【2024年】ハイブリッド ミニバンおすすめ10選! メリットや用途別おすすめ車種も紹介

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ミニバンの購入を検討する上で、ハイブリッド車にするかガソリン車にするか悩ましいですよね。

そんな方に向け、当記事ではハイブリッドミニバンのメリット・デメリットや、向いている人・向いていない人、ミニバンの選び方を解説します。

あわせて、おすすめのハイブリッドミニバン10選や、用途別におすすめのハイブリッドミニバンを紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. ハイブリッド車とは? ミニバンとは?
  2. ハイブリッドのミニバンのメリット・デメリット
  3. ハイブリッドのミニバンが向いている人・不向きな人
  4. おすすめのハイブリッドミニバン10選
  5. ミニバンの選び方
  6. 用途別おすすめのハイブリッドミニバン
  7. まとめ

ハイブリッド車とは? ミニバンとは?

ハイブリッドのミニバンを検討する上で、あらためてハイブリッドというパワートレインやミニバンというボディタイプについて確認しておきましょう。

ハイブリッド車とは

ハイブリッド車とは、ハイブリッドシステムを搭載した車です。

このハイブリッドシステムとは、1つの車に2つの動力源があるエンジンのこと。この2つの動力源とは「ガソリンエンジン」と「電動モーター」です。電動モーターは、エンジンで発電しバッテリーに充電された電気を使って動かします。

ハイブリッドシステムは、ガソリンエンジンと電動モーターの2つを組み合わせることで、燃料の使用効率を大幅に向上させます。

たとえば、発進時には低速域が得意な電動モーターを使い、スピードがのったら高速域が得意なガソリンエンジンを使うといった、電動モーターとガソリンエンジンの長所を活かすことができるのです。

また、ブレーキをかけたときに発生するエネルギーを使って電動モーターのバッテリーを充電する「回生ブレーキ」という機能もあります。これにより、本来は損失していたエネルギーを回収して電動モーターに利用できるので、結果的にガソリンの消費が少なくなるというメリットがあります。

ミニバンとは

ミニバンは、家族やグループでの移動に適したワンボックスタイプの2~3列シート車のことです。主な特徴は、広い室内空間と多目的性です。

ミニバンは、多人数が快適に乗れるように設計されており、一般的には7人乗り~8人乗りです。また、シートを倒して広い荷物スペースを作ることができるので、旅行や買い物、アウトドアなど幅広い用途で便利に使用できます。

ミニバンの後席には一般的にスライドドアが使用されているため、乗り降りがしやすい点も魅力です。

ハイブリッドのミニバンのメリット・デメリット

最近のミニバンのパワートレインには、ハイブリッドとガソリンエンジンの2種類が設定されていますが、どちらにすべきか悩みますよね。

ハイブリッドの方が値段が高いので、より良い選択だと感じてしまいますが、ハイブリッドにもメリット、デメリットがあります。それらを把握してから、自分にあったパワートレインを選ぶことが重要です。

そこで、まずはハイブリッドのミニバンを選ぶメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。

ハイブリッドのミニバンのメリット

ハイブリッドのミニバンには、主に以下3点のメリットがあります。

ハイブリッドミニバンのメリット

  • 燃費がガソリン車より圧倒的に良い
  • 税金の優遇措置がある
  • 発進時に力強く走行音も静か
  • 燃費がガソリン車より圧倒的に良い

    ハイブリッドのミニバンの最大の魅力は、ガソリン車よりも圧倒的に燃費が良いことです。

    特に市街地でのストップ&ゴーが多い交通環境で効果を発揮します。ミニバンは車体が重いため、発進時のガソリン消費が多くなります。

    ハイブリッド車であれば、発進時には電動モーターが強いトルク(車を駆動させる力)を発生させて、ガソリンの消費を抑えてくれます。

    通勤や送り迎えなどで短距離を走る機会が多い人ほど、ハイブリッドのミニバンは家計に優しい選択となるでしょう。

    税金の優遇措置がある

    ハイブリッドのミニバンは燃費性能だけでなく、排出ガス性能も優れているため、エコカー減税(自動車重量税)や環境性能割の優遇措置を受けることができます。

    エコカー減税とは、排出ガス性能と燃費性能に応じて自動車重量税(新規検査時や車検時に支払う税金)が割引される制度のことです。

    一方、環境性能割とは、車を取得した際に課される税金です。購入金額に対して環境性能に応じた税率が適用されます。

    この環境性能割は、2019年に廃止された自動車取得税に代わる制度です。普通車(登録車)は0~3%、軽自動車は0~2%の税率が課されますが、燃費がいい車ほど税金の軽減が受けられます。

