【2024年】ミニバンで安い車はどれ? ミニバンの価格、燃費、リセールバリューのランキングを紹介

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はじめて車を買う場合はもちろんですが、軽自動車やコンパクトカーからミニバンに乗り換えようと検討している場合、気になってくるのが価格や維持費の面でしょう。

当記事では、安いミニバンを検討している方に向けて、現在発売されているミニバンの中で新車価格が安い車種、燃費がいいミニバン、リセールバリューが高いミニバンについてランキング形式で紹介します。

さらに、新車購入時の注意点や中古車のメリット・注意点、ミニバンを購入するまでの流れなどについて解説します。

目次[開く][閉じる]
  1. 損をしない「安いミニバン」の選び方とは?
  2. 家族の人数別・用途別でおすすめのミニバン
  3. ミニバンで新車価格が安い新車ランキングTOP5
  4. ミニバンで燃費がいい新車ランキングTOP5
  5. ミニバンでリセールバリューの高い車種ランキングTOP5
  6. 新車のミニバンを購入する時の注意点
  7. 安い中古のミニバンのメリット・注意点
  8. ミニバンを購入するまでの流れ
  9. 安さは購入価格だけではなく、燃費性能やリセールバリューにも注目することが大事

損をしない「安いミニバン」の選び方とは?

車は家の次に高い買い物と言われています。そのため、ミニバンを選ぶ際には「安さ」や「お得さ」は重視したいですよね。

しかし、購入費など初期費用の安さだけに気を取られると、損をしてしまう可能性があります。少しでも車にかけるお金を少なくしたい場合は、長期的な視点でも経済性を考えなければなりません。

できるだけ安さを重視したい人が、損をしないためにチェックすべきポイントは以下の4つです。

・車両本体価格が安い車を選ぶ

・燃費がいい車を選ぶ

・リセールバリューが高い車を選ぶ

・居室の広さ、シートアレンジを考慮する

1つずつ詳しく見ていきましょう。

車両本体価格が安い車を選ぶ

新車や中古車を選ぶ際には、車両本体価格の安さが最も注目すべきポイントです。

新車、中古車それぞれでチェックすべきポイントについて紹介します。

新車の場合

同じ車種でも、グレードやオプションの有無によって数万円~数十万円の価格差が生じます。

自分の使用目的に合わせて、本当に必要な機能・装備に絞り込み、車両本体価格が予算を超えないように気をつけましょう。

中古車の場合

中古車が相場から極端に安い場合には、何か問題がある可能性が高く注意が必要です。

例えば、安すぎる車両には修復歴(事故歴)や、見えにくい部分に不具合が潜んでいるリスクがあります。

外装や内装の状態、走行距離、年式などが似たものを複数チェックし、実際の相場を把握しましょう。

そしてその中から、極端に安くない、価格に見合った状態の車両を選ぶことで、損をせずにすみます。

燃費がいい車を選ぶ

ミニバンはボディが大きく重量があるため、そもそも燃費がいいボディタイプではありません。

車両本体価格の安さばかりを重視して燃費を軽視すると、毎月のガソリン代の負担が大きくなってしまいます。

そのため、燃費がいい車を選ぶことは、維持費を減らすために重要なことです。

維持費が安い車を選びたい人には、ハイブリッド車がおすすめです。

ハイブリッド車は初期費用が高いものの、通勤や買い物などで日常使いをする人やストップアンドゴーの多い市街地を走る人ほど、長期的にはコストパフォーマンスが良くなります。

年間走行距離から燃料費を計算し、ガソリン車にするか燃費のいいハイブリッド車にするかを検討してみてください。

リセールバリューが高い車を選ぶ

車両本体価格が安い車を選ぶのではなく、リセールバリューの高いミニバンを選ぶ方法も賢い戦略です。

リセールバリューとは車の再販価格のことで、中古車となった時にその車に残された価値を表し、「残価率」とも呼ばれています。

車両本体価格が高くても、リセールバリューが高ければ、車が高く売れますし、実際に掛かるお金は少なくすみます。すなわち、安いミニバンを購入したことと同じことです。

また、家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて、数年で売却し用途に合った車を選び直すことも多くなっています。

