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カーリースとカーシェア、レンタカーの違いを徹底解説!

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カーリースとカーシェア、レンタカーの違いを徹底解説!

月々定額制の料金で見通しが立ちやすく家計に優しいことから、近年人気を集めているカーリース。現金やローン購入だけではない、新しいクルマの「支払い方」です。 カーリースはクルマを「借りる」ことによりクルマを利用が出来るサービスですが、クルマを借りるサービスと言えば、カーシェアやレンタカーを思い浮かべられる方多いのではないでしょうか。ここでは、それぞれのサービスの特徴や違いについて詳しくご紹介していきます。

カーリース、レンタカー、カーシェアの違いは?

カーリースは現代の新しいクルマの乗り方としてシェアを広げていますが、同じく現代のクルマの乗り方としてあげられるのが、レンタカー、カーシェアです。 全てクルマを「借りる」サービスであることから混同されることがありますが、レンタカー、カーシェアは一時的にクルマを借りるサービスであり全く違うサービスなのです。 それぞれがどのように違うのか詳しく見ていきましょう。

料金・費用の違い

料金・費用の違い

それぞれのサービスでどのような費用が必要なのか見ていきましょう。

カーリースの場合だと
1, 月額使用料金
2, 駐車場代
3, 燃料代
4, 任意保険料

カーリースでは、月額の定額料金が決められており、契約時に決められた料金から変動することはありません。駐車場代は借りる場合は地域により月々の賃料が変わりますが、自己所有の土地であれば駐車場代は掛かりません。燃料代も月額料金に含まれていないので使用した分だけの費用を払うことになります。また、任意保険もご自身で何をつけるかをお選びいただくため、月額料金には含まれていません。

レンタカーの場合では、こちらも会社によって金額は異なりますが
1, 利用時間料金
2, 燃料代
3, オプション料金(カーナビなど)
4, 乗り捨て手数料
5, 深夜手数料
6, CDW、ECOの適用代金

等の料金がかかります。利用時間は24時間で4500~7000円程。レンタカーの場合は、2以降の各種料金が必ずかかるわけではないので、ある程度抑えることが出来るようです。

カーシェアの場合だと、会社によって金額は異なりますが
1, 入会時の登録手数料
2, 月額基本料金
3, 利用時間料金
4, 利用走行料金

等の料金がかかります。長時間の利用であればパック料金も用意されており、6時間パックで3,500~5,000円程必要になります。

利用時間・期間の違い

カーリースは、会社によって異なりますが、1年~11年程のリース期間の中からご希望のリース年数を選びます。カーシェア・レンタカーと大きく違ってくるのは、この利用の期間になります。 リースを利用の場合は、カーシェア、レンタカーのように何時間かもしくは何日かの利用は行わず、年単位でのクルマの賃貸契約をおこないます。自分のクルマとしてご自身の駐車場で保管することになります。

カーシェアは、15分から利用を始めることができます。パック料金での利用となとると、6時間、12時間、24時間で選ぶことが出来るのが一般的です。 1ヶ月連続で使用しても問題はありませんが、その時空いているクルマに乗るので、毎回同じクルマに乗ることは出来ません。

レンタカーは、6時間、12時間、1日、1日以降と料金が設定されていることが一般的です。24時を超える際には「1日ごとの料金」もしくは「1時間ごとの超過料金」のどちらか安い方が適用されます。

利用時間・期間の違い

利用時間・期間の違い

カーリースでは、契約時に契約年数を決め、車両本体価格や税金、保険料等の費用を契約年数で割り、月額料金を算出。月々定額料金を支払うことになります。 月額料金内に含まれているのは、車両本体価格に加えて、環境性能割、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料などです。

例えばローンと比べてみると、最終的な支払い総額だけで見るとカーリースの方が高いように思えますが、ローンとは違い税金等が月額料金に含まれているので、突発的な出費がないことが魅力です。

カーシェアでは、オンライン上で事前に会員登録を行い、予約をしておきます。予約時間に指定された駐車場に出向くとクルマを借りることが出来るシステムです。料金は登録手数料、月額基本料金に加えて、実際のクルマの使用距離、時間の分で算出されるのが一般的です。