    ハイブリッド車の車両本体価格は高いため、初期費用が高くなりがちですが、実は税制上の優遇措置があるため、ガソリン車との差額は小さくなります。

    ハイブリッドのミニバンを購入して特にメリットを感じられるのは市街地を頻繁に走行する人や長期間ミニバンを所有する人に限られますが、賢明な選択の一つと言えるでしょう。

    発進時に力強く走行音も静か

    ハイブリッド車は、電動モーターのトルクの立ち上がりが良いため、発進時のスムーズかつ力強い加速が魅力です。

    また、低速時や停車時には電動モーターのみを使用することが多いため、走行音が非常に静かになっています。

    いずれも車体が重いミニバンにとって、ストップ&ゴーの多い市街地だけでなく、高速での合流などの際にハイブリッドの電動モーターが重要な働きをしてくれます。

    車の走行音や乗り心地の悪さはドライブの疲れやすさにもつながります。

    小さい子どもが疲れてぐずり出してしまうことはよくあるため、ファミリーで乗る機会が多いミニバンのドライバーほど、ハイブリッドにはメリットがあるのではないでしょうか。

    ハイブリッドミニバンのデメリット

    ハイブリッドのミニバンにおけるデメリットは主に2つです。

    ハイブリッドのミニバンのデメリット

  • ガソリン車より価格が高い
  • 荷室が狭くなる
  • 1つずつ見ていきましょう。

    ガソリン車より価格が高い

    ハイブリッド車はエンジンと電動モーターの両方を搭載しているため、ガソリン車よりも燃費がいい点が強みです。

    しかし、その分ハイブリッド車はバッテリー・電動モーターとガソリンエンジンを組み合わせた複雑な仕組みのため、ガソリン車に比べて販売価格が高く設定されています

    そのため、ハイブリッドのミニバンはガソリン車よりも車両本体価格が必然的に高くなります。

    しかし、燃費がいいハイブリッドのミニバンであれば、燃料コストの差額によって、初期投資分の回収が見込めます。

    維持費など全体のランニングコストを考慮して、ハイブリッド車が自身の使い方に適しているか判断することが重要です。

    荷室や足元が狭くなる

    ハイブリッド車は、バッテリーや電動モーターを搭載するため、一部の車種では荷室や後席の足元が狭くなることがあります。

    たとえばトヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」の場合、ハイブリッド車の4WDモデル(E-four)の荷室はガソリン車よりも若干狭くなります。

    ガソリン車の場合、タイヤの接地面から荷室下部までの高さを示す荷室フロア高は505mmですが、ハイブリッド車は525mmと20mm高いです(7人乗りモデルの場合)。

    つまり実質的な荷室の高さが20mm狭くなるということです。

    少し差ではありますが、使い方によってはこの点をデメリットと感じてしまう人もいるかもしれません。

    自身が車に求めるスペックと実態が合っているか、よく確認してから選ぶことが重要です。

    ハイブリッドのミニバンが向いている人・不向きな人

    メリットとデメリットを整理した上で、ではどのような人にハイブリッドのミニバンが向いているのでしょうか。

    ここからはハイブリッドのミニバンの向き、不向きについてそれぞれについて解説します。

    向いている人

    ハイブリッドのミニバンが向いている人

  • 燃費を重視する人、普段使いをしている人
  • 静かでトルクフルな走行を好む人
  • 環境に配慮したい人
  • 燃費を重視する人、普段使いをしている人

    ハイブリッドのミニバンはガソリン車に比べて燃費が良いため、燃料費の節約を重視する人に向いています。

    特に市街地でのストップ&ゴーが多い人ほど、メリットを感じやすいでしょう。

    通勤で毎日まとまった距離を走る人や、週末・連休のたびにおでかけするアクティブな家族であれば、ハイブリッドのミニバンが最適です。

    例えば、以下のような条件でガソリン車とハイブリッド車を比較し、損益分岐点の計算してみました。

    前提

    年間10000km走行
    レギュラーガソリン170円/L
    燃費性能:ガソリン車11.1km/L
    ハイブリッド車20.6km/L

    計算式

    ■ガソリン車
    10000km÷11.1km/L=900L
    900L×170円/L=15万3000円
    ■ハイブリッド車
    10000km÷20.6km/L=485L
    485L×170円/L=8万2450円