リセールバリューの高いモデルをあらかじめチェックし、数年後でも高値で売れる車を選ぶことで、買い替え時に損をせずにすむでしょう。

車内の広さ・シートアレンジを考慮する

ミニバンを買う上で多くの人が重視したいのは、乗員全員の快適性が高い車内環境ではないでしょうか。

たとえば家族が5人の場合、5人乗りの車だと後席に3人が座ることになるので窮屈です。そこで7~8人が乗車できる3列シート車であれば、たとえチャイルドシートを設置しても、後席に乗る人が窮屈な思いをせずにすみます。

またシートを自在にアレンジできるタイプの車種であれば、その時々の需要に合わせて配置を変更することも可能です。

たとえば「アウトドアが趣味で、荷物をたくさん載せたい」「ときどき両親や友人が乗る」など、ニーズが多岐に渡る場合はシートのアレンジ性にも注目して選ぶと良いでしょう。

家族の人数別・用途別でおすすめのミニバン

家族の人数や、ミニバンの使用目的によって、最適な車種は異なります。

例えば、4人家族の場合は、コンパクトさを重視するかもしれません。一方、5人以上の家族やアウトドアの使用を考えている場合は、広い空間や積載性が求められるでしょう。

それぞれのケースにおいて、適しているモデルを具体例を挙げて紹介します。

4人家族のミニバン選び

4人家族の場合、普段の移動や時々の長距離ドライブ、レジャーでの利用を考慮すると、燃費が良く取り回しのよいコンパクトミニバン(全長4400mm以下)が適しています。

おすすめモデルはトヨタ シエンタやホンダ フリードなどのコンパクトミニバンです。

このサイズは街中でも運転がしやすく、駐車スペースを選びません。また、乗り心地が良く燃費性能も高いため、週末のお出かけに便利です。

4人だけしか乗らない場合は、2列シートの5人乗りでも十分ですが、乗車人数が5人以上となる場合は、6人乗り~7人乗りの3列シートモデルがおすすめです。

3列目のシートは収納ができるため、荷物が多い時にも活躍してくれる柔軟性の高さが魅力です。

5人家族以上のミニバン選び

5人以上の家族であれば、人も荷物も同時にたくさんのせられる7人乗り~8人乗りのMサイズ(全長4700~4800mm)、Lサイズ(全長4900mm以上)のミニバンがおすすめです。

コンパクトミニバンは日常的に5人以上が乗車すると手狭に感じる可能性があります。一方でMサイズやLサイズのミニバンであれば、2・3列目の空間の広さや座り心地も申し分ありません。

5人以上が乗る家族の場合は、Mサイズミニバンのトヨタ ノア・ヴォクシー、日産 セレナ、ホンダ ステップワゴンなどが人気です。

これらの車種は3列目が標準で装備されており、5人以上が乗っても快適です。

長距離の移動でも疲れにくいシートや、大きな荷物も楽に積むことができる広い荷室も備わっています。

Lサイズミニバンのトヨタ アルファード・ヴェルファイアや日産 エルグランドも広くて快適ですが、安さを求めている場合は予算オーバーの可能性があります。

ただし、リセールバリューは高いので、購入費と売却費をトータルで計算して、許容範囲内であれば購入を検討する価値もあるかもしれません。

アウトドア利用を想定したミニバン選び

アウトドア利用を想定している場合は、悪路走行に強い性能や大容量の荷室を持つミニバンがおすすめです。

特にアウトドア好きの間で人気のあるミニバンは、三菱 デリカD:5です。

このミニバンは、走破性に優れたSUVとミニバンの居住性を兼ね備えたモデルとして高い評価を受けています。

他のミニバンも、3列目を使用しない場合は荷室が大きいので、悪路を走らないキャンプやスポーツなどのアウトドアであれば不足はないでしょう。

ミニバンは一般的に、すべてのシートを倒してフルフラットにすることができるモデルが多いため、車中泊を希望するファミリーにも最適です。

ただし、シートの倒し方や寝心地はモデルごとに異なるので、販売店で実車をチェックすることをおすすめします。

ミニバンで新車価格が安い新車ランキングTOP5

ミニバンを選ぶ際、燃費やリセールバリューの重要性を説明しましたが、とはいえ初期費用は抑えたいものです。そのため車両本体価格の安さは最も重視したいポイントだという人も多いのではないでしょうか。

