1963年に法人用のサービスとして日本に登場したカーリース。その後高度経済成長とともに大きく成長し、最近では個人向けカーリースも広く普及してきました。
カーリースはほとんどの場合が長期の契約であるため、選ぶ車種がとても重要になります。現在の多くのカーリース会社は国産メーカーの全車種を取り揃えており、購入と変わらず好きな車を選べます。
ここでは、日本が世界に誇る自動車メーカー、トヨタ車のカーリースをおすすめランキング形式で紹介します。
カーリースってそもそもどういうサービスなの?
カーリースはひとことで言えば車の賃貸です。リース会社が代わりに購入した車の代金を契約者が毎月リース料として支払います。
レンタカーやカーシェアといったサービスと混同されることも多くありますが、これらとは異なるサービスです。
カーリースは、契約した車をマイカーとしていつでも利用できるサービスであり、駐車場(保管場所)の確保が必須です。
車検証の使用者の欄にはご自身のお名前が明記され、所有者の欄には契約されたリース会社の名前が明記されます。
ローンとの違いは、車の維持にかかる費用(税金、法定点検、車検など)を月々の定額料金に含むことができることで、月々の支払いに大きな変動がなくなり、家計の負担を減らせます。
現金での一括購入や自動車ローンでの購入、カーシェアやレンタカーといったサービスと比べ、面倒な手続きや手間をかけることなく、リース料を支払えばマイカーとして利用できるところが人気の理由です。
トヨタの車もカーリースできるの?
もちろん、トヨタ車も多くカーリース車として利用されています。トヨタ自動車は2019年における世界の自動車メーカー販売台数ランキングでも2位の成績を納めています。
また、トヨタ車は一般乗用車から高級車まで幅広いラインナップが特徴です。耐久性も高く、日本で使用された中古車が新興国で中古車として走り続けるほどです。
ほかを圧倒する安心感、そして安定した品質が大きな魅力でしょう。信頼のトヨタと言われるほど故障の少ない車として有名なトヨタは、まさに長期間のカーリースを検討されている方に最適といえます。
トヨタ車の料金シミュレーションをしたい
トヨタ車が月々いくらでリースできるのか、月額の料金をシミュレーションされたい方は、「トヨタの新車カーリース一覧」からお好きな車種を選んでいただき、リース期間やオプションを選択することで料金をシミュレーションできます。
トヨタをリースするならココ!おすすめのリース会社TOP3
1位:MOTAカーリース
国産メーカーの全車種を取り扱っており、グレードも自由に選択できます。
リース期間は5年、7年、最長11年まで選択が可能。カーリースの特徴としてリース期間を長くするほど、月額費用を抑えることができます。
そしてMOTAカーリース最大の特徴とも言えるのが、リース期間満了後に車が「もらえる」ことです。
ほとんどのカーリースでは、リース期間満了後は「乗り換え」「再リース」「買取」「返却」などの選択肢から選びます。
どの選択肢にも残価が設定されており、場合によっては追加で金額を支払わなければいけませんが、MOTAカーリースは5年、7年、11年のいずれも、もらえるプランとなっており追加請求はかかりません。
また、審査申し込みから納車までの手続きがオンラインで完結します。
仕事や家事で忙しく、店舗やディーラーに足を運ぶ時間が取れないという方でも大丈夫。はじめてマイカーを持つ方でも安心して手続きを進められるようしっかりとサポートします。
2位:トヨタレンタリース
「トヨタレンタリース」は、トヨタ自動車系列のカーリース会社であり、おもに商用車を利用する法人を対象としたサービスを展開しています。
国内最大の自動車メーカーであるトヨタは全国に多くのサポート拠点があり、その規模は約6,000箇所の拠点に、4.5万人のプロエンジニアと万全のサポート体制です。
カーリースは基本的に長期の契約であるため、車種やプランを自身にとって最適なものを選ぶことが重要になります。しかし、どの車種やプランを選べばいいか分からなくなることもしばしばでしょう。
トヨタレンタリースは、トヨタを知り尽くしたスタッフがお客様の状況に合わせて最適な車とサービスを提供します。
