autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 どっちが買い!?徹底比較 大人気スライドドア付き軽自動車TOP5をランキング形式で徹底比較!子育て家庭必見です!

どっちが買い!?徹底比較 2017/9/30 10:00

大人気スライドドア付き軽自動車TOP5をランキング形式で徹底比較!子育て家庭必見です!

左上:ムーヴキャンバス、右上:タント、左下:N-BOX、右下:ekスペース
左上:ムーヴキャンバス、右上:タント、左下:N-BOX、右下:ekスペースホンダ-N-BOXホンダ-N-BOXホンダ-N-BOX画像ギャラリーはこちら

スライドドア付き軽自動車の使いやすさを徹底比較!子育てママ必見!

スライドドア付き軽自動車を選ぶメリット

日本車にはさまざまなカテゴリーがあるが、最も人気なのは軽自動車だ。国内で売られる新車の35%前後を占めており、特に後席側のドアをスライド式にしたタイプが人気を集めている。これらスライドドアタイプの軽自動車が人気な理由は、過不足のない実用的な装備が整っているからだ。

例えば車内の広さ。車内が広いために4名で乗車しても快適で、後席を畳めば自転車のような大きな荷物も積みやすい。また、収納設備が豊富で、最近は緊急自動ブレーキを作動できる安全装備も充実している。
他にも、税金や燃料代が安い、ボディが小さくて運転がしやすいといった軽自動車本来の魅力も人気の理由だ。

つまり軽自動車でありながら、ミニバンのような使いやすさと安全性能を備えたことが、国内での販売台数を伸ばした理由だ。「ミニバンでは大きいがコンパクトカーでは狭い」といった要望に応えている。

ダイハツ タント 左側はピラーが無いため開口部がかなり広い三菱 ekスペース/日産 デイズ

子育て世代のことを考えて作られた車

また、スライドドアを備えた背の高い軽自動車の多くは、子育て世代をターゲットに開発されている。

電動スライドドアは子供を抱えた状態でも乗り降りがしやすく、後席の広い足元空間によって子供をチャイルドシートに座らせる作業もしやすい。後席を前方にスライドさせると車内の最後部にベビーカーなどを収納できるのも便利だ。

これらの機能は子育て世代だけでなく、幅広いユーザーが様々な用途に使えるから、スライドドアを備えた背の高い軽自動車はますます人気を集めた。

スライドドア付き軽自動車人気ランキング!

そこでこれらの条件を満たした5車種の軽自動車をランキング形式と、機能別の2つの焦点から比較してみよう。2017年8月にフルモデルチェンジし注目を集めるホンダN-BOXを始め、ダイハツ タント、ダイハツ ムーヴキャンバス、日産 デイズルークス、スズキ スペーシアの5車種だ。子育て世代のユーザーにとっては必見の車種になるといえるだろう。

※ランキングは全軽自協の2016年度のデータを基に、累計販売台数が多い順

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スライドドア付き軽自動車 人気ランキング1位:ホンダ N-BOX

ホンダ-N-BOXホンダ-N-BOX

ホンダ N-BOXは数ある軽自動車の中でNo.1の販売台数を誇る車種だ。

2017年8月にフルモデルチェンジした新型N-BOXは、車内の寸法が軽自動車の中で一番広い。広さは使いやすさに直結するので、注目すべきポイントだろう。

他の軽自動車にはない快適装備として、“助手席スーパースライドシート”が挙げられる。これは助手席を前後に570mmもスライドできる機能だ。助手席を後ろに寄せると足元空間が広がり、後席に座る同乗者とも会話がしやすい。

逆に助手席を前へスライドさせると、後席の足元空間に余裕ができて子供をチャイルドシートに座らせる作業がしやすい。降車せずに車内で運転席まで移動できる“ウォークスルー”となることもメリットだ。

JC08モード燃費は27km/L。ターボ付きでも25.6km/Lなので、そこまで悪いわけではない。

安全装備ではホンダセンシングをすべてのグレードに標準搭載した。単眼カメラとミリ波レーダーを使うことで、歩行者も検知して緊急自動ブレーキを作動させる。運転支援の機能も充実させて、車間距離を自動制御できるクルーズコントロール、車線の中央を走れるようにハンドル操作を支援する機能などを盛り込んだ。

