トヨタ ノアのグレード別価格や買い得グレードなどを紹介
- 筆者: MOTA編集部
- カメラマン:堤 晋一/茂呂 幸正/MOTA編集部
トヨタの人気ミニバン「ノア」。2026年の一部改良で全車ハイブリッド化され、クラストップレベルの燃費と使い勝手の良いシートアレンジにさらに磨きがかかりました。
しかし、複数のグレードや駆動方式、乗車定員の違いがあり「自分にぴったりのグレードはどれ?」「税金を含めた乗り出し価格は結局いくらになるの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ノアの購入を検討している方に向けて、グレード別の新車価格や装備の違いをわかりやすく整理。さらに、買い得なおすすめグレードや、見積もり時のリアルな乗り出し費用まで、後悔しない車選びに役立つ情報を解説します。
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トヨタ ノアの主な特徴
4代目となる現行モデルのトヨタ ノアは2022年に発売され、初代から受け継ぐ高いパッケージング技術と使い勝手の良さとともに、最新の先進装備を採用したミニバンとなっています。
7人または8人乗り仕様車が選べ、ともにセカンドシートには超ロングスライドを採用しています。
また、7人乗り仕様車のセカンドシートにはオットマン機構とシートヒーターが備わったキャプテンシートをメーカーオプションでクラス初採用(「S-Z」のみ。オットマンは2WD車のみ)。
8人乗り仕様車のセカンドシートには、3人掛けベンチシートタイプの6:4分割チップアップシートを採用。格納式センターボックスなどが備わります。
2026年5月の一部改良により、従来のガソリン車の設定が廃止され、パワーユニットは1.8Lエンジンを用いたハイブリッドシステムのみとなりました。
ミニバンでありながら、WLTCモード燃費21.8〜23.8km/Lというクラストップレベルの低燃費を達成しています。
新車価格と主なグレードの種類
ノアの新車車両本体価格は326万1500円〜430万9800円です(2026年7月時点)。
ハイブリッド車のみの展開となっており、グレードは大別すると「S-X」「S-G」「S-Z」の3種類が設定されています。予算や求める装備に合わせて、この3つからベースを選んでいく形になります。
| グレード | 特徴 | 価格 |
|---|---|---|
| S-X | 基本性能をおさえたベーシックなエアロスタイルグレード | 326万1500円〜 |
| S-G | 装備と機能が充実したエアロスタイルグレード | 370万400円〜 |
| S-Z | 上質な装備をまとった上級エアロスタイルグレード | 405万6800円〜 |
※価格やグレード構成は2026年7月時点
ノアでは「S-X」「S-G」「S-Z」の順で装備が充実し、価格も高くなります。
各グレードの詳細は記事内「ノア各グレードの主な装備の違い」にて解説しています。
パワーユニット・駆動方式・乗車定員の種類と価格差
続いて、パワーユニット、駆動方式、乗車定員の種類と、その違いが価格にどれくらい影響するのかについて解説します。
パワーユニット
ノアのパワーユニットは「1.8Lハイブリッドシステム」が用意されています。
ノアのハイブリッドシステムは、高効率な1.8Lガソリンエンジンとモーターの制御を最適化しています。これにより、力強くスムーズで静粛性の高い走りが楽しめます。
そして、WLTCモード燃費は2WD仕様で23.4~23.8km/Lという低燃費も魅力です。
駆動方式
選択する駆動方式も価格に影響します。
ハイブリッド車には前輪駆動の「2WD」と、電気式4WDシステムの「E-Four」があります。
「E-Four」は、状況に応じて前輪駆動と四輪駆動を自動で切り替えるシステムです。滑りやすい路面での安心感に加え、ドライ路面での力強い発進やカーブを走る際の安定性をサポートします。
パワーユニットと駆動方式別の燃費
参考までに、パワーユニット・駆動方式別の燃費一覧は以下のとおりです。
| パワーユニット | 駆動方式 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|
| ハイブリッドシステム | 2WD | 23.4〜23.8km/L |
E-Four(4WD) | 21.8〜22.1km/L |
※数値は2026年7月時点のもの
駆動方式による価格の違い
E-Fourは2WDに対して、全グレードで25万3000円の価格アップ
乗車定員(シート数)
ノアには7人乗り仕様車と8人乗り仕様車があります。
7人乗り仕様
7人乗り仕様車のセカンドシートには、キャプテンシートを採用し、折りたたみ式サイドテーブルなどが装備されています。また、前後スライド量745mmのストレート超ロングスライドを可能にしています。
さらに、後席のウォークスルーが可能。シートの間(185mm)が取られており、セカンドシートとサードシート間の移動がスムーズに行えます。
8人乗り仕様
8人乗り仕様車のセカンドシートでは、3人掛けベンチシートタイプの6:4分割チップアップシートが採用され、こちらも前後705mmのストレート超ロングスライドも可能です。
パッケージオプションでは、手すり付きの専用2人掛けベンチシートタイプも設定されています。
ただし、「S-Z」は7人乗り仕様車のみの設定となっていて、8人乗り仕様車はありません。
乗車定員(シート数)による価格の違い
ノアの7人乗り仕様車と8人乗り仕様車の価格には違いはありません。ただし、S-Zは7人乗り仕様車のみの設定となっていて、8人乗り仕様車はありません。
グレード・パワーユニット・駆動方式別の価格
ノアは、全車ハイブリッドシステムをベースに、2WDまたはE-Four(4WD)を組み合わせることで、幅広いニーズに応えるモデルを展開しています。