レンタカーでは、利用した時間や日数分の料金を支払います。料金は車種によって異なり、ボディサイズが大きくなればなるほど高額になる傾向があります。
(軽自動車よりもミニバン等の方が料金が高くなる)

諸税や任意保険、免責補償の違い

カーリースは、月々の定額料金の中に自賠責保険の費用が含まれています。しかし、自賠責保険の補償には限度があるため、ほとんどのリース会社が自賠責保険でまかなえない分を任意保険に加入することをおススメしています。 この任意保険の料金は月々の定額料金の中には含まれていないのが一般的です。

自賠責保険は自身の運転により他人を傷つけたり、死亡させたりした場合の対人への賠償を補償するものです。つまり、自身の車への補償はないということになります。 ですので、自身のクルマが破損したときのための車両保険には加入する方が安心でしょう。

カーシェア・レンタカーでは、クルマの「所有者」はカーシェア・レンタカーの会社です。したがって、税金や保険料支払い義務はそれぞれの会社にあります。 カーシェア・レンタカーの利用料金の中には免責補償料というものが含まれており、これが任意保険の代わりとなります。免責補償で補償される範囲は各会社それぞれで異なります。

車検費用・メンテナンス代の違い

車検費用・メンテナンス代の違い

カーリースは車検にかかる費用や法定点検(12か月・24か月点検)、エンジンオイルやブレキーパッドの交換などの日々のメンテナンスも月々の定額料金に含むことが出来ます。やってくる度に不安に思う車検も、定額制なので心配する必要ことなく安心してカーライフを過ごすことが出来ます。 車検やメンテナンスにかかる費用は月々の定額料金の中に含めることが出来ますが、現金やローンでの購入と同じように、車検の際にはご自身で整備工場に運んでいただく必要があります。

カーシェア・レンタカーでは車検にかかる費用やメンテナンスの費用も、利用料金の一部に含まれています。その為、カーシェア・レンタカーを利用の際に別途車検などの費用がかかることはありません。 ご自身での手間はかからず整備が完了しているクルマに乗ることが可能です。 ただし、運転時にタイヤをパンクさせてしまった場合は、利用者ご自身での負担となり、その際のレッカー代なども場合よっては請求されるようです。

乗る車の選択幅の違い

乗る車の選択幅の違い

カーリースでは、利用者の好きなクルマを自由に選ぶことが出来ます。自分の好みのクルマにずっと乗り続けられるということは乗る度にメンタル的にプラスになりますし、乗り慣れることで運転への安心感も次第に生まれてきます。 多くのカーリース会社では国産のメーカーを扱っており、中には中古のカーリースを行っているところもあります。カーリースであっても選択肢の広さは購入の場合と変わりません。 「MOTAのカーリース」では国産メーカーを新車で取り扱っています。現金やローンでの購入と同じく、豊富な選択肢の中から選んでいただけます。ご自身が気に入ったクルマをご自身のみで使うことが出来るので、気兼ねなくいつでも利用出来るところが魅力です。

カーシェア・レンタカーでは、各会社がそれぞれ用意しているクルマの中から、お好きなクルマを選択することになります。 お気に入りの車種があることも、もちろんありますが、他の利用者が既に使用していれば使うことはできません。もし、気に入った車があっても必ず使うことが出来ず、また他の利用者も同じクルマを使うので多少気兼ねする、というのはデメリットとして数えられるかもしれません。また、利用頻度が多い方にとっては毎回クルマが変わることで様々なクルマに乗れるという楽しさも魅力になりますが、一方で、乗りなれない、運転に慣れないというデメリットもあります。

燃料費の違い

カーリースは、定額料金の中に含むことが出来るのは、原則変動のない料金とされています。燃料の消費はクルマの乗り方によって変動するので、燃料費は月額料金に含むことが出来きません。現金一括やローンで購入した時と同じように、ご契約者様がご自身で費用を別途負担することになります。

