ハイラックスをリフトアップするなら4WDの定番パーツ「カントリーサスペンションキット」がオススメ! 悪路走破力アップに加え、オンロードの楽しさも向上/4×4エンジニアリングサービス【Vol.6】

アウトドアに興味が出てきたハイラックスユーザーは必見!

アウトドアにはあまり興味がなかったユーザーからも「ボディに迫力がある」や「デザインがスタイリッシュ」という理由で人気が高まっているトヨタ ハイラックス(GUN125型)。

見た目が気に入って選んだユーザーも多い車両ですが、荷台には大きなアウトドアギアが積めて悪路に強いというクルマ自体のポテンシャルの高さを感じ、アウトドアで遊ぶパートナーへとなることもしばしば。ともなると、ハイラックスがより安全にオフロード走行ができるよう、リフトアップを行いつつ大径タイヤを装着したくなるのは自然な流れです。

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そんなリフトアップを検討中のハイラックスユーザーにご紹介したいのは、リフトアップキット「カントリーサスペンションキット(通称カンサス)」です。

同パーツは、40年以上に渡り4WD向けのカスタムパーツを提供し続けている老舗パーツメーカー「4×4エンジニアリング」が開発。オフロード性能を向上させながらも、オンロードで走る楽しさも損なわない4WDの定番パーツとして、トヨタ ランドクルーザーやスズキ ジムニーなどの本格オフローダーユーザーからも人気の商品です。

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今回は、その「カントリーサスペンションキット」を装着したハイラックスの2台が悪路の先にある河原でデイキャンプをおこなうとのことで、筆者も同行することに。

フロントの車高を20~60mmアップさせてくれる「カントリーサスペンションキット」とリアの車高を上げる「リアブロック」を装着したリフトアップ仕様のハイラックスに乗り、オンロード性能とオフロード性能をチェックしつつ、アウトドアで活躍してくれるハイラックスの魅力をレポートします。

>>4×4エンジニアリングのオフィシャルサイトはこちら

リフトアップをしてもワインディングがさらに楽しくなる!

とある穴場的なスポットへ。ルートにはカーブの連続するワインディングがあるので、さっそくオンロード性能をチェックしていきます。

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リフトアップをして車高のあるハイラックスは、コーナリング時にロール(車体がカーブ外側へ傾く挙動)が発生しやすく、本来は苦手なシチュエーション。しかし「カントリーサスペンションキット」を装着したハイラックスは、むしろノーマルよりも挙動が安定しています。

その理由は、サスペンションのスペシャリストKYB独自の技術「ハーモフレック機構」が採用されたダンパーを搭載しているから。この機構は、ストロークスピードに応じて減衰力が変化し、サスペンションの動きを適切にコントロールしてくれるというもの。サスペンションがゆっくり沈み込むのであればしなやかに動き、速く沈み込む場合はグッと踏ん張るようなフィーリングに変化します。

▼「ハーモフレック機構」について、詳細が気になる方は下記の記事をクリック!(ページ中段)

このように、オンロードにおいてリフトアップの弊害は皆無、それどころかロールが小さくなることで左右に揺れにくくなり快適性も向上、サスペンションが踏ん張ってくれることで思ったように曲がってくれるのでスポーツ性も向上していると感じます。減衰力調整機構もついているので、好みにあわせてセッティングすることも可能です。

▼減衰力調整について詳しく知りたい方は4×4エンジニアリングの解説ページ「減衰力調整のススメ」をチェック

>>「減衰力調整のススメ」のページはこちら(オフィシャルサイト)

ノーマルでは不安な悪路でも、リフトアップ仕様なら安心

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キャンプ地に近づき、砂利道が続く林道を走ります。もちろんハイラックスであればサスペンションが純正でも、この程度は不安なく走行可能。しかし、河原への入口に差し掛かると地面がえぐれていたり、大岩が露出していたりと、ノーマル仕様では腹下に岩が干渉しそうな地形に。

今回のメンバーは、ハイラックス2台に79ランクルの計3台。79ランクルオーナーはオフロード経験が豊富ですが、ハイラックスオーナーはほとんど経験していません。不安のあるハイラックスオーナーのために、ここからは79ランクルのドライバーが地形を見て誘導します。

下りで左右交互に凹凸が連続するモーグル地形であり、道も曲がっているので難易度は高め。さらに、所々に岩が埋まっていて、挙動が乱れやすい状況です。しかしゆっくりと走り進められているハイラックスオーナー。難所にもかかわらず「ドキドキするけどめちゃくちゃ楽しい!」との声。

この余裕を生んでいるのはリフトアップの恩恵。いわゆる3アングル(アプローチアングル、ランプブレークオーバーアングル、デパーチャーアングル)が向上し、対地障害角にゆとりがあることで車体は無傷で進むことができたのです。ノーマル仕様であれば進入ができなかったか、あるいは行けたとしてもサイドステップやバンパーなどが地形に干渉していたでしょう。