ここでは、各グレードの価格を安い順に、パワーユニットと駆動方式と併せて一覧でご紹介します。
「S-X」グレード
| パワーユニット | 駆動方式 | 乗車定員 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
ハイブリッドシステム | 2WD | 7 | 326万1500円 |
8 | |||
E-Four | 7 | 351万4500円 |
「S-G」グレード
| パワーユニット | 駆動方式 | 乗車定員 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
ハイブリッドシステム | 2WD | 7 | 370万400円 |
8 | |||
E-Four | 7 | 395万3400円 |
「S-Z」グレード
| パワーユニット | 駆動方式 | 乗車定員 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
ハイブリッドシステム | 2WD | 7 | 405万6800円 |
E-Four | 430万9800円 |
※価格やグレード構成は2026年7月時点のもの
装備を上げれば価格も上がるだけに、どこまで予算を伸ばせるかは悩みどころです。
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ノアの各グレードの主な装備の違い
ここからは、各グレードの代表的な装備や機能の違いについて詳しく解説します。
「S-X」グレード
| 価格 | 326万1500円〜351万4500円 |
|---|
「S-X」グレードは基本性能をおさえたベーシックなエアロスタイルグレードです。
主な装備
| 装備例 |
|---|
予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」 |
エアロパーツ(フロントバンパー+リヤバンパー+サイドマッドガード) |
205/60R16タイヤ&16×6Jスチールホイール(樹脂フルキャップ) |
ウレタン3本スポークステアリングホイール |
シート表皮 ファブリック |
7.0インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ |
10.5インチHDディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応) |
フロントオートエアコン+リアクーラー |
「Toyota Safety Sense」とは、事故のリスクを低減し、ドライバーの安心感を高めるために、さまざまな技術を活用して運転を支援するトヨタの先進安全機能です。
ノアに搭載される「Toyota Safety Sense」の主な機能は以下のとおりです。
| 機能名 | 機能説明 |
|---|---|
レーンディパーチャーアラート | はみ出さないをサポート |
レーダークルーズコントロール | ついていくをサポート |
ロードサインアシスト | 標識の見逃し防止をサポート |
ドライバー異常時対応システム | 救命・救護をサポート |
レーンチェンジアシスト | 高速道路の車線変更をサポート |
フロントクロストラフィックアラート | 出会い頭の事故防止をサポート |
発進遅れ告知機能 | 先行車・信号出遅れ防止をサポート |
プロアクティブドライビングアシスト | 歩行者や自転車を検知、減速操作もサポート |
「S-G」グレード
| 価格 | 370万400円〜395万3400円 |
|---|
「S-G」グレードは装備と機能が充実したエアロスタイルグレードです。
「S-X」グレードとの主な装備の違い
| 装備例 |
|---|
205/60R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(ミディアムグレーメタリック塗装) |
本革巻き3本スポークステアリングホイール(シルバー加飾付) |
シート表皮 上級ファブリック |
インパネオーナメント(助手席 合成皮革巻き) |
フロントドアアームレスト(ソフトレザー) |
トヨタ チームメイト+パーキングサポートブレーキ(周辺静止物)※「S-G」グレード以上でメーカーオプション |
「トヨタ チームメイト」は、高度な運転支援技術により、ドライバーの負担を軽減し、より安全で快適な移動体験を提供するためのシステムです。ノアには「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」と「アドバンストパーク」の2つが用意されています。
「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」は高速道路などの渋滞時(時速0~約40km)に、システムが認知・判断・操作を支援することで、ドライバーの疲労を軽減します。
「アドバンストパーク」は、ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト操作をアシストする駐車支援機能です。スマートフォン連携によるリモート駐車・発進にも対応しています。
「アドバンストパーク」とセットで搭載されるのが「パーキングサポートブレーキ(周辺静止物)」です。静止物の検知範囲を車両の前後左右に拡大。出庫時や後退時など、駐車における様々な場面で周囲を監視し、静止物の接近をブザーと表示で知らせます。さらに距離が縮まると、衝突被害軽減ブレーキが作動します。
「S-Z」グレード
| 価格 | 405万6800円〜430万9800円 |
|---|
「S-Z」グレードは上質な装備をまとった上級エアロスタイルグレードです。
「S-G」グレードとの主な装備の違い
| 装備例 |
|---|