契約中のサポートも大きな特徴があり、万が一の事故や故障の時には「サポートダイヤル24」に連絡すれば、初期対応アドバイスや、ロードサービスの手配、保険会社への取次まで、全国どこからでも24時間サポートします。
土日・祝日、夜間に車の利用が多い方には特に安心のサポート体制です。
3位:KINTO
トヨタが提供する「KINTO」の最大の特徴は、サブスクリプションサービスであることです。
毎月定額料金を支払い車を利用できる点は、通常のカーリースと変わりはありませんが、大きな違いとして月々の利用料金に任意保険が含まれているところ、そして契約満了時の清算方法の違いが挙げられます。
カーリースは本来、残価設定することで月々の料金が安くなりますが、想定していた残価よりも契約期間満了後の価格が低くなってしまうと、差額の費用を請求されてしまいます。
しかしKINTOはこのような差額の請求を行わないため、追加の費用の支払いは発生しません。月々のリース料には任意保険も含めた金額で算出され、保険料は等級や運転年数に関わらず一律です。
事故で補償を受けた後でも月額利用料金は変わりません。カーリースの申込と同時に保険の契約も行えるので、保険に関する面倒な手続きも発生しないところも魅力と言えます。
トヨタ車がカーリースにおすすめな3つの理由
世界トップクラスの実績と信頼を持つトヨタ自動車は、約60車種と多様なラインナップを取り揃えており、幅広いニーズに応えています。
販売店舗数も数多く、全国的に展開しているため、購入後のメンテナンスをおこないたいときには、出先や旅行先でさえも気軽に立ち寄ることができます。万が一の故障や事故の時でも安心です。
安全性も高く、壊れにくい車の代名詞とも言えるトヨタは、長期のリース期間だったとしても日々のメンテナンスをしっかりとおこなうことで安心して乗り続けることができます。
その耐久性は20万キロ走行した中古車が、アフリカなどの新興国で走り続けるほど。
高い耐久性と低燃費がトヨタ車の魅力でしょう。ここからはトヨタ車がおすすめな理由を紹介していきます。
安心のNo1ブランド
世界的に見て、トヨタがここまで成功した理由は、その信頼性が高いことが大きな要因です。国内はもちろんのこと、中国、欧州、メキシコなどで特に高い信頼性を得ています。
タフさの信頼性は、ほかに類を見ないと言い切れるほどです。信頼性のみならず、整備性にも優れているため長期的な使用が可能です。
また、ハイブリットカーをここまで世界的に広めたのもトヨタの功績といえるでしょう。エコカーを一般的に普及させるのは難しいと言われていますが、トヨタはハイブリットカーを当たり前にしました。
これが可能だったのは、まさにトヨタの車がユーザーの信頼を勝ち取っていたからでしょう。
世界の市場でそれぞれのニーズに合った車をつくり続けている点も世界的に評価される理由のひとつです。日本国内外において、トヨタは安心して乗車できるブランドだと言えるでしょう。
さまざまなボディタイプ
車のボディタイプは、軽自動車、コンパクト、セダン、クーペ、SUV、ミニバン、ワンボックス、ハッチバック、オープンカーなどに分けられます。
ひと昔前までは、車と言われれば多くの方がセダンタイプを想像していました。トヨタではプリウスやカローラ、クラウンなどが挙げられます。
ひと口にセダンと言っても、高級感のあるものからお手頃な価格帯のものまで、スポーティーなスタイルのものまで、さまざまなタイプがあります。
そのなかでも最近、特に人気が高いのがコンパクトカーです。「アクア」や「ヤリス」がこれにあたります。小さめのボディは運転しやすく、街乗りにも適しています。
コンパクトカーのなかでも、居住性を追及したものやスポーティーなタイプのものまで、いろいろなタイプがあり、同じボディタイプでも幅広いタイプがあります。
トヨタ車は沢山の選択肢の中からご自身にピッタリの車を選ぶことができるのでおすすめです。
環境問題、社会貢献への対応姿勢
トヨタは「環境問題への対応なくして、車の未来はない」という強い危機感を持ち、車づくりに取り組んでいます。
