【2023年最新版】車中泊におすすめなクルマを紹介| 危険な車中泊にならないためのポイントなどもご紹介
- 筆者: MOTA編集部
キャンプ・アウトドアの人気とともに注目されている車中泊。近年では、24時間無料で利用できる駐車場やトイレのある道の駅、手軽にアウトドアを楽しめるオートキャンプ場などの普及により、車の中で寝泊まりする車中泊が新しい旅行の方法として、近年より人気を集めています。
そこで、当記事ではシートがフルフラットになるなど、機能的に車中泊におすすめな軽自動車5選、車中泊におすすめな普通車(白ナンバー)5選のほか、危険な車中泊にならないためのポイントなど紹介していきます。
快適な車中泊のための車選びのポイントとは?
まずは、快適に車中泊を行うためのクルマ選びのポイントを紹介しましょう。
車中泊に適した車種の特徴とは
車中泊で最も重要なのは室内の広さです。室内が狭いと長時間同じ姿勢で過ごすことになり、“エコノミー症候群”を発症してしまう可能性があります。
エコノミー症候群は、長時間、同じ姿勢で過ごすことにより、肺の静脈を閉塞してしまう病気です。それによって呼吸困難や、失神などの症状を引き起こすことがあります。
快適な車中泊ができないクルマでも、単に寝るだけならフロントシートをリクライニングさせて寝ることはできます。しかし、あまり動くことが出来ないため、エコノミー症候群を発症しやすくなります。
したがって、車中泊を行う場合は、横になって寝返りを打てるような広いスペースが必要となるでしょう。
フルフラットなスペースを作れることがポイント
車内に広いスペースを作る上で大切なポイントは、シートアレンジでフルフラットにすることができるかどうかということ。
フルフラットというのは、シートの背もたれを倒し、フラット(水平の状態)にして広いスペースを確保するシートアレンジのことです。ひと言でフルフラットと言ってもさまざまなパターンがあります。
一般的な1列目と2列目のシートの背もたれを後ろに倒すパターン。3列シートのミニバンでは、1列目から3列目のすべてのシートの背もたれを後ろに倒しフルフラットにするパターンもあります。
また1列目はそのまま、2列目と3列目のシートの背もたれを倒すタイプもあります。
ボディサイズに制約のある軽自動車で車中泊をする場合は、フロントシートの背もたれは後に倒し、リアシートは前方に折りたたんでフルフラットにして、快適なスペースを確保するケースもあります。
色々なシートアレンジのパターンを紹介しましたが、車中泊の際にはフラットで広いスペースが必要となるということです。
車中泊に向いているボディタイプはどれ?
そうなると車中泊を意識して車を選ぶ際には、多彩なシートアレンジが可能な軽自動車のスーパーハイトワゴンや、ミニバンが良いのではと思われるかもしれません。
もちろん、そういったクルマが車中泊に向いているのは間違いないですが、シート形状やアレンジの方法によっては段差ができるなど、寝心地が良くないクルマもあります。
近年人気のSUVやステーションワゴン、さらにはコンパクトカーでもフルフラットのシートアレンジが可能なので、車中泊用途だけを考えて車を選ぶのではなく、自分のライフスタイルに合わせて選ぶのがいいでしょう。
車中泊におすすめ・人気の軽自動車5選
ここからは、車中泊におすすめ・人気の軽自動車5選ご紹介していきます。
車中泊のおすすめ軽自動車その1:ホンダ N-VAN(エヌバン)
車中泊におすすめのクルマとして最初に紹介するのは、2018年より販売開始したホンダ N-VAN。この後にも紹介する同社の人気軽自動車N-BOXのプラットフォームを活用した軽貨物車で、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより荷室を低床化し、高さがある荷物でも楽に積載が可能な1台。
運転席以外、リアシートと助手席には「ダイブダウン」機構が採用され、助手席からテールゲートまでフルフラットにするスペースユーティリティを持ち合わせています。
また、助手席側のドアは開口部が大きく取れるセンターピラーレスになっているため、左側から大きな荷物の出し入れを行うことも容易にできます。
さらに、N-VANのディーラーオプションでは、車内の利便性を高める「マルチボード」が用意されています。
ラゲッジ用とリア用の2種類があり、両方のマルチボードを使えば、前席からラゲッジルームまで、ほぼ段差のないフラットな状態にすることが可能です。
マルチボードの耐荷重は、リア用が100kg、ラゲッジ用が200kgあるため、マルチボードの上に布団を敷いて大人が寝転んでも安心。さらに、マルチボードの下には高さ約21.5センチの空間があり、荷物を収納することもできます。
ホンダ N-VAN主要スペック | |
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車種名 | N-VAN |
全長×全幅×全高 | 3395mm×1475mm×1945mm |
燃料消費率(WLTCモード燃費) | 17.0~19.8km/L(グレードによる) |
車中泊のおすすめ軽自動車その2:スズキ 新型スペーシアベース
続いて紹介するのは、2022年8月26日に商用車の積載性や広い荷室空間、使い勝手のよさと、乗用車のデザインや快適性、運転のしやすさを融合した新型軽商用車として登場したスズキ 新型スペーシアベースです。
新型スペーシアベースのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1800mm(XF)/1785mm(GF)、ホイールベース2460mmです。