このほかボディの後ろ側に向けた音波センサーも備わる。後方に障害物がある状態でATレバーをR(リバース/後退)レンジに入れてアクセルペダルを深く踏み込むと、ペダルの踏み間違いと判断してエンジン出力を自動的に絞り、急発進を抑制する。

ホンダ N-BOXの主要スペック
グレードG・L ホンダセンシング
新車価格1,499,040円
JC08モード燃費27.0km/L
全高(車高)1,790mm
室内高(天井の高さ)1,400mm(140cm)
乗車定員4人
駆動方式2WD
スライドドア開口幅640mm
電動スライドドア左:標準装備(Gを除く)
右:ターボモデルは標準装備/それ以外はメーカーオプション(Gを除く)
ハンズフリースライドドア29,160円 ※ディーラーオプション

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スライドドア付き軽自動車 人気ランキング2位:ダイハツ タント

ダイハツ タントダイハツ タント

タントはダイハツの人気車で、N-BOXにとっては最強のライバル車だ。

ダイハツ タントの特徴は、左側のピラー(天井を支える柱)をスライドドアに内蔵させたこと。そのため、左側の前後のドアを開くと開口幅が1490mmとワイドに広がる。体をひねらずに乗車して、スムーズに後席に座れる。助手席の背もたれには乗降用グリップも装着されるので、子供から高齢者まで乗り降りがしやすい。

後席は他の車種と同じくコンパクトに畳めて自転車も積みやすい。また、助手席の背もたれを水平になるまで前方に倒すと、背面をテーブルとして使えるなど、子育て世代向けの便利な機能を充実させた。

安全装備はスマートアシスト3を採用。2個のカメラをセンサーとして使い、歩行者も検知して緊急自動ブレーキを作動させる。N-BOX同様、後方に対する誤発進抑制機能を備えている。

ダイハツ タントの主要スペック
グレードX“SA3”
新車価格1,420,200円
JC08モード燃費28.0km/L
全高(車高)1,750mm
室内高(天井の高さ)1,365mm(136.5cm)
乗車定員4人
駆動方式2WD
スライドドア開口幅左:1,490mm
右:595mm
電動スライドドア左:標準装備(Lを除く)
右:G“SA 3”は標準装備/それ以外はメーカーオプション(Lを除く)
ハンズフリースライドドアなし

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スライドドア付き軽自動車 人気ランキング3位:ダイハツ ムーヴキャンバス

ダイハツ ムーヴキャンバスダイハツ ムーヴキャンバス

ダイハツ ムーヴキャンバスの特徴は、スライドドア付き軽自動車の中では全高(車高)が低いこと。ムーヴと同等の1655mmだが、スライドドアだから乗り降りがしやすい。

メーカーが狙う主なターゲットは子育て世代ではなく、1台のクルマを共同で使う母親と娘。スライドドアは母親が買い物に出かけた時に重宝する。後席に簡単に荷物を積めるからだ。

この特徴を際立たせるため、後席に"置きラクボックス"を採用した。後席の下側に引き出し式の収納設備があり、これを引き出した状態で中敷きを持ち上げると、バスケット状になって置いた荷物が倒れにくい。
シートの上に買い物袋などを置くと、走行中に倒れて荷物が散乱する心配もあるが"置きラクボックス"があれば安心だ。右側のスライドドアを開いて「置きラクボックス」に荷物を収め、スムーズに運転席へ乗り込める。

一方、娘が友人とドライブに出かける時には、後席が広いために友人と一緒に4名で乗車しても快適に移動できる。

子育て世代がターゲットではないから、自転車を積むようなニーズは想定されず、タントよりも天井が低い。これによって外観をスマートにデザインできた。リヤゲートを少し傾斜させ、外観を柔和な印象に仕上げている。ボディの上下を同色にして、中央だけを塗り分けたストライプスカラーも選べる。

