スズキの低迷打破への一手となるか!次期型「ワゴンR」の期待と不安(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
次期型で軽のトレンドジャンル超ハイトワゴンに挑む
今や軽自動車ジャンルの売れ筋モデルと言えば、常に超背高ワゴンのホンダN-BOXとダイハツ タントが1位と2位を占めている。
一昔前の人気車だったスズキ ワゴンRは同じような使い勝手を持つハスラーの登場で大幅に販売台数を落とし、今年1~6月の販売台数で7位!
そんな状況の中、ワゴンRがフルモデルチェンジするという。果たして盛り返せるだろうか?
燃費不正以前からスズキの低迷傾向は始まっていた。一番の課題が売れ筋の超背高ワゴンであるスペーシアの不振。
本来ならN-BOXやタントと“ガチ”で戦うべき車種にも関わらず、販売台数を見るとダブルスコアの負けっぷり。1~6月はN-BOXの9万5991台やタントの8万9361台に対し、スペーシア4万2181台である。
なぜ売れない?商品比較では圧倒的に優れている
なぜ売れないのか。商品を比較すればスペーシアの方が圧倒的に優れていると思う。
例えば、三菱自動車は不正をしてまで良い数字にしようとしたJC08モード燃費。スペーシアのみ30km/Lを大きく超える32km/Lで、タント28km/L、N-BOX25.6km/Lだから、僅差やヘチマでなくスズキの圧倒的な勝ち。ここまで差がつけば、むしろスペーシアの方が売れて良いはずだ。
それなら室内の使い勝手で負けているかと思いきや、そんなこともなさそう。3車種ともにスライドドアだし、リアシートの使い勝手なども超微妙な差で勝ったり負けたり。数字や機能で決定的な違い見つけられず。
価格だって装備内容を考えると互角。いや、N-BOXと比べたらスペーシアの方が明らかにお買い得感強い。
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