今年のクルマ、発表目前! あなたの予想は!? 日本カー・オブ・ザ・イヤー最終試乗会を開催

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クルマ好きは見逃せない毎年恒例イベント、日本カー・オブ・ザ・イヤーの決定が目前に迫っている。その最終選考を前に2020年11月25日(水)、千葉県の袖ケ浦フォレストレースウェイにて試乗・取材会が開催された。当日はあいにくの雨となったが、選考委員たちは10ベストカーを乗り比べ、既に投票を終えている。今年のクルマがどれになるか、12月7日(月)の結果発表を前にあなたはどんな予想をするだろうか!?

目次[開く][閉じる]
  1. 日本カー・オブ・ザ・イヤーはこうして決まる!
  2. 雨の試乗会! 雨天時の乗り心地がイヤーカーを左右する!?
  3. あなたの予想は!? 10ベストカーをチェック

日本カー・オブ・ザ・イヤーはこうして決まる!

毎年12月に「今年を象徴するクルマ」を決定する日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)。今年はコロナの影響で中止も危ぶまれたが、無事に40周年を迎えることができた歴史ある賞だ。では最終選考を前に、COTY決定までの流れをざっとおさらいしておこう。

イヤーカー決定までの選考の流れ

例年の選考スケジュールとして、まずは10月末にその年のノミネート車が発表される。これは前年11月1日から当年10月31日までに発表または発売された乗用車の中から選ばれるもので、国内で購入可能な輸入車もすべて含まれる。

このノミネート車の中から一次選考が行われ、11月初めに最終選考に進む上位10車が発表される。これが「10ベストカー」と呼ばれ、ここからイヤーカーとなる1台が選出されることとなる。

そして11月末には最終選考が行われるが、その直前に選考委員の最終確認の場として、10ベストカーの試乗会が催される。60名の選考委員たちがここでそれぞれの車のデザインや乗り心地を実際に再確認し、投票に臨むのだ。

雨の試乗会! 雨天時の乗り心地がイヤーカーを左右する!?

2020年11月25日(水)、千葉県袖ケ浦市にある袖ケ浦フォレストレースウェイにて「2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー試乗・取材会」が開催された。この試乗会を経て、11月25~27日までに最終選考投票が行われる。

なおこの日、会場には全45台のノミネート車の中から選ばれた10ベストカーの他、本年度から新たに部門賞に設定された「K CAR オブ・ザ・イヤー」のノミネート車である軽自動車も顔を揃えた。

試乗会当日の様子

コロナ対策の工夫を施した上で行われた今年の試乗・取材会。当日はあいにくの天気となったが、時折降る雨の中で試乗会は決行された。また各メーカーはそれぞれブースを構え、そこには各車の開発者らも駆けつけ、選考委員たちは気になる点を質問したり、開発にまつわる話を聞いて投票の参考にするのだ。

期せずして雨天での試乗会となったが、試乗が終わるのを見計らったように雨が止んだという。雨の日の乗り心地というのは車の重要な要素でもあり、雨に強い車が選考委員たちの心をつかんだ可能性もあるかもしれない。

あなたの予想は!? 10ベストカーをチェック

今年、全45台のノミネート車の中から選ばれたのが下記の10台だ。ちょうど国産車5台、輸入車5台となっており、イヤーカーが国産車となった場合は、最も点数が高かった輸入車に「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」が贈られることとなる。

COTY 2020-2021 10ベストカー(順不同)

■スバル レヴォーグ

■トヨタ ヤリス/ヤリスクロス/GR ヤリス

■日産 キックス

■ホンダ フィット

■マツダ MX-30

■アウディ e-tron Sportback

■BMW 2 シリーズ グランクーペ

■BMW ALPINA B3

■ランドローバー ディフェンダー

■プジョー 208/e-208

最終選考&表彰式は12月7日(月) その様子はオンラインで配信

ちなみに、昨年のCOTYイヤーカーはトヨタ RAV4で、都内で行われた最終選考会・表彰式ではイヤーカーや部門賞に選ばれたメーカーの開発者たちが喜ぶ様子が報じられた。

残念ながら今年はコロナウイルス感染防止のためオンライン開催となるが、最終選考会当日の12月7日(月)の17時からYouTubeでの配信が決定している。メディアの報道でなく、リアルタイムでイヤーカー誕生の瞬間に立ち会える貴重な機会でもあるので、ぜひご自身の目で予想が合っていたか確かめてみていただきたい。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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