維持費が安い車おすすめ12選! 車種別ランキングや維持費の目安を紹介
- 筆者: 文生伊(あおい)/松浦 広恭
- カメラマン:小林 岳夫/茂呂 幸正
車を選ぶ際に「維持費が安い」ことは重要なポイントです。
ガソリン代や税金、保険、整備費用など、長期間にわたって支払うコストを抑えることで、家計に優しいカーライフを実現できます。
この記事では、維持費が安い軽自動車、コンパクトカー、SUV、ミニバンをそれぞれのトップ3をランキング形式で紹介するとともに、維持費の目安や選び方、コスパ良く車に乗るコツなども解説します。
維持費が安い軽自動車おすすめランキングトップ3
さっそく、維持費が安い車種をボディサイズ別に紹介していきます。
まずは軽自動車のおすすめランキングです。
軽自動車は、コンパクトなサイズと経済性から、維持費の安さを求める方々に人気があります。
ここでは、特に維持費が安いと評価されている軽自動車のトップ3と共通でかかる軽自動車の維持費について紹介していきます。
軽自動車共通の維持費目安(2024年時点)
【第1位】スズキ ワゴンR
スズキ ワゴンRは1989年のデビュー以来、長年愛され続けているスズキの代表的な車種です。
累計500万台を超える販売実績は、その人気の証です。2024年7月にも約7,000台が販売されるなど、いまなお高い人気を誇ります。
長年の歴史と豊富な販売実績から、交換部品の供給や修理に関する情報が豊富にあり、もしもの時にも安心です。
多くの方に選ばれている車種だからこそ、交換部品の入手や修理に関する情報も豊富で、安心して長く乗り続けられるでしょう。
WLTCモード燃費 | 20.9~25.2km/L |
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軽自動車税(新車購入の場合・年額) | 1万800円 |
【第2位】スズキ スペーシア
軽自動車で広々とした空間が欲しい方には、スズキ スペーシアがおすすめです。
軽自動車の中でトップクラスの広々とした室内空間を誇り、家族みんなでゆったりと過ごせる快適な空間を提供します。
燃費性能も軽自動車トップレベルと、経済性も抜群。
2024年7月には約13,000台が販売されるなど、多くの方に選ばれている人気車種です。
人気の車種だからこそ、交換部品の供給も安定しており、アフターサービスも充実しています。長く安心して乗り続けたい方にもぴったりです。
WLTCモード燃費 | 19.8~25.1km/L |
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軽自動車税(新車購入の場合・年額) | 1万800円 |
【第3位】ダイハツ ミライース
ダイハツ ミライースはとにかく安く、そしてコンパクトな軽自動車をお探しの方におすすめです。
軽自動車の中でもトップクラスの軽さを誇り、小回りが利くので、狭い道もラクラク。燃費の良さも魅力のひとつ。
車両本体価格も86万円~と、新車としてはかなりお手頃。維持費を抑えたい方や、セカンドカーを求める方にもぴったりです。
WLTCモード燃費 | 23.2~25.0km/L |
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軽自動車税(新車購入の場合・年額) | 1万800円 |
維持費が安いコンパクトカーおすすめランキングトップ3
次に紹介するのは排気量1,000cc〜1,500ccのコンパクトカーです。
維持費を抑えつつ、軽自動車よりも広い車内空間と高い走行性能が両立できます。
コンパクトカー共通の維持費目安(2024年時点)
【第1位】トヨタ ヤリス
トヨタ ヤリスは、スポーティなデザインと経済性を両立させた、欲張りなコンパクトカーです。
コンパクトなボディながら、長距離ドライブも快適に楽しめます。燃費性能も高く、毎日使う車として最適です。
世界で愛されている人気モデルなので、安心して長く乗り続けられます。
WLTCモード燃費 | 19.0~36.0km/L |
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自動車税(新車購入の場合・年額) | 3万500円 |
【第2位】トヨタ アクア
トヨタ アクアは環境にもお財布にも優しい、まさに一石二鳥のコンパクトカーです。
ハイブリッドならではの優れた燃費性能で、ガソリン代を気にせず運転を楽しめます。
コンパクトなボディで小回りが利くので、街中での運転もラクラクです。
WLTCモード燃費 | 29.3~34.6km/L |
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自動車税(新車購入の場合・年額) | 3万500円 |