ここでは新車価格が安いミニバンのランキングTOP5を紹介します(2024年5月時点の情報です)。

価格に加えて、それぞれの車種の特徴にも注目しながら見ていきましょう。

1位:トヨタ シエンタ(199万5200円~)

トヨタ シエンタは唯一100万円台から設定のあるミニバン。コンパクトさと実用性のバランスが良いと評判です。

手頃な価格にも関わらず、高い燃費効率と使い勝手の良いシートアレンジを兼ね備えている点は他社の追随を許しません。

トヨタ シエンタの特徴は以下のとおりです。

・両側スライドドア搭載で、5人乗りと7人乗りを選択可能

・3列目は床下に格納でき、荷物の積載量も自由自在

・小物収納も多く、子育て世代に人気

・最小回転半径5.0mで小回りが利く

・ハイブリッド車は25.3~28.8km/h、ガソリン車は18.3~18.4km/hと低燃費

※WLTCモードとは国際的な燃費測定方法です。WLTCモードでは実際の運転状況に近い条件で燃費が測定されているため、従来のJC08モードよりも実用的な燃費値となっています。

トヨタ/シエンタ
トヨタ シエンタカタログを見る
新車価格:
199.5万円323.5万円
中古価格:
19.4万円383万円

2位:ホンダ フリード(250万8000円~)

ホンダ フリードは、多彩なシートアレンジや洗練されたルックスが人気のミニバンです。2024年6月に新型モデルの発売が予定されています。

コンパクトながらも広い室内空間を実現しており、何かと荷物が多い小さなお子様がいるファミリーでも、快適なドライブが楽しめます。

ホンダ フリードの特徴は以下のとおりです。

・全長が抑えられたボディは、小回りが利き、狭い道でも運転しやすい

・車内は天井が高く、広さも十分。大人数でも快適に移動できる

・2列目シートは、左右独立のキャプテンシートと、3人掛けのベンチシートから選択できる

・2列目シートは折りたたみやスライドが可能。大きな荷物の運搬や車中泊にも便利

・3列シート車には、後席用クーラーを装備。3列シートの座り心地もよく、乗車するすべての人の快適性が高い

ホンダ/フリード
ホンダ フリードカタログを見る
新車価格:
250.8万円343.8万円
中古価格:
17.8万円402.9万円

3位:トヨタ ノア(267万円~)

トヨタ ノアは上質な乗り心地と使い勝手の良い荷室など、ミニバンに求められる機能がバランス良く盛り込まれたモデルです。

5人以上で乗る頻度が高い場合や、荷物が多い場合は、コンパクトミニバンよりもおすすめ。

トヨタ ノアの特徴は以下のとおりです。

・低くフラットなフロアに加え、スライドドアのおかげで乗り降りがしやすい

・2列目や3列目シートを折りたたんで広い荷室にしたり、2列目シートを後ろにスライドさせて足元を広くとったり、全面フラットのベッド状にしたりと、シートアレンジは自由自在

・前方からの衝突事故を未然に防ぐ「プリクラッシュセーフティ」など安全装備が充実

トヨタ/ノア
トヨタ ノアカタログを見る
新車価格:
267万円389万円
中古価格:
24.6万円570万円

4位:日産 セレナ(276万8700円~)