カーシェアは、長時間の利用だとしても数時間程度とされています。したがって燃料費がそれほど高額になるケースがなく、利用料金の中に燃料代まで含まれているのが一般的です。車内に燃料購入用のクレジットカード等が取り付けられていることも多くあります。また、返却時にガソリンを満タンにする必要はありません。この点はとても便利だと思います。

レンタカーは、レンタル料金の中に燃料費が含まれていないので、利用者が別途負担することになります。また、返却時にはガソリンを満タンにする必要があります。数時間の利用や短時間で走行距離を乗る場合でしたら、燃料費も含まれているカーシェアをした方が予費用を抑えることが出来るといえるでしょう。

駐車場代の違い

駐車場代の違い

カーリースでは、クルマの保管をご自身で行っていただくので、カーリース契約の際には必ず駐車場が必要になります。ご自宅に駐車スペースがある場合は必要ないのですが、そうでない場合は月極駐車場などで駐車場を借りて頂くことになります。この駐車場代もかかる方、かからない方と変動するため、月々の定額料金に含まれておらず別途の負担となります。
(カーリースご契約の際には「車庫証明」を提出するので、駐車場は事前に確保しておきましょう。)

カーシェア・レンタカーでは、短期的な利用であることが前提なため、駐車場を用意する必要は特にありません。ただし、もしもレンタル中にコインパーキング等を一時的に利用する場合、その利用料金は利用者の負担となります。 また、短時間でも路上駐車は違法となります。放置駐車違反の確認標章が取り付けられてしまうと反則金が必要になりますのでご注意ください。駐車違反処理をせずに返却をすると、各会社から駐車違反違約金を請求されることになります。この違約金は反則金の支払いが行われれば返金されるそうです。

借り方・契約の仕方の違い

カーシェアでは、まず利用したい会社に入会をして月額料金を支払う必要があります。 入会が済めば、パソコンやスマートフォンからクルマを予約し利用を開始することが出来ます。店頭でのやり取りがない為、支払いはクレジットカードからの引き落としとなります。

レンタカーの契約には運転免許証が必要であり、複数人で運転をする場合は店頭にて、運転手全員分の免許証の提示が必要になります。 契約書にサインをしたのち、基本料金や乗捨手数料・オプション料金等をその場で支払い利用を開始します。

カーリースは長期契約であることが基本となっています。リース会社によって変動がありますが、1年~11年程の契約期間からご自身にあったリース年数をお選びいただきます。支払いはクレジットカード払いの会社もありますがほとんどが毎月の口座引き落としで支払いとなります。

カーリースは「借りる」サービスでありながら、その契約は現金やローンでの購入と変わらず、ご自身でクルマを所持することになります。唯一違うのが、クルマの「所有者」はリース会社であり、ご契約者様は「使用者」であること。これも車検証の記載がそのようになるだけであり、クルマの使用中には特に関係ありません。

利用シーンの違い

利用シーンの違い

カーリースの利用シーン

・毎日の買い物
・日々の通勤
・子供の送り迎え

等、クルマの使用頻度が高い方が利用されています。カーリースの魅力は、月々の定額料金で自分のクルマを持つことが出来るところ。自分の好きなタイミングですぐに利用されたい方におススメです。カーシェア・レンタカーと比べると常に所有出来る分費用がかかるので、使用頻度が低い場合はカーシェアやレンタカーの方が安価に済ませることが出来る可能性もあります。

カーシェアの利用シーン

・数分~数時間の移動に
・深夜、早朝に急に必要になったとき
・出張先での移動に

等、ちょっとしたことでクルマを利用されたい方におススメです。カーシェアはネット予約ですぐに、24時間いつでも利用できるところが魅力。ただし、クルマがあれば、使えるクルマはカーシェアステーションまで取りにいく必要があるので、ご利用の前に近くにカーシェアステーションがあるの調べておきましょう。また、返却時には同じステーションに返却が必要なので注意しましょう。

レンタカーの利用シーン

・旅行先での移動に
・引っ越しの時に
・自家用車では足りなかったときに
・出張先での移動手段として(ビジネス)