【第3位】ホンダ フィット
ホンダ フィットは、コンパクトなボディの中に広々とした室内空間を実現しています。シートアレンジも豊富なため、アウトドアや買い物などにも活躍します。
スポーティなRSやSUV風のクロスターなど、さまざまなグレードが用意されているので、見た目の選択肢も豊富です。
WLTCモード燃費 | 16.0~30.2km/L |
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自動車税(新車購入の場合・年額) | 3万500円 |
維持費が安いSUVおすすめランキングトップ3
SUVの中には排気量が大きい車種が多いですが、中でもコンパクトで維持費を抑えられるトップ3のSUVを紹介します。
コンパクトSUV共通の維持費目安(2024年時点)
【第1位】トヨタ ヤリスクロス
トヨタ ヤリスクロスは、ヤリスの走りの楽しさと居心地の良いインテリアはそのままに、コンパクトなボディながら、SUVらしい力強さと広々とした室内空間を実現。
アウトドアレジャーから普段使いまで、幅広いシーンで活躍します。燃費性能も良く、経済的。トヨタの品質の高さも安心できるポイントです。
WLTCモード燃費 | 19.0~30.8km/L |
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自動車税(新車購入の場合・年額) | 3万500円 |
【第2位】ホンダ ヴェゼル
ホンダ ヴェゼルはSUVらしい力強さと、クーペのようなスタイリッシュなデザインを両立させたコンパクトSUVです。
広々とした室内空間で、アウトドアレジャーも快適に楽しめます。ハイブリッドモデルなら、燃費も良く経済的。2024年上半期SUV新車販売台数No.1に輝いた人気のモデルです。
WLTCモード燃費 | 15.0~26.0km/L |
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自動車税(新車購入の場合・年額) | 3万500円 |
【第3位】日産 キックス
日産 キックスは、先進的な技術とスタイリッシュなデザインを融合させたコンパクトSUVです。
キックスに搭載されるe-POWERシステムでは電気自動車のようなスムーズで力強い走りを生み出します。
静かで力強い加速と優れた燃費性能は、一度味わったら忘れられません。コンパクトなボディながら、広々とした室内空間も魅力です。
WLTCモード燃費 | 19.2~23.0km/L |
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自動車税(新車購入の場合・年額) | 3万500円 |
維持費が安いミニバンおすすめランキングトップ3
子育て中の方や大人数で移動することが多い人は、5人以上が乗れるミニバンがおすすめです。
ミニバンはボディサイズが大きめではありますが、選ぶ車種次第で維持費を抑えることも可能になります。
ここでは、特に維持費が安いミニバンのトップ3をご紹介します。
ミニバン共通の維持費目安(2024年時点)
【第1位】トヨタ シエンタ
トヨタ シエンタは、丸みを帯びた可愛らしいデザインと、3列シート7人乗りという広々とした室内空間を両立させた、コンパクトミニバンです。
まるで大きなぬいぐるみのような愛らしい外観は、街中で目を引くこと間違いなし。
しかも、ミニバンでありながらハイブリッドモデルは最大28.8km/Lという驚異的な燃費性能を実現。家族みんなでのお出かけも、経済的に楽しめます。
WLTCモード燃費 | 18.3~28.8km/L |
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自動車税(新車購入の場合・年額) | 3万500円 |
【第2位】ホンダ フリード
ホンダ フリードは、家族みんなで楽しめるコンパクトミニバンです。
e:HEVハイブリッドシステムで、力強い走りながらも燃費性能も抜群。
コンパクトなボディながら、3列シートで大人数での移動も快適です。アウトドア好きな方には、クロスオーバータイプの「フリード クロスター」もおすすめです。
WLTCモード燃費 | 14.4~25.6km/L |
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自動車税(新車購入の場合・年額) | 3万500円 |
【第3位】日産 セレナ
日産 セレナは広々とした室内空間と、まるで電気自動車のような滑らかな走りが魅力のミドルサイズミニバンです。5人以上で乗る機会が多い場合は、ミドルサイズ以上がおすすめです。
e-POWERシステムが、静かで力強い加速を実現します。長年愛され続けている人気モデルなので、信頼性も抜群。
