“自然”なのが心地いい!|家族に最適なハイブリッドはHondaにある(3/3)
- 筆者: 内田 俊一
- カメラマン:島村 栄二・MOTA編集部
HondaはなぜSPORT HYBRID i-MMDに注力するのか
現在Hondaでは、小型クラス用の軽量コンパクト1モーターハイブリッドのSPORT HYBRID i-DCD。中型クラス用の2モーター高効率ハイブリッドのSPORT HYBRID i-MMD。それから大型に搭載する3モーターハイブリッド、SPORT HYBRID SH-AWDがある。
その中で今注目なのがi-MMDだ。効率がより高く、環境性能にも優れていることがそのポイントで、現在ミニバンはもとより、SUV、セダンなどにも採用され、Hondaのハイブリッドシステムの中心的存在になりつつある。
低燃費は当然! Hondaは走りの楽しさも表現する
ではなぜここまでHondaはSPORT HYBRID i-MMDにこだわるのか。
それは、単に燃費の良いハイブリッドを目指しているのではなく、Hondaらしい“走り”も重視しているからだ。極端にいうと、燃費“だけ”を求めるのであれば他のシステムでも十分対応は可能だろう。しかし、そこに走りを加えると、このSPORT HYBRID i-MMDがベストだとHondaは選択し、開発したのだ。
さらに、その走りに関しても単にワインディングロードを軽快に走るだけではなく、日常生活においても、前述したブレーキやエンジンの再始動時の違和感を排除。いわば上質な走りという面においてもこだわりを見せているのだ。
もちろん燃費も気になるところ。燃費(燃料消費率 国土交通省審査値※1)に関しては、実際にカタログの燃費数値でガソリン車と比較してみよう。
SPORT HYBRID i-MMDのオデッセイ※2は、JC08モード燃費は26.0km/L、WLTCモード燃費※3では20.6km/L。対するガソリン車のオデッセイ※4のJC08モード燃費は13.2km/Lとなっており、その差は歴然である。
走りに関しても、大きなモーターでタイヤをダイレクトに駆動するという特徴を生かして、モーターならではの低速の大トルクから、ガソリン車にないような軽快な加速を実現。そして振動の少ないスムーズな駆動を利用して、アクセル操作に瞬時に反応し、かつ継ぎ目のないシームレスな加速が可能となった。さらにモーターのダイレクト駆動ならではのスムーズで上質な走りが表現されている。
何度も繰り返すがその“自然”さがキーであり、走っていて楽しく運転出来ること、これが重要なのだ。現在あまたあるハイブリッド車のなかで、SPORT HYBRID i-MMDこそ理想的なチョイスといえるし、何よりも、せっかくのクルマなのだから運転して楽しくなければ、そして、乗っている人みんなが笑顔になれなければ、チョイスした甲斐がないというものだ。
[筆者:内田俊一/Photo:島村 栄二・MOTA編集部]
<Honda SPORT HYBRID i-MMDをもっと知りたい!>
■リンク:SPORT HYBRID i-MMDとは【Hondaサイトへ】
※注記
※1 燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。装着するメーカーオプションによって燃料消費率は異なる場合があります。 ※2 オデッセイ HYBRID Honda SENSING〈FF/7人乗り〉 ※3 WLTCモード 市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。 ※4 オデッセイ G・AERO Honda SENSING〈FF/7人乗り〉
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