安全装備はスマートアシスト3を採用。2個のカメラをセンサーとして使い、歩行者も検知して緊急自動ブレーキを作動させる。同社のタント同様、後方に対する誤発進抑制機能を備えている。

ダイハツ ムーヴキャンバスの主要スペック
グレードX“リミテッドSA3”
新車価格1,425,600円
JC08モード燃費28.6km/L
全高(車高)1,655mm
室内高(天井の高さ)1,285mm(128.5cm)
乗車定員4人
駆動方式2WD
スライドドア開口幅両側:595mm
電動スライドドア両側:G“メイクアップSA3”、G“SA3”、X“リミテッドメイクアップSA3”、X“リミテッドSA3”に標準装備/それ以外は装着不可
ハンズフリースライドドアなし

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スライドドア付き軽自動車 人気ランキング4位:デイズルークス/ekスペース

三菱 ekスペース/日産 デイズ三菱 ekスペース/日産 デイズ

日産と三菱が共同開発した軽自動車で、日産が“デイズルークス”、三菱が“eKスペース” として販売している。

一番の特徴は後席の快適性を重視したこと。後席の座面は前席よりも奥行きがあり(+30mm)、軽自動車にかかわらず日本車全体で見ても最長レベルになる。膝の裏側までしっかりとサポートされ、座り心地は前席を含めて柔軟で快適だ。売れ筋グレードの天井には、風量と風向の調節が可能な後席用にナノイー搭載のシーリングファンが備わり、車内の空気を循環してくれることも高評価。

インパネにはタッチパネル式のオートエアコンが装着され、光沢のあるブラックを使ったから見栄えも良い。

全高(車高)が1775mmに達するから後席を畳めば自転車なども積みやすく、優れた実用性と快適な居住性を両立させた。

緊急自動ブレーキを作動できるエマージェンシーブレーキは、赤外線レーザーのみをセンサーとして使う。歩行者は検知できず車両のみが対象で、作動速度の上限は時速30kmにとどまるため、ライバルと比較すると少し見劣りする。

日産 デイズルークスの主要スペック
グレードX
新車価格1,425,600円
JC08モード燃費22.0km/L
全高(車高)1,775mm
室内高(天井の高さ)1,400mm(140cm)
乗車定員4人
駆動方式2WD
スライドドア開口幅両側:580mm
電動スライドドア両側:標準装備(Sは左側のみ)
ハンズフリースライドドアなし

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スライドドア付き軽自動車 人気ランキング5位:スズキ スペーシア

スズキ スペーシアスズキ スペーシア

スズキ スペーシアはスライドドア付き軽自動車の中でボディが最も軽い。売れ筋となる標準ボディのXは、車両重量が850kgに収まる。そのためにターボを装着しないノーマルエンジンでも動力性能に余裕があり、モーター機能付き発電機を搭載したマイルドハイブリッドのXは、JC08モード燃費が32km/Lに達する。

緊急自動ブレーキはデュアルカメラブレーキサポートを採用。2個のカメラを使い、歩行者も検知するから安全性が高い。

後席は多彩なシートアレンジを可能にしながら座り心地も快適で、走行性能や燃費を含めて機能をバランス良く高めた。子育て世代向けの軽自動車ではあるが、機能に偏りが見られない。

スズキ スペーシアの主要スペック
グレードX
新車価格1,458,000円
JC08モード燃費32.0km/L
全高(車高)1,735mm
室内高(天井の高さ)1,375mm(137.5cm)
乗車定員4人
駆動方式2WD
スライドドア開口幅両側:580mm
電動スライドドア左:Xのみ標準
右:Xはメーカーオプション
Gは両側装着不可
ハンズフリースライドドアなし

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ダイハツ タントダイハツ タント
ダイハツ ムーヴキャンバス ティッシュBOXなどを入れられるダイハツ ムーヴキャンバス 置きラクボックス

機能別おススメ車種ランキング!