多様なシートアレンジで、家族みんなが快適に過ごせる空間を実現しています。
WLTCモード燃費 | 13.0~20.6km/L |
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自動車税(新車購入の場合・年額) | 3万500〜3万6000円 |
維持費が安くてコスパの良い車の選び方
ここからは維持費が安く、コスパの良い車の選び方について解説します。
コスパを求める人は以下のポイントを意識すると良いでしょう。
コスパの良い車の選び方
それぞれ解説します。
燃費の良い車を選ぶ
燃費の良い車は維持費を抑える効果が高く、燃料代の節約に直結します。
走行距離が多い人にはハイブリッド車や電気自動車がおすすめです。初期費用は高めでも、長期的に見るとお得になることがあります。
排気量が小さい車を選ぶ
排気量が小さい車は燃費が良く、税金も安くなります。
特に排気量が660cc以下の軽自動車は低燃費で維持費も安いためおすすめです。
乗車人数が多い、高速道路での移動が多いなどの理由で普通車が必要な場合は、排気量1,000cc~1,500cc程度のコンパクトカーを検討すると良いでしょう。
故障しにくいと言われる車を選ぶ
修理費用を抑えるためには、故障しにくい車を選ぶことが大切です。
日本車は部品の供給が安定しており、メンテナンス費用も輸入車より抑えられることが多いです。
ただし、ハイブリッド車は一長一短です。燃費が良いですが、構造が複雑で修理費が高額になりやすい点も考慮が必要です。
燃費の良さも重要な要素ではありますが、故障時にかかる維持費を少しでも減らしたい人はハイブリッド車よりもガソリンエンジンを選ぶといった選択肢もあります。
汎用部品が使える車を選ぶ
汎用部品が多い車は修理費用が安く、整備がしやすいです。
特殊な部品や専用工具が必要な車は維持費が高くなることがあるため、選択する際には注意しましょう。
また、整備費用を抑えられる条件の良い整備工場を選ぶためにも、維持費を安くしたい人は国産の主要メーカーの人気車種を選び、特殊なカスタムなどは避けるようにしましょう。
維持費の安さを求める人に不向きな車
実は維持費の安さを求める人には不向きな車もあります。
具体的には以下の4つです。
維持費の安さを求める人に不向きな車
これらの車種は燃費や排気量、部品供給の面で維持費が高くなりやすいため、維持費を下げたいあなたは選ばないように注意が必要です。
それぞれ解説します。
輸入車(外車)
輸入車はブランドイメージ、デザイン、走行性能の高さが魅力で人気がありますが、維持費を安く抑えたい人には不向きです。
その理由として、部品交換代が高額になる点が挙げられます。
輸入車の部品は輸入コストや為替の影響を受けやすく、国産車に比べて価格が高い傾向があります。
また、輸入車の整備には専門知識や特殊な工具が必要なことが多く、対応できる整備工場が限られるため、修理費用も高くなる場合があります。
さらに、同等クラスの国産車と比較して車両価格が高めであることから、初期費用や維持費を抑えたい方には輸入車はおすすめできません。
ハイオクガソリン車
ハイオクガソリンはレギュラーガソリンよりも単価が1リットルあたり10円から20円程度高く、長期的に見ると大きな出費になります。
また、ハイオクガソリンを採用している車種はパワーを重視したエンジンを搭載している場合が多く、そもそも燃費が良くありません。
パワーを重視したエンジンは、故障した際の修理費も高くなる傾向が高いため、維持費を抑えたい人には向かないでしょう。
ハイオクガソリン車の多くはスポーツカーなどです。これらの車は維持費を安くしたい人にはおすすめできません。
ボディサイズが大きい車
ボディサイズの大きい車は広々とした室内空間や存在感のある外観が魅力ですが、維持費を安くしたい人には不向きです。
大きいボディを快適に走らせるために排気量も大きいものが多く、車両重量が重くなりがちです。車両重量が重い分、燃費は悪くなりやすいです。
また、大きい車体を支えるために大径タイヤや多量のエンジンオイル等、消耗品が高くつくため、小さい車よりもお金がかかります。
さらにボディや排気量の大きさは自動車税や重量税にも影響するため、維持費を抑えたい人には向かない車種と言えます。
4WD車
4WD(四輪駆動)車は、悪路や雪道での走行性能に優れていますが、維持費を安く抑えたい人には向きません。
4WDも車両重量が重くなりがちで、2WD車よりも燃費が悪化します。また、4WDシステムは構造が複雑なため、故障した際の修理費も高くなる傾向があります。
4WD車は雪国や山間部での使用、またはアウトドアを頻繁に楽しむ方には適していますが、主に都市部で使用する場合や、維持費を安くしたい場合は、2WD車の方がおすすめです。
車の維持費にはどんなものがある?
