autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 新型車解説 三菱 デリカD:5新型は2018年度内にPHEV追加で登場!? 価格やデザイン、スペックを大胆予想

新型車解説 2018/8/8 14:07

三菱 デリカD:5新型は2018年度内にPHEV追加で登場!? 価格やデザイン、スペックを大胆予想

三菱 デリカD:5
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三菱 新型デリカD:5はどうなる!?スペックや価格を予想

デリカ誕生50周年の節目となる2018年、いよいよ三菱 新型デリカD:5の登場が噂されるようになってきた。本格的な4WDシステムと高い最低地上高による優れた悪路走破性、そしてクロスオーバースタイルのタフでワイルドなデザインなど、登場以来、他とは一線を画する価値を持つデリカシリーズ。今回はその次期モデルに関して、デザインや登場時期、販売価格を予想してみたい。

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三菱 新型デリカD:5はいつ販売開始?

2018年内の販売開始予定!益子社長も明言

現行型の三菱 デリカD:5が登場したのが2007年なので、すでに11年の間、フルモデルチェンジ(全面改修)を受けていない長寿モデルということになる。国産車の場合、フルモデルチェンジ周期は短くて5年、長くても7年なので、いかに長寿モデルかがおわかりいただけるだろう。

そんなデリカD:5だが、次期型の販売開始は2018年内と言われている。これは三菱 エクリプスクロスの発表会や中期経営計画発表の場などで、三菱自動車の益子社長が事あるごとに表明している。次期型の全貌が日の目を見るのも案外近いかもしれない。

余談だが2018年6月にフルモデルチェンジを受けたスズキ ジムニーに至っては19年ぶりのフルモデルチェンジだが、これはかなりの特例だ。ジムニーやデリカD:5といった車種は指名買い需要が多いので、わざわざ改修を施して商品力を挙げなくても、固定のユーザーが付いているという事情がある。

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三菱 新型デリカD:5の価格はいくら?

三菱 デリカD:5の価格を予想したい。現行型の三菱 デリカD:5の価格は240.8万円~405.5万円となっており、FFモデルは200万円台、4WDモデルは285.6万円~となっている。デリカD:5の新型がデビューした暁には、大幅な価格変更こそ無いものの、装備の見直しで若干の価格アップは予想される。

特に現行型のデリカD:5は、自動ブレーキのような先進の運転支援装備が搭載されていない。新型には運転支援装備の搭載は必須と思われ、これにより10~15万円程度の価格アップになる可能性は高い。

また次章で触れる通り、次期デリカD:5にはPHEVグレードが設定される可能性が高い。こうなるとそのグレードの販売価格は、通常のガソリンエンジン搭載グレードに対して40~50万円程度アップするだろう。

三菱 新型デリカD:5のパワートレインはどうなる?

アウトランダーPHEVと同様のプラグインハイブリッドがデリカシリーズにも搭載!?

三菱 新型デリカD:5 特別仕様車「JASPER(ジャスパー)」[4WD・クリーンディーゼル]

昨今の三菱自動車といえば、電動化に積極的なのは周知のとおりだ。先日のエクリプスクロスの発表会の際も、取締役社長 CEOの益子修氏がエクリプスクロスのPHEV仕様車を早期に販売したいと発言していた。

その点、次期デリカD:5に関しては、ミニバンではまだまだ少ないPHEVとしての登場に期待大だ。

新型デリカD:5にクリーンディーゼルは残る?

現行型のデリカD:5には2.2リッターのクリーンディーゼルエンジンが搭載されているが、このクリーンディーゼルエンジンは新型にも引き継がれるのだろうか。三菱自動車が現在販売しているラインナップを見ると、クリーンディーゼルエンジンを搭載しているのはデリカD:5以外ではパジェロのみ。

昨今の三菱の電動化の動きを見ると、次期デリカD:5もガソリンエンジンとPHEVの2本立てになる可能性が高い。クリーンディーゼルのラインナップは厳しいと見るのが妥当だろう。だが、現在デリカD:5のほとんどがディーゼルで売れているとも聞く。併売の可能性にも期待したいところだ。

三菱 新型デリカD:5のデザインはこうなる!?