その特徴は、先述のホンダ N-VAN同様に軽乗用車ではなく、4ナンバー車として届け出される軽商用車になることです。外観を見ると、フロントマスクは、改良前のスペーシアカスタムに準じた形状で、ブラックに塗装されています。ホイールや外側のドアハンドル、上級のXFに装着されるルーフレールなどもブラックです。
新型スペーシアベースの内装・室内空間については、フロント側は軽乗用車のスペーシアに準じた形状です。
注目されるのは荷室で、商用車なので後席のサイズが小さく、コンパクトに格納できます。格納された状態では、荷室長は1205mm、荷室幅は1245mm、荷室高が1220mmの空間になります。
さらに新型スペーシアベースは、荷室にセットするマルチボードを採用しました。3段階の高さ調整が可能で、これを下段にセットすると、荷室の床からマルチボードまでの高さが165mmになり、この状態で前席を後方にリクライニングさせると、マルチボードと繋げられます。車内が広い空間になり、車中泊も行いやすいです。ディーラーオプションのリラックスクッションを上に被せると、表面のデコボコが抑えられ、さらに快適に就寝できます。この状態では、マルチボードの下側が荷物の収納スペースになり、就寝時でも荷物の整理がしやすいです。
スズキ 新型スペーシアベース主要スペック | |
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車種名 | スペーシアベース |
全長×全幅×全高 | 3395mm×1475mm×1785mm |
燃料消費率(WLTCモード燃費) | 24.80~25.80km/L(グレードによる) |
車中泊のおすすめ軽自動車その3:ダイハツ 新型アトレー
続いて紹介するのは、2021年12月下旬にフルモデルチェンジを行ったダイハツ 新型アトレー。
先代アトレーは、同社の軽商用バンのハイゼットカーゴをベースにした5ナンバー規格の軽乗用車でしたが、新型からはハイゼットカーゴ同様4ナンバー車の軽商用バンになりました。
新型アトレーは先述のホンダ N-VANやスズキ 新型スペーシアベース同様、軽商用バンながら軽乗用車のワゴン感覚で、内外装ともにメッキやシルバーの装飾が多いのが特徴。外観は一見して軽商用車のような簡素なイメージはありません。
そんな新型アトレーの荷室はボックス状の空間で広いです。後席は床面へ落とし込むように畳めるので、2名乗車時には平らなスペースに変更できます。2名乗車時の荷室長は1820mmとされ、軽自動車でありながら、車中泊にも便利。また、新型では荷台フロアのフラット化や側面の凹凸も低減されており床面はほぼ完璧なフルフラットとなるのが魅力です。
ダイハツ 新型アトレー主要スペック | |
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車種名 | ダイハツ アトレー |
全長×全幅×全高 | 3395mm×1475mm×1890mm |
燃料消費率(WLTCモード燃費) | 19.00~19.70km/L(グレードによる) |
車中泊のおすすめ軽自動車その4:ホンダ N-BOX(エヌボックス)
続いて紹介するのは、いま国内で最も売れている軽乗用車のホンダ N-BOXです。
N-BOXは、軽規格の小さなサイズを最大限活かしたパッケージングが特徴。車高を高め、ホイールベース(前後車軸間の距離)も限界まで拡大。四角く高効率なキャビン設計としたことで、上位クラスの小型コンパクトカーなどが太刀打ち出来ないほどの広い室内空間を確保しています。
後席左右にはスライドドアも備え乗降性もバツグンなので、これ1台で十分にファミリーカーとしても活用できます。
シートを倒すと若干の凹凸がありますが、後述する段差を解消するような便利アイテムなどが大手通販サイトなどで検索すれば多数見つかります。車種専用に設計され、完全にフラットな寝床が出来るフレーム付きのベッドキットまであるほどです。
そこまで踏み込まなくても、キャンプ用のインフレーターマット(バルブを緩めると自動的に膨らむタイプのエアマット)で十分に代用可能。肉厚なものを選んだほうがシートの凹凸もある程度解消出来るでしょう。コンパクトに収納出来るほか、不要な時は自宅などで保管しておけばOK。防災の備えとしても活用できます。
ホンダ N-BOX主要スペック | |
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車種名 | N-BOX |
全長×全幅×全高 | 3395mm×1475mm×1790mm |
燃料消費率(WLTCモード燃費) | 21.4~24.4km/L(グレードによる) |
車中泊のおすすめ軽自動車その5:スズキ ハスラー
スズキ ハスラーはアウトドア派の人におすすめしたい1台。クロスオーバー風の外観でありながら、丸目ヘッドライトやスクエア型のボディなどで見た目も少し柔らかい印象となっています。クロスオーバーSUVらしく全高も高いため、運転席からのアイポイントも高く、運転視界が良いのも魅力的。運転のしやすさも重要なポイントですが、小柄な車体は取り回しもしやすいです。
ハスラーはシートアレンジが多彩。後席シートのスライドやリクライニングは、前倒しのみなので、レバー操作だけで簡単に操作可能です。乗車人数に応じて後席を倒すと、荷物を置くスペースが広く保つこともできます。助手席までシートを倒せば、サーフボードやスノーボードが積めるので便利です。
気になる車中泊の際では、運転席と助手席、後席を倒せば大人2人まで寝られるスペースが確保できます。こちらも先述のN-BOX同様、少々段差が生じるのでマットやクッションを敷くことがおすすめです。
また、ハスラーには多くのアウトドア・車中泊に便利な純正オプションのギアが多数用意されているのも魅力の一つです。
スズキ ハスラー主要スペック | |
