【燃費】トヨタ 新型ヴィッツ(2014年マイナーチェンジ)燃費レポート/永田恵一(5/5)
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- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:オートックワン編集部・永田恵一
さらに新型ヴィッツの弱点を挙げれば、1.3リッターを購入する場合には量販のFグレード(145万145円)が基本になると思うが、ライバル車の同じような価格帯のグレードと比べると装備内容がどうしても見劣りしてしまう。
また、最近のコンパクトカーで増えつつある自動ブレーキの類の設定が一切ないこともマイナスポイントだ。
そこへ近いうちに新型デミオがディーゼルエンジンを設定するなど入魂のフルモデルチェンジを実施することを考えると、ヴィッツ自体の魅力は向上したものの今後ライバル車と戦っていくのは非常に厳しい、というのが率直なところである。
トヨタのような車種の多いメーカーになると、スイフトやフィット、デミオのような入魂のモデルチェンジを毎回行うことは難しいかもしれないが、販売台数やエントリーカーという意味でもコンパクトカーは重要であるだけに、次期ヴィッツにはさらに大きな魅力が盛り込まれることを期待したい。
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