ミニバン最新おすすめ人気ランキングTOP10 | 人気のミニバンを紹介【2020年最新版】
- 筆者: MOTA編集部
選ぶべき人気のミニバンが分かる! 徹底解説
私達の生活に身近なミニバン。トヨタ・日産・ホンダといった主要メーカーのみならず、多くのメーカーがラインアップしている人気のボディタイプです。しかし、数多くのミニバンの中から、自分にピッタリの車種を探すのは大変ですよね。
そこで今回は2018年3月~2019年3月末時点で新車販売されているミニバンの中から人気の車種をお伝えするべく、MOTA(モータ)独自の人気ランキングを作成。これさえ見れば、選ぶべきミニバンが分かります!
~MOTA独自のおすすめ人気ランキングを作成~
ミニバンとは
ミニバンは、セダンモデル等の乗用車をベースに造られた3列シートタイプの多人数乗車可能なワゴンモデルです。コンパクト、Mクラス、Lクラスと多彩なラインナップに分かれているのが特徴です。
また商用1BOXバンとの共用だった従来型の多人数乗りワゴン車に対し、「性能」「乗り心地」「快適性」「デザイン性」など全ての面で凌駕したモデルです。ここ20年で急速に市場を拡大させ、今ではファミリーカーの定番となっています。
紹介の通り、様々なポイントを抑えたモデルのため家族持ちユーザーには是非オススメしたいモデルです。またミニバンは、各メーカーが力を入れているカテゴリーのため車種が豊富で選びやすいのも魅力の一つです。
それでは、コンパクト、Mクラス、Lクラスについて紹介します。
ミニバンの種類
コンパクト
ちょうど良いサイズで女性ユーザーからの支持も高い“コンパクト”のカテゴリーです。
また価格も200万円前後と手ごろで、低燃費なハイブリッドモデルも用意されているため、お子さんが1人~2人ならこれ1台で充分にミニバンとしての力を発揮してくれます。
※例:トヨタ シエンタ、ホンダ フリードなど
Mクラス
ミニバンモデルの人気の中心となっている“Mクラス”のカテゴリーです。
Mクラスは、5ナンバー枠を目いっぱい使ったサイズ、スクエアなボディ形状で室内のシート3列全ての空間が余裕に溢れており、特にお子さんをお持ちのユーザー層から絶大な支持を得ているモデルです。
もちろん日頃から使用するであろう主婦層の乗りやすさも意識されているので、運転席からの視界も良好な造りがされています。
※例:トヨタ ヴォクシー、日産 セレナ、ホンダ ステップワゴン
Lクラス
サイズの拡大のみならず、内外装の質感も大幅に向上させた現代の高級車とも言える“Lクラス”のカテゴリーです。法人の送迎車としても高級セダンに代わり人気が上昇しているモデルです。
前述したコンパクト・Mクラスに比べて、車両重量が大きいため燃費が悪く小回りも利かないモデルです。その代わり室内空間の広さや快適性はとても高く、デザイン性も良いモデルが豊富なため「デザイン性」「快適性」「室内空間の広さ」を重要視しているなら検討していただきたいモデルです。
※例:トヨタ アルファード、日産 エルグランド、ホンダ オデッセイなど
外車(輸入車)のミニバンについて
日本ではファミリー層での利用や、ラグジュアリー思考なユーザーなど、何かと人気のあるミニバンですが海外ではどうでしょうか。
海外を代表するメーカーとして、メルセデス・ベンツやアウディ、BMW、フォルクスワーゲン、プジョー、ポルシェなどが挙げられますが、これらのメーカーからミニバンが販売されているイメージは、あまりないという方も多いのではないのでしょうか。
日本でこそファミリー層に人気のミニバンですが、海外ではどちらかというと商用利用に使われていることの方が多いようです。そのため日本と比べて海外ではファミリー層での利用の場合、ミニバンよりもステーションワゴンの方が選ばれる傾向が強いようです。なので海外のメーカーでは、SUVやセダン、ステーションワゴンに比べて、ミニバンの宣伝にはあまり力をいれていないのです。
とはいえ、日本では軽自動車に次いで人気ボディタイプの上位に位置するミニバン。外車(輸入車)のミニバンは日本でも販売されています。
日本車(国産車)の人気のおすすめミニバンの紹介をする前に、外車(輸入車)のミニバンをいくつかご紹介します。
外車(輸入車)のミニバン 主な車種
メルセデス・ベンツ Vクラス
▼メルセデス・ベンツ Vクラスの新車カタログを見る ▼メルセデス・ベンツ Vクラスの中古車カタログを見る