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車種名 | ハスラー |
全長×全幅×全高 | 3395mm×1475mm×1680mm |
燃料消費率(WLTCモード燃費) | 20.8~25.0km/L(グレードによる) |
車中泊におすすめ・人気の普通車(白ナンバー)5選
続いては、車中泊におすすめ・人気の普通車(白ナンバー)5選ご紹介していきます。
車中泊のおすすめ普通車(白ナンバー)その1:フリード+(プラス)
まず最初に紹介するのは、5ナンバーサイズのハイトワゴン、ホンダ フリードプラスです。
フリードプラスは2016年9月に発売された5人乗りのハイトワゴンで、フリードスパイクの後継車にあたる車です。同月に発売されたコンパクトミニバンのホンダ フリードの3列目シートを取り外し、広いラゲッジスペースを確保しているのが特徴です。
また2019年9月にビッグマイナーチェンジを経て、フリード/フリードプラスの大幅改良が施されたほか、SUV風クロスオーバースタイルの新シリーズ クロスターがフリードのラインナップに追加されました。
フリードプラスはクラストップの広い室内空間を確保しており、多彩なシートアレンジが可能なことからドライブからアウトドア、車中泊での旅行など、さまざまな用途に対応できます。
さらに、フリードプラスは荷室を超低床化することで、フリードより荷室の使い勝手が向上、車中泊も可能な、フラットな空間と床下収納を同時に実現しています。
フリードプラスはラゲッジの開口部地上高を、先代のフリードスパイクから185mm低くした335mm(FF車)という超低床のラゲッジルームを実現、背の高い荷物も積載可能です。車中泊やアウトドア時にはラゲッジルームに荷物を積み上げることもあるでしょうから、この高さは非常に魅力的です。
リアシートは6:4で分割して倒せるダブルフォールダウン機構を採用、サーフボードやカーペットなどの長いアイテムを積むのに便利なロングラゲッジモード、自転車など大きな荷物を積む際のビッグラゲッジモード、リアシートに人を乗せて、釣り竿などの長い物が積めるハーフラゲッジモードなど、さまざまなシーンで使える多彩なシートアレンジが可能です。
中でも、大人二人が並んで寝られるおやすみモードが車中泊には魅力的。
おやすみモードにアレンジする際はまず、フロントシートを一番前にスライド。次にリアシートを1番前にスライドして、座面を跳ね上げて背もたれを前に倒しフラットにします。最後にシートの背面に備え付けられているユーティリティボードを出すだけと非常に簡単です。
軽量・高強度のユーティリティボードを使ったおやすみモードはセミダブルサイズ(長さ約1950mm、幅1220mm)のマットレスが敷けるフラットスペースができ上がります。
さらに、フラットスペースの下は床下収納として使えるので、フラットスペースをベッドスペースのみに使用できます。荷室空間の高さも約96cmもあるので、車中泊時にも圧迫感が少ないのが特徴です。
ホンダ フリードプラス主要スペック | |
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車種名 | フリードプラス |
全長×全幅×全高 | 4295mm×1695mm×1710mm |
燃料消費率(WLTCモード燃費) | 15.60~20.90km/L(グレードによる) |
車中泊のおすすめ普通車(白ナンバー)その2:トヨタ 新型シエンタ
続いて紹介するのは、2022年8月23日に3代目となる新型にフルモデルチェンジしたトヨタ 新型シエンタです。
トヨタ 新型シエンタは、「扱いやすい5ナンバーサイズ」「最新の安全・安心装備」「低燃費」、そして「求めやすい価格」という魅力はそのままに、初代からの「使い勝手の良い室内空間」を一層磨き上げています。
新型シエンタのボディサイズは、全長4260mm × 全幅1695mm × 全高1695mm(4WDは全高1715mm)、ホイールベースは2750mmです。
気になる新型シエンタの内装は、ドアポケットやメーター、シフト、カップホルダーなどを外観同様「シカクマルシルエット」のフォルムに統一。アイコニックな機能美で愛着の湧くツール感を表現しています。
新型シエンタの室内空間は、日常生活での取り回しを重視し扱いやすい5ナンバーサイズはそのままに、20mm(従来型比)高くした室内高に加え、水平基調の低いベルトライン、サイドガラスを立てたデザインにより、広く開放感ある室内空間を創出しています。
さらにクラストップレベルとなる最大1000mm(従来型比+80mm)の前後カップルディスタンスを実現し、2列目の居住性を向上。これにより普段のショッピングなどでも、買い物かごを足元にそのまま置けて便利な仕様となっているほか、前席のフラット化を可能にしており、車中泊でも便利となっています。
ラゲージスペースも、大容量かつフラットで多くの荷物を積載するアウトドアなどのアクティブなシーンで活躍が見込まれます。
トヨタ 新型シエンタ主要スペック | |
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車種名 | シエンタ |
全長×全幅×全高 | 4260mm×1695mm×1695mm |
燃料消費率(WLTCモード燃費) | 15.40~27.20km/L(グレードによる) |
車中泊のおすすめ普通車(白ナンバー)その3:日産 NV200バネット
取り回しのしやすい5ナンバーサイズのミニバンで、車中泊に向いているのが、日産 NV200バネットです。
2009年5月に登場したNV200バネットは、従来のビジネスユースモデルの概念を打ち破り、デイリーユース、レジャーなどあらゆるシーンで幅広く使う事のできる5ナンバーサイズミニバンとなりました。
