚みが強調されています。

エアコンのスイッチなどが高い位置に装着されたことで、視認性と操作性が優れています。

新型スペーシアの助手席の前側には、お弁当を広げられそうなほど広い大型トレイ、ボックスティッシュが収まる引き出し式の収納設備、グローブボックスが上から配置されます。

助手席の座面の下にも大型の収納ボックスがあり、持ち手が装着されているため車外に持ち出すことも可能です。

居住性とシートの座り心地

新型スペーシアの室内空間は天井が高く、フロントウィンドウの角度も立てたので、前席に座ると開放感があります。

新型スペーシアのシートの座り心地は適度に柔軟です。

また、後席の頭上と足元の空間も広いです。後席のスライド位置を後端に寄せた場合、身長170cmの大人2名が運転席・助手席に座った状態でも、乗員の膝先には握りコブシ4つ分の余裕ができます。

ただしこの状態では、後席に座る乗員がリアゲートに接近するため、追突された時に心配が伴います。

そこで後席の膝先空間を握りコブシ2つ分まで詰めると、足元空間を十分に確保できて、リアゲートとの間隔も相応に確保されます。合わせて後席の後ろ側に荷物を置く空間もできます。

荷室の広さと使い勝手

新型スペーシアの荷室は、後席の背もたれを前側に倒すことで座面が連動して下がるため、大容量の荷室に変更できます。

広げた荷室の床に少し傾斜ができますが、自転車などを積みやすいです。

新型スペーシアのパワーユニット

軽自動車の排気量はいずれも660cc以下と定められています。

新型スペーシアのエンジンはノーマルタイプとターボの2種類が用意されています。

ノーマルエンジン(NA)は、実用回転域の駆動力が不足気味です。坂道や高速道路の加速などで、もう少しパワーが欲しいと感じるでしょう。

ターボエンジンは余裕があり、1LのNAエンジンを積んでいる感覚で運転できます。

パワーユニット最高出力(PS)最大トルク(N・m)
ノーマル

49+モーター

58+モーター

ターボ

64+モーター

98+モーター

新型スペーシアの価格、グレード別の価格

新型スペーシアは標準ボディと、エアロパーツを装着する上級のカスタムに大別されます。

新型スペーシアの税込価格は、153万100円〜182万4900円です(価格は2024年7月時点のもの)。

新型スペーシアカスタムの税込価格は、180万1800円〜219万3400円です(価格は2024年7月時点のもの)。

標準ボディのパワーユニットはノーマルエンジンのみ搭載されます。カスタムにはノーマルエンジンとターボの両方のパワーユニットが選べます。

駆動方式は、すべてのグレードに前輪駆動の2WDと4WDがあります。

グレード別の価格は以下の通りです。

新型スペーシア 標準ボディの価格一覧

グレード駆動方式価格
ハイブリッドG

2WD

153万100円

4WD

165万6600円

ハイブリッドX

2WD

170万5000円

4WD

182万4900円

新型スペーシア カスタムの価格一覧

グレード駆動方式価格
ハイブリッドGS

2WD

180万1800円

4WD

192万5000円

ハイブリッドXS

2WD

199万5400円

4WD

211万5300円

ハイブリッドXSターボ

2WD

207万3500円

4WD

219万3400円

新型スペーシアの燃費性能

新型スペーシアの燃費(WLTCモード)は19.8km/L〜25.1km/Lです。

新型スペーシアには全グレードにマイルドハイブリッドの搭載されています。そのため買い得グレードのハイブリッドXは、WLTCモード燃費が23.9km/Lと優れています。カスタムハイブリッドXSターボもWLTCモード燃費が21.9km/Lと良好です。

グレード別の燃費は以下の通りです。

新型スペーシア 標準ボディの燃費一覧

グレードWLTCモード

ハイブリッドG・2WD

25.1km/L

ハイブリッドG・2WD
全方位モニター付メモリーナビゲーション
スズキコネクト対応通信機装着車

23.9km/L

ハイブリッドG・4WD

22.4km/L

ハイブリッドX・2WD

23.9km/L

ハイブリッドX・4WD

22.4km/L

新型スペーシア カスタムの燃費一覧

グレードWLTCモード

ハイブリッドGS・2WD

23.9km/L

ハイブリッドGS・4WD

22.4km/L

ハイブリッドXS・2WD

23.9km/L

ハイブリッドXS・4WD

22.4km/L

ハイブリッドXSターボ・2WD

21.9km/L

ハイブリッドXSターボ・4WD

19.8km/L

新型スペーシアの買い得グレード

新型スペーシアの買い得グレードは「ハイブリッドX」です。

買い得グレード

ハイブリッドX・2WD(170万5000円)