等、カーシェアよりも長い時間。数時間~2、3日の利用におススメです。大手レンタカー会社では「乗り捨て」というサービスも行っており、レンタルした店舗以外で別の店舗での返却も可能です。ただし、レンタカーは店舗スタッフと接しての貸出・返却が必要になるため、借りたり返したり出来る時間帯は店舗の営業時間に準じてしまいます。その為、早朝・深夜での利用の場合は前日に借り、翌日に返却することになるため、利用料金がやや割高になる可能性があります。

ナンバープレートの違い

ナンバープレートの違い

カーシェア・レンタカーの場合、クルマに使用されているナンバーは「わ」ナンバーです。これは、企業がサービスを目的として利用する車両のことを指しており、一目でカーシェアやレンタカーのクルマだとわかるようになっています。 「わ」ナンバーは他人に貸し出す自動車であることを証明する為につけられているのです。 したがってナンバーを変更することは出来ません。 また、北海道や沖縄では「れ」のナンバーが使用されているところもあります。

カーリースの場合、クルマに使用されるナンバーは「わ」ナンバーにはなりません。 前提として短期間での利用を想定されるカーシェアやレンタカーとは異なり、カーリースは長期での契約が一般的とされているという違いがあります。 また、カーリースは契約期間満了後に残価を支払うことで自分のクルマにすることが出来ます。 それらの特徴から、カーリースは「借りる」サービスでありながら、レンタルではなく購入として判断されるため、現金一括やローンと同じく通常のナンバーを割り振られます。またカーリースにおいても希望ナンバーの取得が可能です。

家計への負担の違い

新車の購入を検討されたとき懸念されるのはやはり費用面ではないでしょうか。 クルマは購入した時の頭金や初期費用だけではなく、その後メンテナンスなどでまとまった費用が必要となります。クルマを所有する時はどうしても家計に負担がかかってしまいます。

カーリースならば、頭金や初期費用は必要なくカーライフをスタート出来ます。また、月々が定額料金で変動がないので家計が管理しやすいのが魅力です。 また、リース期間が長ければ長いほど月々のリース料金がお手頃になります。月々一万円台から利用できる車種もあるので、スマホの料金と大差ない金額で利用を始めることも出来ます。

一方、カーシェアであれば月額の基本料金に加えて1時間約1,000円程で借りることが出来、レンタカーであれば1日4,500~7,000円程で利用が可能です。 使用頻度がさほど高くなく、必要な時だけの利用であればカーシェアやレンタカーの方が安価に収めることが出来るでしょう。 しかし、通勤など毎日の利用があるなど使用頻度によっては所有する方が確実にお得と言えます。

カーリース、レンタカー、カーシェアのメリットとデメリット

カーリース、レンタカー、カーシェアのメリットとデメリット

新しい「クルマの乗り方として」最近注目を集めるカーリース。そのカーリースと混同されやすいレンタカー、カーシェア、それぞれとの違いについてお話してきました。 カーリースと同じく現代の乗り方であるこの2つ。クルマの使用頻度や使用環境によってはどれが一番お得な乗り方なのか変わってくるかと思います。 ここでは、それぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます。よりよいカーライフを楽しむため、ご自身のニーズに合った乗り方を見つけましょう。

カーリースのメリット

カーリースのメリット

・頭金や初期費用がかからず、貯金がなくても新車を持てる

月々定額料金での支払いのため、突発的なお金がかかりません。スマホの基本料金や賃貸住宅と同じように、利用料金に変動なく支払いが出来ます。

・様々な車種を選択できる

カーリースでは発売されたたばかりの新型車にも乗ることができます。また多くのカーリース会社では、国産メーカーの全車種から乗りたいクルマを選ぶことが出来ます。

・経費計上が可能

法人や個人事業主が自動車などの大きな買い物をするとき、一度に経費で落とせる金額は一つもしくは一組10万円未満と決まっています。ですので、新車を現金で一括購入した際には法定耐用年数の6年かけて減価償却を行うことになります。 カーリースであれば、月々のリース料全てを経費計上することが出来るので、経理の手続きが簡素化し、節税効果も期待できます。