    差額

    15万3000円-8万2450円=7万550円

    つまり、年間7万550円、ハイブリッド車の方がガソリン車よりも燃料を節約することができます。

    走行距離が伸びれば伸びるほど、この差は広がっていくので、ハイブリッドミニバンを選ぶメリットが大きくなります。

    静かでトルクフルな走行を好む人

    ハイブリッド車は、電動モーターを使用するため、発進時や低速走行時にはエンジン音がほとんどしません。

    また、電動モーターのトルクの立ち上がりが良いため、ボディが重くて加速がしづらいミニバンであっても、ハイブリッドであれば高速での合流やレーンチェンジの際のストレスが軽減できます。

    環境に配慮したい人

    燃費が良く、排出ガスも少ないハイブリッド車は、環境に優しいエンジンタイプです。

    どうしても燃費が悪くなりがちなミニバンですが、少しでも環境に配慮したい人にとって、ハイブリッドのミニバンは最適な選択肢でしょう。

    不向きな人

    ハイブリッドのミニバンが不向きな人

  • 価格を重視する人
  • トータルの走行距離が短い人
  • 価格を重視する人

    ハイブリッド車はガソリン車よりも構造が複雑なため、購入時の価格がガソリン車よりも高く設定されています。

    ミニバンのハイブリッド仕様では、約350万円の予算が必要になります。この初期費用の高さが気になるかもしれません。

    一方、ハイブリッドのミニバンはリセールバリューが高いです。購入額と売却額の差を考慮すると、実際にかかる費用はガソリン車と大差がない、むしろガソリン車よりも安いという可能性もあります。

    購入時には初期費用がどうしても気になりますが、リセールバリューも考慮しましょう。

    総走行距離が短い人

    市街地を頻繁に走る人にとって、ハイブリッドのミニバンは最適です。しかし、車の使用頻度が少なく、総走行距離が短い人はガソリン車との差額をランニングコストで回収できない可能性もあります。

    年間走行距離と保有予定年数で計算しながら、ガソリン車との差額を回収できるかシミュレーションしてみることをおすすめします。

    ただし、走行距離が短いミニバンはリセールバリューも高めです。あまり走らないからといってガソリン車を選ぶのではなく、ハイブリッド車が最適な可能性もあります。

    自身の使い方で売却時の走行距離を試算し、その条件に近い車がいくらで売れているのかを確認してみると、具体的なリセールバリューが想像できるため、検討時には調べてみることをおすすめします。

    おすすめのハイブリッドミニバン10選

    メリット・デメリットや向き・不向きを整理した上で、ハイブリッドのミニバンが最適だと感じた方は多いはず。

    続いては新車で購入できるおすすめのハイブリッドのミニバンを10車種ご紹介します。

    ※記載している燃費は、「WLTCモード」の数値で、4WDを含んでいます(ホンダ フリードを除く)。WLTCモードとは国際的な燃費測定方法です。WLTCモードでは実際の運転状況に近い条件で燃費が測定されているため、従来の「JC08モード」よりも実用的な燃費値となっています。

    トヨタ シエンタ

    ボディサイズ(全長×全幅×全高)

    4260mm×1695mm×1695~1715mm

    乗車人数

    5人~7人

    ハイブリッド仕様の燃費

    25.3km/L~28.8km/L

    トヨタ シエンタの特徴

    ・視界の優れたコンパクトなボディにより、運転しやすくなっています。

    ・3列目は完全に2列目シートの床下に格納できるため、使い勝手がよく、人気です。

    ・衝突被害軽減ブレーキや危険を予測し運転操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストなどを含む、トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が搭載されており、安全性も高いです。

    トヨタ ノア・ヴォクシー

    ボディサイズ(全長×全幅×全高)