日産 セレナはファミリー層の使い勝手が徹底的に配慮された機能や装備が盛り込まれたミニバン。

同乗する家族のための広い空間やシートアレンジを重視するならおすすめのモデルです。

小排気量エンジンを発電のみに使用し、モーターを動力源にするパワートレイン「e-POWER」は、高出力を生み出しながらも低燃費を実現し、走行音が静かな点も魅力的です。

日産 セレナの特徴は以下のとおりです。

・日産の同一車線自動運転技術「プロパイロット」を搭載。長時間の巡航や渋滞の際、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動制御し、運転者のストレスを軽減

・パワートレインには、ガソリンエンジンに加え、「e-POWER」搭載モデルも用意。エンジン音が静かで、燃費が優れる。アクセルオフ時に強力な回生ブレーキが効くため、アクセルのオン/オフだけで簡単に速度調整ができる

・「360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)」も搭載され、全車が「サポカーSワイド」に該当

日産/セレナ
日産 セレナカタログを見る
新車価格:
271.9万円503.6万円
中古価格:
17.8万円516.1万円

5位:ホンダ ステップワゴン(305万3600円~)

ホンダ ステップワゴンは子育て世代に人気のあるミニバンです。先代モデルでは、「わくわくゲート」と呼ばれる観音開き型のテールゲートが特徴的でした。

2022年5月に発表された新型では、グレードによって開く角度を任意に設定できる「パワーテールゲート」が搭載されています。

さらに、シートアレンジも柔軟なので、用途に合わせた乗り方が可能です。

ホンダ ステップワゴンの特徴は以下のとおりです。

・低くフラットな床と高い天井により、乗り降りや荷物の積み下ろしがしやすい

・7人乗りの場合は独立型のキャプテンシート、8人乗りの場合は6:4分割のベンチシートが装備されており用途にあわせて選べる

・高い走行性能を持ち、滑らかな乗り心地と安定したハンドリングが特徴。ハイブリッドモデルは静粛性が高く、快適なドライブが楽しめる

ホンダ/ステップワゴン
ホンダ ステップワゴンカタログを見る
新車価格:
316.9万円406.7万円
中古価格:
19.8万円551.9万円

ミニバンで燃費がいい新車ランキングTOP5

燃費は、日々のガソリン代の負担として家計に直接影響します。

特に走行距離の多い人にとって、ガソリン代は大きな負担となるため、燃費がいい車種を選びたい人も多いでしょう。

パワートレインがガソリンかハイブリッドかによって燃費性能が大きく変わってきます。

ハイブリッド車は、低燃費を実現するための技術が搭載されているため、初期費用が高くなります。

まとまった距離を走らない人であれば、ガソリン代だけで初期費用の元を取ることは難しいため、年間走行距離からランニングコストをシミュレーションして判断するのがおすすめです。

1位:トヨタ シエンタ

燃費(WLTCモード):18.3~28.8km/L

トヨタ シエンタで最も燃費がいいのは、2列シート(5人乗り)のハイブリッド Xグレードの2WDで28.8km/Lです。3列シート(7人乗り)の場合は、Xグレードの2WDで28.5km/Lです。