たとえば、自然災害の原因のひとつとして挙げられる、地球温暖化問題の解決に向けて、CO2 排出量の削減は世界各国で求められています。
車の生産から廃棄までのライフサイクルで排出されるCO2 を可能な限りゼロにすることを目指し、「新車CO2ゼロチャレンジ」として従来のエンジン車の技術開発や電動車の技術進化に取り組んでいます。
これらの取り組みを加速させることで、トヨタは2050年までに新車一台当たり平均CO2排出率を90%削減を目指し挑戦を続けています。
ほかにも、工場での水使用を最小限にし排水をきれいに還すことで、資源を節約し極限までリサイクルして使うことにも取り組んでいます。
少しでも燃費のいい車に乗りたい、という声はよく聞きますがこういった環境に優しい車を選ぶことも、車選びの判断材料のひとつになってきているのではないでしょうか。
2023年度版!トヨタ車のおすすめ車種ランキング
信頼性やブランド力、耐久性でメーカーはトヨタと決めていても、車種がたくさんあるので「どれを選べばいいのか分からない」と悩む人もいるでしょう。
ここでは、トヨタ車のなかでもおすすめな車種をランキング形式で紹介します。ご自身に合った車を選び、カーライフをスタートさせましょう。
【1位】ヤリス
コンパクトカーの域を超える新世代コンパクトであるヤリスは、もともとベーシックコンパクトカーであった「ヴィッツ」の世界販売名です。4代目から「ヤリス」へ統一されることになりました。
ヤリスは、コンパクトカーならではの「軽快なハンドリング」という強みを生かしつつ、「上質な乗り心地」「最新の安全、安心技術」を備えた車を目指して開発されたモデルです。
コンパクトカー向けのTNGAプラットフォームを初採用し、軽量かつ高剛性、低重心なボディを開発。
新開発された1.5Lダイナミックフォースエンジンを採用した新世代ハイブリッドシステムは、力強くシームレスな走りとともに、クラストップレベルとなる、WLTCモード36.0km/Lを達成。
ガソリン車は前述の1.5Lダイナミックフォースエンジンにダイレクトな加速を実現する、ダイレクトシフトCVT(4WDも選択可能)と6速MTを用意しています。
また、改良が施された1Lエンジン+CVTの仕様もラインナップされています。素直な運転特性は一般仕様のみならず、モータースポーツでも人気の一台です。
【2位】アクア
トヨタが誇るハイブリッド専用コンパクトカーであるアクアは、プリウスの改良版であるハイブリットシステムを搭載しています。
扱いやすいコンパクトなボディと、リーズナブルな価格で人気のハイブリッドカーです。
モーターとエンジンの動力を組み合わせてスムーズに加速し、燃費性能も優れています。空力性能の優れた流線型のボディは重心が低く、機敏なハンドリングを実現しました。
警告音と自動ブレーキで衝突を防ぐ機能を持ち、万が一の事故への備えも万全です。
また、低められたルーフラインは空気抵抗を低減するとともに、スポーティーなスタイリングで若者からの人気も集めています。
アクアが登場したのは2011年ですが、細かなマイナーチェンジで改良を重ね、現在においても高い総合性能を備えています。高性能と実用性を兼ね備えた豊富なグレードが用意されており、どのような方にもマッチしやすい車種となっています。
【3位】ルーミー
広い室内と高い天井を持つルーミーは、子育てファミリーに人気の車です。
両側スライドドアを搭載しているので、狭い駐車場でも乗り降りしやすく、お子様が扉を開けようとしても周りにぶつからないので安心です。
運転席からの視界が広く、小回りも利くので、狭い道でも安心して運転できます。軽自動車並みのサイズで運転のしやすい車です。
安全面では、衝突回避支援システム「スマートアシストⅢ」を標準装備しており、新開発の1.0リッターターボエンジンは、排気量からは想像できないパワーがあります。
低燃費を両立しており、家計にも優しいといった点が人気となった理由のひとつでもあります。
機能性重視の設計は、前席だけでも買いものフックやセンターフロアトレイなど豊富な収納スペースを確保しており、利便性も抜群です。
ボディカラーもバリエーション豊富な点もルーミーの大きな魅力となっています。
