“自然”なのが心地いい!|家族に最適なハイブリッドはHondaにある(1/3)
- 筆者: 内田 俊一
- カメラマン:島村 栄二・MOTA編集部
家族に最適なハイブリッドってなんだろう【動画】
“全てを高い次元で、しかも自然”に
「Hondaのハイブリッド車で家族と楽しくお出かけ」をご覧いただき、どんな印象をお持ちになっただろうか。
『燃費が良くて静かなのはわかるけど、実際に乗ってみたらどうなんだろう?』
中にはそんな疑問をもたれた方もいらっしゃるかもしれない。
しかし実際にHondaの“SPORT HYBRID i-MMD”搭載車に乗ってみると「アニメ通り!」「イメージが変わった!」と驚かれるはずだ。
i-MMDは、2つのモーターとエンジンを独立して動かせるという自由度が高いシステムによって、“自然”にバランスをとって走行することができる。この“自然”というキーワードを覚えておいてほしい。
>>Hondaの2モーターハイブリッドシステムを画像でも見る[フォトギャラリー]
ひとことでハイブリッドといっても…バリエーションはこんなにある
まずは、いま世の中に多く走っているハイブリッドのシステムには、広くとらえると2つの種類があるということからお話を始めよう。それは“シリーズ方式”と“パラレル方式”だ。
・シリーズ方式:ガソリンでエンジンを回して、発電用モーターを駆動し発電。その電力を使って走行用モーターを回し、それでタイヤを駆動するもの。つまり、エンジンは常に発電にのみ使われ、タイヤは駆動しないのでモーターでのみ走行する。
・パラレル方式:エンジンとモーターの両方を使ってタイヤを駆動するシステム。例えば、より力が必要な発進時や加速時などはエンジンと共にモーターがアシストする。基本的にはエンジンがメインとなる。
良いとこどりなHondaの2モーターハイブリッドシステム
では、Hondaの2モーターハイブリッドシステム、SPORT HYBRID i-MMDはどれにあたるのかというと、この2つのシステムの良いところどりである。上のアニメでもご覧になったと思うが、ここでもう一度ご説明する。
<EVドライブモード(市街地走行時)>
発進・停止などが多い市街地などではモーターで走行する。このようなシーンでは、エンジンにかかる負担が大きくはないので、エンジンを止めてモーターで走行。シリーズ方式といっていいだろう。
<ハイブリッドドライブモード(加速時)>
エンジンで発電をしながらモーターで走行。その時にエンジンは効率の良い回転域を選んでエンジンを回して発電する。これもシリーズ方式である。
<エンジンドライブモード(高速クルーズ時)>
エンジンで走行することによって高効率を維持。同時にエンジンの効率の良い回転域に保てるよう、モーターのアシストなどで負荷を調整する。つまりパラレル方式だ。
このように様々な走行シーンで、シリーズ方式とパラレル方式を知能的に賢く切り替えることで、そのシーンに最もふさわしい方式を取り入れながら、燃費と共に走りのレベルも高い次元で両立しているといえる。
>>ほかのハイブリッド車とは違う、“自然”な仕上がりの走行感覚が心地良い[次ページへ続く]
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