ハイブリッドXでは、最も安価なハイブリッドGと比べ、両側スライドドアの電動機能、マルチユースフラップ、スリムサーキュレーターなど26万円相当の装備を加えられています。

それら便利な機能を追加しながら、価格の上乗せは17万4900円と抑えられており、割安であるためおすすめのグレードです。

新型スペーシアカスタムなら「ハイブリッドXSターボ」

エアロパーツを装着したカスタムが欲しい時は、ハイブリッドXSターボも検討しましょう。

最大トルクがノーマルエンジンの1.7倍に増加し、パワー不足が解消されています。それにもかかわらず、燃費性能はわずか8%しか悪化しません。

ハイブリッドXSターボの価格はハイブリッドXSに比べて7万8100円高いですが、ターボにはパドルシフトなども加わり、高効率なターボの正味価格は約6万円です。

したがってハイブリッドXSターボも割安と言えるでしょう。

新型スペーシアにおすすめのオプションパーツ

新型スペーシアにおすすめのオプションパーツを紹介します。

ハイブリッドXを選ぶ時は、メーカーオプションのセーフティプラスパッケージ(6万6000円)を検討しましょう。

車間距離を自動制御できるアダプティブクルーズコントロールなどが装着されます。

また、全方位モニター付きメモリーナビ(19万5800円)は、まるで上空から車両を見下ろすような表現で自車と周囲の状況を画面で見ることができるので、狭い場所での駐車時などに役立ちます。

さらに、あおり運転の被害に遭った際やドライバーの体調急変の際に警察や救急車、消防車の出動要請をアシストする、SOS発信の可能な通信機能なども装着されて高機能のため、おすすめです。

おすすめのオプション価格(税込)

セーフティプラスパッケージ

6万6000円

全方位モニター付きメモリーナビ

19万5800円

新型スペーシアの運転のしやすさ、走行性能

運転のしやすさ

新型スペーシアの水平基調のボディは、前後左右ともに視界が優れています。

運転席からボンネットが少し見えるため、ボディの先端や車幅も分かりやすいです。

最小回転半径は14インチタイヤ装着車なら4.4mなので、小回りの利きが優れています。新型スペーシアカスタムに装着される15インチタイヤでも4.6mに収まります。

走行性能

新型スペーシアの動力性能は、ノーマルエンジンでは実用回転域の駆動力が不足気味です。ターボエンジンであれば不満は解消されます。

新型スペーシアの走行安定性は、全高が1700mmを超える軽自動車では軽快な部類に入ります。操舵感などは、軽自動車の平均水準です。

新型スペーシアの乗り心地と静粛性

新型スペーシアの乗り心地は、低速域を中心に硬めです。

ノイズはノーマルエンジン車になると、エンジンの負荷が大きく、少し騒々しいです。ターボの方が静かに感じられるでしょう。

新型スペーシアの安全装備

新型スペーシアは、低速時に作動する衝突被害軽減ブレーキなども含めて、安全装備が充実しています。

運転支援機能は、カスタムには標準装着され、標準ボディはハイブリッドXにオプションとして「セーフティプラスパッケージ」が設定されます。

新型スペーシアの納期、モデルチェンジ予定

納期

新型スペーシアの納期は、販売店によると「平均2か月で、長くても4か月」としています。短い部類に入ります。

モデルチェンジ予定

新型スペーシアの発売は2023年の11月なので、設計が新しいです。そのため、当分の間、フルモデルチェンジは実施されないでしょう。特別仕様車の追加は考えられます。

設計が新しいことから、数年後に売却する際には好条件となるでしょう。

新型スペーシアのライバル車

新型スペーシアのライバル車は、ホンダ N-BOXとダイハツ タントです。

ホンダ N-BOXは、新型スペーシアに比べると控えめな外観デザインで、収納設備も少ないです。

その代わりステアリング操作に対して車両が正確に反応して、乗り心地やシートの座り心地も快適です。

ダイハツ タントは左側のピラー(柱)をスライドドアに内蔵させ、前後のドアを両方ともに開くと開口幅が1490mmに拡大します。

乗降性が優れ、価格も割安ですが、装備は新型スペーシアの方が充実しています。

新型スペーシアの推奨ユーザーや試乗する際のチェックポイント

新型スペーシアは車内が広いためにファミリーカーとして使いやすく、自転車なども積みやすいです。街中を軽快に走る用途に適しています。

また、収納設備やトレイも豊富で、車内で過ごす時間の長いユーザーにも適します。

新型スペーシアを試乗する際には、乗り心地の硬さに注意しましょう。

ノーマルエンジン車を試乗する時は、登り坂を走り、パワー不足を感じないか試してみてください。

スズキ/スペーシア
スズキ スペーシアカタログを見る
新車価格:
153万円219.3万円
中古価格:
12.4万円300.9万円

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

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監修者MOTA編集部

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