    4695mm×1730mm×1895~1925mm

    乗車人数

    7人~8人

    ハイブリッド仕様の燃費

    22.0km/L~23.4km/L

    トヨタ ノアの特徴

    ・兄弟車であるトヨタ ノアとヴォクシー。両車は主に外観が異なります。ノアはシンプルかつ上品なデザインで、ファミリー層に人気です。ヴォクシーはメッキパーツを効果的に用いた魅力的なクールな顔立ちが特徴です。

    ・広い室内空間と自由自在なシートアレンジで、様々な使い方に対応しています。

    ・シートを畳んで広い荷室を確保したり、2列目シートをスライドさせて足元を広くしたりすることができる上、力をかけずに簡単な操作で動かせる点も魅力です。

    ・次世代の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備し、昼夜の歩行者と車両、自転車運転者に加え、昼間の自動二輪車の検知にも対応したプリクラッシュセーフティ(衝突被害軽減ブレーキ)も搭載しています。

    トヨタ アルファード・ヴェルファイア

    ボディサイズ(全長×全幅×全高)

    4995mm×1850mm×1935~1945mm

    乗車人数

    7人

    ハイブリッド仕様の燃費

    16.5km/L~17.7km/L

    トヨタ アルファード・ヴェルファイアの特徴

    ・トヨタ アルファードとヴェルファイアの違いは、外観や内装です。アルファードは高級感のあるデザインで、ファミリー層やビジネスユーザーがターゲットです。ヴェルファイアはスポーティでアグレッシブなデザインで、若年層や個性的なスタイルを好むユーザーがターゲットです。

    ・迫力満点の大柄なボディに、ラウンジのように高級感溢れる内装を組み合わせ、特別感が漂う一台。

    ・運転席・助手席に加えて、後席でも左右独立した温度設定がおこなえる「前後左右独立温度コントロールフルオートエアコン」など、すべての人が心地よく過ごせるよう、後席の快適性が追求されています。

    ・前方からの衝突を防ぐプリクラッシュブレーキのほか、ボディ各所に障害物センサーやカメラを搭載し、車庫入れや、歩行者の多い道路の走行をサポートします。

    ホンダ フリード

    ボディサイズ(全長×全幅×全高)

    4310mm×1695~1720mm×1755mm

    乗車人数

    5人~7人

    ハイブリッド仕様の燃費(2WD)

    25.3km/L~25.6km/L

    ホンダ フリードの特徴

    ・全長が抑えられたボディは、小回りもきくため狭い道でも運転しやすいのが魅力です。また車内は天井が高く広さも十分で、大人数でも快適に移動できます。

    ・2列目のシートは、左右独立の2人掛けと、3人掛けのベンチシートから選択できます。また、シートは折りたたみやスライドが可能なため、大きな荷物の運搬や車中泊にも便利です。

    ・ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を搭載し、衝突軽減ブレーキ、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線維持支援システムなど、先進の安全技術を標準装備しています。

    ホンダ ステップワゴン

    ボディサイズ(全長×全幅×全高)

    4800~4830mm×1750mm×1840~1845mm

    乗車人数

    7人~8人

    ハイブリッド仕様の燃費

    19.5km/L~20.0km/L

    ホンダ ステップワゴンの特徴

    ・主なグレードはAIR(エアー)、SPADA(スパーダ)、SPADA PREMIUM LINE(スパーダプレミアムライン)の3タイプがあります。AIRはシンプルで飽きのこないデザイン、SPADAはスポーティで力強く、SPADA PREMIUM LINEはさらに高級感のあるデザインとなっています。

    ・室内空間はホンダの国内ラインナップの中で最大です。そして乗り物酔いを軽減する工夫が施されており、ドライブが苦手な子どものいる家庭におすすめです。

    ・「Honda SENSING」が全グレードに標準装備されており、アダプティブクルーズコントロールは渋滞追従機能付きなので、長距離の運転でも疲労感が少ないです。

    ホンダ オデッセイ

    ボディサイズ(全長×全幅×全高)

    4860mm×1820mm×1695mm

    乗車人数

    7人

    ハイブリッド仕様の燃費

    19.6km/L~19.9km/L

    ホンダ オデッセイの特徴

    ・広い室内と上質なインテリアが特徴です。ダイナミックな造形のボディは、クロームメッキのパーツがアクセントとなり、高級感を感じさせます。

    ・内装もメタルパーツや木目調パネルでシックに彩られています。2列目のシートは、快適な左右独立タイプと、マルチに使えるベンチシートタイプから選ぶことができます。床が低いため、乗り降りがしやすいです。

