【2022年最新】おすすめポータブル電源10選/間違いない選び方も紹介
- 筆者: ワタナベ サヤカ
まだポータブル電源を持っていない人も、現在ポータブル電源を使用している人も、最新のものに替えるだけでより快適に車中泊を楽しめますよね。
そこで今回はポータブル電源の選び方やおすすめ商品を10個ご紹介。この記事を参考にして、自分にとって使いやすいポータブル電源を見つけていきましょう!
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- ポータブル電源はキャンプだけじゃなく災害時もおすすめ!
- ポータブル電源を買うなら抑えておきたい!5つの選び方
- 【2022年最新】定格容量で選ぶおすすめポータブル電源10選
- FlashFish ポータブル電源 G300(定格容量:222Wh)
- ALLPOWERS ポータブルバッテリー(定格容量:288Wh)
- SmartTap パワーアーク mini(定格容量:346Wh)
- ANKER PowerHouse(定格容量:434Wh)
- Philips ポータブル電源 DLP8088NC(定格容量:460Wh)
- JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB62-C(定格容量:626Wh)
- Jackery ポータブル電源708(定格容量:708Wh)
- Anker PowerHouse II 800 black A1750511(定格容量:778Wh)
- Jackery ポータブル電源1000(定格容量:1002Wh)
- エコフロー DELTA EFDELTA1300-JP(定格容量:1260Wh)
- まとめ
ポータブル電源はキャンプだけじゃなく災害時もおすすめ!
ポータブル電源はキャンプに用いられますが、用途はそれだけではありません。ポータブル電源をおすすめする理由は、以下の3つから説明できます。
1.ポータブル電源とモバイルバッテリーの違い
2.ポータブル電源なら扇風機や電気毛布、ホットプレートまで使える!
3.情報収集や連絡に必要な電源を確保できる
どうしてポータブル電源が良いのか、しっかりと理解しておきましょう。
ポータブル電源とモバイルバッテリーの違い
ポータブル電源がキャンプだけじゃなく災害時もおすすめな理由、1つ目はポータブル電源とモバイルバッテリーには違いがあるから。
モバイルバッテリーはスマートフォンなどに使う、持ち運び式の充電池。持ち運びしやすいように、小さいサイズのものが多いですよね。
しかしコンパクトサイズだからこそ、モバイルバッテリーの充電容量は多くありません。日常的に使用する設計のため、家庭の壁にあるACコンセントや、USB充電器などから充電できることを想定しています。さらにモバイルバッテリーは基本的にUSB出力しかなく、使用用途は限定的です。
一方ポータブル電源はサイズが大きいものの、モバイルバッテリーに比べて電池容量も大きいのが特徴です。常に持ち運ぶものというよりは、キャンプや災害時など明確な利用目的があるときに便利。ポータブル電源はAC出力、いわゆる自宅の壁にあるACコンセントを備えています。
もちろんUSB出力もできるため、モバイルバッテリーでできることはポータブル電源で賄うことが可能です。
ポータブル電源なら扇風機や電気毛布、ホットプレートまで使える!
