Modulo(モデューロ)の魅力をアタマとカラダでフルに体感!【Modulo 体感試乗会 in 富山】(2/3)

  • 筆者: 伊藤 梓
  • カメラマン:茂呂 幸正
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ステップワゴン Modulo Xをノーマルモデルとたっぷり乗り比べ試乗

開発統括自ら決めた、変化に富む試乗コースを周回

今回のメインイベントは、公道でノーマルの「ステップワゴン スパーダ ハイブリッド Honda SENSING」と「ステップワゴン ハイブリッド Modulo X Honda SENSING」の乗り比べを体験すること。その違いや良さをより体感してもらうために、Moduloの開発統括をしているホンダアクセスの福田 正剛さんが直々にルートを決めたそうだ。残念ながらModulo Xの試乗車は全てのホンダディーラーにあるわけではないので、こうやってどちらもたっぷり乗り比べをすることができて良い経験になったと話す参加者も多かった。

富山市内からご家族5人でいらしていた柿本さんは、先代ステップワゴンのオーナーだ。「自分のクルマに比べると、路面の段差を乗り越えたときの突き上げがすぐ収まるなぁと感じました。これまではカタログを見ても欲しいとは思っていなかったのですが、今回試乗してみてとても良いクルマだということが分かりました。カタログだけでは分からないこともありますね。すべての販売店に試乗車を置いてほしいです(笑)」

奥さまもステップワゴン Modulo Xには好印象を持ったようだ。「ハイブリッドだからか、ヒューンと走っていくようにクルマが軽く感じて、運転もしやすかったです。乗り心地がよかったので、同乗していて酔いにくそうだなとも思いました」

まだまだ今乗っているステップワゴンが現役なので、すぐの乗り換えは考えていないそうだが、今回のイベントではご家族でModuloを体感できてとても楽しかったそうだ。ほかのご家族でも、普段は酔いやすいお子さんが後席でぐっすり眠っていたという方もいて、ステップワゴン Modulo Xはそれだけ快適なのだろう。

道上 龍選手がステップワゴン Modulo Xを愛用する理由

さらにプロドライバーである道上さんも、ステップワゴン Modulo Xを気に入っているという。なんとチームの遠征用の車としても使っているとか。

「 遠征するときには荷物をいっぱいに積んでさらに人も乗るので、クルマにとっては厳しい条件なのですが、それでもサスペンションは良く動いて、乗り心地も滑らかなんです。チームメンバーも遠征しても疲れにくいと言っていますしね」

私も実際に試乗コースを周らせてもらうと、山や田んぼなど、富山の自然が美しくて、とても清々しい気持ちになった。それに加えて、適度なワインディングがあってクルマの違いも分かりやすい。乗る前までは私の中でModulo Xのイメージは「スポーティ」とか「スポーツカー」で、つまり「運転が上手い人が乗るクルマ」だと勝手に思っていたのだ。それが今回、乗ったときに安心感やリラックスできるような雰囲気を感じて、家族誰でも楽しく、居心地よくさせてくれるクルマだと思った。

そういった話をModulo開発統括の福田さんに伝えると「路面の状況やクルマの状態を常に感じられるので、安心感があるのだと思います。私たちは決してガチガチのスポーツカーを造っているわけではなく、自分の思った通りに動いてくれるクルマを造りたいと思っています。社内では、これまではペーパードライバーだったけれど、栃木に転勤になってクルマの運転をしなければいけなくなった女性社員がいました。以前は自分で運転したくないと話していたのですが、Modulo Xを買ってからは運転が怖くなくなって、クルマでの行動範囲が広がったそうです。お客さまでもそういった方が増えてくれるのは、私たちにとってもとても嬉しいことですね」

開発アドバイザー 土屋 圭市氏が語る“Modulo Xの志”とは

また、開発アドバイザーである土屋 圭市さんは、志の高いクルマ造りが幅広い人たちに受け入れられる理由だろうと語ってくれた。開発テストの際、土屋さんは4人乗り以上のクルマは必ず2列目から乗って、次に(あれば)3列目、そして前席と確かめるのだという。Modulo Xはあくまでもストリートで乗る人すべてに喜んでもらうのが目的でクルマ造りをしているそうだ。

「このステップワゴン Modulo Xを開発するのに何年もかかっています。まずは開発スタッフで世界のトップクラスのミニバンに乗り、それらと比べて、ここができてない、あれができてないという話をしました。『値段が違うでしょう』という意見もあったのですが、『それで諦めるの?』と。『Modulo Xは、俺たちはこういう技術を持ってる、ここまでできるっていう証明だから、売れる売れない関係なしにやり切ろうよ』と、チームで一丸となって造ってきたクルマです」。

ここまでクルマを造り込んできた中で、次なるModuloの目指すところはどこなのだろう。

「これからは人を育てて行くことだと思います。Moduloは数値だけではクルマ造りはできないと考えているので、福田さんのような“職人”をこれからも育てていくことが大切でしょうね。でもこの10年、Moduloで辞めている人はいないんです。チームに対して、かなり厳しい言葉も言っているはずだけど、みんなその分『良いクルマ造ってやる』っていう力に変えてくれる。これからの若い世代が造っていくModuloのモデルも期待してもらっていいと思います」

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伊藤 梓
筆者伊藤 梓

グラフィックデザイナー時代にミニカーの商品を担当するようになってから、どっぷりと車に魅了されるように。「こんなに人を惹きつける車というものをもっとたくさんの方に知ってほしい」と、2014年に自動車雑誌の編集者へと転身。2018年に、活動の幅を広げるために独立した。これまでの経験を活かし、自動車関係のライターのほか、イラストレーターとしても活動中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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