BMW 2シリーズ グランツアラー
▼BMW 2シリーズ グランツアラーの新車カタログを見る ▼BMW 2シリーズ グランツアラーの中古車カタログを見る
フォルクスワーゲン シャラン
▼フォルクスワーゲン シャランの新車カタログを見る ▼フォルクスワーゲン シャランの中古車カタログを見る
プジョー 5008
▼プジョー 5008の新車カタログを見る ▼プジョー 5008の中古車カタログを見る
シトロエン グランドC4スペースツアラー
▼シトロエン グランドC4スペースツアラーの新車カタログを見る ▼シトロエン グランドC4スペースツアラーの中古車を見る
外車(輸入車)のミニバンの特徴
メリット
■パワーがあるため、実用性を確保しつつ走りも楽しめる
■日本のファミリー層で輸入車のミニバンに乗っているユーザーは少ないため、注目されやすい
デメリット
■外車の場合、燃料がハイオク指定されていることが多いため、維持費が高くなる
■大型車が多いため、駐車場での使い勝手を考慮しなければいけない
■スライドドアが装備されていない車種がある
■シートの形状が、ファミリー向けではない場合がある
2019年 ミニバン おすすめ人気ランキング
ミニバンの概要が分かったところで、ミニバンに該当する車種のおすすめランキングを紹介します。
※ランキングは2018年3月頭~2019年3月末時点のMOTA(モータ)の車種別カタログページのアクセス数を元に算出しています。
>>詳しくはコチラ
1位:トヨタ アルファード
アルファードはトヨタの最上級ミニバンとして2002年に登場したモデルです。2018年に登場したモデルは3代目となります。特長は主に2つあります。1つは、搭載されているトヨタ セーフティセンス(衝突回避支援パッケージ)が第2世代に入り、緊急自動ブレーキの性能が大幅に向上しました。2つ目は、フロントマスクの大胆なデザイン変更によって、より豪華な印象を与えるものとなりました。
また、次世代型セーフティセンスでは、夜間走行における歩行者の視認性向上と、昼間走行における自転車の検知性能を備えています。さらに運転支援の車線維持機能が、従来のトヨタ セーフティセンスPにおける逸脱警報から、次世代型セーフティセンスではハンドル操作をサポートする「レーントレーシングアシスト」へ進化し、より安全機能のレベルを高めました。
アルファード 新車価格
■337.6万円~1,578万円
アルファード おすすめグレード
トヨタ アルファードは「ガソリン」「ハイブリッド」「エアロタイプ(ガソリン/ハイブリッド)」と大きく3種類のグレードに別れます。グレードごとの標準装備は下記の通りです。
ガソリンとハイブリッドのモデルでは大きな差はなく、燃費・減税面を含めるとハイブリッドの検討が無難です。それ以上に高級感や、より良い乗り心地を求めるなら思い切ってエアロタイプを選びましょう。
ガソリン/ハイブリッドモデルか、エアロタイプかで価格や装備も大きく違ってくるので、それぞれ試乗して乗り心地をチェックしてから注文するのが良いでしょう。
トヨタ アルファード 主要スペック | |
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アルファード | |
おすすめグレード | アルファード ハイブリッドX |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,945mm×1,850mm×1,950mm |
JC08モード燃費 | 18.4km/L(7人乗り) |
新車価格 | 337.6万円~1578万円 |
中古車価格 | 5.5万円~1710万円 |
ライバル車 | 日産 エルグランド
|
2位:ホンダ フリード
“ちょうどいいホンダ”がキャッチコピーのコンパクトミニバン。ボディの全長が抑えられていて、初心者でも運転しやすいことが特長です。
一方車高は高めにとられ、室内は天井が高く子供なら着替えもできるほど。多人数でも快適に移動することができます。
フリード 新車価格
■188万円~315.3万円
フリード おすすめグレード
フリードには、190万円を切るエントリーグレードのガソリンエンジン仕様の「B」から、300万円台の「フリード HYBRID Modulo X Honda SENSING」までいくつかグレードが設定されています。