・ネットで完結させられる

個人向けカーリースのほとんどの場合が、クルマを選ぶところから審査のお申し込みまで、ネットで完結することが出来ます。 金額のシミュレーションもオンラインで行うことが出来るので、ご自身でじっくり検討してから申し込みを行えます。

カーリースのデメリット

・月間走行距離の制限

カーリースではリース契約時に月間の上限走行距離が設定されます。 設定されている上限走行距離はカーリース会社によって異なりますが、設定以上の走行距離を走ってしまうと、返却時に超過分の費用を支払うことになります。 契約の前に、上限走行距離また超過してしまったときには追加料金がどのくらい発生するのか確認して、カーリース会社を決めることをおススメします。

・契約期間中の解約・契約内容の変更は原則認められない

カーリースでは原則として契約期間の途中での解約は認められていません。また、初めに結んだ契約内容の変更も出来ません。途中解約をする場合は損害金の請求をされることがほとんどです。事故でクルマが全損してしまい、走行不可となり強制的にリース契約が解約される場合はありますが、その場合も損害金が発生します。契約期間途中での乗り換えを希望しても損害金が発生してしまうことを覚えておきましょう。

・カスタマイズ出来ない

カーリースはあくまでも「借りる」サービス。クルマの所有者はカーリース会社です。したがって自分の持ち物ではないものを、自由なカスタマイズは出来ないと考える方が良いでしょう。また、リース期間満了後の返却時には、クルマの原状回復を求められます。

レンタカーのメリット

レンタカーのメリット

・必要な時だけ借りられる

クルマを所有するとき、税金やメンテナンス代等、様々な費用がかかります。レンタカーならばレンタル費用、保険代、燃料代のみで済むのでそれ以外の費用は掛かりません。

・利用シーンに合わせた車種を選べる

例えば、旅行先で観光地をめぐるとき。一人旅、もしくは小人数の旅行なら軽自動車やコンパクトカーを。大人数での旅行なら三列シートのあるミニバン等、利用シーンに合わせた最適な車種を借りることが出来ます。

・乗り捨てが出来る

例えば旅行に行くとき。飛行場まで行こうと思っても、大荷物でクルマがないと時間がかかってしまうとします。荷物が大きかったり、数が多いとタクシーに入りきらないことがありますよね。現在多くのレンタカー会社は主要駅や空港の周辺に店舗を構えています。 レンタカーなら「乗り捨て」というサービスがあるので、借りた場所で無くても、返却することが出来ます。飛行場の近くの店舗で返却し、そのまま飛行機に乗り込むことが出来るのです。クルマを元の場所へ返却する手間が省けるのは嬉しいですね。
*乗り捨てサービスはオプション料金が掛かります。

レンタカーのデメリット

・借りに行かなければ乗れない

レンタカーでは利用したいレンタカー会社の店舗まで行き、受付をしなければいけません。レンタルするのに時間がかかるので、ちょっとした用事で借りる気にはなれないことも多いでしょう。

・カスタマイズ出来ない

ご自身の車であれば、好きなパーツに交換したり、好きなカラーリングにすることも出来ますが、レンタカーは借りた状態で返却する必要があるので、そのようなことは出来ません。ただし装備面でチャイルドシートを借りるといったオプションはあります。

・事前に予約が必要な場合も

人気の車種をご希望の場合予約が取れないことが多くあります。近年外国人における日本の観光の需要が高まってきた関係で、どのようなタイミングでも100%レンタカーの予約が取れるとは限らなくなってきました。具体的には2週間前には希望車種の予約を入れておくのが安心でしょう。

・延滞料金、キャンセル料金がかかる

受付で指定していた時間を過ぎると、大抵の場合1時間毎に延長料金がかかります。この延長料金はレンタカー会社との契約に違反した形になってしまうので、損害金として請求しているものです。したがって、割高な金額が請求されることになります。また、予約していた車両をキャンセルするときもキャンセル料が必要になります。 一般的に7日前まではキャンセル料を無料に設定しているところが多く、六日前から当日に近づくに連れてだんだん金額が上がっていきます。前日には基本料金の50%になるところがほとんどです。

