車の下取り相場はどのくらい? 相場の調べ方や買取相場との違いを解説
- 筆者: MOTA編集部
車の買い替えでは、下取り価格の相場が気になりますよね。相場はメーカーのサイトでシミュレーションできるほか、査定サイトでも確認できますが、相場より査定額を上げるためにはいくつかのポイントがあります。
本記事では、これから下取り相場を調べるという方に向け、下取り相場が決まる基準や人気車種の相場一覧、買取との違い、相場よりも査定額をあげるポイントなどを解説します。
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車の下取り相場・査定額はどうやって決まる?
下取りは、車を乗り換える際に便利なため検討する方は多いでしょう。その中で、下取りを行う際に下取り価格の決まり方について気になる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、下取りに出す場合の査定基準について解説していきます。
そもそも下取りや買取についてよく知らないという方は以下の記事をチェックしてみてください。
下取りの査定基準
車の下取りは、主に次のポイントに着目して査定されます。
・車種・年式・走行距離
・内装と外装の状態
・エンジン周りの状態
・純正オプションの有無
人気車種で新しい年式ほど、相場は高くなります。1年間の走行距離は、普通車で1万km、軽自動車で8,000km程度が平均とされ、この平均走行距離内に収まっていれば査定額に影響はありません。たとえば、5年乗った普通車の場合は累計5万km以内であることが減額されないためのポイントです。
内装と外装がきれいな状態であるかどうかも、査定のチェックポイントです。シートの汚れや臭いは減額の対象になるため、できるだけきれいな状態にしておく必要があります。外装は傷やへこみ、サビなどがチェックされ、目立つ傷や修理した形跡などは減額になる可能性があるでしょう。
エンジン周りの状態は、査定金額を左右します。エンジンの状態が良ければ査定金額は上がりますが、エンジン内部に損傷があったり故障していたりする場合は大きな減額になると把握しておきましょう。
純正パーツ以外を使用している場合は、純正パーツに戻しておきましょう。車を購入したときの状態に近いほど、査定金額のアップが期待できます。
車の下取り相場を調べる方法
下取り相場は、インターネットでも簡単に確認できます。
ここでは、メーカーのサイトと査定サイトで下取り相場を調べる方法を解説します。
メーカーのサイトでシミュレーションする
トヨタ、日産などの自動車メーカーは、下取り参考価格が確認できるシミュレーションサイトを提供しています。
メーカー・車種・年式・ボディカラーなど指定された項目を入力するだけで、下取りの参考価格がわかります。
ただし、サイトでわかるのはあくまで参考価格であり、その価格で下取りしてもらえるとは限りません。実際に査定を受ける前の目安として活用するとよいでしょう。
査定サイトで確認する
メーカーサイト以外にも、下取りの参考価格を掲載しているサイトや、買取の一括査定を行っているサイトがあります。こちらもあくまで目安ですが、どの程度の価格になるのか把握できるため、チェックしてみるとよいでしょう。
買取の一括査定は複数の車買取業者から一度に見積もりをもらえる便利なサービスですが、個人情報を提示するため、電話が頻繁に来る可能性があります。
営業電話を避けたいときは、個人情報なしで査定できるサイトを利用しましょう。ただし、査定価格は「〇〇万〜〇〇万円」など金額に幅があり、あまり精度が高くありません。より正確に知りたい場合は、複数のサイトで確認する必要があるでしょう。
一括査定は「車を高く売れるけど、たくさんの買取店から電話が来そう」というイメージの方も多いはず。
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人気車種の下取り相場表
トヨタや日産などの人気車種について、下取り参考価格を紹介します。年式はいずれも2020年、走行距離は平均以内の4万kmでシミュレーションしています。
メーカー 車種 | グレード | 駆動 | 下取り価格 |
---|---|---|---|
トヨタ ヤリスクロス | ハイブリッドG | FF | 142万4,800円 |
レクサス NX | NX300 | FF | 238万1,600円 |
ホンダ NBOX | G | FF | 68万6,400円 |
日産 ノート | オーテック | FF | 71万400円 |
スバル フォレスター | アドバンス | 4WD | 165万3,600円 |
ダイハツ タント | カスタムL | FF | 68万5,600円 |
いずれも、ボディが無傷で状態が良い場合の金額です。内装・外装の状態やパーツなど、他の条件でも価格は変わります。
車の買取と下取りはどう違う?
