ホンダ 新型フリードの価格は250万8000円〜! 燃費や納期、おすすめグレードなどもあわせて解説

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ホンダ フリードは、2024年6月にフルモデルチェンジが予定されています。その事前情報として、同年5月上旬に新型フリードの外観や内装などの概要が公開され、販売店では5月10日から予約受注が開始されました。

この記事では、新型フリードの価格や燃費、グレード、グレード別の装備の違い、買い得グレードなどをご紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. 新型フリードとは
  2. 新型フリードのグレードと装備
  3. 新型フリードのシート
  4. 新型フリードのグレードと価格(2WD/販売店調べ)
  5. 新型フリードのWLTCモード燃費(2WD/販売店調べ)
  6. 新型フリードのグレードの選び方|おすすめグレードを紹介
  7. 新型フリードのグレード選びまとめ
  8. 新型フリードの納期

新型フリードとは

日本国内で最も多く販売されているホンダ車は軽自動車のN-BOXで、2番目がフリードです。

そんな人気の高いフリードの3代目となる新型は、2024年5月上旬に概要が公表され、販売店では5月10日からグレードと価格を明らかにして予約受注が開始されました。

グレードは、従来の標準ボディに相当する「エアー」と、外観をSUV風にアレンジした「クロスター」に大別されます。それぞれに直列4気筒1.5Lのノーマルエンジンと、e:HEV(ハイブリッド)が設定されています。

駆動方式は、各グレードに2WD(FF)と4WDが用意されました。

新型フリードのグレードと装備

エアー

ホンダセンシング(衝突被害軽減ブレーキと運転支援機能)、サイド&カーテンエアバッグ、LEDヘッドライト、電子制御パーキングブレーキ、両側スライドドアの電動機能、撥水・撥油シート生地など。

エアーEX

エアーからの価格アップは18万9200円です。

エアーの装備に加えて、ブラインドスポットインフォメーション、リヤクーラー、コンビシート(上級シート表皮)、本革巻きステアリング&ATレバー、アルミホイールなどが追加されます。

クロスター/6人乗り

外観がSUV風にアレンジされたクロスター。エアーEXからの価格アップは15万9500円です。

エアーEXの装備に加えて、クロスター専用の外装パーツ、ルーフレール、LEDフォグライトなどが追加されます。

クロスター/5人乗り

クロスター/6人乗りと比べた時の変更点は、荷室後部の形状が変更され、ユーティリティナット、ユーティリティボードなども追加で装着されます。その代わりに3列目のシートやリヤクーラーは非装着です。

新型フリードのシート

新型フリードのシート配列は、エアーとクロスターで異なります。エアーには3列シートの6人乗りと7人乗りの2種類、クロスターには3列シートの6人乗りと2列シートの5人乗りの2種類が設定されています。

グレード2列目のシートタイプ人数

エアー

セパレート

6人乗り

エアー

ベンチ

7人乗り

クロスター

セパレート

6人乗り

クロスター

ベンチ

5人乗り

エアー

エアーの6人乗りは、2列目がキャプテンシートと呼ばれるセパレートタイプになり、両側にアームレストが備わります。中央が通路になるために車内の移動もしやすいです。

エアーの7人乗りは、2列目が横長のベンチシートです。2列目に3人が座れることや、子供のオムツを替えなどに便利というメリットがあります。

ベンチシートは前方へコンパクトに畳めるため、3列目の跳ね上げによる格納機能と併用すると、車内の中央から後方を広い荷室に変更できます。

クロスター

クロスターには、2列目がベンチシートの7人乗りはありません。エアーと同様の2列目キャプテンシートの6人乗り、3列目がなく2列目がベンチシートの5人乗りの2種類が用意されます。

5人乗りは、車椅子ごと車内に入れるスロープ仕様とボディの基本部分を共通化されています。そのため、荷室の後部が深く掘り込まれているのが特徴です。

路面から荷室下端部までの高さは、3列の6/7人乗りは480mmですが、2列シートの5人乗りは335mmと低いです。6/7人乗りも低い部類に入りますが、5人乗りは圧倒的な低さです。高い位置まで持ち上げる必要がないため、重い荷物を積む時も便利です。

そして5人乗りの場合、ユーティリティボードによって、荷室を上下2段に分けて使えます。

後席の背もたれを前側に倒すと、ユーティリティボードとあわせて、2列目以降が平らで広い荷室に変更できます。

これは車中泊にも使いやすく、就寝時には荷物をユーティリティボードの下側に積めるため、外に持ち出す必要もありません。このように5人乗りはキャンプなどにも便利に使えます。

