MOTAトップ 記事・レポート 特集 自動車評論家コラム 2019年、もっとも“売れそうなクルマ”とは!? 自動車評論家に聞いてみた

自動車評論家コラム 2019/6/10 11:32

2019年、もっとも“売れそうなクルマ”とは!? 自動車評論家に聞いてみた

ダイハツ 新型タント(プロトモデル)
ダイハツ 新型タント/タントカスタム(プロトモデル)(左)現行型タント (右)新型タント[プロトモデル]「タントカスタム RS」インパネ/ダイハツ 新型タント(プロトタイプ)[2019年夏発売予定/4代目]「タントカスタム RS」インテリア・シート/ダイハツ 新型タント(プロトタイプ)[2019年夏発売予定/4代目]画像ギャラリーはこちら

ダイハツ 新型タント

今後正式に発売される新型車の中で、売れ行きが最も伸びるのはダイハツ 新型タントだ。その理由はまず、今は軽自動車が一番の売れ筋カテゴリーで、新車として売られるクルマの40%近くを占めることだ。しかも軽乗用車の50%近くが、全高を1700mm以上に高めてスライドドアを装着した車種だから、ダイハツ タントはホンダ N-BOXやスズキ スペーシアと並んで、好調に売れる日本車の真ん中に位置する。

(左)現行型タント (右)新型タント[プロトモデル]

新型タントは人気車とあって現行型の基本路線を踏襲しており、外観の印象はあまり変わらない。それでも現行型の欠点は徹底的に見直される。後席のサポート不足が解消されて座り心地が上質になり、軽自動車ながらも大人4名が長距離ドライブを快適に楽しめる。

運転感覚も向上して、曖昧だった操舵感が正確になった。走行安定性も高まり、特に高速道路のカーブを曲がる時など、背の高い軽自動車ながらも安心できる。

そして軽自動車で初採用の駐車支援システムなども採用され、車間距離を自動制御できる全車速追従型のクルーズコントロールも備わる(ただし電動パーキングブレーキが装着されないため、日産 デイズと異なり、停止して約2秒後には再発進してしまう)。競争の激しいカテゴリーとあって、さまざまな機能を向上させている。

>>“今風”なデザインに進化した新型タントの内外装を画像で見る[23枚]

ホンダ 次期フィット

ホンダ フィット

※写真は現行型のホンダ フィット

ホンダ 次期フィットは、販売店によると2019年8~9月に予約受注を開始して、東京モーターショー2019で正式公開される。コンパクトカーの主力車種だけに注目度も高い。

歴代フィットの特徴は、ボディがコンパクトなことに加え、全高も立体駐車場を使いやすい寸法に抑えながら、室内を広く確保していることだ。燃料タンクを前席の下に搭載する独自の設計により、空間効率を向上させてきた。この特徴はフィットの魅力の中核だから、次期型も踏襲する。

その上で次期フィットは、コンパクトカーのために新開発されたスポーツハイブリッドi-MMDを新たに搭載する。発電機と駆動用モーターを搭載しており、通常の走行では、エンジンの力で発電を行ってモーターがホイールを駆動する。そのために加速は滑らかだ。エンジンが発電に専念できるため、効率の良い回転域を多用できるから、実用燃費も向上させやすい。ノート e-POWERも似たシステムを採用するが、機能はi-MMDがさらに充実している。

緊急自動ブレーキを作動できるホンダセンシングは、昼間の自転車や夜間の歩行者検知も可能になる。パーキングブレーキが電動化され、車間距離を自動調節できるクルーズコントロールは全車速追従型に改善される。

外観の基本デザインは先代型を踏襲するが、キャラクターラインを抑えて、ボディパネルの面にボリュームを持たせるから見栄えが上質だ。外観から機能まで、着実に進化させる。

マツダ CX-30

マツダ CX-30

マツダ CX-30は、販売台数が次期タントやフィットほど伸びないものの、クルマ好きには関心が最も高い新型車だろう。コンパクトなSUVで、全高は立体駐車場を使いやすい高さに抑える。全長は同じマツダのCX-3よりも長く、後席の足元空間に余裕が生まれ、4名で乗車しても窮屈ではない。

その一方でボディサイズはCX-5よりもコンパクトだから、運転がしやすい。しかも全高を抑えたから重心も低く、プラットフォームやサスペンションはMAZDA3と同じ新開発になるため、走行安定性を高めやすい。つまりCX-30は、CX-3とCX-5のメリットを兼ね備えたSUVになりそうだ。

エンジンはガソリンが2リッターと、圧縮着火方式を使ったスーパーチャージャーも備える2リッターのスカイアクティブXになる。これに1.8リッターのクリーンディーゼルターボも加わる。

価格と性能のバランスを考えると、ディーゼルが人気を高めそうだが、ほかの2つのパワーユニットにも魅力がある。価格設定は、2リッターのガソリンを搭載する買い得グレードが、250~260万円と予想される。上質な内装と運転感覚、充実した安全装備などを考えると、妥当な価格になるだろう。

[筆者:渡辺 陽一郎]

この記事にコメントする

【お車の買い替えをご検討中の方へ】

■買い替えでよくある失敗にご注意!
車の乗り換えを行う際、よくある失敗はディーラーで営業マンから好条件を提示され、ハッキリした下取り価格を知らずに手放してしまうパターンです。一見好条件に見えても、実は下取り相場より安く、損をしてしまうことも。
■ネットで複数の買取相場をチェック!
ディーラーが高額な場合もありますが、車の買取に特化した買取店の方が高額査定を出せる場合が多いようです。ですから、あらかじめネットで愛車の下取り価格を取得しておくのは鉄則です。ただし一括査定サービスは、申し込むと大量の電話が掛かってきますからご注意ください。
■営業電話なしの【Ullo(ウーロ)】で快適に愛車を売ろう!
MOTAの買取サービス「ウーロ」なら、一括査定と違って大量の営業電話は一切なし。パソコンやスマホ上で各社の買取店を一斉表示して、高額2社からのみ連絡を受けられます。

ダイハツ タント の関連編集記事

ダイハツ タントの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、MOTAがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

ダイハツ タント の関連ニュース

MOTA公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! MOTA公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!
編集企画(パーツ・用品)PR