ガソリン車の燃費は、2列シート(5人乗り)のXグレードが18.4km/L、3列シート(7人乗り)のXグレードが18.3km/Lとなっています。

2位:ホンダ フリード

燃費(WLTCモード・2WD):16.4~25.6km/L

ホンダ フリードで最も燃費がいいのは、2列目がキャプテンシートの6人乗りで、e:HEV(ハイブリッド)のAIRグレードの2WDで25.6km/Lです。

ガソリン車でもっとも燃費がいいのは、AIRグレード(6人乗り)の2WDで16.5km/Lとなっています。

3位:トヨタ ノア

燃費(WLTCモード):14.3~23.4km/L

トヨタ ノアで最も燃費がいいのは、ハイブリッドのXグレードの2WDで23.4km/Lです。

ガソリン車で最も燃費がいいのは、G、Xグレードの2WDで15.1km/Lとなっています。

4位:スズキ ランディ

燃費(WLTCモード):14.3~23.2km/L

スズキ ランディで最も燃費がいいのは、ハイブリッドの2WDで23.2km/L、ガソリン車の2WDは15.1km/Lです。

トヨタ ノアのOEMモデル(兄弟車)のため、基本的に燃費性能はノアと同じです。

5位:トヨタ ヴォクシー

燃費(WLTCモード):14.3~23.0km/L

トヨタ ヴォクシーで最も燃費がいいのはハイブリッドの2WDで23.0km/L、ガソリン車では2WDで15.0km/Lです。

トヨタ ノアの兄弟車のため、基本的に燃費性能は同じですが、ヴォクシーはエアロモデルの選択肢しかないためノアより若干燃費が劣っています。

とはいえ、わずかな差のためデザインの好みで選んでも問題はないでしょう。

ミニバンの燃費ランキングで6位以降が気になる方は以下の記事をご覧ください。

ミニバンでリセールバリューの高い車種ランキングTOP5

ミニバンは家族の成長やライフスタイルの変化に伴い、数年で乗り換えるケースも少なくありません。

乗り換える前提であれば、リセールバリューをしっかりと意識して車選びをする良いでしょう。

ここでは、リセールバリューが高いミニバンTOP5を紹介します。

リセールバリュー計算はMOTAカタログで掲載している「新車価格(最低・最高)」「買取価格(最安・最高)」をベースに平均値を使って計算しています(それぞれの価格は2024年5月時点)。