ビジネスユースユーザーに人気のバンモデルに加えて、5人乗り、7人乗りのワゴンモデルがラインアップされています。家族の人数や、車中泊の用途に合わせて選択肢が豊富なこともオススメポイントです。
NV200バネットには、携帯するだけでキーを取り出さなくてもドアの開施錠や、エンジン始動ができるインテリジェントキーを採用しており、大きな荷物の上げ下ろしが多いアウトドア時には重宝します。
また、車内のプライバシーを守り、断熱効果もあるプライバシーガラス、換気が可能なスライドサイドウインドウなど車中泊時に嬉しいアイテムが標準装備となっています。
ビジネスユースでの優れた積載性を考慮して企画されているNV200バネットは、四角い荷室とスポーティなフロントを融合させた機能性に富んだデザインを採用しています。
その結果、NV200バネットは5ナンバーサイズのコンパクトなボディですが、3列目シートを両サイドに跳ね上げると、幅1,220mmものフラットな空間が出現します。採用しているシンプルなサスペンション構造のおかげで、ホイールハウスの張り出しが抑制され、床面が広く使えるのが特徴です。
また、5人乗りのバンモデルはセカンドシートを畳むと3,700Lもの荷室容量を実現しています。さらに、セカンドシートも前に倒せば荷室長は2,040mm、荷室幅1,500mmとなり、大人2人で横になって車中泊ができる広大なスペースが確保されます。
これだけの広い空間を生み出せる5ナンバーサイズミニバンはNV200バネットをおいて他にはありません。
日産 NV200バネット主要スペック | |
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車種名 | NV200バネット |
全長×全幅×全高 | 4400mm×1695mm×1850mm |
燃料消費率(WLTCモード燃費) | 10.90~13.60km/L(グレードによる) |
車中泊のおすすめ普通車(白ナンバー)その4:トヨタ ノア/ヴォクシー
続いて紹介するのは、2022年1月13日にフルモデルチェンジしたトヨタ 新型ノア/ヴォクシーです。
新型ノア/ヴォクシーのボディサイズは、全長4,695mm、全幅1,730mmと全車共通。新型ではノアの標準ボディ、ノアのエアロボディ、ヴォクシー(エアロボディのみ)ともに全車が3ナンバー車となります。
室内は、ワイドな3ナンバーサイズを生かしたを広大な空間を確保有。車内上部は左右それぞれ外側へ35mm拡大し、車内の開放感が増すとともに、セカンドシート(2列目席)の前後シートスライドも、席を一度わざわざ中央に寄せることなく可能としています。
7人乗り仕様のシートでは、セカンドシートのヘッドレストを外し前後スライド調整のうえ、倒したサードシートとつなぐとフルフラットになります。
実際に寝る際には、キャンプなどで用いるエアマットなどを敷き、すき間や段差を補正することで、より快適に眠れるようになるでしょう。
8人乗り仕様では、セカンドシートがベンチシートということもあり、親子3人が川の字となって就寝することも可能に。昨今ミニバンは、セカンドシートが独立した7人乗り仕様の人気が高いですが、車中泊派にとっては、あえて8人乗り仕様を選択するのもありではないでしょうか。
また、広い荷室を車中泊スペースとして活用することも。ただしセカンドシートを前倒しして最も前にスライドさせた状態での荷室長は最大でも1,650mm(トヨタ社内計測値)なので、こちらは小柄な方やお子さんならといったところです。
トヨタ ノア/ヴォクシー主要スペック | |
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車種名 | ノア/ヴォクシー |
全長×全幅×全高 | 4695mm×1730mm×1895mm |
燃料消費率(WLTCモード燃費) | ノア:15.0~23.40km/L(グレードによる)/ヴォクシー:15.0~23.0km/L(グレードによる) |
車中泊のおすすめ普通車(白ナンバー)その5:トヨタ カローラクロス
最後に紹介するのは、2021年9月に発売されたトヨタ 新型カローラクロスです。
新型カローラクロスは、そのネーミングからもわかる通り、1966年から脈々と続く伝統のブランド「カローラ」シリーズに属するニューモデル。新型カローラクロスは歴代モデルの中で初となる、SUVモデルです。
新型カローラクロスは、通常のカローラに比べ車高(最低地上高)が上げられたスポーティなボディデザインが特徴。いっぽうで広い室内や荷室空間を有し実用性も抜群です。荷室容量は定員乗車時に487リットル(FF・ガソリン車)。荷室長は849mmを確保しています。いざ後席を前倒しすれば、最大荷室長1,885mmに拡大します。
全長わずか4.5メートルにも満たないコンパクトサイズでこの容量は立派なもの。ただし、荷室の床面は非常に深く大容量なのですが、後席の背もたれを前倒しした際、荷室の床面と背の間に150mm以上の大きな段差が生じます。しかし、さすがトヨタ、発売から3か月遅れの2021年12月には、純正アクセサリーの「ラゲージアクティブボックス」(2万8050円・消費税込)が発売されています。
これにより、荷室の床面と後席を倒した背もたれ部の面が水平につながる仕様に。フラットで長い床面のおかげで、長い荷物を積んだり車中泊したりすることも可能となります。また、ボードの下にはスチール製の強固な補強材が組まれており、耐荷重は130kg。
さらにボードを上げれば床下にも荷物が収納可能に。用途に応じた使い分けが出来るようになります。また、荷室を覆うトノカバーも収めるスペースも用意されています。
トヨタ カローラクロス主要スペック | |
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車種名 | カローラクロス |