仕様を選ぶ際は、グレードによって6人乗りと7人乗りが選べる場合があることが1つのポイントです。利用スタイルに合わせて選択するのもありですが、6人乗りは2列目シートの間を通って3列目シートへアクセスすることができます。何かと便利ですから、迷ったら6人乗りを選択してもよいでしょう。
グレードは、人気の装備「パワースライドドア」が装備される「G」以上がおすすめです。
※「G」は左側ドアのみ。「G・Honda SENSING」は両側がパワースライドドアとなります。
ホンダ フリード 主要スペック | |
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フリード | |
おすすめグレード | フリード G |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,265mm×1,695mm×1,710mm |
JC08モード燃費 | 19.0km/L(FF/6人乗り) |
新車価格 | 188万円~315万円 |
中古車価格 | 1万円~313.9万円 |
ライバル車 | トヨタ シエンタ スズキ ソリオ 日産 ラフェスタハイウェイスター など |
3位:トヨタ シエンタ
シエンタは2003年から販売されているトヨタのコンパクトミニバンです。
トヨタのミニバンには大型のアルファード・ヴェルファイア、中型のノア・ヴォクシーなど様々なモデルがありますが、それらよりも一回りコンパクトに設計されており、且つ3列シートで7人が乗車できるので、駐車スペースの限られた家族にも人気の一台です。
シエンタ 新車価格
■177.7万円~267.3万円
シエンタ おすすめグレード
機能的にはX(181万6560円/3列シートの2WD)で十分ですが、加えたいオプションも多いのも事実です。
トヨタセーフティセンス(オプティトロンメーターなどとセットで8万1000円)、インテリジェントクリアランスソナー(2万8080円)、サイド&カーテンエアバッグ(4万8600円)、LEDヘッドランプパッケージ(11万6640円)、スマートエントリーパッケージ(3万9960円)、パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ(5万7240円)という具合です。
合計すると218万8080円になります。これにディーラーオプションのカーナビを加えた235万円前後が、実質的な車両の価格になるでしょう。
>>詳しくはコチラ:トヨタ シエンタのベストグレードはどれ?
※筆者は自動車評論家の渡辺 陽一郎氏
トヨタ シエンタ 主要スペック | |
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シエンタ | |
おすすめグレード | シエンタ X |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,235mm×1,695mm×1,675mm |
JC08モード燃費 | 20.2km/L(7人乗り) |
新車価格 | 177.7万円~267.3万円 |
中古車価格 | 1万円~287.2万円 |
ライバル車 | ホンダ フリード 日産 ラフェスタハイウェイスター など
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4位:トヨタ ヴェルファイア
ヴェルファイアはトヨタの最上級ミニバンであり、アルファードの兄弟車です。2008年に初代が登場し、現行モデルは2代目となります。
アルファードと比べて、フロントマスクはより押し出し感があり、インパクトのある顔つきをしているのが特長です。
また2018年10月にマイナーチェンジを経て、駐車場などでのアクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突被害の軽減を支援するインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ、対象)が全グレードに標準装備されました。
さらに、ナビゲーションとのセットオプションとしていたブラインドスポットモニター(BSM)が、新たにデジタルインナーミラーと組み合わせられたことも特長です。