ここからは、スライドドア付き軽自動車で気になる機能別におススメ車種を紹介するので、優先度の高い項目を重点的にチェックするとよいだろう。

スライドドア付き軽自動車 機能別ランキング
1位2位3位
燃費スペーシアムーヴキャンバスタント
コストパフォーマンスN-BOXタントスペーシア
スライドドアの使いやすさタントN-BOXムーヴキャンバス
車内の快適性デイズルークスN-BOXスペーシア
室内装備の使いやすさスペーシアタントデイズルークス
運転のしやすさN-BOXスペーシアムーヴキャンバス
安全装備の性能N-BOX タント,スペーシア,ムーヴキャンバス
総合評価N-BOXタント,スペーシア

スライドドア付き軽自動車 機能別比較|燃費・価格

スズキ スペーシアダイハツ ムーヴキャンバス

JC08モード燃費を標準ボディのノーマルエンジン搭載車で比べると、最も優れているのは32km/Lのスペーシアだ。次いで28.6km/Lのムーヴキャンバス、28km/Lのタント、27km/LのN-BOX、最も数値が低いのは22km/Lのデイズになる。

スペーシアは軽いボディとマイルドハイブリッドの採用で燃費が突出して優れる。デイズはエンジンの設計が古いこともあって、ライバル車の見劣る結果となった。

価格にも触れておこう。背の高いスライドドアを装着した軽自動車では、競争が激しいために、設計の新しい車種ほど割安になる傾向が強い。それでも買い得グレードはすべて140~150万円に集中する。

内訳はN-BOX G・Lホンダセンシング、タントX・SA3、ムーヴキャンバスXリミテッドSA3、デイズルークスX、スペーシアXだ。

これらの中で、機能と価格のバランスが最も買い得なのは、N-BOXのG・Lホンダセンシングになる。ほかの車種と同等の価格ながら、安全装備が際立って優れているからだ。
ちなみに2位はタントX・SA3、3位はスペーシアXだ。

スライドドア付き軽自動車人気5車種 燃費・価格表
車種グレード価格JC08モード燃費
ホンダ N-BOXG・L ホンダセンシング1,499,040円27.0km/L
ダイハツ タントX“SA3”1,420,200円28.0km/L
ダイハツ ムーヴキャンバスX“リミテッドSA3”1,425,600円28.6km/L
日産 デイズルークスX1,425,600円22.0km/L
スズキ スペーシアX1,458,000円32.0km/L

スライドドア付き軽自動車 機能別比較|スライドドアの使いやすさ

ダイハツ タント 左側はピラーが無いため開口部がかなり広いダイハツ タント

スライドドアが1番使いやすいのはタントだ。前述のようにボディが左右非対称で、左側の開口幅が1490mmとワイドに広がるから乗降性が良い。

2位はN-BOX。一般的なスライドドアでは開口幅が最も広く640mmを確保した。3位はムーヴキャンバス。シートアレンジが単純な代わりに、XリミテッドSA3でも左側に加えて右側スライドドアの電動機能が備わる。開口幅は595mmだが、価格の割安感で順位を高めた。

逆にスペーシアとデイズルークスは、スライドドアの開口幅が両車ともに580mmで少々狭く、右側の電動スライドはオプションになる。

スライドドア付き軽自動車 機能別比較|車内の快適性(居住性と積載性)

ホンダ-N-BOX三菱 ekスペース/日産 デイズ

ここで取り上げた5車種は、すべて居住性については満足できる。前後席に座る乗員同士のヒップポイント間隔は、N-BOXが1175mm、タントが1120mm、ムーヴキャンバスが1050mm、スペーシアが1025mm、デイズルークスは981mmだが、いずれの車種も頭上と足元の空間はタップリしている。

そして前席の座り心地はほとんど差が生じないが、後席はサイズに余裕を持たせたデイズルークスが最も快適だ。これが居住性の1位になる。

2位はN-BOX、3位はスペーシア。タントとムーヴキャンバスは後席座面の柔軟性が乏しい。床と座面の間隔も不足して足を前方に投げ出す座り方になるから注意したい。

荷室の使い勝手では1位はN-BOX。後席を畳んだ時の荷室容量が最も大きく、特にリヤゲート開口部の床面地上高が470mmで最も低く、自転車を積む時でも前輪を大きく持ち上げる必要がない。