1位:トヨタ ノア

新車平均額:328万円

買取平均額:211万2500円

リセールバリュー:64.41%

トヨタ ノアは、実用性と信頼性が高く、中古車市場でも非常に高い評価を受けています。

ファミリー層を中心に根強い人気があり、新車時から数年経過しても大きく価値が減少しないのが特徴です。

安心のトヨタブランドであること、維持・管理がしやすいこと、そして幅広い層に受け入れられるデザインが理由であると言われています。

2位:三菱 デリカD:5

新車平均額:440万6500円

買取平均額:275万500円

リセールバリュー:62.42%

三菱 デリカD:5は、ユニークなデザインとオフロード性能の高さで人気のミニバンです。

アウトドアやレジャーを楽しむファミリーからの支持が厚く、新車時から時間が経過しても価格が下がりにくい特徴があります。

また耐久性と信頼性の高さも、リセールバリューを支える要因の一つです。

3位:ホンダ ステップワゴン

新車平均額:348万3500円

買取平均額:195万1000円

リセールバリュー:56.01%

ホンダ ステップワゴンは、使い勝手の良さと燃費の良さでファミリーに人気のあるミニバンです。

先代モデルでは「わくわくゲート」などのユニークな機能があり、中古車市場でも人気が高まっています。

ステップワゴンのリセールバリューは安定しているため、数年ごとに乗り換えるならばおすすめの1台です。

4位:トヨタ ヴォクシー

新車平均額:352万5000円

買取平均額:196万8000円

リセールバリュー:55.83%

トヨタ ヴォクシーは、モダンなデザインと室内の快適さにより、人気のあるミニバンです。

ヴォクシーはノアの兄弟車として、同じく高いリセールバリューを持っています。

デザインにこだわりのあるファミリー層にとって、ヴォクシーは良い選択肢です。

5位:トヨタ アルファード

新車平均額:706万円

買取平均額:382万9000円

リセールバリュー:54.24%

トヨタ アルファードは、豪華さと快適な乗り心地で高い人気を誇る大型ミニバンです。

アルファードの新車価格は高めですが、上質な内装や広々とした室内空間が中古車市場でも高く評価されているため、長期間にわたって価値を維持しやすい車種です。


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新車のミニバンを購入する時の注意点

新車を購入する際に最適なミニバンを選択するための注意点は2つあります。

・燃費性能と購入費用のバランスを考える

・発生する維持費を想定しておく

1つずつ解説します。

燃費性能と購入費用のバランスを考える

新車のミニバンを選ぶ際には、燃費性能と購入費用のバランスを考えることが大切です。

ハイブリッド車はガソリン車よりも燃費性能が良いですが、購入費用も高くなります。

走行する距離によっては価格差の分を回収することが可能ですが、使用状況で差が出やすいため事前にシミュレーションして判断するのがおすすめです。

前提

年間1万km走行
レギュラーガソリン170円/L
燃費性能:ガソリン車10km/L、ハイブリッド車16km/L

計算式

ガソリン車
1万km÷10km/L=1000L
1000L×170円/L=17万円

ハイブリッド車
1万km÷16km/L=625L
625L×170円/L=10万6250円

差額

17万円-10万6250円=6万3750円

上記の試算だと、ハイブリッド車の方がガソリン車よりも年間で6万3750円も燃料代が安くなりました。5年間乗り続けると、30万円以上の差が生じます。

この差額に加えて、エンジンタイプによる価格差やリセールバリューを考慮し、利益と損失のバランスを検討してみましょう。

ただし、走行距離によってこの金額は大幅に変動します。数年後にどれくらいの走行距離になっていて、それがどれくらいの価格で買い取られているのかというのを確認するといったシミュレーションをしておくことをおすすめします。

発生する維持費を想定しておく

新車のミニバン選びの際には、購入した後に発生する維持費も想定しておくことが大切です。

維持費には以下のようなものが含まれています。

・燃料代

・自動車税

・自賠責保険料

・自動車保険料(任意保険)

・車検代

・定期メンテナンス代

・消耗品代

・高速、有料道路通行料

・駐車場代 など

燃費だけではなく、エンジンの大きさや車種によって維持費も変わりますので、モデルごとの維持費の違いを理解してから、車選びをすることをおすすめします。

安い中古のミニバンのメリット・注意点

燃費やリセールバリューの良さは大事ですが、新車のミニバンは高額で、なかなか購入のハードルが高いですよね。そこで選択肢に挙がってくるのが「中古車」でしょう。

ここからは、中古車の購入を検討している方に向けて、中古ミニバンを購入するメリットや注意点を解説していきます。

安い中古のミニバンは新車を購入するよりも予算を抑えることができますが、中古車選びには注意すべきポイントがいくつかあります。メリット・注意点に分けて詳しく解説します。