ヴェルファイア 新車価格
■308.6万円~1,578.5万円
ヴェルファイア おすすめグレード
ヴェルファイアのラインナップは大きく分けて、エアロパーツが多数装着された「エアロボディ」と、装着されていない「標準ボディ」の2種類です。
そして、それぞれに3.5リッターエンジン仕様、2.5リッターエンジン仕様、ハイブリッド仕様が用意されており、装備の充実度合いによってもグレードが細分化されています。また、グレードによって7人乗り仕様と8人乗り仕様の有無が異なっているので、好みの仕様を選びましょう。
>>>>詳しくはコチラ:新車購入ガイド トヨタ ヴェルファイア編
トヨタ ヴェルファイア 主要スペック | |
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ヴェルファイア | |
おすすめグレード | ヴェルファイア HYBRID X(7人乗り) |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,935mm×1,850mm×1,950mm |
JC08モード燃費 | 18.4km/L |
新車価格 | 308.6万円~1,578.5万円 |
中古車価格 | 57.8万円~1,950万円 |
ライバル車 | トヨタ アルファード 日産 エルグランド ホンダ オデッセイ など
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5位:日産 セレナ
セレナは背の高い5ナンバーサイズミニバンで、取り回しやすい大きさと広い室内を両立させた人気モデルです。
注目の装備は、「プロパイロット」。長時間の巡航や渋滞の際、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動制御し、運転者のストレスを軽減します。2018年春には、エンジンで発電した電力を使いモーターで走行する「e-POWER」搭載モデルが追加されました。
セレナ 新車価格
■233.2万円~402.3万円
セレナ おすすめグレード
セレナに設定されているe-POWERは、他メーカーでは見られないタイプのハイブリッド。セレナと競合する車種にも同様のシステムを採用するミニバンはないことから、気になる方も多いことでしょう。
e-POWERはセレナの他グレードと比べ燃費が1.5倍ほど良いことから、差額分を取り戻せる走行距離も10万キロ前後とそれほど多くありません。モーターでの走行がもたらすメリットも含め、特に強いこだわりが無いのであればe-POWERがおすすめです。
日産 セレナ 主要スペック | |
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セレナ | |
おすすめグレード | セレナ e-POWER X |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,690mm×1,695mm×1,865mm |
JC08モード燃費 | 26.2km/L |
新車価格 | 233.2万円~402.3万円 |
中古車価格 | 1万円~445.7万円 |
ライバル車 | トヨタ ヴォクシー ホンダ ステップワゴン など
|
6位:トヨタ ヴォクシー
ヴォクシーはトヨタを代表するミニバンであり、ミニバンブームの火付け役とも言われています。
ヴォクシーは2017年に経たマイナーチェンジによって、外装デザインの迫力が増されたほか、全体的にスポーティな雰囲気に仕上げられました。またトヨタ ヴェルファイア風にデザインされたフロントマスクが人気を縛し、現在も幅広いユーザーから支持されています。
ヴォクシー 新車価格
■204.1万円~394万円
ヴォクシー おすすめグレード
総合的に見ると、機能に対して価格が割安なのはノーマルエンジンを積んだヴォクシー Xです。ヴォクシーを購入する際は、グレードをXに抑えないと支払い総額が300万円を超えてしまうので注意が必要です。
またグレード Xを選ぶ際は、安全装備のトヨタ セーフティセンス Cを5万4000円のオプションで選択できるので装着することをおすすめします。
>>詳しくはコチラ:トヨタ ヴォクシーを徹底解説|ガソリンモデルとハイブリッドモデル、どっちが買い?
