ボルボのプレミアムハッチバック V40の魅力を再発見する旅へ出かけよう【Part2】

  • 筆者: 松田 タクヤ
  • カメラマン:渡 健介

市街地を離れ、高速道路を使い千葉の海を目指す

前回に引き続いて、Part2の記事では主にボルボ V40 T3で高速道路を走ったフィーリングをチェックしていく。

>>Part1の記事はコチラから!

改めて説明させてもらうと、今回試乗するボルボ V40 T3 Momentumは、全長4,370mm、全幅1,800mm、全高1,440mmという比較的コンパクトなボディに、自然吸気エンジンでは2.5リッター相当の最高出力152PS、トルク25.5kg・m発生させる1.5リッター ターボチャージド・ガソリンエンジンが搭載されている。

トランスミッションはロックアップ付きのアイシン製トルクコンバーター式6速ATで、途切れの少ない小気味良いシフトフィールを見せる。右足の動きにダイレクトに反応するスロットルレスポンスは、ハッキリ言って必要以上にパワフルで非力さを全く感じない。

ハンドリングの切り始めは比較的マイルドだが、タイヤに荷重が乗った時に「グッ」と路面を捉えるような接地感があり、車両安定性が高く安心するドライブフィールだ。

>>ボルボ V40の魅力が分かる美麗な画像ギャラリー【画像58枚】

市街地から高速道路まで、ホッとする運転感覚こそがT3 Momentumの持ち味

2013年に日本デビューしたばかりのボルボ V40は、どちらかというとドイツ車に近い固めの”ダイナミックシャーシ”を採用していたが、のちに”ツーリングシャーシ”と呼ばれるマイルドなタイプに変更。さらに年を重ねて熟成も進み、しなやかな乗り味を手に入れた。

V40にはT5 R-Designというトンがったモデルも存在するので、T3 Momentumのようなキャラクターにはこのような味付けがしっくりくる。穏やかだがコシがあり、姿勢破綻の予感さえさせない安心感の高い乗り味が、いかにもボルボらしくて好印象だ。

速度を上げても静粛性が高いボディのおかげで、乗っている人同士の会話が妨げられることはない。

木漏れ日が降り注ぐオシャレなカフェ”sghrカフェ”でランチ

当日のランチには、千葉県山武郡九十九里町にある「sghr cafe」をチョイス。ここsghr cafeは、提供されるフードやスイーツの全てが自家製というこだわり満載のカフェだ。

食材には地元千葉県産の素材をふんだんに使い、カフェ内のキッチンで丁寧に作られている。提供されるフードとドリンクの器にはスガハラ製のガラス器が使われており、舌と目で食事を楽しめるのが大きな特徴のお店だ。

頂いたランチは「季節のトマトソースパスタ、グリーンサラダ or 彩りピクルス・小さなスープ」と「しらすと水菜のパスタ オリーブソース添え グリーンサラダ or 彩りピクルス・小さなスープ」の2種類。

両メニューとも素材の味を生かした味付けの中に、アクセントを楽しめる隠し味がしてあり飽きが来ない味わい。量もなかなか多めなので、男性でも満足できるはずだ。もちろん、もっと食べたい方は大盛りにもできる。

ちなみに、sghr cafeはテラス席の前に駐車場があるため、自分の車を眺めながらのランチやカフェタイムができてしまう。

木漏れ日が降るオープンテラスでいただく美味しいコーヒーと、愛車を見ながらの仲間や家族、恋人との他愛無い会話。まさに至福の休日を過ごすのにもってこいの場所と言えるだろう。ここに佇むボルボ V40を見ていると、日本ではないような錯覚にさえ陥ってしまう。

sghrカフェにはガラス制作の体験ができる「sghr スガハラ」が併設されているので、ガラス作り体験を終え自分だけのガラス器ができあがるまでの間をカフェでゆっくりと過ごす…。なんてこともできてしまう。

カフェと工房のほかに、スガハラのガラス製品をすぐに購入できるショップも併設されているので、ゆったりとした時間を心行くまで楽しめる。九十九里方面へ出かける予定がある方はぜひチェックしてほしいショップ&ファクトリーだ。

【sghr cafe】

住所:千葉県山武郡九十九里町藤下797

TEL:0475-67-1020

営業時間:10:00~18:00 (L.O.17:30)

※年末年始以外 無休(不定休あり)

>>http://sghrcafe.com/

>>sghr スガハラ ガラス作り体験

どんなシチュエーションにも映え、自分らしさを表現できるボルボV40

ボルボ V40 T3 Momentumを一日ドライブして筆者はひとつの違和感を憶えた。これだけ運転を続けたならば多少なりとも疲れを感じるはずなのだが、それがほとんど無いのだ。

その理由を考えてみると、先進の安全装備だったり、意のままに操れる運転感覚だったり、ふわっと包まれるような極楽シートだったり…。思いつく要因は沢山あるが、何にも形容しがたい運転した後のこの「ホッとする感覚」は、その全てが高い次元でバランスされていることの賜物なのだと思った。

デザインやスペックからは見えない、ボルボが作り出す上質な時間と、そこから生まれる安心感こそが、ボルボが「世界一安全な車を作る会社」と言われる理由のひとつなのだろう。

ボルボ V40 T3 Momentumは、そんなことを誰かに伝えたくなる、とても魅力的な車だった。

>>ボルボのプレミアムハッチバック V40の魅力を再発見する旅へ出かけよう【Part1】

[Text:松田 タクヤ(オートックワン編集部) Photo:渡 健介]

【動画】ボルボ V40と過ごす特別な時間 ~Like my feathers~

Film By RFLXON
ボルボ V40の主要スペック
車種名 ボルボ V40

グレード

T3 Momentum

パワートレイン

ガソリンエンジン

JC08モード燃費

16.5km/L

価格(消費税込)

384万円

全長

4,370mm

全幅(車幅)

1,800mm

全高(車高)

1,440mm

車両重量

1,480kg

乗車定員

5人

ホイールベース

2,645mm

エンジン種類

水冷直列4気筒DOHC インタークーラー付きターボ

排気量

1,497cc

エンジン最高出力

112kW(152PS)/5,000rpm

エンジン最大トルク

250N・m(25.5kg・m)/1,700-4,000rpm

燃料

無鉛プレミアムガソリン

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筆者松田 タクヤ
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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