車の維持費には具体的にどんなものがあるかイメージできていない、という人も多いのではないでしょうか。
車を維持するには、さまざまなコストがかかります。具体的には以下のような費用が「車の維持費」と呼ばれます。
車の維持費
それぞれの内訳について解説します。
燃料費(ガソリン代)
燃料費は車の維持費の中でも大きな割合を占めます。実際どのくらいの費用がかかるのかはガソリン価格や燃費性能、走行距離によって変動します。
燃費の良い車やハイブリッド車を選ぶと、燃料費を抑えることができます。
車検・点検・整備費用
車検は車の安全性を確認する検査で、新車は3年後、その後は2年ごとに受けます(軽自動車は初回から2年ごと)。
車検には検査料や重量税、自賠責保険料が含まれ、一定期間が経過した車の費用は高額になります。また車検以外に6ヶ月・12ヶ月ごとの定期点検も推奨されます。
整備費用は故障や経年劣化により発生し、予期できない場合もあるため、資金を準備しておくと安心です。
消耗品費用
消耗品とは、使用によって徐々に劣化し、定期的な交換が必要な部品のことです。主な消耗品には次のようなものがあります。
主な消耗品
これらの消耗品は、走行距離や使用状況に応じて交換が必要です。
例えば、タイヤは通常3〜5年程度、エンジンオイルは1年もしくは5,000km〜10,000km走行ごとの交換が推奨されています。
ただしこれらは全て「目安」です。
実際には車種、車の使用環境、運転の仕方など様々な要因で異なるため、信頼できる整備士のアドバイスを参考に判断することをおすすめします。
税金
車を所有すると定期的に税金を納める必要があります。
主な税金は次のようなものです。
自動車税
毎年4月1日時点で車を所有している人に課される税金。税額は車種や排気量によって異なる。
例:1,000cc〜1,500cc以下の普通乗用車の場合の負担額は年間3万500円。
軽自動車税
軽自動車を所有している場合に自動車税の代わりに課される税金。年間1万800円。
自動車重量税
車検時に車両重量に応じて課税される税金。エコカー減税対象車の場合、基準に応じて減税されます。
その他の税金
2019年9月30日に自動車取得税は廃止され、代わりに環境性能割というものが導入されました。これは新車購入時にかかる税金で、燃費性能に応じて税率が変わります。
自賠責保険費用
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、法律で加入が義務付けられている保険で、交通事故で他人を死傷させた場合の損害賠償を補償するためのものです。
自賠責保険の保険料は、車種や車の使用目的によって異なります。
例:普通自動車の場合、自家用車であれば2年でおおよそ2万円程度(地域によって異なる)。
任意保険費用
任意保険(自動車保険)は、法律で加入が義務付けられているわけではないものの、いざという時の補償を受けるために多くのドライバーが加入している保険です。
自賠責保険では補償されないドライバー自身の怪我や車の損害、事故相手への高額な賠償などをカバーします。
任意保険の保険料は、保険会社や補償内容によって金額が変動し、年間で数万円から十数万円程度かかることもあります。
補償内容を必要以上に抑えると、事故時に十分な補償が受けられない可能性があるため、自身の運転する頻度や環境に合ったプランを選ぶことが重要です。
ローンの金利や手数料
新車や中古車を購入する際、自動車ローンを利用する人も多いですが、ローン金利や各種手数料は車の維持費と認識されています。
自動車ローンの金利は、ローン会社や金融機関・返済期間・頭金の額などによって個人差が生じます。
ローンは月々の支払額を減らすと返済期間が長くなり、その分金利が増え、支払総額も多くなります。
またボーナス払いを併用するとさらに月々の支払額を減らすことができますが、期間が同じなら支払う金額も変わらない点に注意が必要です。
ご自身の家計状況に合わせてプランを検討するようにしましょう。
駐車場代
自宅に駐車場がない場合は、駐車場代も維持費として必要になります。
賃貸する場合の駐車場代は都市部で月額2万〜5万円程度、地方では5,000円〜2万円程度と地域や立地によって大きく異なります。
またマンションやアパートの契約駐車場の場合、平置きや機械式など駐車場の形態によっても料金が変わります。
予算に加え、自宅からの距離や防犯面を考慮した上で、ご自身にあった条件の駐車場を探しましょう。
またこれらの費用以外にも外出先での有料駐車場や高速料金など、車の利用に応じてかかる費用を維持費として確保しておくとよいでしょう。
車の維持費を安くし、コスパよく車に乗るコツ
維持費を安く抑えるためには、普段の乗り方やメンテナンスの方法などの工夫も大切です。上手に乗ればさらにコスパを高めることができるでしょう。
車の維持費を安くし、コスパよく車に乗るコツには以下のようなものがあります。
車の維持費を抑えてコスパよく車に乗るコツ
一つずつ解説します。
アクセルワークやエアコンの使い方に気を付ける
燃費は急発進・急加速などを繰り返すことで悪化してしまうため、丁寧なアクセルワークを心掛けることで、無駄な燃料消費を抑えることができます。
またエアコンは外気温と設定温度の差をできるだけ小さくし、風量を控えめにすることで無駄な燃料の消費を防げます。