カーシェアのメリット

カーシェアのメリット

・オンライン上で24時間予約が可能

カーシェアは店舗型でなく、セルフサービスでカーステーションから借りる形をとっているので、24時間いつでも予約し、借りることが出来ます。返却の際もセルフサービスなので、時間を選びません。深夜早朝の利用が可能です。

・燃料代がかからない

カーシェアには月額基本料金の設定があります。燃料代は月額基本料金からまかなっているため、別途の支払いの必要がありません。カーシェア利用中は車内に取り付けられたクレジットカードでガソリンを購入することになります。

・車検やメンテナンスの手間がかからない

クルマの「所有者」はカーシェア会社なので、利用者自身で行うことはなく、車検やメンテナンスの済んだクルマにいつでも乗ることが出来ます。

・全国展開のカーシェアであれば、出先や旅行先でも利用できる

一度カーシェアに登録すれば、全国どの地域でもいつでもカーシェアを利用することが出来ます。急な出張や旅行でも、オンライン上で予約し借りることが出来ます。

カーシェアのデメリット

・借りた場所へ必ず返却しなければいけない

レンタカーと違い「乗り捨て」サービスがない為、必ず最初に借りたカーステーションに返却をする必要があります。なので、ステーションがご自宅など出発地点から遠いところにある場合、帰り道が遠くなってしまい、不便に感じるでしょう。

・車内清掃が自己責任

カーシェアはセルフサービスであることから、車内清掃も自己責任になります。ご自身の前の利用者によってはゴミが残っていることもあり、状態の悪い車に当たってしまうこともあります。

・クルマを利用しない月でも月額基本料金がかかる

登録を行った月から、基本料金はかかり続ける場合がほとんどです。利用しない月には無駄に費用がかかることになってしまいます。

・大型車種の取扱いがあまりない

カーシェアではコンパクトカーや軽自動車を主に扱っているため、大型車の取扱いは少なく、大人数での利用やたくさんの荷物の運搬には不向きでしょう。

・予約が埋まっていると借りることが出来ない

24時間いつでも利用できることから、気軽に利用されるカーシェア。利用者が増えてきたことからカーステーションにあるクルマが全て予約済みになってしまうことも。使いたいときにすぐに使えないこともあります。

カーリース、レンタカー、カーシェアはこんな人におすすめ

カーリース、レンタカー、カーシェアはこんな人におすすめ

「カーリース」「レンタカー」「カーシェア」のメリット・デメリットについてお話してきました。 それぞれのサービスがどんなものなのか、どんなメリット・デメリットなのか、なんとなくお分かりいただけたでしょうか? それぞれのサービスに違ったメリットがありますが、メリットだと感じるかどうかも人それぞれ変わります。 どのようなカーライフを送りたいかをよく考え、自分にあった方法を選びましょう。 最後にそれぞれのメリット・デメリットを考えてどんな方におススメなのかご紹介します。

カーリースはこんな人におすすめ

カーリースはこんな人におすすめ

・クルマの知識はないけれど、クルマを所有したい方

クルマは欲しいけれど、維持費や整備の知識がなく不安で購入に踏み切れないケースは実は少なくありません。2年ごとに来る車検の費用や点検費用のやりくりは大変なことかと思います。 カーリースなら、月々の定額料金で車検や日々のメンテナンスも含むことが出来るので、出費が分かりやすく安心してカーライフを送って頂けます。

・頭金などの初期費用の用意が無い方

社会人になったばかりの若い方の場合、頭金や初期費用を用意するのが難しい…。しかし、通勤でクルマが必要な方には特におススメです。 カーリースは頭金やボーナス払いはなく月々の料金も契約時に設定した金額から上がることがありません。毎月一定の金額で済むので、日々のやりくりに悩まずに済みます。

