【燃費】トヨタ 新型ヴィッツ(2014年マイナーチェンジ)燃費レポート/永田恵一(4/5)

  • 筆者: 永田 恵一
  • カメラマン:オートックワン編集部・永田恵一
【燃費】トヨタ 新型ヴィッツ(2014年マイナーチェンジ)燃費レポート/永田恵一
トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)市街地燃費を測定中1 トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)市街地燃費を測定中2 トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)市街地燃費を測定中3 トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)市街地燃費を測定中4 トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)市街地燃費を測定中5 トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)市街地燃費を測定中6 トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)市街地燃費を測定中7 トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)フロントエクステリア トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)リアエクステリア トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)フロントビュー トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)リアビュー 画像ギャラリーはこちら

トヨタ 新型ヴィッツ(2014年マイナーチェンジ)燃費レポート【市街地編】

トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)市街地燃費を測定中2

市街地編では、主にアイドリングストップの印象をお伝えしよう。

新型ヴィッツのアイドリングストップは、最近のトヨタ車と同様に停止後にブレーキを踏み増すことでアイドリングストップを開始するタイプで、渋滞でよくある「止まりそうで止まらない」といったシーンや、一時停止などで過度なアイドリングストップが起きないことは好ましい。再始動に関してもセルモーターの音は小さく、再始動も素早く、合格点を与えられるレベルだ。

さらに、ヴィッツのアイドリングストップ装着車は、エアコンやハンドル操作といったアイドリングストップから再始動する理由がインフォメーションされることは評価できるのだが(といってもこの機能も普及しつつあるが)、停止後にブレーキの踏力が弱いなどで最初からアイドリングストップしない理由がインフォメーションされないことは大きなことではないが、不満であった。

テスト中は冒頭に書いた通り弱めではあったが、常時エアコンが作動する気温であったが、アイドリングストップする頻度は多く、このことは高く評価できる。

トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)市街地燃費を測定中6

だが、アイドリングストップ中にエアコンが作動しないことで車内の気温が上がるとエンジンが再始動することはしばしばあり、スズキのエコクールやトヨタでもノア・ヴォクシー、ハリアーのガソリン車に着いている蓄冷エバポレーターのような冷気を蓄えるシステムがあれば、もちろん気候に左右されるところは大きいにせよアイドリングストップ時間をさらに延長することが可能になるだろう。

テスト中アイドリングストップのモードは「ノーマル」を選んだが、テスト前に「ロング」の方も試してみた。アイドリングストップ時間は確かに長くなることに加え、エアコンの効き自体もかなり弱くなり数値的な裏付けはないが、確実に燃費向上に寄与しそうなことは確認できた。「そこまで暑くはないけど、エアコンがないと暑い」と感じる初夏や秋などに選ぶといいだろう。

その他に感じたことは、スタート時のアクセル操作に対する反応が過敏なところがあり回転数が上がり過ぎる傾向が見られた。これは、テスト中クルマに慣れることでジワっと回転数を上げることが出来るようになったが、アクセル操作に対する反応自体をアクセル開度に比例するような性格にした方が燃費の向上も望めるのではないかと感じる。

トヨタ 新型ヴィッツ(2014年4月マイナーチェンジモデル)高速道路における燃費は「16.2km/L」

市街地での燃費は「16.2km/L」であった。この数値は下の表を見てお分かりの通り、エアコンを使っていたことを考慮すれば同クラスでもかなり優秀な値である。

【市街地における実燃費】

トヨタ 新型ヴィッツ 1.3/16.2km/L

日産 ノートSC/13.7km/L

ホンダ フィット1.3/18.0km/L

スズキ スイフト1.2 DJE/15.5km/L

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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