全長×全幅×全高 | 4490mm×1825mm×1620mm |
燃料消費率(WLTCモード燃費) | 14.40~26.20km/L(グレードによる) |
車中泊で注意するべき4つのポイント
ここからは車中泊をする際に注意すべきポイントを4つ紹介していきます。
寝る時にエンジンをかけっぱなしにしない
車中泊をする際の1つ目の注意すべきポイントは、車のエンジンを掛けたまま眠らないことです。
冬に車中泊をする場合、寝ている間にマフラーを雪が覆ってしまう場合があります。そうすると、排気ガスが外へ排出されず車内に流入してしまい、一酸化炭素中毒に陥ってしまう危険性があるのです。
一酸化炭素は色や臭いがないことが特長。寝ている間に排ガスが車内へ流入していることに気づきにくいことから、冬にエンジンをかけっぱなしで寝ることは非常に危険です。
冬だけでなく、排気ガスが外に排出できない環境になってしまえば、車中泊の最中に車内へ排気ガスが流入するリスクは常にあります。
またエンジンの騒音が周りの迷惑になる可能性もあるので、車中泊で寝る前には車のエンジンを必ず切ってください。
暑さ・寒さ対策
車中泊をする際の2つ目の注目すべきポイントは、暑さや寒さへの対策です。
夏場、ムシムシした車内で寝るときは「暑さで寝られず車中泊どころじゃない」となることも十分考えられます。寝ている間に脱水状態になってしまう可能性も心配ですね。
一方、冬の車内はかなり冷え込みます。窓から暖かさが逃げていくことで、寝るときはちょうどいい温度だった車内が、朝には凍えるほどの寒さになっていることも。
楽しいレジャー・車中泊で体調を崩してしまっては元も子もないので、暑さ・寒さ対策をしっかりと行いましょう。窓を断熱素材のシートで覆うのもおすすめです。
防犯対策
そして3つ目の車中泊の際の注意すべきポイントは、防犯対策です。
車内で寝ている間は当然無防備な状態ですから、車中泊で車上荒らしやイタズラにあう可能性は否定できません。あまりにも人気のない場所で車中泊をしてしまうと、周りの目がないことから、被害に合う危険性が上がります。
車中泊するなら人が大勢いる騒がしい場所で、とはいいませんが、周りに誰もいない場所で車中泊をするときは注意が必要です。
窓にカーテンを取り付けて車内を覗かれないようにするのも良いでしょう。
カーテンを使用した場合、中からも外が見えづらくなってしまうので、十分に気をつけて過ごしましょう。
トイレ対策
最後はトイレ対策です。通常、移動中などでは観光施設やコンビニなどのトイレが利用できますが、車中泊となると話は別。車内で一晩過ごすので、出来れば後述するトイレのある施設などに泊まるのが一番最適。
ただし、車中泊できるところが必ずしもトイレがあるとは限りません。そこでおすすめなのが、車内で利用できる簡易トイレです。簡易トイレは、災害時などでも役に立つので、1つでも車に用意しておくと良いでしょう。
車中泊で利用したいおすすめスポット
では、車中泊はどこでできるのか? 車内で寝泊まりするので車が乗り入れられる「キャンプ場(オートキャンプ場)」とイメージしがちですが、近年ではオートキャンプ場の中にも、エンジンやカーオディオの騒音、夜間活動時の過度なヘッドライト(光)が他のユーザーの迷惑になるということから車中泊NGのところも少なくありません(もちろん車中泊OKのところもあります)。
ここからは車中泊で利用したいおすすめスポット(車中泊ができるスポット)を紹介していきます。
おすすめその1:RVパーク
RVパークとは「快適に安心して車中泊が出来る場所」を提供するために、一般社団法人日本RV協会が推進している有料の車中泊施設です。
簡単にいうと、日本全国にある、温泉、旅館、道の駅、遊園地などの一画を、車中泊で間借りできちゃうのが、RVパークです。
RVパークは、1台あたり4m×7mと広いスペースがあり、そのほかにも24時間使えるトイレ、半径15km以内に入浴施設があるなど、決まった条件を満たしている場所なので、ここに行けば誰でも快適に車中泊ができます。もちろんキャンピングカーだけではなく、一般の乗用車でも利用OK。車中泊初心者でも気軽に利用できそうなところがおすすめです。
■RVパーク(日本RV協会):https://www.kurumatabi.com/rvpark/
おすすめその2:道の駅
基本的に道の駅は、安全で快適に道路を利用するための休憩施設であり、宿泊施設とは異なるため車中泊をすることはNGとなっています。
ただし、上記でもお伝えしたようにRVパークが併設されている道の駅もあるので、その場合は車中泊をすることが可能です。また、RVパークを併設していなくても、温泉や銭湯など入浴施設を備えているところや、道の駅自体が車中泊を積極的に歓迎しているところ(千葉県安房郡「道の駅保田小学校」など)も存在します。
トイレや自販機などが備わり、車中泊にはもってこいの道の駅ですが、車中泊をする際は可能かどうか事前に必ず確認しましょう。
おすすめその3:サービスエリア/パーキングエリア(SA/PA)
24時間走行可能な高速道路の休憩スポットであるサービスエリア/パーキングエリア。基本的に車中泊NGということはなく(仮眠や休憩の延長という認識)、どこで車中泊をしても大丈夫です。ただし「みだりに火気の使用をすること」「キャンプやBBQを行うこと」「規定の目的に反し長時間にわたる駐車を行うこと」はNGとなっているので、あくまでも車内で周りに迷惑をかけるようなことがなくマナーを守って行いましょう。
車中泊におすすめグッズ10選:快適に過ごすための便利アイテム
ここからは、車中泊で役立つグッズを紹介していきます。
マット
マットは、車中泊で横になるスペースにできてしまう段差や隙間を埋めるときに役立つグッズです。
