マツダ CX-30の日本デビューは2019年10月!? 他のCXシリーズとはココが違う! 気になる新型車を徹底解説(1/2)

マツダのSUV「CX-30」いよいよデビュー※2019年9月20日情報更新!

マツダ CX-30 新型車解説│高い商品力で激戦のCセグメントに真っ向勝負![2019/9/20公開]

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マツダ/CX-30
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新車価格:
255.6万円367.8万円
中古価格:
172万円367.6万円

※以下の記事は2019年5月22日に公開した情報です。

2019年登場予定のCX-30、他のCXシリーズとの違いを徹底解説

今のマツダは「魂動デザイン」と「スカイアクティブ技術」に基づき、カッコ良くて運転の楽しいドライバー本位のクルマ造りをしている。そのためにプレマシーやビアンテなどのミニバンは廃止され、背の高いコンパクトカーも用意されない。

しかしユーザーは空間効率の優れた実用性を伴うクルマを求めるため、SUVを充実させた。コンパクトなCX-3、ミドルサイズのCX-5、Lサイズで3列シートのCX-8をそろえる。SUVは大径タイヤの装着などによって外観がスポーティで、魂動デザインとも相性が良い。ボディの上側はワゴンの天井を高めた形状だから、居住性が快適で荷物も積みやすい。

このように魂動デザインのカッコ良さと、ファミリーカーの機能を両立させて、SUVのCXシリーズはマツダの主力商品になった。

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マツダ CX-30 試乗レポート|売れ筋コンパクトSUVの大本命にいち早く試乗![2019/7/15]

>>CXシリーズから良いとこ取りしたデザイン! CX-30とCX-3/5を画像で比較[26枚]

CX-30ののライバルはトヨタ C-HR

このCXシリーズに、近々新しくCX-30(シーエックス・サーティ)が加わる。CX-30は2019年3月にジュネーブ・モーターショーで初披露された。日本国内でも発売予定で、登場時期は2019年の夏から秋とされている。販売店では「6~7月になると、価格も明らかにして受注を開始するだろう」という。おそらく2019年10月頃には販売されるだろう。

CX-30の特徴はボディサイズにある。全長は4395mm、全幅は1795mm、全高は1540mmだから、SUVの中でもコンパクトな部類に入る。全高が1550mm以下だから、立体駐車場も使いやすい。ボディサイズをほかのSUVと比べると、トヨタC-HRが最も近い。

マツダのCXシリーズの中で見ると、CX-3とCX-5の中間に位置する。全長×全幅×全高は、CX-3が4275mm×1765mm×1550mmだから、CX-30は120mm長く、30mmワイドで全高は同等だ。

CX-5は4545mm×1840mm×1690mmだから、CX-30は150mm短く、45mm狭く、150mm低い。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は、CX-3が2570mm、CX-30は85mm長い2655mm、CX-5はさらに45mm長く2700mmになる。

CX-30はまさに中間的な大きさだが、全高はCX-3と同等に低く抑えた。またCX-30は全長の割にホイールベースが長く、ボディの四隅にタイヤを配置した形状になる。そうなると外観デザインは、従来のCXシリーズに比べて、長くて低く見える形状となった。

プラットフォームはMAZDA3と共通

ボディパネルのデザインには、マツダ アクセラの後継車種になるMAZDA3と同じく、新しい表現方法を採用する。以前のCXシリーズのように複数のキャラクターラインを入れるのではなく、ドアパネルなどの面の大きなウネリが特徴になる。ボディの映り込みが、場所や光の当たり方に応じてダイナミックに変化する。このボディ形状は製造も難しく、工場の理解もあって可能になった。

プラットフォームもMAZDA3と共通だ。ほかのCXシリーズに比べると基本設計が新しく、サスペンションは前輪が独立式のストラット、後輪は車軸式のトーションビームになる。

ちなみに従来のCXシリーズが装着するリアサスペンションは、CX-3がトーションビーム、CX-5は独立式のマルチリンクだ。CX-30のプラットフォームは世代が新しいから、走行安定性と乗り心地はCX-5よりも向上する可能性があるが、サスペンション形式はCX-3に近い。

>>気になるエンジンは3種類を用意! MAZDA3から搭載される新エンジンも!?[次ページへ続く]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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