スバル BRZ 試乗レポート/松田秀士(3/4)

スバル BRZ 試乗レポート/松田秀士
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BRZの重量配分は53:47、まさにフロントミッドシップといえる値なり!

スバル BRZ

まだプロトタイプのBRZ、試乗会場の袖ヶ浦フォレストレースウェイに用意されたのは撮影用の2台とインプレッション用2台の合計4台だ。86もBRZもスバルの群馬工場で生産される予定だが、震災の影響でまだスバル・サンバーの需要があり生産を打ち切れない状況にある。名車サンバーの生産終了には我々も複雑な心境だが、そのあとに控えるのがこのピュアスポーツマシンということで、サンバーには申し訳ないが迷わず成仏していただきたい。(合掌)

スバル BRZスバル BRZ

さて、スバルといえば4WD。で、当然インプレッサの技術投入も明らかにある、リアサスペンションのWウイッシュボーン等がそれに当たるが、大きな違いはFRであることだ。FRになったことでフロントデフが必要なくなり、フロントドライブシャフトがないから角度も関係ない。その分エンジンを車体中心に移動させることが出来た。その数値インプレッサと比較して240mm。さらにエンジン下面を薄くする処理を行いクランクシャフト高で60mm下げられている。

エンジンの重心は高さ約460mmでこの位置がちょうどクランクシャフト位置。だいたい膝よりも少し低い位置になるわけだ。これらのことによってBRZの前後重量バランスは53:47となり、まさにフロントミッドシップといえる値である。

スバル BRZ

トランスミッションは6速MTとパドルシフトが可能な6速ATの2種類が用意されるが、今回の試乗では6速MTのみが準備されていた。クランクシャフトの位置が60mm下げられているということは直結するトランスミッションの位置も同じ値で下げられるということ。実はこのことが非常に大きな意味を持つ。

トランスミッションはクルマのパーツの中でいちばん軽量化が困難なユニット。なぜならギヤは丈夫でなくてはならないからだ。BRZの低重心なその走りに一層の期待が胸を躍らせる。

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松田 秀士
筆者松田 秀士

1954年高知県生まれ。僧侶の資格を持ち、サラリーマン、芸能人の付き人を経て、28歳でレースデビュー。92年には、デイトナ24時間&ル・マン24時間レースに出場。94年、インディ500マイルレースに日本人2人目のドライバーとして初参戦。2年目の95年には完走を果たし、翌年、当時日本人最高位完走という成績を残した。同じ頃から東京中日スポーツ新聞等で自動車評論活動を開始。現在も執筆活動の傍ら、レーシングドライバーとしても活躍中。記事一覧を見る

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