カー用品店やインテリアショップなどで販売されているほか、純正部品としても販売されているので、ご存知の方も多いでしょう。
ウレタンなどの素材を使用したマットを敷くことで、シートの段差を解消してくれるだけでなく、体を受け止めてくれるため、寝心地が抜群に良くなります。
もちろん、広いスペースを確保できる車種であれば、マットが無くても一応寝ることはできるのですが、そもそも車の荷室やシートは人が寝ることを想定して作られていないため、そのままの状態では寝心地があまり良くありません。
特に、荷室は名前のとおり荷物のための空間として設計されているので、多くの車種は想像以上に寝づらいです。
ぐっすりと眠ることを考えると、車中泊にマットは必須であるといえます。
インテリアショップでは、折りたたみ式のマットレスも販売されています。車内のスペースにマッチするサイズのマットレスがあれば、車中泊をより快適に行えるでしょう。
また、空気で膨らませて使用するタイプの“エアーマット”と呼ばれる商品もあります。中には、バルブを開くだけで自動で空気が入るエアーマットもあるので、そちらもおすすめです。
■FIELDOOR 車中泊マット 10cm厚 Sサイズ 自動膨張マットレス
- 車中泊マット 10cm厚 Sサイズ 自動膨張マットレス
- FIELDOOR
FIELDOOR 車中泊マット 10cm厚 Sサイズ 自動膨張マットレスは、高密度ウレタンフォームを採用した厚さ10cmの車中泊マットで、60cm×188cmのサイズです。
これだけの厚みがあっても、口径22mmの大型バルブが2つついているため空気の出し入れもスムーズ。自動で膨らむタイプなので設置もあっという間に出来ますよ。サイドについたボタンにより連結も可能で、車中泊だけでなくテントの中でも活躍。汚れに強い生地はお手入れもラクラクで、アウトドアレジャー全般に重宝しますよ。
10cmの厚みはダテではなく、一度使ったら手離せなくなるという声も多数。色々なマットを試した末にこれにたどり着いたという意見もあり、特に腰痛持ちなどの方にはおすすめです!
■スノーピーク(snow peak) インフレーター キャンピングマット2.5w TM-193
- インフレーター キャンピングマット2.5w TM-193
- スノーピーク(snow peak)
スノーピーク インフレーター キャンピングマットは、軽量ウレタンフォームを内蔵した自動で膨らむインフレータブルマットです。車中泊マットとしてだけでなく、キャンプで寝袋の下に敷くなどアウトドア全般でも活躍します。
厚みは6.2cmで地面からの寒さもしっかりガードし、一人用としてはややワイドな77cm幅で、寝返りも打てるのが嬉しいポイントです。
小さな穴や破れを補修するリペアキットや名前の記入スペースなど小さな工夫も盛りだくさん。収納ケースは簡易エアポンプとしても使えるというスグレモノで、もうひといき膨らませたいときに重宝します。
また裏地がノンスリップ仕様になっていたり、サイドがベルクロで連結できたりとスノーピークらしいアウトドアへのこだわりが感じられるマットです!
寝袋
寝袋(シュラフ)は、マットと同じく車中泊をより快適にしてくれるグッズです。
布団代わりに寝袋を使えば、体を冷やすことなく眠ることができます。多くの商品は付属のカバーに収納できるので、運びやすく車中泊にぴったりです。
寝袋は、使用される季節ごとに夏用、3シーズン用、冬用など、複数の種類が存在し、また推奨される使用温度域がそれぞれ設定されています。
気温の違いに合わせて使う寝袋を変えることで、キャンプやアウトドアでも快適に眠ることができるというわけです。
車中泊で使う場合も、季節によってどのような寝袋を使うのか考える方が良いでしょう。就寝前にエアコンを切ったあと、車内の温度は大きく変化します。
寒さや暑さへの備えを考えると、季節に合わせた寝袋を選ぶのがベストです。
■Snugpak(スナグパック) 寝袋 マリナー スクエア テレインカモ柄
- 寝袋 マリナー スクエア テレインカモ柄
- Snugpak(スナグパック)
スナグパック 寝袋 マリナー スクエアは、中綿に化繊素材を使っているため丸洗いでき、生地はナイロンで通気性と速乾性に優れている封筒型の寝袋です。真冬を除く3シーズン対応で、サイズはフード部分付きで220cm×80cmとゆったりめで重量約1.7kg。
中綿に使用される化繊は特殊なシリコーン処理を施した合成繊維で、空洞を作ってそこに暖かさを蓄える仕組みはダウンと同じ。連結も可能なので複数枚用意して家族で寝たり、掛け布団代わりにするのもおすすめです。
■イスカ(ISUKA) アルファライト700X インディゴ
- アルファライト700X インディゴ
- イスカ(ISUKA)
イスカ アルファライト700X インディゴは、最低使用温度が-6度のマミー型寝袋です。中綿は化繊ですがマイクロライトという独自の素材を使っているため保温力に優れ、初冬までは使える3シーズン仕様となっています。
サイズは81cm×203cm、重量は約1.3kgで、収納袋の状態では19cm×35cmとコンパクト。少し本格的な低山キャンプや寒い地方での秋キャンプなどにおすすめです。
ちなみにイスカは日本の寝袋専門メーカーで、縫製や冷えを防ぐ構造、中綿の独自素材などクオリティの高い寝袋を生み出し続けています。数千円のリーズナブルな寝袋を試してから、こういった本格的な寝袋で自分の寝心地のよいもの購入するのもおすすめです。
ポータブル電源
ポータブル電源はサイズが大きいものの、モバイルバッテリーに比べて電池容量も大きいのが特徴です。常に持ち運ぶものというよりは、車中泊やキャンプ、さらには災害時など明確な利用目的があるときに便利。ポータブル電源はAC出力、いわゆる自宅の壁にあるACコンセントを備えています。