    ・アダプティブクルーズコントロールや衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、車線維持支援システムなどを組み合わせた「Honda SENSING」も全車に搭載しています。

    日産 セレナ

    ボディサイズ(全長×全幅×全高)

    4690~4765mm×1695~1715mm×1870~1885mm

    乗車人数

    7人~8人

    ハイブリッド仕様の燃費

    18.4km/L~20.6km/L

    日産 セレナの特徴

    ・ヘッドランプで表現されているVモーショングリルが特徴です。トヨタ ヴォクシーほどワイルドではなく、ホンダ ステップワゴンほどシンプルでもない中間的なルックスにまとまっています。

    ・小排気量エンジンを発電にのみ使用し、モーターを動力源にする「e-POWER」搭載モデルも用意されています。トルクが強いだけでなく、燃費も優れています。また、アクセルオフ時には強い回生ブレーキが効くため、アクセルのオン・オフだけで容易に速度調節ができるという特長もあります。

    ・同一車線自動運転技術「プロパイロット」が搭載されており、長時間の巡航や渋滞の際にはアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動制御することで、運転者の疲労やストレスを軽減してくれます。また、全方位運転支援システムも搭載されており、全車が「サポカーSワイド」該当車になっています。

    スズキ ランディ

    ボディサイズ(全長×全幅×全高)

    4695mm×1730mm×1845~1875mm

    乗車人数

    7人(※)

    ハイブリッド仕様の燃費

    22.0km/L~23.2km/L

    (※)ハイブリッド車は7人乗りモデルのみ

    スズキ ランディの特徴

    ・トヨタ ノアのOEMモデル(兄弟車)。エンブレムの違いだけではなく、装備などにも違いがあるため、よく比較検討して選ぶことをおすすめします。

    ・セカンドシートのロングスライドによる多彩なシートアレンジを可能とし、広く自由度の高い室内空間を実現する3列シートのミニバンです。

    ・両側のスライドドアには、携帯リモコンを身につけている状態でフロントドア下のセンサー部に足先をかざすだけで開閉ができる「ハンズフリーデュアルパワースライドドア(ワンタッチスイッチ、挟み込み防止機構付き)」や、バックドアには、開閉途中の位置に止めることができる「フリーストップバックドア」が採用され、使い勝手の良い装備が充実しています。

    ・車両や歩行者、自転車(いずれも昼夜)、自動二輪車(昼のみ)を直進時、交差点右左折時に検知する「プリクラッシュセーフティ」などの先進技術も搭載されています。


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    ミニバンの選び方

    ミニバンを選ぶ際には、同乗者や用途、好みに合った車種を選ぶことが重要です。

    特に着目すべき点を2つ紹介します。

    ・車室の快適性で選ぶ

    ・乗車人数やシートアレンジで選ぶ

    1つずつ見ていきましょう。

    車室の快適性で選ぶ

    車室の快適性を重視してミニバンを選ぶと、家族や友人との移動を楽しく過ごせます。

    なぜなら、静音性の優れたハイブリッドミニバンは快適なドライブにつながるからです。

    実際に試乗してみると、ガソリン車との違いが体感できて驚く人も多いです。

    ハイブリッド車にすべきか迷っているなら、一度ディーラーで試乗体験してみることをおすすめします。

    その際には、エンジン音だけでなく、シートの座り心地やアレンジの柔軟性、荷室空間の使い勝手なども忘れずにチェックしましょう。

    乗車人数やシートアレンジで選ぶ

    ミニバンには大きく分けて3つのボディサイズがあります。

    ミニバンは全長によって「コンパクト」「Mサイズ(ミドルサイズ)」「Lサイズ(ラージサイズ)」に分かれます。

    一般的なサイズ区分や車種の例は以下の通りです。

    区分全長車種例
    コンパクト

    4400mm以下

    ・トヨタ シエンタ
    ・ホンダ フリード

    Mサイズ

    4700~
    4800mm程度

    ・トヨタ ノア
    ・日産 セレナ
    ・ホンダ ステップワゴン

    Lサイズ

    4900mm以上

    ・トヨタ アルファード
    ・トヨタ ヴェルファイア

    乗車人数に適したミニバンを選ぶことで「大きすぎた」「小さすぎた」などの失敗を防ぐことができます。

    4人までの利用が多い場合はコンパクトミニバンがおすすめです。4人にとってはゆったりとした車内空間が確保されますし、初期費用もランニングコストも節約できます。

    コンパクトミニバンには2列シートと3列シートの2つの仕様があります。3列シート仕様を選べば、近場であれば親戚や友達を乗せて移動が可能です。

    もし5人以上で利用する機会が多い場合は、7~8人まで乗車できるMサイズやLサイズのミニバンを選べば、日常シーンでも使い勝手がよく、誰も窮屈な思いをせずに長距離の旅行でも楽しむことができるでしょう。