買取も下取りも車を手放すという点で同じですが、仕組みは異なります。
特徴 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
買取 | 車の売却のみを行う | 下取りよりも高値が付きやすい 無料で見積もりを依頼できる | 手間がかかる 相場変動に影響を受ける |
下取り | 車の購入と売却を同時に行う | 手間がかからない 新車の購入とあわせて価格の交渉ができる | 市場のニーズに左右されず、買取よりも高値が付きにくい |
それぞれの違いやメリット・デメリットについて、さらに詳しくみていきましょう。
買取のメリット・デメリット
買取とは、中古車買取業者などに車を売却することです。下取りは新しい車の購入と売却を同時に行いますが、買取は中古車の売却のみを行うため、自分の好きなタイミングで売却できます。高く売却できる時期を考え、下取りよりも高く売却できる可能性が高いことがメリットです。
また、買取業者の得意な車種や、人気車種・装備の車であれば、高値が付く傾向にあります。複数の業者に見積もりを取り、一番高い価格のところに売却できます。
ディーラーの下取りは査定にもお金がかかるケースがありますが、買取は無料で見積もりを依頼できる業者が多いこともメリットです。
ただし、車の買い替えでは販売店と買取店のどちらとも契約をしなければならず、手間がかかる点がデメリットです。買取は相場変動に影響を受けるため、売却のタイミングもしっかり見極めなければなりません。
下取りのメリット・デメリット
下取りは新車を購入する際に、これまで乗っていた車を売却することです。車を売却し、その代金を新車の購入資金にあてます。査定から引き取りまで、すべてディーラーに任せられる点がメリットです。
ディーラーの目的が車を売ることにあるため、下取り価格は市場のニーズに左右されません。そのため、値段の交渉がしやすく、人気のない車種や低年式、走行距離が長いといった条件でも値段が付きやすいというメリットもあります。
市場のニーズに左右されないことは、デメリットにもなります。人気の車種やカラー、装備の場合でも、買取のような高値は付きにくいでしょう。
下取りで損をしないために買取相場も要チェック
下取りは手間がかからない点がメリットですが、買取ほどは高く売れにくいのがデメリットです。買取業者はさまざまなメーカーの車の価値に合わせて査定を行ってくれるため、車を高値で買い取ってくれるケースが少なくありません。
少しでも高く売りたい場合や、人気車種で買取の方が明らかに高く売れそうな場合は、買取相場もチェックしておきましょう。
買取相場の調べ方
買取相場を調べる方法は、主に次の4つです。
1. 大手買取店サイトの取引実績を見る
2. 中古車の販売価格から相場を予測
3. メーカーの下取りシミュレーションを利用
4. 一括査定サイトの簡易査定を利用
全国に店舗のある大手買取店では、車種ごとの買取価格を公表しています。年式や走行距離などが自分の車と似ている車の実績を見て、どのくらいで売却できるかを予測できます。
また、中古車の販売価格で買取価格を予測可能です。同じ車種で条件の近い中古車の価格を見て、およその相場を把握できます。
下取りと同じく、メーカーの下取りシミュレーションのサイトで調べる方法もあります。ただし、こちらは下取りの相場で、買取相場ではないことは把握しておきましょう。
買取一括査定サイトの簡易査定を利用する方法もあります。下取りでも説明したとおり、詳しい査定額を知るためには氏名やメールアドレスなどの個人情報を入力しなければならない点には注意してください。
複数社に見積もりを依頼することがおすすめ
インターネットで相場を調べたら、実際に見積もりを依頼してみましょう。各種サイトは大まかな項目しか入力しないため、詳細な価格を算出することはできません。 実際の買取価格は外装や内装の状態、装備も影響してくるため、査定士に車を見てもらうことでより正確な買取価格を把握できます。
見積もりは複数社に依頼しましょう。相見積もりを依頼すれば、査定額を比較してより高い価格を提示した業者を選べます。1社だけの見積もりでは、その業者が提示する価格が妥当かどうかわかりませんが、複数社の見積もりを比較することで、金額の妥当性もわかるでしょう。