もちろんUSB出力もできるため、モバイルバッテリーでできることはポータブル電源で賄うことが可能です。
ポータブル電源は、車中泊やキャンプなどの電気を確保できないときに使用できます。たとえば車中泊やキャンプでBBQをする場合、火起こしをする必要のないホットプレートが便利ですが、温めるには電気が必要です。
このようなときには、ポータブル電源の出番!ほかにもLEDランタンや電気ケトルなど、より快適な車中泊やキャンプに電化製品は欠かせません。もしものときに備えて、ポータブル電源を用意しておくのも良いでしょう。
■FlashFish ポータブル電源 G300(定格容量:222Wh)
- ポータブル電源 G300
- FlashFish
容量222Whで日帰りのキャンプなどにおすすめの、FlashFish ポータブル電源 G300。コンセントを確保できない状況でも充電でき、ACコンセント・カーチャージャー・ソーラーチャージャーに繋げることができます。
価格が安価な分、222Whの容量が少ないと感じるかもしれません。しかし重量は2.6kgと軽量で、女性でも持ち運びしやすく、サブのポータブル電源としてもピッタリ。初めてポータブル電源を買う方はもちろん、2個目のポータブル電源をお探の方にもおすすめです。
カーテン
車中泊をするときに、車内のプライバシーを守ってくれるのが、車の窓に取り付けるカーテンです。
カーテンで外からの視線を目隠しすれば、より落ち着いて寝ることができますし、防犯効果も期待できます。
車中泊用として販売されているカーテンには、カーテンレールの要らない吸盤タイプのものもあり、手軽に取り付けることができます。
また、車中泊に慣れている人の中には、100円ショップなどで素材を集めてカーテンを手作りする方もいらっしゃるようです。
カーテンと同じ効果を持つグッズとして銀マットが挙げられますが、こちらはさらに断熱効果も期待できます。
■ボンフォーム 車用カーテン プライバシーカーテン
- 車用カーテン プライバシーカーテン
- ボンフォーム
ボンフォーム 車用カーテン プライバシーカーテンは、軽自動車からミニバンまで、幅広いタイプの車種に対応した車内用のカーテンです。
ピラーと天井の隙間に樹脂板を差し込み固定するだけで簡単に取り付けられます(隙間の無い車種には取り付け不可)。色はブラックで、外から何も見えなくなるため車中泊での就寝や着替え、仮眠、食事などプライバシーをしっかり守ってくれます。
またUVカット機能もついているため、夏などの紫外線対策もばっちりです。
LEDランタン
車中泊をするときに、意外に重要なものが照明器具です。
車の内装として取り付けられているライトの中には明るさが十分でないものも多く、また明かりをつけたまま寝てしまうとバッテリーが上がってしまう危険性もあります。
しかし、ちゃんとした照明器具を1つ持っていけば問題なし。車内の明るさをしっかり確保できて、バッテリー上がりの心配もありません。
照明器具でぜひおすすめしたいのは、LEDタイプのランタンです。LEDは消費電力が少なく長寿命なので、長い間使うことができます。
■ベアボーンズ ビーコンライトLED2.0
- ビーコンライトLED2.0
- ベアボーンズ
電球色の優しい光を放つLEDランタンです。カラビナがついているので、車内の取手などに設置できるのがポイント。自立もするのでシートの上や床に置くこともでき、様々な使い方が考えられます。
明るさは最大220ルーメンなので、しっかりと照らしてくれます。つまみを回すことで簡単に明るさを無段階調節できるので、寝るときの豆球としても適しています。バッテリーは充電式で、4〜5時間の充電で3〜200時間の連続使用が可能です。
カラーバリエーションは、カッパー、グレー、グリーン、レッド、ブロンズの5色展開となっています。
ベアボーンズ ビーコンライトLED2.0 | |
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メーカー名 | ベアボーンズ |
商品名: | ビーコンライトLED2.0 |
重量 | 127g |
サイズ | (約)高さ15.2×幅7.6cm |
明るさ | 30~220ルーメン |
連続点灯時間 | 200時間(Low)、5~6時間(Mid)、3時間(Hi) ※連続点灯時間は、気温や使用環境により変動します。 |
Amazon販売価格(2023年2月10日時点) | |
楽天販売価格(2023年2月10日時点) |
ミニテーブル
車中泊に向いている車種であっても、車内での食事のとりやすさまで配慮された車はそう多くありません。
テーブルがなければ当然お皿を置く場所もないので、どうしても食事をしにくいと感じてしまうことでしょう。
そんな時に役立つのがミニテーブル。車中泊向けのミニテーブルの多くは軽量な設計がされており、使わないときは折りたためるので、かさばることもありません。
■ロゴス(LOGOS) Life ロール膳テーブル(ヴィンテージ) 73180046
- Life ロール膳テーブル(ヴィンテージ) 73180046
- ロゴス(LOGOS)
ロゴス Life ロール膳テーブル(ヴィンテージ)は、重量たったの600gという軽量タイプの折り畳み式ローテーブルです。わずか10秒ほどで組み立てらる上、しまう時の収納サイズは6×8×40cmとコンパクトなので場所も取りません。
ちょっとレトロ風のデザインが女性からも人気で、車中泊で使えば気分も明るくなること間違いなし。自然な色合いは他のアウトドアグッズともよくなじみます。
またかわいらしい見た目と裏腹に耐久性は高く、耐荷重はおよそ30kgとなかなかのタフぶり。食卓のほか、ちょっとした物を置いたり使い方は工夫次第で広がります。
専用の収納バッグが付いており、自宅でも使える一押しアイテムです!