新型フリードの内装についてもっと知りたい方は、内装の解説記事をご参照ください。

新型フリードのグレードと価格(2WD/販売店調べ)

新型フリードの車両価格(税込)は250万8000円~320万6500円です。

エアー

ノーマルエンジン

グレード乗車定員価格(税込)

エアー

6人

250万8000円

エアーEX

6人

269万7200円

エアーEX

7人

274万1200円

e:HEV(ハイブリッド)

グレード乗車定員価格(税込)

エアー

6人

285万7800円

エアーEX

6人

304万7000円

エアーEX

7人

309万1000円

クロスター

ノーマルエンジン

グレード乗車定員価格(税込)

クロスター

5人

281万2700円

クロスター

6人

285万6700円

e:HEV(ハイブリッド)

グレード乗車定員価格(税込)

クロスター

5人

316万2500円

クロスター

6人

320万6500円

新型フリードのWLTCモード燃費(2WD/販売店調べ)

新型フリードのWLTCモード燃費は16.4km/L~25.6km/Lです。

エアー

ノーマルエンジン

グレード乗車定員燃費

エアー

6人

16.5km/L

エアーEX

6人

16.4km/L

エアーEX

7人

16.4km/L

e:HEV(ハイブリッド)

グレード乗車定員燃費

エアー

6人

25.6km/L

エアーEX

6人

25.4km/L

エアーEX

7人

25.3km/L

クロスター

ノーマルエンジン

グレード乗車定員燃費

クロスター

5人

16.4km/L

クロスター

6人

16.4km/L

e:HEV(ハイブリッド)

グレード乗車定員燃費

クロスター

5人

25.6km/L

クロスター

6人

25.3km/L

新型フリードのグレードの選び方|おすすめグレードを紹介

デザインやサイズで選ぶ

新型フリードを選ぶ時は、まずエアーかクロスターを選択します。

クロスターは前述の通り外観がSUV風で、フロントマスクのデザインが異なり、ボディサイドにもガード風のパーツが装着されます。アウトドア風の見た目が好きな人で、7人が乗る必要のない場合はクロスターを選ぶのが良いでしょう。

ボディサイズは、全長は両タイプとも4,310mmで等しいですが、全幅が異なります。エアーの全幅は1,695mmに収まり5ナンバーサイズ、クロスターは1,720mmで3ナンバーサイズです。

全長全幅全高ホイールベース

新型

4,310mm

1,695〜1,720mm

1,755mm

2,740mm

旧型

4,265〜4,295mm

1,695mm

1,710〜1,735mm

2,740mm

クロスターでは外装以外の装備も異なり、ルーフレールやLEDフォグライトも追加装着されます。安全&快適装備が似ているエアーEXとクロスターの6人乗り同士で価格を比べると、後者が15万9500円高いです。

3列シート車を選ぶならエアーEXがお得

3列シート車を選ぶなら、機能と価格のバランスで考えると、エアーが買い得です。

エアーには標準仕様もありますが、装備が充実しているエアーEXを推奨します。

冒頭で記した通り、エアーEXには後方の並走車両を検知して知らせるブラインドスポットインフォメーション、後席の快適性を高めるリヤクーラー、上級シート表皮のコンビシート、アルミホイールなどが加わるためです。

エアーEXの価格は標準仕様よりも18万9200円高いですが、エアーEXに加わる装備は21万円相当のため買い得度を高めています。

乗車定員に制限がないなら6人乗りの方が割安

エアーEXには、6人乗りに加えて7人乗りもあります。

ホンダ以外のミニバンでは、2列目がセパレートシートの6人乗りは、ベンチタイプの7人乗りと価格が等しいか、あるいは少し高くなります。

ところが新型フリードでは、6人乗りの価格が4万4000円安いです。したがって選択に迷った時は、割安な6人乗りを推奨します。

エンジンで迷ったらハイブリッドがおすすめ

パワーユニットは、ノーマルエンジンとハイブリッドのe:HEVがあります。e:HEVの価格はノーマルエンジンよりも34万9800円高いです。

フィットなど他のホンダ車のノーマルエンジンとハイブリッドの価格差は、35〜40万円が多く、新型フリードの34万9800円は割安です。

そして売れ筋のエアーEXの場合、ノーマルエンジンのWLTCモード燃費は16.4km/L、e:HEVは25.4km/Lです(いずれも2WDの6人乗り)。

レギュラーガソリン価格が1L当たり160円とすれば、1km当たりの走行コストはノーマルエンジンが9.8円、e:HEVは6.3円で、価格差を燃料代の節約で取り戻せるのは9〜10万kmを走った頃です。

