欲しい機能を詰め込んだパーソナルワゴンADDSET「スポルト」と待望のワイドボディ「シーバス・ワイド」|アルフレックス【Vol.3】

アドセットの最新作シーズネクス「スポルト」&「シーバス・ワイド」

京都のキャンピングカー専門店・アルフレックス社が展開する「ADDSET(アドセット)」は他のキャンピングカーブランドとは一味違うそのコンセプトと緻密な設計思想が特徴のブランドだ。同社が展開するキャンピングカーブランドの“アドセット”は「クルマに付加させる」という意味の“アディショナルセッティング”から作られた造語。そんなアドセットらしさが反映されたキャンピングカーの中から、今回は、シーズネクスシリーズの最新作「スポルト」を、そしてシーバスシリーズに追加された「シーバス・ワイド」をご紹介しようと思う。

まずは最新作のスポルト。こちらは現在のようなコロナ禍になるずっと以前から企画開発を進めていた車両とのことで、その開発コンセプトは「欲しいと思ってもらったら、すぐに乗ってもらえる」ことが発端だったとか。

実は、最近のキャンピングカー業界は、元々のアウトドア人気にプラスして、コロナ禍での需要の高まりもあって、納期が著しく伸びているのが実状だ。下手をすると納車まで1年以上待たされることなんてザラ。もちろん、車内を作り込まないといけないので車両製作に時間がかかるのは当然なのだが、この車両のコンセプトは「注文されてから極力早く納車可能な車両にしたい…」というアルフレックスの意思が色濃く出た新型車両なのだ。

>>アドセットのオフィシャルサイトはこちらから

待たずに買えるキャンピングカー「スポルト」

では、その内容を詳しく紹介していこう。

最初に、このスポルトは「新車在庫のある完成車両として存在」しているのがポイントだ。その出来上がっている完成車両にも関わらず、家具の表面カラーが選べる。特に売れ筋のブラックとパールホワイトは常に在庫車がありさらに納車が早い。それ以外の室内の色変え希望があったとしても、注文から約1ヶ月程度で納車が可能な車両なのだ。

アルフレックス アドセット

これって、実はありそうでなかなかない話。

「長く待たないといけない車両ではなく、欲しいと思ったら、すぐに乗ってもらえる車両を…と思って、開発しました。しかも家具のカラーが希望の色に変えられます」。とアルフレックス代表の竹山代表。

これってiPhoneケースなどと同じ考え方かも。家具の表面に使用する特殊な建材を変更することでこの早い色変えに即対応できる。

欲しい機能を詰め込んだ「パーソナルワゴン」

アルフレックス アドセット

しかも、このスポルトのスゴイところはまだまだこんなもんじゃない。

「この車両は、“ハイエースが欲しい人が必要と思う要素を提供するために、本来貨物ユースのハイエースを“パーソナルワゴン”に仕上げることが重要なコンセプトとなっています」。

この“パーソナルワゴン”という考え方は、次の要素に対応できるかに集約される。

●3列シート車である

●7人が乗れる

●スーパースライドレールにより、巨大なラゲッジスペースが確保できる

●今流行りの車中泊が多人数で可能

●乗り心地が良い

これらの要素を詰め込んだのが、このスポルトというわけだ。

UIビークルの協力で実現した足回りで走りと乗り心地を両立

さらに、このスポルトの特徴のもうひとつのキモとなるのが“足回り”だ。

なんとUIビークルの足回りのキットをフルセットで装備している。それも標準仕様として装備しているのがスゴイ。

コンフォートリーフ、リヤ追加スタビライザー、フロント強化スタビライザー、可変式ショックアブソーバーといったUIビークルが誇る足回りのフルキット。これまでもアドセットの車両がUIビークルの足回りを装着することはあったが、それはあくまでオプション扱いで、標準仕様として装備するのは今回が初めて。しかも、後付けしようと思ってもこの価格では決して実現できない価格に収めているのがスゴイ。

 

「乗り心地の確保は、パーソナルワゴンに求める要素として大前提でした。その車両を300万円代で購入できるようにするのはかなり大変でしたが。笑」。

では、UIビークルの足回りを装着すると果たしてどのように乗り心地が改善するのだろうか? 

「ハイエース特有のピッチング(突き上げ感)が無くなります。特に2列目や3列目に乗車するとその印象が感じられます。

アルフレックス アドセットアルフレックス アドセット
アルフレックス アドセットアルフレックス アドセット

次に、ショックアブソーバーとスタビライザー効果で1ボックス車特有の高い重心による横揺れが抑制できること。つまりふらつくようなロール感が無くなることでクルマが安定します。この差は歴然ですね」とはアルフレックス竹山代表。

UIビークルとのコラボレーションにより実現したこのスポルトの足回りの装着。もちろん、廉価版でも機能を制限したわけでもなく足回りの仕様はUIビークルの足回りがそのまま使われている豪華な装備だ。「ハイエースといえどもバンだし、まぁこんなもんか…」と思っていた人にとっては純正とのそのあまりの乗り心地の違いに驚くハズ。しかもワイドと標準ボディ、2WD と4WD、ガソリンとディーゼルなど車両重量に合わせたセッティングの足回りをそれぞれ入れるというこだわりの仕様だ。