205/55R17タイヤ&17×6Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)※2WDの場合 |
205/60R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(ミディアムグレーメタリック塗装)※E-Fourの場合 |
シート表皮 合成皮革+ファブリック |
12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ |
快適温熱シート(運転席・助手席) |
折りたたみ式大型サイドテーブル |
インパネアッパーオーナメント(合成皮革巻き+ステッチ) |
ノアのおすすめ買い得グレード
ノアは複数のグレードがあり、どれを購入すべきか迷う方も多いでしょう。そこでおすすめの買い得グレードをご紹介します。
おすすめ買い得グレード
「S-G」 2WD 7人乗り(370万400円)
ノアは全車ハイブリッド化されており、車重のあるミニバンでありながらWLTCモード燃費21.8〜23.8km/Lという経済性の高さが魅力です。
また、モーターによる発進アシストにより、多人数乗車時でもスムーズに加速できる安心感があります。そしてモーターによる発進時のアシストも重いミニバンには必須でしょう。
7人乗りをおすすめしたい理由は、セカンドシートのキャプテンシートの存在です。左右別々にシートをスライドできるので、前後位置の設定などが自由で、隣に座る人に気を使わないで済みます。
「S-G」グレードは装備と価格のバランスに優れており、多くの方に適した選択肢です。エントリーの「S-X」に対し、専用アルミホイールや本革巻きステアリング、上級ファブリックシートなどが加わり、内外装の質感が一段と高まります。
装備の充実度と初期費用のバランスを重視する場合、「S-G」がもっとも手堅い選択肢です。
駆動方式に関しては、降雪地域にお住まいの方や、頻繁にウインタースポーツを楽しまれる方には、走破性の高いE-Fourが最適です。一方で、そのような状況でなければ、E-Fourと2WDの間には25万3000円の価格差があるため、2WDがより経済的な選択となります。
370万円台の買い得グレードが具体的に見えてきた今、購入資金の柱になり得るのが、実は今乗っている愛車の価値です。
年式や状態によっては、想像以上の金額が残っているケースもあり、その分だけ狙うグレードや装備に余裕が生まれます。
その価値を手軽に確かめられるのがMOTA車買取です。
実車査定の前に最大20社が競った概算額が最短3時間でわかり、複数社からの電話ラッシュもないため、本命グレードの資金計画を立てる材料に最適です。
売るかどうかは金額を見てから決めれば良い(利用料・キャンセル無料)ので、まずは今の愛車の価値を確認してみませんか?
ノアの購入時にかかる費用(乗り出し価格)
車の購入時には、車両本体価格に加えて、税金や諸経費などが別途かかります。
以下は、前項でおすすめした買い得グレード、ハイブリッド「S-G」(2WD・7人乗り)を想定した乗り出し価格の例です。
車両本体価格が370万400円、税金・諸費用は11万4970円、合計381万5370円です。
税金・諸費用の内訳(東京地区の参考額)は以下のとおりです。
| 項目 | 価格 |
|---|---|
| 自動車税種別割 | 2万1000円 |
| 自動車重量税 | 7500円 |
| 自賠責保険料 | 2万4190円 |
| 販売諸費用 | 6万2280円 |
| 合計 | 11万4970円 |
ノアの評価・おすすめの人・試乗のポイント
最後にノアの評価やおすすめの人、試乗のポイントを整理しました。
〇ノアの良い点
・21.8~23.8km/Lと低燃費
・セカンドシートはストレート超ロングスライド
・Toyota Safety Senseによる安全性能の高さ
×ノアの気になる点
・E-Four(4WD)は2WDより25万3000円高い
・駐車場所次第で気になる車高の高さ
ノアはこんな人におすすめ
大きすぎず取り回しの楽なミニバンが欲しい人
ノアの全幅は1730mmとコンパクトに収められています。最小回転半径も5.5mと扱いやすく、着座位置が高く見晴らしも良いため、市街地などでの取り回しに優れています。
家族で旅行もしたいし、車中泊にも挑戦したい人
サードシートを跳ね上げ、セカンドシートを超ロングスライドするとリビングのようにくつろげるシートアレンジが可能。ロングドライブでも家族がゆったりとくつろげます。
また、フルフラットにすれば身体を伸ばして寝ることもできるため、マットなどを敷けば車中泊も可能です。
維持費を抑えたいので燃費のいい車が欲しい人
WLTCモード燃費が21.8~23.8km/Lと低燃費のハイブリッド車は、ガソリンエンジン仕様のコンパクトカー並みの燃費なので、乗車機会が多い人ほど維持費を節約できます。
販売店で試乗するときのポイント
ノアを試乗する際には、ミニバンならではのシートアレンジを確かめてみることが重要です。特にノアの特徴であるセカンドシートのロングスライドやサードシートの収納などは実際に動かしてみましょう。
ミニバンが初めての方は運転席に座って実際にシート合わせをして、視界の高さや車のサイズ感を体験してみましょう。加速感やブレーキのフィーリング、そしてシフトレバーや電動パーキングブレーキの使い勝手もチェックしてみます。
また、運転席からボディ後端までが長いのでバックでの駐車にも挑戦してみましょう。
試乗することで足りない機能や不要な装備がわかってくるので、改めてグレード選びやオプション選びをすれば、購入後に後悔することもなくせるはずです。
【筆者:MOTA編集部 カメラマン:堤 晋一/茂呂 幸正/MOTA編集部】
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