河原に入ってから砂利道を移動している際、ちょっとした段差によってハイラックスのサスペンションが伸びきるようなシーンもあり「ノーマルのサスペンションならば絶対擦っているな」と思われる場所が複数ありました。岩がゴロゴロとしているようなハードなシチュエーションには見えませんが、アウトドアのシチュエーションではリフトアップしている方が不安なく走れるのです。

雨を凌げるサイドオーニングと荷台のキャノピーでハイラックスの使い勝手を向上

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目的の場所に到着し、さっそくデイキャンプの準備に取り掛かります。あいにくの雨ですが、クルマの周りを270°覆う広大なサイドオーニング(DARCHE ECLIPSE 270)を展開し、雨を凌げるスペースを確保。

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そして各自の装備を持ち出してそれぞれがキャンプを楽しむ“ソログルキャン”のスタイルでデイキャンプを開始。思い思いの料理を作り、お互いに振る舞う楽しい時間です。そんな中で、1台のハイラックスから出てくる荷物の量の違いに気が付きます。「荷台スペースってそんなに大きかったっけ?」と質問すると、理由は荷台のカスタムだと答えてくれました。

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荷台を覆うキャノピーを装着したラゲッジスペースであれば、荷物を積み上げることができるようになり、なんとランクルプラドの約3倍もの積載が可能になるとのこと。ハイラックスはカスタム次第で、荷物が満載の本格的なアウトドアフィールドにも対応できる車両といえるでしょう。

サスペンションがしっかりと踏ん張り、滑るような登り坂でも安心

デイキャンプを楽しんだのち、帰り支度を済ませ「さあ帰ろうか!」となった時、雨が強くなってきました。帰路で不安なのは、河原の出入口の崩れた道が登りであること。

タイヤのトレッド面のブロックが大きいマッドテレーンならば心配はありませんが、ハイラックスのうち1台は土の斜面での走破性に不安のあるオールテレーンタイヤを履いています。スタックしないだろかという不安もありましたが、「カントリーサスペンションキット」を装着したハイラックスは良い意味で裏切ってくれました。

誘導にあわせて丁寧に走り進み、障害物の手前でアクセルを入れると、抜群のトラクションでぐいぐい前に進みます。

荷物が満載のため車両のリア側に荷重されてしまい、フロント側は浮きやすくなるためトラクションしにくいはずです。しかし、リアタイヤがしっかりと踏ん張って車体を前に押し上げることで、フロント側にもたしかな接地感があり、行きたい方向に進んでくれます。

地形を見て不安げにしていたハイラックスオーナーも、行ってみたら「楽しい!」とはしゃいでしまうほど。これもハイラックスの悪路走破性の高さ、そして「カントリーサスペンションキット」による踏ん張りが効いているからでしょう。

>>「カントリーサスペンションキット」の詳細はこちら!(オフィシャルサイト)

悪路で不安なく走りたいオフローダーにオススメの4×4エンジニアリングのパーツ

4×4エンジニアリングのリフトアップサスペンション「カントリーサスペンションキット」は、ただリフトアップするだけのアイテムではなく、オンロードでの走行性能を向上させ、そして悪路走破力を高めてくれることでアウトドアフィールドにおいてもユーザーの不安を払拭し、「楽しい」を継続させてくれます。オンロード、オフロードどちらでも恩恵を感じさせてくれますから、ハイラックスで悪路を不安なく走りたい、オンロードでも楽しく走りたいと考えている方にオススメできるカスタムパーツです。

同社では、4WD車両に対して様々なパーツをラインアップしています。それぞれのパーツは、最新の技術を取り入れつつ、乗り方や使い方の異なるユーザーの声に対応しながら、愛車と長く楽しく付き合えるようにと考えられて開発されています。

今回同行した79ランクルにも、たくさんの荷物を積めるようになるリーフスプリングなどが用意されていますので、79ランクルユーザーをはじめ4WDユーザーは4×4エンジニアリングのオフィシャルサイトをチェックしてみてください。

>>4×4エンジニアリングの製品一覧はこちら!(オフィシャルサイト)

そして2022年に生誕40周年を迎えた同社オリジナルホイール「BRADLEY(ブラッドレー)」シリーズも、オシャレさと堅牢性を併せ持つ信頼の製品。こちらも4WDユーザーには定番の商品となっているので、興味のある方はオフィシャルサイトを要チェック!

>>4×4エンジニアリングのオリジナルホイールの詳細はこちら!(オフィシャルサイト)

筆者   那須 一博
ジムニーや四駆の雑誌で20年以上にわたりライターとして執筆し、カメラマン・ドライバーも務める。かつてはジムニー用オリジナルパーツの製作、販売をおこなうジムニー専門店を運営。四輪駆動車によるエクストリームスポーツ「ロッククローリング」などの大会へ参加、コンペティターとしても実績を持つ生粋の四駆好き。
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