デザインのヒントは三菱 エクスパンダー(日本未導入)

三菱 新型エクスパンダー

続いて新型デリカD:5のデザインを予想してみたい。ヒントとなるのはインドネシアで生産、タイヤベトナムといったASEAN各国で販売されているエクスパンダー(日本未導入)だ。実はこのモデル、以前オートックワンで紹介した際、そのスタイリングに大きな反響があった。

フロントフェイスは現在販売されているエクリプスクロスに似たデザインが採用されていおり、雰囲気としてはこれに近いものになるとみて間違いないだろう。ちなみにこのデザインはダイナミックシールドと呼ばれ、現在三菱が推し進めているデザイン言語だ。力強い印象を与えるグリル形状、上下に分かれたライトが存在感を発揮する。

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三菱 新型デリカD:5の内装はどうなる?

三菱 新型デリカD:5 特別仕様車「JASPER(ジャスパー)」[4WD・クリーンディーゼル]三菱 新型デリカD:5 特別仕様車「JASPER(ジャスパー)」[4WD・クリーンディーゼル]三菱 新型デリカD:5 特別仕様車「JASPER(ジャスパー)」[4WD・クリーンディーゼル]

内装デザインに関しては、エクリプスクロスに似たデザインが採用されると予想する。現行デリカD:5の内装はよく言えばシンプル、悪く言えば質素な印象を与えるため、エクリプスクロスのようなシルバーメッキの加飾パーツやソフトパッド、より大型化した液晶モニターで乗用車感をアップさせてほしいところだ。

また現行のデリカD:5は設計が古く、先進のデバイス類も十分とは言い難い。エクリプスクロスに搭載されているスマートフォン連携ディスプレイオーディオ「SDA」の採用に期待したいところだ。このSDAはApple CarPlayに対応(※)しており、スマートフォンとストレス無く連携することでナビゲーションやハンズフリーフォン、メッセージ読み上げ、さらには音声認識システムのSiriにまで対応しているのでユーザビリティが高い。さらに運転姿勢のまま直感的に操作できるタッチパッド式のコントローラーも搭載しているので、この点も使いやすい。

※Android Autoには未対応。

三菱 デリカD:5のライバル車種は?

マツダ CX-8 XD Lパッケージ 4WD日産 エクストレイル ハイブリッドモデル(2017年6月8日マイナーチェンジ)

SUV×ミニバンという唯一無二のコンセプト

普通のミニバンであれば、多くのメーカーが似たコンセプトのモデルを販売するので必然的に競合性が高くなり、見た目も似てくる。ところがこのデリカD:5の場合、悪路走行に特化したミニバンということで、直接の競合車種はほとんどない、まさに独自路線を走っている。

ミニバンに求められるのは通常、大人数が快適かつ安全に乗れることなので、それ以外に明確なコンセプトを持ち、+αの価値を追求したモデルは他にはない。似た例ではトヨタのアルファード・ヴェルファイアも、高級感を極限まで追求した独自の路線を貫いている。

近年増えている3列シートSUVがライバルに?

デリカD:5のライバルはむしろ、近年増えている3列シートのSUVだろう。マツダ CX-8や日産 エクストレイルあたりがこのクラスに該当する。またライバルではないが、同社のアウトランダーやパジェロも一応このクラスに該当する。

なおアウトランダーPHEVはアウトランダー(ガソリンエンジン車)と異なり、バッテリーを設置するスペースの関係上、3列シートモデルのラインナップがない。この3列シート×PHEVの需要を、次期デリカD:5が担う可能性は大いにある。

三菱 デリカD:5ってどんな車?

はじめは商用ワゴンだった初代デリカ

三菱 デリカD:5

初代デリカがデビューしたのは、1968年に遡る。デリカという車名の由来はデリバリーカーの略で、当初は商用トラックだったのだ。このデリカ、まだまだボンネットトラックが主流だった頃にキャブオーバー型として登場したほか、デビュー翌年には9人乗りのワゴンモデルが登場。すでに貨物運搬用ではなく乗用としてのコンセプトを見据えて設計されていた。

まだミニバンという概念さえ生まれていない中、かなり際立った先進性を発揮していたのである。ちなみにレイアウトは、横3人乗り×3列シートというものだった。

さらに1972年には、ルーフにポップアップテントを装備したモデルも登場。もともと商用トラック・バンとして生まれていたものの、すでにこの段階で、レジャーやアウトドア向けというコンセプトを持っていたのである。