相見積もりを取ることで、買取価格だけでなく、各業者のサービスや対応も比較できるというメリットもあります。
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下取り相場より査定額を上げるポイント
調べた下取り相場よりも査定額を上げるためには、いくつかのポイントがあります。以下のポイントを押さえることで、査定額を上げられます。
1. 同じメーカーのディーラーに依頼する
2. モデルチェンジの情報をチェックする
3. 車内を掃除しておく
4. カスタムパーツは外す
5. 下取りに出すタイミングを見極める
下取り相場より実際の査定額を上げる方法をそれぞれ解説します。
同じメーカーのディーラーに依頼する
下取りの査定額を上げるためには、売却する車と同じメーカーのディーラーに依頼することがポイントです。
ディーラーにとっては他社から自社へと乗り換えしてもらう機会になるため、他社の車も下取りするのが一般的です。ただし、自社と他社の車は、その後の取り扱いが異なります。自社製品の場合は自社店舗で販売し、他社の車はオークションに出品します。
他社メーカーだから査定額が下がるということはありませんが、オークションへの出品手数料などコストが発生するため、その分が査定額に影響する可能性があるでしょう。
具体的な価格の違いを確認したい場合は、自社と他社双方のディーラーに査定を依頼する方法もあります。
モデルチェンジの情報をチェックする
下取りに出すことを決めたら、車にモデルチェンジの予定があるかを確認しておきましょう。モデルチェンジがあるという情報が入ったら、その前に下取りに出すことをおすすめします。新型が販売されると乗り換える人が増え、旧型車のニーズが下がるためです。
モデルチェンジをしたあとは、下取りに出しても高値が付きにくいと考えられます。1~2年周期で行われるマイナーチェンジの場合はあまり影響はありませんが、全面改良となるフルモデルチェンジとなると、査定額に大きく影響します。モデルチェンジは多くの場合、1年以上前に発表されるため、情報を得たら早めに下取りに出す準備をした方がよいでしょう。
車内を掃除しておく
内装の状態は査定額に影響するため、車内を掃除しておくことが減額要因を防ぐポイントです。汚れた状態のままでは、査定士に与える印象も良くないでしょう。
まず、フロアマットを取り出して砂やホコリを落とします。ブラシなどで水洗いするのもおすすめです。フロアやシートには掃除機をかけておくとよいでしょう。
車内の臭いにも注意が必要です。日頃乗っていると臭いには気づきにくいかもしれませんが、ペットやタバコの臭いが染みついていることもあります。臭いは大幅な減額査定を受けることがあるため、車用消臭スプレーで対処しておきましょう。
カスタムパーツは外す
カスタムパーツを付けている場合は純正パーツに戻しておきましょう。基本的に、純正パーツの方が査定が上がりやすくなります。ただし、カスタムパーツの中にはプラスの査定になるものもあるため、査定時に持参するとよいでしょう。
また、ブランドものなど中古部品市場で需要が高いパーツもあるため、個別に中古部品買取業者に売却するという方法もあります。
下取りに出すタイミングを見極める
下取りや買取には車の需要が高くなる時期があり、タイミングを見極めることが大切です。車の査定が高くなりやすいのは、車の需要が高まる前の1月〜3月と7月〜9月とされます。
3月〜4月は、就職や転勤、引越しなど新生活がスタートし、車を購入する人が増える時期です。その需要に向けて、1月〜3月ごろは下取り価格が上がりやすくなります。
また、7月~8月は夏のボーナス支給と半期決算月が重なり、9月は異動や転職が多い時期です。高値が付きやすいタイミングといえるでしょう。
もし、早く車を売却したいと考えている場合は、「MOTA車買取」を活用するとより高値で売却できます。下取りよりも平均30.3万円査定額が上がるため、ぜひ一度活用してみてはいかがでしょうか?