【第4位】シエンタ
全長約4.2mとトヨタのミニバンでは最小サイズであるシエンタ。
取り回しやすいコンパクトなボディと広い室内で、アクティブに使えるミニバンは2列シート5人乗りと、3列シートの6~7人乗りから選べます。
また、スライドドアを装備するなど小ぶりながら充実した機能となっています。
ランニングスニーカーがモチーフとなったデザインには、豊富なボディカラーが揃い、“遊び心”を随所に感じます。
シートは簡単な操作で折りたたみ、スライドができるので、荷物量や乗車人数に応じたアレンジができるのも嬉しいポイント。
歩行者も検知可能な自動ブレーキも装備しており、安全なドライブをサポートしてくれます。
ハイブリッドモデルならではの充分な動力性能を備えつつ、燃料費を削減するシエンタは、細い路地やUターン、車庫入れなども軽快に行え、運転が楽しくなる扱いやすさも感じられるところが魅力的です。
日常の使い勝手の良さにもこだわったスタイリッシュであり、特に子育て中のファミリーに人気の高い一台です。
【5位】パッソ
扱いやすいボディサイズと適度に広く快適な室内が人気のコンパクトカーであるパッソは、トヨタ最小の5ドアコンパクトカーです。
コンパクトなボディから、小回りが利き狭い道や立体駐車場でも安心して運転できます。
初代ヴィッツのボディサイズを維持するシティコミューターとしてダイハツと共同開発され、双子車の「トヨタ パッソ」と「ダイハツ ブーン」が誕生しました。
前後席にベンチシートを採用しているのが特徴で、長時間のドライブでも快適に過ごせます。
凛とした顔つきの「パッソ」のほかに、丸みを帯びたヘッドライトが愛らしい「MODA」シリーズをラインナップ。
衝突回避支援システム「スマートアシストⅢ」の採用で不慮の事故に備えるほか、燃費性能も優秀です。
豊富なボディカラーが揃うのも女性に嬉しいポイント。市街地で高い機動性を発揮しています。
こだわりの使い勝手は収納スペースも広く、日常のちょっとしたシーンに役立つ工夫が施されているパッソは、老若男女から愛される優れた走行性能と燃費性能を両立する車です。
【6位】ライズ
「SUVに乗りたい」「荷物をたくさん積みたい」「運転しやすいコンパクトなサイズがいい」といったユーザーの悩みに応えてくれるのが「ライズ」です。
2019年に発売されたライズは「アックティブ・ユースフル・コンパクト」をコンセプトに開発され、日常からレジャーまで幅広く使える車となっています。
コンパクトなボディに対して、ゆとりのある容量と可動式デッキボードで使い方の幅が広がった荷室がポイント。
ワイドで個性的なフロントビューや大径タイヤによる力強いエクステリアにより、週末のレジャーでも映えます。
インテリアには、アクセントカラーの配置されたシートや「先進」「ワクワク」「シンプル」「アナログ」といった、テイストが選べるLEDのデジタルスピードメーターなど、遊び心が演出されています。
機能面では、「全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール」なども搭載されており、運転支援システムも充実しています。
【7位】ハリアー
人の心を優雅に満たす新時代のSUVであるハリアーは、スポーティーとラグジュアリーを兼ね備えた車種です。
実用性や数値一辺倒ではない人の心を優雅に満たしてくれる、新時代のSUV像を目指して開発されたモデルであり、日本のSUVを定着させた一台です。
エクステリアは、シンプルながらもエレガントさと逞しさとの融合が図られた、流麗なクーペフォルムを実現。調光パノラマルーフが採用され、障子越しのような柔らかな日差しが差し込む車内は、心地よい上質な室内空間が目指されています。
ドライバーの目線の動きに着目し、最適化されたサスペンションなどにより、上質な乗り心地も実現されました。
デジタルインナーミラーをはじめとする、「安全、安心」「快適、便利」な先進装備も与えられます。
2L直4ガソリンと2.5L直4にモーターを組み合わせたハイブリッドモデルが用意されています。高級セダンのような上質な見た目や乗り心地で男女問わず人気の一台です。