※筆者は自動車評論家の渡辺 陽一郎氏
トヨタ ヴォクシー 主要スペック | |
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ヴォクシー | |
おすすめグレード | ヴォクシー X(7人乗り) |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,695mm×1,695mm×1,825mm |
JC08モード燃費 | 16.0km/L(FF) |
新車価格 | 204.1万円~394万円 |
中古車価格 | 1円~398.5万円 |
ライバル車 | トヨタ ノア トヨタ エスクァイア 日産 セレナ ホンダ ステップワゴン 三菱 デリカD:5 など |
7位:ホンダ ステップワゴン
ステップワゴンはホンダを代表するミニバンとして1996年5月に登場したモデルです。2015年に登場したモデルは5代目となります。特長は主に2つあります。1つ目は、ハイブリッドモデルに搭載されている「EVスイッチ」です。ONにするとバッテリーからの電力を使い、モーターだけで走行し、住宅街の走行でエンジン音を控えたい時などに便利です。
2つ目は、運動性能の総合力を高める「パフォーマンスダンパー」です。スパーダ ハイブリッド G・EX ホンダ センシングでは、走行中に発生する車体のゆがみや微振動を減衰させるダンパーを採用。ひとつ上の上質な乗り心地と安定性で、より優れた運動性能を実現します。
ステップワゴン 新車価格
■228.9万円~435.7万円
ステップワゴン おすすめグレード
ステップワゴンのおすすめグレードは、「G」にメーカーオプションの自動ブレーキ(運転支援システム「Honda SENSING」(ホンダ・センシング)と「1列目シートi-サイドエアバッグシステム」「サイドカーテンエアバッグシステム(1~3列目シート対応)」を加えたものです。
また、ナビはディーラー装着で十分です。もし上位グレードやSPADA(スパーダ)にアレコレと付けていくと、総支払額で350万円を軽く越えてしまうので注意が必要です。
>>詳しくはコチラ:ホンダ ステップワゴン/ステップワゴン スパーダ 試乗レポート
※筆者は自動車評論家の国沢 光宏氏
ホンダ ステップワゴン 主要スペック | |
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ステップワゴン | |
おすすめグレード | ステップワゴン G・Honda SENSING |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,690mm×1,695mm×1,840mm |
JC08モード燃費 | 16.2km/L(FF) |
新車価格 | 228.9万円~435.7万円 |
中古車価格 | 2万円~459.8万円 |
ライバル車 | 日産 セレナ トヨタ ヴォクシー 三菱 デリカD:5 など |
8位:三菱 デリカD:5
デリカD:5は、SUV×ミニバンという独自のキャラクターで人気の高い、三菱自動車の大型ミニバンです。高い悪路走破性が特長で、三菱の四輪駆動技術が余すところなく発揮されています。エンジンはクリーンディーゼルとガソリンの2種類で、クリーンディーゼル仕様のみ2019年2月15日にビッグマイナーチェンジを受け、発売されました。
デリカD:5 新車価格
■244.9万円~421.6万円
デリカD:5 おすすめグレード
デリカD:5のおすすめグレードは、機能に対しての価格を考慮した場合、最上級に位置する標準ボディのP(421万6320円)が最も買い得なグレードとなっています。
グレード Pは、グレード Gパワーパッケージにマルチアラウンドモニター&自動防眩ルームミラー、後側方車両検知警報システムなどの安全装備、さらに天井照明も加えて、価格上昇を13万3920円に抑えたグレードになっています。そのため価格は400万円を超えてしまいますが、安全装備がフルに装着される割には価格が安く抑えれています。
※筆者は自動車評論家の渡辺 陽一郎氏
三菱 デリカD:5 主要スペック | |
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デリカD:5 | |
おすすめグレード | デリカD:5 P(8人乗り) |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,800mm×1,795mm×1,875mm |
JC08モード燃費 | 13.6km/L(FF) |
新車価格 | 244.9万円~421.6万円 |
中古車価格 | 9.5万円~488万円 |
ライバル車 | トヨタ ヴォクシー 日産 セレナ ホンダ ステップワゴン など |
9位:ホンダ オデッセイ
ホンダ オデッセイは1999年にデビューしたミニバンです。発売開始当初、ミニバンといえば車高が高いのが当たり前でしたが、そんな中であえて車高を抑えたロールーフミニバンという独特の存在感を発揮。そのスポーティなデザインが好評を博し、一躍人気モデルとなりました。
実はこの裏には、当時経営状況が苦境に陥っていたホンダが、セダンであるアコードの生産ラインを流用して半ば無理やりミニバンを作ったという事情があります。
