ホンダ 新型シビック ハッチバック燃費レポート|1.5L VTECターボの実力を徹底評価!(3/6)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:和田清志・永田恵一
新型シビック ハッチバック実燃費レポート|郊外路編
ホンダ 新型シビックハッチバック 郊外路での実燃費:14.5km/L
ホンダ シビックハッチバック実燃費レポート|郊外路編 | ||
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車種名 | パワートレイン | 実燃費 |
ホンダ 新型シビックハッチバック | 2WD/1.5Lガソリン | 14.5km/L |
スバル インプレッサスポーツ | AWD/1.6Lガソリン | 14.0km/L |
スバル レヴォーグ(現行・2014年モデル) | AWD/1.6Lガソリン | 14.6km/L |
VW ゴルフ(現行・2013年モデル) | 2WD/1.2Lガソリン | 11.5km/L |
新型シビックは郊外路の燃費もなかなかのものであった。近い値としては、スバル レヴォーグの1.6リッターターボモデルとインプレッサの1.6リッターが挙げられる。どちらも人気のあるモデルなので、燃費の面から見れば、新型シビックハッチバックもそれらに匹敵していると言えよう。
グイグイ曲がる、操る喜び
新型シビックはハンドリングや乗り心地も「『操る喜び』の提供」というコンセプトに相応しい、それなりに高レベルなものだった。
まずハンドリングは、1800mmという広い全幅とトレッド、さらに235/40R18というシビックタイプRに付いていてもおかしくない太いタイヤを履いていることが如実に影響して、とにかく「グイグイ曲がる」という印象。ワインディングロードを走っているとなかなか楽しい。
新型シビック ハッチバックは当然ながら本格的なスポーツモデルではないが、サーキットで限界を試せば高いコーナリングスピードでコーナーを駆け抜けることができると思う。
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ハンドリングに関して欲を言うと、直進時・センター付近のシッカリ感を増し、コーナーでの切り始めの応答やハンドリングフィールがもう少し精確なものになればなお良い。「『操る喜び』の提供」というコンセプトをさらに広いユーザーに感じてもらえるだろう。
乗り心地は、路面の凹凸が大きいところを通過する際に僅かな硬さを感じるが、その硬さも235/40R18というタイヤサイズを考えれば些細なもので、ほとんどの路面でショックを上品な音を伴いながらしなやかに吸収している。
新型シビックハッチバックのハンドリングと乗り心地は、タイプRを想定した強いボディと良質なダンパーとのマッチングのおかげと言えそうだ。
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