【8位】C-HR
トヨタC-HRは2016年から発売されているコンパクトSUVです。
クーペモデルを思わせる、スタイリッシュなデザインのクロスオーバーSUVであるC-HR。
デザイナーによるスケッチをそのまま具現化したような、躍動感溢れるボディラインが強い存在感を放ち、世界のコースで鍛え抜かれた走行性能が大きな特徴です。
インテリアも外見を裏切らないダイナミックな造形で、随所に散りばめられたダイヤモンド型のモチーフとイルミネーションが、乗る人の目を楽しませてくれます。
スポーツカーのようなデザインは見掛け倒しではなく、中身も充分にスポーティーです。
欧州の道路やサーキットなど世界のコースを走りこんだ結果、SUVの腰高を感じさせない乗り味が完成しました。
ステアリングや、シフトノブ、ペダルなどにも操作感を向上させる工夫が凝らされています。パワートレインには、ハイブリッドとガソリンターボエンジンの2つをラインナップしています。
【9位】プリウス
優れた燃費性能と実用性で人気を集めるプリウスは、幅広い世代から親しまれている人気の車種です。
車体も重心が低く、なめらかで伸びやかなデザインが特徴的。独特なフォルムからは上品さや清潔感を感じます。
低燃費な点が強調されることも多いですが、走行性も非常に優れています。モーターのみで走行する「EVモード」を利用すれば驚くほど静かです。
また、プリウスの内装は人間工学に基づいて設計されているため、体に馴染みやすく、ハンドルやシートがしっかりとフィットします。
トランク部分はハッチバック式となっており荷室も広々。荷物の出し入れもしやすく、車内も広く使えます。
【10位】アルファード
高級ミニバンの代名詞として知られているアルファードは、2002年から販売されるトヨタの誇るフラッグシップミニバンです。
迫力満点の大柄なボディに、ラウンジのように高級感溢れる内装を組み合わせ、特別感の漂う一台となっています。
トヨタのミニバンでは兄弟車の「ヴェルファイア」と基本設計が共通で、縦方向に長いデザインのフロントグリルが特長的であり、圧倒的な車内空間の広さ、そして居住性を持っています。
安全性能も高く、前方からの衝突を防ぐプリクラッシュブレーキのほか、ボディ各所に障害物センサーやカメラを搭載し、車庫入れや歩行者の多い道路の走行をサポートしてくれます。
また室内が広く、快適なので子供が多いご家庭にぴったりな車です。
荷室スペースも文句なしの広さ。荷物をたくさん積みたい方にも快適に使っていただけます。さらに乗り心地の良さを求める方にもおすすめの一台です。
パワフルな動力性能も好評で、上質な乗り心地と安定した操縦性を兼ね備えています。ガソリン車とハイブリット車、両方の設定があります。
トヨタ車は個人事業主でもリースできる?
サービスによっては、個人限定や法人限定などが指定されている場合もあります。
MOTAカーリースでは、個人のお客さまであれば利用できます。もちろん、個人事業主の方も利用することができます。
個人事業主がリースを利用するメリット
個人事業主の方が新車を一括購入した場合、本来であれば減価償却をする必要がありますが、カーリースでは減価償却をする必要がありません。
なぜなら、カーリースは車を取得(自分のもの)するのではなく、毎月料金を支払って利用するという仕組みだからです。
そのため、カーリースでは毎月支払うリース料金を全額経費計上することができます。これはカーローンで購入した場合に利息のみを経費計上できることと比べると、節税効果が高いといえます。
ただし、カーリースの場合でも、商用車をプライベートでも使用しているケースでは家事按分したうえで、商用分を経費計上する必要があります。またサービスによっては、カーリースに走行距離制限を設けているところもあるため、走行距離が多い場合は、カーリースよりも新車を購入した方が安くなる可能性があります。
MOTAカーリースでは、車の返却をご希望されるお客さまに限り、走行距離に制限を設けております。リース期間満了後に車をそのままもらう場合は、走行距離に制限はありません。
審査に通るか不安…トヨタ車の審査は厳しい?