ロゴス(LOGOS) Life ロール膳テーブル(ヴィンテージ) 73180046 | |
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メーカー名 | ロゴス(LOGOS) |
商品名: | Life ロール膳テーブル(ヴィンテージ) 73180046 |
重量 | 600g |
サイズ | 40×24×11cm |
収納時サイズ | 6×8×40cm |
Amazon販売価格(2023年2月10日時点) | |
楽天販売価格(2023年2月10日時点) |
クーラーボックス
車中泊には、ぜひ飲み物を冷たく保管してくれるクーラーボックスを持っていきましょう。
クーラーボックスが重要な理由は、寝るときの水分補給が大切だからです。就寝するとき、車内の気温はみなさんの想像以上に大きく変化します。
特に夏場は暑さで汗をかき、脱水症状に陥ってしまうことも。よって、随時水分補給をして体調管理することは、車中泊において非常に大切です。
クーラーボックスに冷たい飲み物を入れて、車中泊をより楽しく快適なものにしてください。
また、容量に余裕のあるクーラーボックスを選べば、ドライブの途中で買った食材も一緒に入れることができて、便利です。
■THERMOS ソフトクーラー ROC-002
- ソフトクーラー ROC-002
- THERMOS
THERMOS ソフトクーラー ROC-002は、折り畳むとコンパクトに収納できる保冷バッグです。
5層の断熱構造が中の冷たさをしっかりキープし、外生地は水を弾くためアウトドアでの使用にも最適。サイズは容量が26Lとたっぷりの収納力で、重量はたったの640gとハードタイプのクーラーボックスより気軽に使うことができます。
本体の内側にインナーバッグがついており、中身を取り出して運ぶのも便利。また本体手前の大きなポケットやフタ部分の内側のメッシュポケットも使い勝手がよく、メインの持ち手のほかに両サイドにも取っ手が付いていて、取り回しがしやすいのもポイントです。
さらに、市販の保冷剤を一緒に入れておけば、冷たさがグッと長持ちします。
■サンコー CLBOX30L バッテリー内蔵30L
サンコー CLBOX30Lは30Lの大容量冷凍冷蔵庫です。車内のシガーソケットから給電できるほか、バッテリー内蔵のためエンジン停止中や野外でのアウトドア中もたっぷり約20時間稼働してくれます。
本体にキャリーバッグのような持ち手とタイヤが付いているため、持ち運びや積み下ろしもスムーズ。マイナス20度からプラス20度までの設定ができ、冷凍も冷蔵も可能です。
また見やすいデジタル表示で庫内の温度や使用電力などが分かるほか、USBによりスマホを充電することもできますよ。
500mlのペットボトルなら25本も入る大容量で、冷たい飲み物や生鮮食材の保存にも最適。車中泊での料理も安心してできます。
まとめ:賢い車選びをしてルールに則った車中泊を楽しみましょう
近年のアウトドアブームなどによりインフラの整備が進んだことで、本格的なキャンピングカーでなくとも、車中泊によって手軽にそしてリーズナブルに旅行を楽しめるようになりました。
車中泊に適した車では、これまでご紹介してきた内容を簡単にまとめると、シートをフルフラットした場合にできるだけ段差が少ないこと。
さらに、車中泊をメインで考えるならば、軽自動車では乗用モデルより商用モデルの方がフラットで広い空間が実現されていることがポイントです。普通車(白ナンバー)では広大な室内空間、荷室を備えるミニバンがおすすめ上位にきますが、昨今人気のSUVも荷室が広くアレンジ次第で快適に車中泊を行うことができます。
さらに、車中泊に必要なアイテムではより快適に過ごすためのマットレスや、欠かすことのできないスマホなどの充電用のポータブル電源がおすすめとして挙げられます。それ以外にも夏であれば蚊などの虫対策、冬であれば防寒対策も必要になります。
最後に、自由な時間、自由な場所で楽しめるのが車中泊の醍醐味ですが、自分の身の安全は自分で確保しなければなりません。最近では車中泊を楽しんでいる方も増えてきているので、事前にインターネットで情報を調べたり、SNSなどで情報交換をしたりすれば安全性は向上するでしょう。
また、車中泊の旅行をする場合は宿泊場所や自分で出したゴミの処理、周りの方々への配慮など、最低限のルールやマナーを守って楽しむことを心がけましょう。
[筆者:MOTA(モータ)編集部]
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