    またミニバンならではのシートアレンジも着目すべきポイントです。

    車種によってはスライドシートや折り畳めるシートなど、自在にシートがアレンジできるものもあります。シートアレンジの自由度が高ければ高いほど、体格や状況に合わせて配置を変えて使うことができるため、利便性が高くなります。

    このようにドライバー目線での使い勝手だけではなく、同乗者にとっての使い勝手も考慮することで、全員が満足できるミニバン選びができます。

    用途別おすすめのハイブリッドミニバン

    ハイブリッドのミニバンには様々な車種が存在します。どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。そこで、具体的な用途別におすすめの車種を紹介します。

    市街地に暮らす4人家族向けミニバン

    市街地をメインで走る4人家族に向いているのはコンパクトミニバンです。

    おすすめモデルはトヨタ シエンタやホンダ フリードです。

    このサイズは道路が狭い市街地でも運転しやすく、駐車スペースを選びませんので、日常の買い物から週末のお出かけまで便利な大きさです。

    3列シートモデルを選べば、一時的な乗車人数の増加にも柔軟に対応できます。

    3列目は収納もできるため、普段の移動は家族4人だけという使い方にもぴったりです。

    アクティブ大家族向けミニバン

    お出かけの多い5人以上の家族に向いているのは、Mサイズ以上のミニバンです。

    トヨタ ノア・ヴォクシーやホンダ ステップワゴン、日産 セレナなどがおすすめです。

    長距離の移動でも疲れにくい快適な乗り心地や、大量の荷物も楽に積むことができる広い荷室も備わっています。

    家族旅行や友人とのレジャーなど、アクティブな家族には特に相性の良いボディタイプです。

    走行音の静かさを重視する人向けミニバン

    ハイブリッド車は、モーターで駆動している時とエンジン走行に切り替わった時の走行音の違いが気になる人も多いです。

    走行音の静かさを重視するならe-POWERが搭載された日産「セレナ」がおすすめ。

    電動モーターでのみ駆動をし、エンジンは電気モーターの発電にのみ使用されているため、車内の静かさはトップクラスです。

    ラグジュアリーな空間を求める人向けミニバン

    国産ミニバンの最高峰といえば、トヨタのアルファード・ヴェルファイアです。

    乗り心地の良さは、市街地や高速道路など、場所を問いません。

    また、装備品も最上級のものが設定されており、最上級グレードを選ばなくても十分すぎるくらい充実しています。

    初期費用は高めですが、とくにハイブリッド仕様のリセールバリューは高いため、購入から乗り換えまでトータルで考えると高コスパです。

    ラグジュアリーな空間を重視したい方におすすめします。

    まとめ

    ハイブリッドミニバンには燃費がいい点や税金が安いこと、トルクフルであるなど、様々なメリットがあります。

    毎日の通勤や送り迎えなど頻繁に車を利用し、休日は家族を乗せて遠くへお出かけに行くという方には、ハイブリッドのミニバンは特におすすめです。

    ハイブリッドミニバンの車種を選ぶ際には、リセールバリューやその他の要素を確認しながら、用途に合ったものを選ぶことで、後悔のない1台を選べるでしょう。

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    筆者文生伊(あおい)

    車サブスクNavi/自動車査定Navi、2サイトのメインライター。自動車関連企業に15年従事した経験を活かしながらフリーランスとして活動中。愛車遍歴はBMW Z3、Fiat 500、Abarth595、人生初の国産車ジムニーを経て現在はスバリストに転身。
    車のサブスクNavi:https://carsubscription-navi.com/
    自動車査定Navi:https://carappraisal-navi.com/記事一覧を見る

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    監修者MOTA編集部

    MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

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