多人数で乗れて荷物も積めるスポルト

キャンピングカー登録ということで、両サイドのタイヤハウスの上にはその厚み分のスリムなキャビネットが装着され、収納スペースや折り畳み式のカウンターテーブル、シンクなども装備されるが、あくまでもデッドスペースを有効活用している範囲にとどめている。それよりも多人数乗車と、広大な荷室スペースの確保がいつでも気軽にできるというのがこのスポルトの最大の利点。シートレールのスライド量は1500mmあるので、一番前までシートを折りたためばおよそ2200mmの長尺物まで積載できるからバイクなどの搭載も可能だ。

さらに内装のシートカバーはオプション扱いながらウォッシャブル生地で家庭の洗濯機で洗うことも可能。ベルクロがついていて、装着は簡単、カラーは全5色から選べるという充実ぶり。“子どもが車内で飲み物をこぼしてしまって…”なんて時にも簡単に外せて家庭で洗えてしまうのだから、これならママも大助かりだと思う。この気軽に取り付けられる感覚はまさに、スマホカバーと同じような感覚と言っていい。

スポルトはトヨタディーラーでも買える

このスポルト、実は一部のトヨタディーラーで購入できるようになるという情報も。この記事が出る頃にはすでに販売が始まっている店舗もあるし、2021年から取り扱い店舗は順次増えていく予定とか。もちろん、UIビークルの足回りに変更されたままで車検もOKなので“足回りが変更されているとディーラーに入りづらいかも…”という心配も皆無だという。

ベース車両には標準ボディとワイドボディの2種類が用意されている。乗車定員はどちらも同じ7名。シートの幅の広さがそのまま広さに直結するのだが、2段ベッドを活用したい人は標準ボディよりも屋根が高いワイドボディの方を選ぶほうがいいかもしれない。

レジャーの用途は問わない万能車両のこのスポルト。アドセットの中では、エントリー車両の位置付けだが「1ボックスのワゴンが欲しい」という若い夫婦やニューファミリーにはこれ目的で全てが収まるピッタリな一台だと思う。

>>スポルト・ワイドの詳細はこちら

待望のワイドボディで充実の装備を備えるシーバス・ワイドが新登場

続いて、「シーバス・ワイド」も少しご紹介したい。

こちら、簡単にいうと、大好評のシーバスにワイドボディ用が新たに設定されたというのがトピックだ。シーバスというと、標準ボディ・ロールーフにも関わらず、スパロン・キャンピング仕様並みの機能性を持つというかなり完成された仕様のハイスペック車。このパッケージを、標準ボディをベースに完成させているのはおそらくアドセットだけだろう。その大好評の車内パッケージングを「待望のワイドボディで」というリクエストに応えた一台なのだ。

先行発売した標準ボディに対して、幅で1800mm、高さで90mmのゆとりが生まれているこのワイドボディ。広さに直結する1800mmはベッド寸法にそのまま生かされ、標準ボディでは縦に就寝していたベッドスペースが171cmまでの人なら横に向いて寝ることも可能なほどにサイズアップしている。

乗車定員4名、就寝人数2~3名と、その車内パッケージ含めた仕様は標準ボディと全く同じだが、ワイドボディベースになり広がったスペースは、そのまま就寝時のゆとりとして味わうことができる。キャンピングカーに希望したいほぼ全ての装備が備えられたこのシーバス・ワイドだが、さらにオプションで、電子レンジを追加したりベッドの高さを可変式にして下にコンテナを積めるようにすることなども可能だ。

ベース車両には、ワイド・スーパーGLかワイド・スーパーGLダークプライムが選ばれているのだが、これが片側スライドドアのワゴンGLでないのは、左右両開きドアの快適さと利便性を考えてのこと。作り手としては右のボディが直線の方が家具の造り込みも簡単でベース車両も安く提供できるのだが、ここはアドセットブランドでは譲れなかったテーマ。一人で運転していると、左側のスライドドアしか使えないのはいちいち助手席側に回らないといけないので非常に煩わしい。そんな用途にも配慮して、ベース車両には左右のスライドドアが装備されている、

>>シーバス・ワイドの詳細はこちら

普段使いからレジャーまでたっぷり使える「スポルト」と「シーバス・ワイド」

自転車、ダイビング、仕事、車中泊…もちろん7名までの多人数乗車もこなす、まさに寝るだけではもったいない使い倒せる一台としてマルチな魅力が詰まった「スポルト」。まだまだ子どもや家庭にもお金が掛かり、コスパを重視したいニューファミリーにオススメだ。

そしてワイドボディのサイズにアドセットのノウハウを結集し華のある数々の装備を集約させた「シーバス・ワイド」は、子育てが一段落した50歳以上の夫婦がベースとするのにピッタリな1台。

支持する客層や予算感も全く異なるこの2台だが、アルフレックスのモノ作りとして“普段使い”というキーワードを決して外していないどちらも魅力的な車両だ。まずはアルフレックスに出掛けて一度現車をチェックしてほしい。必ずお気に入りの一台に出会えるはずだ。

>>アドセットのオフィシャルサイトはこちらから

関連車種
  • ハイエースバン
  • ハイエース
この記事の写真ギャラリーはこちら

アルフレックスの関連記事

Brand Info - アドセット

ADDSET(アドセット)とは?

ADDSETはアルフレックスが手掛けるバンコンバージョンのブランド。開発から設計、製造までをアルフレックスで一貫して行っているので、使い勝手やクオリティ、デザイン性が高く、多くのユーザーから支持されている。「マリブ」や「C'sNEX (ニューシーズネクス)」といったハイエースベースのキャンピングカーが代表作。

<お問合せ>こちらから

Corporate Profile

企業名:アルフレックス

郵便番号:601-8212

京都府京都市南区久世上久世町499-1

TEL.075-925-1313

企業HP:こちらから