現代販売されているモデルは2013年にデビューした4代目で、パワートレインにはガソリンエンジンとハイブリッドを用意しています。またスポーティな走りにフォーカスしたアブソルートがラインナップされます。
オデッセイ 新車価格
■193.9万円~447.6万円
オデッセイ おすすめグレード
オデッセイのおすすめグレードは、ハイブリッド アブソルート EX ホンダセンシングです。価格は415万円。理由としては、価格に対しての装備内容がとても充実しているからです。
オデッセイの最上級グレードであるアブソルート EX ホンダセンシングには、アブソルート専用チューニングサスペンションやACC(渋滞追従機能)、電子制御パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能、車両接近通報装置などが装備されており、その他にもハイブリッド専用装備が付いています。また燃費に関しても、ガソリンモデルのJC08モード燃費 13.6km/Lに対してハイブリッドモデルは24.4km/Lの燃費性能を発揮します。
これだけ装備内容が充実しているにも関わらずガソリンモデルと比べて、価格差は約60万円ほどに収まっています。ですから燃費性能・走行性能を総合的に見た結果、ハイブリッドモデルをおすすめします。
ホンダ オデッセイ スペック | |
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オデッセイ | |
おすすめグレード | オデッセイ ハイブリッド アブソルート EX ホンダセンシング |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,840mm×1,820mm×1,685mm |
JC08モード燃費 | 24.4km/L(FF) |
新車価格 | 193.9万円~447.6万円 |
中古車価格 | 1,000円~540.2万円 |
ライバル車 | トヨタ エスティマ 日産 セレナ 三菱 デリカD:5 など |
10位:トヨタ ノア
ノアは、タウンエースノア、ライトエースノアの後継車種として2001年に登場したモデルです。兄弟車であるヴォクシー、エスクァイアと比べて、控えめな主張をしたデザインになっており、ファミリー層から高い支持を得ています。
ノア 新車価格
■204.1万円~394万円
ノア おすすめグレード
ノアのおすすめグレードは、ノーマルの2リッター ガソリンエンジンモデル X(7人のり)です。
ノアを選ぶ際は、ハイブリッドモデルとノーマルの2リッター ガソリンエンジンモデルとの価格差に気をつけましょう。ベーシックモデルのであるの場合は、ハイブリッド Xの装備がかなり充実していることもあって、ノーマルエンジンのXと比べた時の装備差を補正した実質価格差が約35万円の上乗せに収まります。
しかし、Si同士で比べると約43万円。ハイブリッド SiはノーマルエンジンのSiに比べて価格の上乗せが大きく、割安なのは標準ボディになります。
また実用燃費がJC08モード燃費(カタログ燃費)の85%、レギュラーガソリン価格が1リッター当たり130円で計算すると、1km当たりの走行コストはハイブリッドが6.4円、ノーマルエンジンは9.6円となります。ですから価格差を燃料代の差額で取り戻せるのは、ハイブリッドSiでは13万km、標準ボディのハイブリッドXでも11万kmを走った頃になります。そのため1年間に1万km程度の走行では、損得勘定ではノーマルのガソリン2リッターエンジンを購入した方が良いでしょう。
トヨタ ノア スペック | |
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ノア ガソリンエンジンモデル X(7人乗り) | |
おすすめグレード | ノア ガソリンエンジンモデル X(7人乗り) |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,695mm×1,695mm×1,825mm |
JC08モード燃費 | 16.0km/L(FF) |
新車価格 | 204.1万円~394万円 |
中古車価格 | 1,000円~391.5万円 |
ライバル車 | トヨタ ヴォクシー トヨタ エスクァイア 日産 セレナ ホンダ ステップワゴン など |
まとめ
ミニバンは、クラスごとに豊富なラインナップが揃えられています。ミニバンに共通して言えるのは、いずれも居住性や快適性の高いクルマが多いです。
種類が多いだけに、購入を検討している方は悩む部分もある思います。ですから、主に「普段何人乗ることが多いのか」「サイズ」「使い勝手」などが自分の生活と最も相性が良いクルマはどれなのか、ということを念頭に置いて自動車ディーラーの営業マンや知人に相談してから決めるのが良いでしょう。
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一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
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