ポータブル電源がキャンプだけじゃなく災害時もおすすめな理由、2つ目はさまざまな電化製品を使えるから。
ポータブル電源は、キャンプなどの電気を確保できないときに使用できます。たとえばキャンプでBBQをする場合、火起こしをする必要のないホットプレートが便利ですが、温めるには電気が必要です。
このようなときには、ポータブル電源の出番!ほかにもLEDランタンや電気ケトルなど、より快適なキャンプに電化製品は欠かせません。もしものときに備えて、ポータブル電源を用意しておくのも良いでしょう。
また涼しい時期での車中泊では、思ったよりも車内が冷えるもの。そんなときにポータブル電源とホットカーペットを用意しておくと、快適な夜を過ごせます。
情報収集や連絡に必要な電源を確保できる
ポータブル電源がキャンプだけじゃなく災害時もおすすめな理由、3つ目は災害発生時にも一定期間電気を確保できるから。
災害が発生した場合、もっとも懸念されるのが「電気」「ガス」「水道」といったライフラインが絶たれることです。そんなライフラインの中でも、電気はもっとも復旧が早く、送電線の倒壊といった特殊な場合を除き、概ね数日から1週間で復旧すると言われています。
ポータブル電源にはある程度の電気を貯めておくことができるため、スマホやラジオといった情報収集や連絡に欠かせない機器の電源を確保できます。もちろん、避難所では電気毛布や扇風機などを使えるため、より快適に過ごすこともできるのです
ポータブル電源を買うなら抑えておきたい!5つの選び方
ここからは、ポータブル電源を買うなら抑えておきたい5つの選び方について説明します。
それが、以下の5つ。
1.ポータブル電源のおすすめな選び方その1:電池容量
2.ポータブル電源のおすすめな選び方その2:定格出力と周波数
3.ポータブル電源のおすすめな選び方その3:出力波形
4.ポータブル電源のおすすめな選び方その4:出力ポートの数と種類
5.ポータブル電源のおすすめな選び方その5:プラスαの便利機能
1つずつ解説します。
ポータブル電源のおすすめな選び方その1:電池容量
ポータブル電源のおすすめな選び方、1つ目は「電池容量」です。
容量はかならずチェックするべき項目であり、これを間違えると特に連泊でキャンプするときに大変な事態に陥ることもあります。
ポータブル電源の理想的な容量は以下。
● 日帰りアウトドア:200Wh~
● 連泊キャンプや扇風機などを使用する:350Wh~
● 冷蔵庫など大型家電の使用:400Wh~
注意したいのは、放電を考慮すること。容量の30%は放電すると考えて良いでしょう。災害時にも使えるので、迷ったらより大きい容量のものを選ぶのがおすすめです。
ポータブル電源のおすすめな選び方その2:定格出力と周波数
ポータブル電源のおすすめな選び方、2つ目は「定格出力と周波数」を気にすること。
最大出力は起動時の消費電力に耐えるときに必要で、定格出力は家電を使い続けるために必要なものです。
最大出力:歪みに関係なく出力がMAXの状態
定格出力:規定信号を用いて連続的に取り出せる出力のこと
つまりポータブル電源を選ぶときには、最大出力よりも定格出力の方を基準にして選ぶようにしましょう。
また地域によって、周波数が異なります。東日本では50Hz、西日本では60Hzのものを使用しないと、性能低下や故障の原因になりかねません。家電によっては、どちらかの周波数にしか対応していなものもあります。50Hzと60Hzを切り替えて使用できるポータブル電源の場合は、しっかりと確認してから出力しましょう。
ポータブル電源のおすすめな選び方その3:出力波形
ポータブル電源のおすすめな選び方、3つ目は「出力波形」を気にすること。
出力波形には「正弦波」と「矩形波」があり、家電などのゆるやかな動きをするものには「正弦波」が採用されていることがほとんどです。
しかし、ポータブル電源のなかには「矩形波」を採用しているものもあり、こちらは価格が安い代わりに、単純な構造の家電にしか使えません。
PCなどの精密機器に繋げる場合は、正常に作動しないばかりか故障の恐れもあります。色々な電化製品を使うためにも、「正弦波」が出力されるポータブル電源を選ぶようにしましょう。
ポータブル電源のおすすめな選び方その4:出力ポートの数と種類
ポータブル電源のおすすめな選び方、4つ目は「出力ポートの数と種類」です。
ポータブル電源の出力ポート数は見落としやすい点なのですが、数が多いと2台以上のスマホを同時に充電できたり、複数の機器を同時に使えたりと非常に便利です。
また数だけでなく、種類にも注目しましょう。USBやAC、シガーソケットへと接続できるポータブル電源なら、アウトドアや車中泊はもちろん、災害時にも力を発揮。ただし製品によっては、DC出力ポートがシガーソケットに対応している場合もあり、事前に確認しておいてください。