・ディーラーとのやり取り等の面倒ごとを避けたい方

新車購入時のディーラーとのやり取りや各種登録手続き、税金の支払い…等など。クルマを所有しようと思うと沢山の面倒ごとが生じます。カーリースは、面倒な手続きは全てリース会社が行います。事務手続きなどを面倒に感じ、より合理的にクルマに乗りたい方にはおススメと言えるでしょう。

・中古車をローンでお考えの方

カーリースの場合月額費用を抑えているため中古車をローンで買う場合と月々の支払いが変わらない場合があります。しかもカーリースは新車の為最新の装備を備えています。中古でご検討の際は新車カーリースの値段と比べることをオススメします。せっかく同じ金額を毎月支払うなら新車が良いですよね。

レンタカーはこんな人におすすめ

・クルマの知識はないけれど、クルマを所有したい方

レンタカーにはカーシェアのような月額料金はありません。したがって、利用頻度が低く、使う月、使わない月がまばらな方にはレンタカーの方が無駄なお金がかからずおススメと言えるでしょう。

・旅行先でクルマを使用したい方

レンタカーにある「乗り捨て」のサービスは旅行先には最適です。 行きと帰りで違う鉄道や飛行場に行く必要があっても、乗り捨てのサービスを使えば借りた場所とは別の店舗での返却が可能です。

・普通車以外の車種が必要な方

事前に必要な車種が分かっているのであれば、レンタカーなら希望に見合った車種を用意することが出来ます。大人数のアウトドアならばミニバンを選択したり、引っ越しで大きな荷物を運ぶなら軽トラックを選択することも出来ます。シーンや利用目的に合わせて車種を変えたいならばレンタカーがおススメでしょう。

・常にきれいなクルマに乗りたい方

レンタカーは、クルマの返却の度に、レンタカー会社の従業員が車内清掃を行います。つまり返却時の清掃は不要です。どの車種をレンタルしても必ず清潔な状態でレンタルが可能です。

カーシェアはこんな人におすすめ

・クルマの使用頻度は高いがクルマを所有したくない方

クルマは買い物などの移動でよく使うけど、駐車場代や任意保険料、日々のメンテナンスが億劫で所有したくない方は少なからずいらっしゃると思います。 カーシェアは近くにカーステーションさえあれば、いつでも気軽に利用することが可能なので、頻繁にクルマを利用したいけれど、所有はしたくない方におススメです。

・深夜・早朝の数時間に頻繁に使う方

カーシェアはオンライン上で予約を行い、予約の時間にカーステーションに行けば借りることが出来ます。 時間は深夜でも早朝でも関係ありません。24時間の営業なので、店舗の開店時間や閉店時間を気にすることなく、余計な時間はかからず利用することができます。

・短時間での利用を希望している方

カーシェアは最低10~15分の短時間から利用が可能です。雨の日の買い物や、子供の送り迎えなどちょっとした用事に適しています。燃料代も料金の中に含まれているので、いくらでも使うことが出来、またレンタカーのように満タンにして返却するルールはないので、そのまま返却することができます。

よくある質問

よくある質問

カーリースとレンタカーどちらがおすすめ?

レンタカーの1日の利用料金をガソリン代含めて1~2万円程度としたとき、毎月必ず3回利用するとしたら、年間40~70万ほどのコストがかかります。 カーリースを利用すると、車種やメンテナンスプランによって異なりますが年間40万程のコストで利用が出来ます。 このように利用者の利用頻度や車種によって変わってくるので一概にどちらがおすすめとは言えません。

レンタカーやカーシェアはマイカーとしてもあり?

レンタカーやカーシェアは複数人で利用をするサービスであり、必ず毎回同じクルマを選べるわけではありません。また利用状況によっては使いたいときに使えない、といったケースも双方あります。つまり、ご自身のクルマ(マイカー)として扱うのであればおススメできません。 しかし、レンタカー・カーシェアであればメンテナンスの必要もないので、面倒なことがなく都合が良い方もいらっしゃるかと思います。

クルマの利用方法を選ぶときはご自身のニーズに合わせよりお得な方法を探してみてください。

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この記事の監修

監修者 MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

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