その他にも、アイドリング時間を減らす、エンジンブレーキを活用するといった、日々のちょっとした心がけで燃料費を削減できるので、維持費を安くしたい人は意識してみると良いでしょう。
ガソリン単価の安いスタンドを探す
燃料費を抑えるためには、ガソリン単価の安いスタンドを利用することも大切です。
ガソリン価格比較サイトやアプリを活用し、近隣の安いスタンドを見つけましょう。
安いスタンドを見つけるための方法としては、フルサービスのスタンドを避け、セルフスタンドを利用するのが良いでしょう。お店によって差はありますが、1〜3円/L程度安くなることもあります。
またガソリンスタンド系列のクレジットカードを使うと、割引やポイント還元が受けられることがあるため、維持費を安くしたい人は利用を検討してみると良いでしょう。
油脂類をこまめに交換する
油脂類のこまめな交換も維持費を安くするために効果的です。
油脂類を交換せずに使い続けていると、エネルギー伝導率が下がり、燃費の悪化やエンジンにダメージを与えてしまう可能性があります。
定期的に交換した方が良い油脂類は以下のようなものがあります。
交換が必要な油脂類
エンジンオイル:エンジンの血液とも言える重要なオイル
ミッションオイル:変速機の潤滑と冷却するオイル
ブレーキフルード:ブレーキの制動力を伝える液体
クーラント(冷却水):エンジン冷却に必須の液体
交換のタイミングをついつい忘れてしまう人はディーラーやガソリンスタンドでプロの意見を聞きながら、交換した方が良いタイミングを見極めるという方法もあります。
素人判断で油脂類の交換を放置するよりも確実で、結果として車を長持ちさせる効果もあるため維持費を安くしたい人はぜひ試してみてください。
駐車場代の安いところを探す
駐車場代は人によっては必要不可欠な維持費の一つです。
月々1,000円安くなるだけで年間1万2000円の節約になるため、できるだけ安いところを探すようにしましょう。
特に都市部では駐車場代が高く、維持費を安くする上では効果が大きいので自宅近くで安い駐車場を見つけたら借り換えを検討するという手もあります。
自宅から多少離れていたとしても防犯面に問題がなければ、検討の余地はあるのではないでしょうか。
車検代が安い業者を探す
車検は定期的に必要な大きな出費ですが、いくつかの業者に見積もりを出して比較することで、かなりの節約が可能です。
ディーラーは安心感がありますが、一般的に専門店の方が安い傾向にあります。
オンラインで見積もりや予約ができるインターネット車検も、最近では人気を得始めています。
車検専門店やガソリンスタンドでは、割引クーポンやキャンペーンを実施してることがあるため、情報をチェックしておく方法もおすすめです。
ただし、車検代が安いお店の場合、トラブルなども多いことがあるため、ユーザーの口コミや評価が良く、信頼できるお店を選ぶことも忘れないようにしましょう。
任意保険料を見直す
任意保険料(自動車保険料)は毎年の大きな出費の一つですが、適切に見直すことで必要十分な補償内容で保険料を抑えることが可能です。
一括見積を使えば、簡単に複数の保険会社の見積を比較できます。
インターネット割引もあるため、少しでも安い保険会社を探した人にはおすすめのサービスです。
ただし、自動車保険は万が一の時に頼る保険なので、価格だけで選ぶと事故対応が不十分になるかもしれません。
自分のニーズに合った適切な補償を選びつつ、賢く保険料を抑えましょう。
ローンを組む時は金利に気を付ける
車を購入する際にローンを組む場合、金利の違いで総支払額が大きく変わるため、金利に気を付ける必要があります。
ディーラーのローン、銀行のローン、信販会社のローンなど、複数の選択肢を比較し、最適なローンを選びましょう。
同じ借入額でも金利の違いで返済総額に大きな差が出てしまうため、慎重な検討が必要です。
また、返済期間やボーナス額の設定は、家計の負担とならないよう無理のない計画を立てることも忘れないようにしましょう。
まとめ
ここまで維持費が安い車種の選び方から日々の使用方法、売却時まで車にかかるお金を抑えるためにできる工夫を紹介してきました。
燃費の良い車を選び、適切なメンテナンスを行うことに加え、保険やローンの見直し、駐車場代の節約など、細かな点にも注意を払うことで、大きな節約効果が得られます。
ただし、維持費だけでなく、安全性や快適性、自分のライフスタイルにマッチしているかなど、総合的に判断することも大切です。
維持費が安い車を選んで、よりコスパの良いカーライフを目指していきましょう。
記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部が株式会社MOTAに還元されることがあります。
商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。 p>
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
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一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
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一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。