■初代デリカの画像を見る

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ワゴンの一番星を目指して|2代目デリカ・スターワゴン

2代目デリカ・スターワゴン

1979年にはデリカ・スターワゴンと名前を変えて登場。ボディサイズは5ナンバー枠いっぱいに大型化し、エンジン排気量も1.6リッターに拡大。このスターワゴンという名称には、ワゴンの一番星になってほしいという想いが込められており、この名称は3代目まで引き継がれることとなる。

デビュー後に追加された最上級グレードには回転式体座シートやマルチサウンドコンポなど、レジャー向けの快適装備が多数搭載された。折しも当時はRV(レクリエーショナル・ビークル)という言葉が登場し始めた頃で、その充実装備とコンセプトが、存在感を発揮していた。

また1982年には、小型キャブオーバー車としては日本初となる4WD車が登場。ハイ/ローレンジの切替可能なパートタイム式で、これがデリカシリーズのSUVイメージを決めつける契機となった。ほかにもフリーホイールハブやリアLSD、電動ウインチといった本格的なオプション装備も用意されていた。

また、後に連綿と続くことになる限定グレードの“シャモニー”シリーズも、この2代目デリカ・スターワゴンの代から登場している。

■2代目デリカ・スターワゴンの画像を見る

より乗用車らしいルックスに|3代目デリカ・スターワゴン

3代目デリカ・スターワゴン

3代目デリカ・スターワゴンがデビューしたのは1986年。キャブオーバーのデザインは先代から引き継いだものの、それまでのフレーム付ボディからモノコック構造を採用することで、より乗用車らしい乗り味になった。またデザインも、先代よりも曲線を多用したものが採用された。

搭載されていたエンジンは、2.5リッターのディーゼルターボエンジンと2リッターのガソリンエンジン。先代譲りの高い悪路走破性と更に進化した快適性で高い人気を誇り、1999年まで長きに渡って生産された。

■3代目デリカ・スターワゴンの画像を見る

初のフロントエンジン化!4代目デリカ・スペースギア

4代目デリカ・スペースギア

4代目となるデリカ・スペースギアは、3代目デリカ・スターワゴンと併売される形で1994年にデビュー。それまでのキャブオーバー式からフロントエンジンレイアウトを採用することで、外装が大きく変化するとともに、室内ではフロアがフラットになった。これによりウォークスルーや多彩なシートアレンジが可能になっている。ちなみに変更には、1989年の東京モーターショーで展示されたトヨタ エスティマの影響があるといわれている。

メカニズム面では4WDシステムに2代目パジェロと共通のスーパーセレクト4WDを採用、サスペンションも2代目パジェロと共通のものを採用することで、高い悪路走破性を発揮していた。

■4代目デリカ・スペースギアの画像を見る

衝突安全性を大幅アップ|5代目デリカD:5

三菱 新型デリカD:5 特別仕様車「JASPER(ジャスパー)」[4WD・クリーンディーゼル]

5代目デリカD:5は2007年に登場。それまでのデリカ・スペースギアのデザインを踏襲しつつ、より現代風のデザインに生まれ変わった。一番の特徴は衝突安全性の向上で、環状骨格構造によってボディサイドの耐衝撃性を強化、乗員を保護するリブボーンフレームを採用。これにより自動車アセスメントの衝突安全性能試験総合評価で、最高評価の6スターを獲得している。さらに三菱自動車初の運転席SRSニーエアバッグや柔軟性に優れた樹脂製フェンダーを採用するなど、安全性能での進化が目新しい一台だ。

■5代目デリカD:5の画像を見る

モデル末期にして法規制適応のためにマイナーチェンジを実施

三菱 デリカD:5

ところがこのデリカD:5、全面改修の噂が広まるこのタイミングで、2018年4月にマイナーチェンジ(小改修)を受けている。その内容はフロントバンパーの形状変更で、その背景には、歩行者保護の観点から法規制に適合させる必要があったという事情があるようだ。結果として昔懐かしのグリルガードを連想させるバンパーを手に入れ、よりワイルドさがましたのは嬉しい点だが、販売サイドとしては全面改修の直前で一度小改修を挟むという、なんともタイミング的に微妙な展開になってしまった。

フルモデルチェンジのたびに車名が変化。ということは今回も!?

これまで見てきたとおりデリカシリーズは、フルモデルチェンジのたびに車名が変更になっている(3代目→4代目デリカ・スターワゴンのみ例外)。現在販売されているデリカD:5には5代目という意味も含まれているので、次期モデルは名称が変更になる可能性が高い。

その名称も含めて、新型の登場やその進化に期待したいところだ。

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