車を下取りする手順と必要書類
車の下取りは実際にどのように行われるのか、一連の流れと必要書類をみていきましょう。
下取りの流れ
車の下取りは、次のような流れで行われます。
1. 新しく購入する車を決定する
2. 下取りに出す車の査定価格を調べる
3. 該当の自動車メーカーに下取り依頼をする
4. 必要書類を用意する
5. 査定を行う
6. 下取り価格が提示される
7. 価格に問題なければ、新車の購入契約と車の下取り契約をする
8. 下取りの売却費用と新しい車の費用の差額を支払う
9. 古い車の引き渡し、新しい車の納車が行われる
必要書類は普通自動車と軽自動車で異なるため、事前に確認しておきましょう。
必要書類
下取りに必要な書類を、普通車と軽自動車に分けて紹介します。
普通車
普通車の必要書類は、次のとおりです。
・ 自動車検査証
・ 自賠責保険証
・ 自動車税納税証明書
・ 印鑑登録証明書
・ 実印
・ リサイクル券
・ 住民票(印鑑登録証明書と車検証の住所が違う場合)
・ 戸籍の附票または住民票の除票(2回以上住所変更した場合)
・ 戸籍謄本(姓の変更がある場合)
自動車検査証は自動車の所有者や仕様を証明する書類であり、車内で保管することが義務付けられています。また、自賠責保険証も車の下取りに必要です。車検証と同じファイルに入れておくことが多いため、確認しておきましょう。
自動車税納税証明書は、1年分の自動車税を年に1回前払いで支払ったときにもらえます。自動車税を納付していないと下取りに出せません。自動車税の納付を裏付けるために必要な書類です。
普通自動車では、軽自動車と異なり印鑑登録証明書と実印も必要です。印鑑登録証明書は発行日から3ヶ月以内が有効期限のため、取得日に気をつけましょう。
リサイクル券は、車を購入した際、車の解体や再利用をするためのリサイクル料金を支払ったことを証明する書類です。車の売却や廃車時に必要になります。
印鑑登録証明書の住所と車検証の住所が異なる場合、1回の住所変更であれば住民票が必要です。
複数回住所変更をした場合、戸籍の附票もしくは住民票の除票が必要になる場合があるため、確認しておきましょう。結婚などで姓が変わった場合は、戸籍謄本が必要です。
軽自動車
軽自動車の下取りで必要になる書類は、次のとおりです。
・自動車検査証
・自賠責保険証
・軽自動車税納税証明書
・印鑑(認印でも可能)
・リサイクル券
普通自動車と異なり、実印と印鑑登録証明書は不要であり、印鑑は認印でもかまいません。それ以外の必要書類は、普通自動車と同じです。
なお、必要書類には車の所有権を譲渡したことを証明する譲渡証明書や、下取りに出す車の名義変更の手続きをディーラーに依頼する委任状も必要になります。ただし、これらはディーラーで用意するため、準備の必要はありません。
まとめ
車の買い替えでは、下取りに出すことで売却と購入の手続きが1回で済み、手間がありません。車を購入するため、下取り価格の交渉ができます。ただし、市場のニーズに左右されないため、買取よりも高値が付きにくい点がデメリットです。
より高い価格で売りたい場合は、買取相場もチェックしてみるとよいでしょう。大手買取店サイトの取引実績や、中古車の販売価格から相場を予測できます。
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