逆にムーヴキャンバスは後席を畳んだ時に荷室床面に傾斜ができて、天井が低いために大人用の自転車などは積みにくい。

スライドドア付き軽自動車 機能別比較|室内装備の使いやすさ

スズキ スペーシア 助手席側のグローブボックスと小物入れダイハツ タント 運転席側の小物入れとドリンクホルダー

1位はスペーシア。グローブボックスの内部にボックスティッシュを収めると、上部のトレイに装着された開口部からペーパーを取り出せる。さらにトレイの上側にはフタの付いたアッパーボックスも備わり収納性が優れている。

2位はタントで、助手席の背面をテーブルとして使えるなど工夫を凝らした。

3位はデイズルークスで、後席用エアコン吹き出し口を天井に装着する。

ムーヴキャンバスは後席の下側に引き出し式の収納設備を備え、中敷きを立ち上げるとバスケットになるが、後席のシートアレンジは単純化された。

N-BOXの室内装備で特に目立つものはないが、収納設備は充実している。また価格は装備の違いを補正して約4万円高まるが、助手席のスーパースライドシートを用意した。用途によっては便利に使える。

スライドドア付き軽自動車 機能別比較|運転のしやすさ

視界や取りまわし性は、車種ごとの差が付きにくい。

その上で順位を決めると1位はN-BOXだ。新型は走行安定性と乗り心地のバランスを大幅に向上させて快適性も高めた。実用回転域の駆動力に余裕が生じたので運転がしやすい。視界もおおむね満足できる。

2位はスペーシア。ボディが軽いので動力性能に余裕があり、全高は1735mmで比較的低いため、操舵感にも鈍さを感じにくい。ワゴンRのような感覚で運転できる。乗り心地の快適性はN-BOXに負けるが、馴染みやすさが魅力だ。アイドリングストップ後の再始動音も小さい。

3位はムーヴキャンバス。運転感覚は平凡だが、足まわりの伸縮性が優れ、乗り心地はN-BOXと同等に快適だ。タントは操舵感が鈍く、デイズルークスは実用回転域の駆動力が不足して、運転感覚の満足度はいまひとつにな評価となる。

スライドドア付き軽自動車 機能別比較|安全装備比較

ホンダ-N-BOXホンダ-N-BOX

1位はN-BOX。ホンダセンシングの装着によって緊急自動ブレーキの性能が高く、路側帯を歩く歩行者と衝突する危険が生じた時は、電動パワーステアリングに操舵力を与えて回避操作を支援する制御も行う。さらに車間距離を自動制御できるクルーズコントロール、操舵支援機能も備わり、作動中にはドライバーの疲労が軽減されて安全性を高める。

2位はタントとムーヴキャンバスとスペーシア。N-BOXのような運転支援機能は少ないものの、この3車は歩行者を検知して緊急自動ブレーキを作動できる。デイズルークスは簡易型で、歩行者は検知せず作動速度の上限も時速30kmと低い。

スライドドア付き軽自動車 機能別比較|総合評価

総合評価の1位はN-BOX。車内が最も広く居住性と積載性が優れ、安定性と乗り心地も上質に仕上げた。そして安全装備と運転支援の機能が突出して優れ、価格は割安だ。

2位はタントとスペーシアが同格。ワイドに開くスライドドアなどの使い勝手を重視するならタント、走行性能や燃費を含めた機能のバランスを考慮するならスペーシアを推奨する。

ムーヴキャンバスは「置きラクボックス」に特徴があるが、全高が1700mmを下まわることもあって自転車などは積みにくい。子育て世代のユーザーをターゲットにしたライバル車とは指向性が異なる。それでもデザインと使い勝手は魅力だ。

デイズルークスは動力性能、燃費、安全装備に設計の古さを感じる。後席の快適性は最も高いので、ほかの機能を改善すれば選ぶ価値も高まる。

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