ホンダ 新型シビック ハッチバック燃費レポート|1.5L VTECターボの実力を徹底評価!(2/6)

  • 筆者: 永田 恵一
  • カメラマン:和田清志・永田恵一
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新型シビック ハッチバック実燃費レポート|市街地編

ホンダ 新型シビックハッチバック 市街地での実燃費:12.6km/L

ホンダ シビックハッチバック実燃費レポート|市街地・街乗り編
車種名パワートレイン実燃費

ホンダ 新型シビックハッチバック

2WD/1.5Lガソリン

12.6km/L

スバル インプレッサスポーツ

AWD/1.6Lガソリン

11.8km/L

スバル レヴォーグ(現行・2014年モデル)

AWD/1.6Lガソリン

11.8km/L

VW ゴルフ(現行・2013年モデル)

2WD/1.2Lガソリン

11.5km/L

“シビック”と聞くと昔のイメージが先行して燃費が悪い印象だが、実際はそうでもなく、同クラスの他のクルマと比べてもそん色ない数値となった。1.5リッターターボを搭載して市街地で12.6km/Lの実燃費であれば、むしろ優良といってもよい。

アイドリングストップの使い勝手は良好

市街地編では新型シビックのドライバビリティとアイドリングストップの印象を中心にお伝えする。

新型シビックハッチバックのCVTは、他の車に比べるとやや高いエンジン回転数をキープする傾向がある。そのため、巡航中などで過度にエンジン回転を低く抑えることもなく、アクセル操作に対するレスポンスが良く運転しやすい。

シビックのアイドリングストップは、停止後にブレーキペダルを踏み足すとアイドリングストップが始まるというタイプで、一時停止や止まりそうで止まらないといった渋滞でも不必要なアイドリングストップが起きないのは好ましい。

アイドリングストップのフィーリングは、エンジン再始動が素早くセルモーターの音も小さく抑えられており、良好と評価できる。

テストした日の市街地は混雑が激しく気温も低かったため、ヒーターで車内の温度を保つ必要もあったので、停止してもアイドリングストップしないことがたまにあった。また、同じ理由でアイドリングストップ中にエンジンが再始動することもたまにあった。

特に新型シビックのハッチバックモデルはアイドリング中に振動を若干感じるが、停止中はアイドリングストップでエンジンを止めることが多いので特に問題にはならないだろう。

疲労軽減に大いに貢献するACC

ACCは、トランスミッションがCVTなら停止まで対応する。そのACCを市街地で使ってみると、減速するタイミングがやや遅く感じることがあるものの、基本的には市街地でも加減速はスムースで、運転による疲労軽減のため十分使えるレベルに仕上がっていた。

加えて、ブレーキホールド機能がついていることも評価が高い。パーキングブレーキが電動タイプなので、ACCで停止した際もブレーキホールド機能をオンにしておけば停止中にブレーキが保持され、長時間踏み続ける必要がないので渋滞中の疲労軽減につながっている。そういったことを考えるとブレーキホールド機能は常時オンにすることを勧めたい。

>>次のページは:郊外路編

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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