ポータブル電源のおすすめな選び方その5:プラスαの便利機能
ポータブル電源のおすすめな選び方、5つ目は「プラスαの便利機能」を気にすること。
あってもなくても良いものですが、たとえばソーラーパネルで太陽光をエネルギーに変換できる製品なら、万が一電源が取れない環境でも太陽光さえあれば充電切れを避けられます。
もちろん、ACコンセントから充電するときのように早くはできません。しかし、時間がかかっても充電できるのは、緊急時にとても重宝します。
また他にもLEDライトがついているポータブル電源もあります。キャンプだけじゃなく災害時にも簡易的な照明として使え、停電時も安心。なかには点滅するタイプもあり、災害時はもちろん、山のなかで遭難してしまったときのSOSサインにもなります。
ついオマケ機能として捉えられがちですが、ポータブル電源に備わったプラスαの機能は、キャンプや災害発生時により力を発揮してくれます。
【2022年最新】定格容量で選ぶおすすめポータブル電源10選
たとえば出力ポートの多いポータブル電源なら、スマホを充電しながら扇風機をまわすなども可能ですよね。つまり汎用性の高いポータブル電源を用意すると、それだけ便利さと快適さが増すということになります。
また、ポータブル電源は定格容量が大きいほど高くなる傾向にあるため、どれだけの電化製品を使いたいか、どのような場面で使うのかをよく考えることが大切です。
そこで、ここからはおすすめのポータブル電源を定格容量順に10個紹介します。
ラインナップはこちら。
1.FlashFish ポータブル電源 G300(定格容量:222Wh)
2.ALLPOWERS ポータブルバッテリー(定格容量:288Wh)
3.SmartTap パワーアーク mini(定格容量:346Wh)
4.ANKER PowerHouse(定格容量:434Wh)
5.Philips ポータブル電源 DLP8088NC(定格容量:460Wh)
6.JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB62-C(定格容量:626Wh)
7.Jackery ポータブル電源708(定格容量:708Wh)
8.Anker PowerHouse II 800 black A1750511(定格容量:778Wh)
9.Jackery ポータブル電源1000(定格容量:1002Wh)
10.エコフロー DELTA EFDELTA1300-JP(定格容量:1260Wh)
1つずつ、メリットやデメリットを紹介するので、参考にしてみてください。
FlashFish ポータブル電源 G300(定格容量:222Wh)
- ポータブル電源 G300
- FlashFish
容量222Whで日帰りのキャンプなどにおすすめの、FlashFish ポータブル電源 G300。コンセントを確保できない状況でも充電でき、ACコンセント・カーチャージャー・ソーラーチャージャーに繋げることができます。
価格は17,950円と安価な分、222Whの容量が少ないと感じるかもしれません。しかし重量は2.6kgと軽量で、女性でも持ち運びしやすく、サブのポータブル電源としてもピッタリ。初めてポータブル電源を買う方はもちろん、2個目のポータブル電源をお探の方にもおすすめです。
ALLPOWERS ポータブルバッテリー(定格容量:288Wh)
- ポータブルバッテリー
- ALLPOWERS
出力波形が正弦波で、ほぼどの家電でも使用できるALLPOWERS ポータブルバッテリー。価格も25,999円とお手頃で、スマホのワイヤレス充電機能も搭載しており、ポータブル電源を買うのが初めてで購入を迷っている人にとっては、幅広く使用できるので良いかもしれません。
しかし、容量が300Whと大容量ではないので、ある程度使用してみると物足りなくなる可能性もあります。
安価なのではじめて買う1台目として、ぜひお試し感覚で購入してみてください。
SmartTap パワーアーク mini(定格容量:346Wh)
- パワーアーク mini
- SmartTap
容量311Whでコンパクトなポータブル電源にもかかわらず、デジカメ約70回、ノートパソコンは約12回のフル充電ができるという実力派のSmartTap パワーアーク mini。
価格は38,500円と高すぎないので、品質に不安を感じるかもしれませんが、口コミ評価も高くそのよな心配はいりません。
電気を供給しながら充電ができるので、ポータブル電源を充電中に使えないのが不便だと感じる人にはかなりおすすめです!
