【CX-5vsRAV4比較】同じアウトドア路線でもキャラクターがまったく違う! イカツいRAV4に比べてCX-5は質感を高めた内外装が特徴だ

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2021年に大幅な改良を実施したマツダ CX-5の多岐にわたる変更内容のうちのひとつに、よりアウトドアライフを楽しみたいユーザーに向けて、SUVらしさを高めた「フィールドジャーニー」の設定が挙げられる。

このカテゴリーの日本勢には、トヨタ ハリアー、トヨタ RAV4、スバル フォレスターがあり、まもなく日産 エクストレイルも新しくなるほか、やや毛色は違うが三菱 アウトランダーも出たばかり。少々クラスは違うがホンダ ヴェゼルやトヨタ カローラクロスとも少なからず競合する。今回は同じオフローダー寄りのイメージを持つRAV4とCX-5のサイズや外観、インテリアデザインを比較していこう。

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  1. どちらも日本カー・オブ・ザ・イヤーの選出歴がある有力モデルだ
  2. 全長はRAV4の方が55mm長いがサイズはほぼ同等! 室内はCX-5の方が広い
  3. 内装も外観のイメージに合わせたものとなっている

どちらも日本カー・オブ・ザ・イヤーの選出歴がある有力モデルだ

現時点でCX-5にとてももっとも意識するべき存在といえそうなのが、もともとはシティ派だったところオフローダー寄りに大胆に路線変更し、それがウケているRAV4だ。くしくもRAV4は現行型が、CX-5は初代が、それぞれ日本カー・オブ・ザ・イヤーの選出歴がある点でも共通する。

登場当初の国内外での爆発的な売れ行きを思うと、RAV4の販売もだいぶ落ち着いてきたとはいえ、国内販売台数において2021年も暦年で4万9594台を販売して15位につけるほどの人気を誇っている。

CX-5は2万2431台で28位と、ダブルスコア以上だったわけだが、今回の改良によりどこまでわたりあえるようになったのか、CX-5のフィールドジャーニーとRAV4を使い勝手を中心に多角的に比べてみたい。

全長はRAV4の方が55mm長いがサイズはほぼ同等! 室内はCX-5の方が広い

ボディサイズは全長が55mmもRAV4が長いほかは、ホイールベース最低地上高もわずかにCX-5が上回る程度で、そのあたりはほぼ同じと認識してよい。室内寸法は室内幅が25mm、室内高が35mmばかりCX-5のほうが広い。

外見の印象は、むろんRAV4ほどのイカツい感じではないが、2代目のCX-5はSUVとしてはエレガントすぎる感もあったところ、最新版はオシャレさをやや抑えて力強さを加えたように見える。

内装も外観のイメージに合わせたものとなっている

車内の雰囲気はだいぶ違うのは見てのとおり。RAV4は小物入れが非常に充実していて、センターコンセールに小物類をおけるオープントレイを設けるなど、いわゆる“道具感”をインテリアデザインでも表現しているのに対し、CX-5はどちらかというとクオリティを重視して見た目のよさを追求した印象を受けるのは最新版も変わらない。

違いは天井にもあり、CX-5もチルト&スライド機能を備えた一般的なサンルーフが選べるが、RAV4は後席の頭上まで広がる大きなガラス面積を誇る「パノラマムーンルーフ」が一部を除いて選べる点が異なる。

見た目の印象としては、RAV4はイカツく、CX-5は質感を高く仕上げているのが大きな違いだ。次回はパッケージングや荷室、走行面での違いについて触れていきたい。

【筆者:岡本 幸一郎】

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新車価格:
291万円422.5万円
中古価格:
53.6万円453.4万円
トヨタ/RAV4
トヨタ RAV4カタログを見る
新車価格:
293.8万円563.3万円
中古価格:
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岡本 幸一郎
筆者岡本 幸一郎

ビデオ「ベストモータリング」の制作、雑誌編集者を経てモータージャーナリストに転身。新車誌、チューニングカー誌や各種専門誌にて原稿執筆の他、映像制作や携帯コンテンツなどのプロデュースまで各方面にて活動中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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