中古のミニバンを購入するメリット

中古のミニバンを購入するメリットは、主に3つあります。

・価格の魅力

新車に比べて低価格で購入できることは、中古車の最大のメリットです。

予算が限られている場合、少ない出費で理想のミニバンを手に入れられる点は魅力的です。


・豊富な選択肢

ミニバンはいつも人気のあるボディタイプであるため、流通数も多く、中古車市場でもさまざまな年式やモデルの車を選ぶことができます。

廃版モデルや特別仕様車など、新車市場ではもう手に入らない車種も見つかるかもしれません。


・価値の下落が緩やか

セダンなどの場合、新車の購入後すぐに価値が大きく下がることがありますが、ミニバンの場合は価値の下落が比較的緩やかです。

そのため、リセールバリューを極端に気にする必要はありません。

中古のミニバンを購入する際の注意点

中古のミニバンを購入する際には注意すべき点がいくつかあります。

ここでは特に注意したい3つのポイントを紹介します。

・車両の状態を徹底的に確認する

中古車はそれぞれの車両ごとに状態が異なります。走行距離や年式など、車両の状態をしっかりと確認し、価格が妥当かどうかを判断することが重要です。

安すぎる車は事故歴や修復歴の疑いもあるため、安さだけで決めることは危険だと心得ましょう。


・思わぬ維持費に注意する

一見安上がりに思える中古車ですが、新車よりも経年劣化が進んでいる分、想定よりも維持費がかかるリスクがあります。

古い車ほど部品の交換頻度が高くなるため、どれくらいのタイミングで部品交換が必要になるかなど、ディーラーに確認をしておきましょう。


・保証が終わっている場合がある点に注意する

新車の場合はメーカー保証が付いていますが、中古車の場合は保証期間が終わっているかもしれません。

保証が必要な場合は、中古車販売店独自の保証に入るなど、確認を怠らないようにしましょう。

損をしない中古車選びのポイント

損をせずに中古車を選ぶために押さえたいポイントが3つあります。

・信頼できる販売店を選ぶ

車の状態や価格が明確で、信頼できる販売店を選ぶことが重要です。利用者の口コミを参考にするのも良い方法でしょう。


・全体的なコストを考慮する

購入価格だけでなく、維持費や将来のリセールバリューも含めた全体的なコストを考慮することが、損をしない車選びに繋がります。


・専門家の意見を聞く

車に詳しくない人であれば、知識のある家族、友人、または専門家の意見を聞くことで、見落としがちな点までしっかりと確認することができます。

中古のミニバンを選ぶ際は、価格の安さだけでなく、購入するお店の情報や、車の状態、維持費など総合的に判断することが重要です。

選択を誤ると新車よりも高くついてしまうリスクもあるため、中古車選びは慎重に行いましょう。

ミニバンを購入するまでの流れ

ミニバンを購入するまでの流れについて、簡単に解説していきます。

新車と中古車では購入の流れに若干の違いがありますが、基本的には共通です。

新車購入時の流れ

条件の設定

維持費用も含めたトータルコストを考慮した予算を明確に設定します。家族の人数、用途、好みのデザインなど、購入するミニバンに何を求めるかもリストアップしましょう。

情報収集と試乗

インターネット、カタログ、口コミなどから気になる車種の情報を集めます。候補車種が決まったら、実際に各車に乗ってみて、運転のしやすさや乗り心地を確認しましょう。

見積もり・比較

複数のディーラーから見積もりを取り、価格やサービスを比較します。

購入手続き

条件に合った車種・ディーラーを選び、購入手続きを進めます。この時点で、下取り・買取の交渉も行いましょう。必要書類についてはディーラーの指示どおりに準備・提出すればOKです。

納車

購入契約後、納車までの準備が整うまで待ちます。納車日には、車の機能やメンテナンスに関する説明を受けるのを忘れないようにしましょう。

中古車購入時の流れ

条件の設定

新車購入時と同様に、予算や車に求める条件を明確にします。

情報収集と試乗

中古車情報サイトで希望に合った車を探します。事故歴や修復歴、メンテナンス記録もしっかりとチェックして、価格に見合った車両かどうかを見極めましょう。ディーラー・中古車販売店の口コミ調査も忘れないようにしましょう。

購入手続き

条件に合う車を見つけたら、購入手続きを進めます。保証内容やアフターサービスの内容も確認しましょう。必要な購入書類は新車購入時と同じです。

納車

購入契約が完了したら、納車の準備が整うのを待ちます。納車時には、車の状態を再度確認してから受け取りましょう。

安さは購入価格だけではなく、燃費性能やリセールバリューにも注目することが大事

2024年最新のミニバンで安い車ランキングを紹介してきました。

ミニバン選びの際に多くの人が重視したい「安さ」とは、購入時の価格だけではありません。

燃費性能・リセールバリューも併せて考慮することが大切です。

中古車は購入時の価格が安く賢い選択の1つではありますが、部品交換などによって維持費は新車よりもかかりがちな点は留意しておきましょう。

ミニバンは家族の成長やライフスタイルの変化に応じて買い替える人が多くなっています。

将来を見越した長期的な計画を練ることで、損をせずに安いミニバン選びが実現できるでしょう。

【筆者:文生伊(あおい)/カメラマン:茂呂 幸正、小林 岳夫、島村 栄二、堤 晋一】

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文生伊(あおい)
筆者文生伊(あおい)

車サブスクNavi/自動車査定Navi、2サイトのメインライター。自動車関連企業に15年従事した経験を活かしながらフリーランスとして活動中。愛車遍歴はBMW Z3、Fiat 500、Abarth595、人生初の国産車ジムニーを経て現在はスバリストに転身。
車のサブスクNavi:https://carsubscription-navi.com/
自動車査定Navi:https://carappraisal-navi.com/記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

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