ANKER PowerHouse(定格容量:434Wh)
- PowerHouse
- ANKER
約20×14.5×16.5cmのコンパクトサイズが特徴のポータブル電源である、ANKER PowerHouse。
ACコンセントとシガーソケット、USB出力ポートを設けており、さまざまな電化製品に使え、別売りのソーラーパネルからの充電も可能で、価格は39,100円。
ただし、容量は434Whとそこまで大容量ではないため、2泊以上のキャンプをよくするという方には物足りないかもしれません。
あくまでも最小・最軽量クラスで400Whほどの容量を持っているモデルをお探しの方なら、アンカー(ANKER) ポータブル電源 PowerHouseがおすすめです。
Philips ポータブル電源 DLP8088NC(定格容量:460Wh)
- ポータブル電源 DLP8088NC
- Philips
ACコンセント、シガーソケット、ジェネレーター、ソーラーパネルとさまざまな方法で充電できるため、連泊のキャンプにもおすすめできるのがこのPhilips ポータブル電源 DLP8088NC。
ほかにはない「電池残量が30%以下になると点滅で知らせる”SOC低電量保護機能”」を搭載しているため、気づいたら電気がなくなっていたなんてことはなく、価格は61,414円です。
しかし見た目がかわいすぎるため、クールなポータブル電源をお探しの方には向いていないかもしれません。
反対に可愛いモデルをお探しの方がいれば、フィリップス(Philips) ポータブル電源 DLP8088NCがおすすめです。
JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB62-C(定格容量:626Wh)
- ポータブル電源 BN-RB62-C
- JVCケンウッド
オーディオメーカー「JVCケンウッド」が製造していて、音響機器の製造で培った高い品質が魅力のJVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB62-C。
瞬間最大出力1000Wのハイパワーで、電気ケトルを使用しながらPCの充電をしても問題の無い容量を持ちながら、価格58,925円と容量のわりに比較的お手頃です。
しかし6.5kgあるので、たくさん荷物を持ち運びたい人や、気軽に持ち出したい人にとっては不向きかもしれません。
色合いもナチュラルなので、デザイン性の高いポータブル電源をお探しの方にはJVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6がおすすめです。
Jackery ポータブル電源708(定格容量:708Wh)
- ポータブル電源708(定格容量:708Wh)
- Jackery
バッテリーマネージメントシステムによって、電圧や温度を管理して過充電や過放電を予防する、Jackery ポータブル電源708。大容量タイプながら、持ち運びしやすいよう取っ手がつけられています。総重量は4.1kgで、女性が持てない重さではありません。
価格は79,800円で、4つの充電方法があったり、純正弦波 MPPT制御方式採用であったりと機能性は高いのですが、価格はやや割高に感じる人もいるでしょう。
利便性や機能性が高いポータブル電源をお探しの方には、ジャクリ(Jackery) ポータブル電源400がおすすめです。
Anker PowerHouse II 800 black A1750511(定格容量:778Wh)
計11個の出力対応ポートを搭載し、多数機器の同時接続を叶えたポータブル電源がこのAnker PowerHouse II 800 black A1750511。精密機械にも対応しているため、PCをよく使用するならこちらを購入しましょう。
価格は74,800円で低価格とはいえないため、初めての1台には向いていないかもしれません。
しかし778Whと大容量なので、大型家電を使用したい人やたっぷり電気を使いたい人には、アンカー・ジャパン「Anker PowerHouse II 800 black」A1750511がおすすめです。
Jackery ポータブル電源1000(定格容量:1002Wh)
- ポータブル電源1000
- Jackery
消費電力の大きい電化製品を使用したいシーンで役立つのが、このJackery ポータブル電源1000(1002Wh)。
容量1002Wh、AC出力時の瞬間最大出力は2000Wとハイパワーのポータブル電源なので、2台以上の家電を同時に使用したい人にとっては便利でしょう。
価格は139,800円と、ハイパワーモデルでは妥当な金額ですが、低価格のモデルを探している人にとっては割高と感じられるかもしれません。
車中泊やキャンプをよく楽しむ人や、災害時の備えを万全にしたいという人には、Jackery ポータブル電源1000を強くおすすめします。
エコフロー DELTA EFDELTA1300-JP(定格容量:1260Wh)
- DELTA EFDELTA1300-JP
- エコフロー
AC定格出力1600Wのハイパワーがポイントで大型の家電が使用できる、エコフロー DELTA EFDELTA1300-JP。
充電アダプターが不要の「X-Stream充電テクノロジー」を採用しており、2時間ほどあればフル充電できるという優れものです。
価格は139,500円と、ポータブル充電器のなかでは高級品なので、価格の高さに手が出せない人もいるかもしれません。
そのため高品質で便利さを求める人であれば、エコフロー「EFDELTA」EFDELTA1300-JPがおすすめです。
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