カーリースは審査に通らなければ、契約することができません。カーリースの審査では以下の点に気を付けておくとよいでしょう。
車両本体総額と収入が見合っていない
審査に通らない要因のなかでもっとも多いのが、収入と申し込んだ車両本体総額とのバランスがとれていないことです。
たとえば、年収300万円の人がリース期間11年(132ヶ月)で月額4万円(車両本体総額は約528万円)に申し込んでもまず審査に通りません。
年収300万円の手取りは約20万円前後になり、そこから家賃などの生活費を支払いながら、毎月4万円を返済し続けるのは生活的にも厳しいかと思います。そのため収入と車両本体総額のバランスは非常に重要です。
職業によっては審査に通りづらい場合も
「建築」や「陸運」といった職業は審査に通りづらい傾向があります。なぜなら、建築の場合はケガをして働けなくなるリスクがありますし、陸運の場合は交通違反により免許停止になるリスクがあるからです。
毎月の返済額を1〜3万円台に収めようとすると、リース期間は9年や11年と長期になります。長期間でも安定して返済し続けられるかどうかを見られるので、こういった職業は審査に通りづらくなっていると考えられます。
また、こういった点に加え、勤続年数や返済履歴に傷がないかなどを確認したうえで、リース会社は審査に通るかどうか判断しています。
審査通過を考えるならトヨタ車は2万円台がおすすめ!
トヨタ車は、ほかのメーカーと比べても月額料金(ボーナス払いなしの場合)が2万円台からと少し高めです。
そのため、月額料金がトヨタ車のなかでもリーズナブルな2万円台の車種で申し込まれることをおすすめします。
MOTAカーリースのなかでも申込み人気が高いのは「アクア」と「ヤリス」です。2車種とも11年リースで約2万〜2万5千円台となっています。
「トヨタ車がいいけど車種は決まっていない」という方はこの2車種から選ばれることをおすすめします。ぜひ参考にしてみてください。
トヨタ車をリースするデメリットは?
トヨタ車に限ったことではありませんが、カーリースを利用するうえでよくデメリットに挙げられるのが以下の2つです。
途中解約ができない
ほとんどのカーリースで途中解約はできません。途中解約ができない理由としては次のような理由が挙げられます。
まず、お客さまが契約する車をリース会社が購入し、その金額をリース期間(ヶ月)で割った金額を月額料金として返済します。
途中解約されてしまうと、残りの返済分がリース会社の損失となってしまいます。そのため、途中解約が認められていないのです。
ただし、車が全損事故になった場合や契約者が死亡した場合は途中解約が認められる場合があります。
距離制限がある
リース会社やプラン内容によっては、走行距離制限が設けられる場合があります。これは契約時に設定した車の残価を担保するためです。
そのため。走行距離制限を超えると追加料金が発生する可能性があります。設定距離はリース会社やプランによって異なりますが、月平均で1,000〜2,000km程度が一般的です。
走行距離制限があることで、「自由に車に乗ることができない」「遠出がしにくい」「追加料金がもったいない」といったデメリットがあるように思われます。
しかし、超過の有無は契約満了時の総走行距離で判断されるケースが多く、距離制限をオーバーする月が時々あったとしても、総走行距離が超えていなければ追加料金が発生することはありません。
また、『一般社団法人日本自動車工業会』の調べによると、対象者のうち月間走行距離が1,200km以下の方が約96%と大半を占めているので、過度に心配しすぎる必要はないでしょう。