実際はハイブリッドは購入時に納める税額も安いため、もう少し短い距離で取り戻せます。

損得勘定で考えると、1年間の走行距離が1万5000km以上であれば6年以内に取り戻せますが、走る距離がさらに短いユーザーでもe:HEVを選ぶ価値はあるでしょう。

e:HEVでは、エンジンは発電、駆動はモーターが受け持つため、加速フィーリングや静粛性でもノーマルエンジンに比べて有利になるからです。

e:HEVは多人数乗車の際にノーマルエンジンより少し窮屈になる

その代わりe:HEVには欠点もあります。

それは2列目シートに座った乗員の足が、1列目の下側に収まりにくいことです。これはe:HEVシステムの一部を1列目シートの下側に収めているためです。したがってe:HEVで2列目に快適に座るには、スライド位置を少し後方へ寄せねばなりません。

4人以内で乗車する時なら問題ありませんが、多人数乗車では2列目と3列目で足元空間を分け合う必要があるため、e:HEVはノーマルエンジンよりも窮屈になります。

最も満足度が高いのエアーEX e:HEV

上記に挙げたポイントを踏まえてフリードの買い得グレードを挙げるなら、満足度が総合的に最も高いのはエアーEX e:HEV(304万7000円/6人乗り)です。

予算をもう少し安く抑えたり、多人数乗車時の居住性を追求するなら、エアーEXのノーマルエンジン(269万7200円/6人乗り)を推奨します。

アウトドアを楽しむ人にはクロスターの5人乗りがおすすめ

多人数乗車の機会がなく、多量の荷物を積んだり車中泊を楽しむためにミニバンを買いたいユーザーには、クロスターで2列シートの5人乗りが最適です。

3列目のシートは装着されませんが、車内の後部が掘り込まれており、床も低く設定されているので、荷物の積載に適しています。

さらにクロスターの2列シート仕様は、荷室に棚を吊る時や、用品類を装着する時に便利なユーティリティナットやサイドパネルも備えられています。

クロスターの5人乗りは、これらの多彩な機能を装着していながら、6人乗りよりも4万4000円安いです。

ちなみに先代型では、5人乗りの価格が6人乗りよりも高く設定されていました。

新型では、5人乗りになるとリヤクーラーが省かれるものの、買い得度を高めています。したがってクロスターを買うなら、エアーでは選べない5人乗りを推奨します。

クロスターの5人乗りでベストなパワーユニットは、低燃費で走りも上質なe:HEVです。

ノーマルエンジンと比べた時の価格アップは、エアーEXと同じく34万9800円で、3列シート仕様と異なり、e:HEVでも居住性に不利はありません。

予算が足りない時は、クロスターにノーマルエンジンを搭載した5人乗りを選ぶと良いでしょう。

新型フリードのグレード選びまとめ

  • 3列シートならエアーEX(6人乗り)のe:HEV
  • 足元空間の広さや低価格にこだわるならノーマルエンジン
  • 車中泊などアウトドアを楽しむならクロスターe:HEVの5人乗り
  • グレード選びの結論をいえば、3列シートならエアーEX(6人乗り)のe:HEVがベストで、足元空間の広さや低価格にこだわるならノーマルエンジンです。

    車中泊などに適した5人乗りの2列シートであれば、クロスターe:HEVがベストで、予算を抑えたいならノーマルエンジンです。

    今後の展開として、5ナンバーサイズの2列シートを求めるユーザーのために、エアーの5人乗りが追加される可能性もあります。

    「5人乗りは車中泊のイメージだからSUV風のクロスター」という発想は少々短絡的で、販売店も「エアーの5人乗りを希望するお客様もおられます」と述べています。

    新型フリードの納期

    販売店に納期を尋ねると「予約受注の段階で注文すれば2024年の7月頃までに納車できそうですが、6月の正式発表以降に注文すると12月頃になるでしょう」とのことです。

    早めに納車されたいでしょうが、納期が遅れてもしっかりと試乗して購入することをおすすめします。

    特に3列シートの場合、ハイブリッドとノーマルエンジンで、先に述べた多人数乗車時の居住性と走りの違いを比べ、ご自身のライフスタイルに適したグレードを選択することで、失敗のない購入ができるでしょう。

    【筆者:渡辺 陽一郎 カメラマン:茂呂 幸正】

    ホンダ/フリード
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    新車価格:
    233.1万円333.3万円
    中古価格:
    10.8万円343.4万円

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    渡辺 陽一郎
    筆者渡辺 陽一郎

    1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

    樺田 卓也 (MOTA編集長)
    監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

    自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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