スズキ 新型スペーシア燃費レポート|ハイブリッド搭載で低燃費化!より経済的な軽自動車に(3/5)

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新型スペーシア実燃費レポート|郊外路編

スズキ 新型スペーシア 郊外路での実燃費:22.9km/L

新型スペーシア(NAエンジン搭載車)の郊外路での実燃費は旧型には劣るものの、ホンダ N-BOX(NAエンジン搭載車)に対しては約10%上回るものだった。旧型スペーシアに燃費が劣る原因は、重量増と交通条件が考えられる。

スズキ 新型スペーシア 実燃費比較|郊外路編
車種名実燃費パワートレイン

新型スペーシア

22.9km/L

2WD/ハイブリッド

旧型スペーシア(2013年)

26.3km/L

2WD/ガソリンNA

ホンダ N-BOX

20.7km/L

2WD/ガソリンNA

新型スペーシアのハンドリングと乗り心地は、競争は激しくレベルが高くなっている軽スーパーハイトワゴンとしてはごく標準的なものであった。

郊外路でもグラっとした不安感のあるロール(傾き)が起きることもなく、深夜早朝のペースの速い首都高速環状線を流れに乗って走っても問題はない。

一方で全高が高い軽スーパーハイトワゴンは、ロール(傾き)を抑えるためスプリングを硬くする必要がある。新型スペーシアの乗り心地は、結論から言えば「軽スーパーハイトワゴンとしては及第点」「水準レベル」ではある。路面の大きな凹凸を通過する際のショックの吸収は良好であるが、道路のつなぎ目や小さな凹凸を通過する際に感じる衝撃はドシンとしたものでやや不快感を覚えるので、今後の改善を望みたい。

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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