スポーツカー好きに嬉しいタコメーター表示付き! 先進性を感じる新型フェアレディZのメーターをご紹介

  • 筆者: 工藤 貴宏
  • カメラマン:佐藤正巳/日産自動車
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今年デビューする新車のなかでも、クルマ好きから特に注目を浴びているのが、日産の新型「フェアレディZ」だ。2020年夏に「プロトタイプ」としておおよそのデザインが公開され、先日(2022年1月)開催された東京オートサロン2022ではついに、日本仕様の市販モデルがお披露目された。

東京オートサロン2022で実車をチェックし、そこで確認できたことを踏まえて、今回は新型フェアレディZのおさらいをしつつ、インテリアにフォーカスして先代との違いを紹介したい。

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  1. 限定車は約700万円だが、カタログモデルは500万円前後から用意される
  2. 車体骨格は従来モデルから継承されている
  3. ダッシュボードは2枚の液晶大型パネルを組み合わせている

限定車は約700万円だが、カタログモデルは500万円前後から用意される

東京オートサロン2022では、専用のインテリアをコーディネートした、初期導入モデルとなる特別仕様の240台限定車「Proto Spec」も発表された。

「Proto Spec」の価格は約700万円(696万6300円)と予想外に高いビックリプライスだが、理由は最上級グレードをベースとしているうえに専用の内装で仕立てたプレミアムなモデルだから。4月ごろに発表されると噂されているカタログモデルは、開発責任者である田村氏の説明によると「500万円台前半から」とのこと。

車体骨格は従来モデルから継承されている

エンジンは全車共通で、405馬力を発生する排気量3.0リッターのV6ターボ。ついに400馬力オーバーに突入したこのエンジンが、新しいフェアレディZの大きな特徴となる。

新型フェアレディZの車体骨格自体は従来モデルから継承されている。とはいえエンジンのパフォーマンスアップに合わせ、シャシーの約8割が新設計となるなど車体はしっかりと補強されているから、実質的にフルモデルチェンジに近い大幅改良だ。

ダッシュボードは2枚の液晶大型パネルを組み合わせている

また、ドアを開けて室内に乗り込むと、印象は従来モデルと大きく違う。なぜならインテリアの雰囲気を大きく変えるダッシュボードが刷新されているからである。

そのダッシュボードが先進性を感じさせるのは、2枚の液晶大型パネルを組み合わせているから。

メーターは12.3インチの全面ディスプレイ式で、センターディスプレイ(ナビ画面)も9インチと大きい。

メーターはスピードメーターとタコメーターを左右に置く「ノーマル表示」のほか「エンハンス表示」としてマルチディスプレイ部分に広い面積を割くデザイン、さらには大径タコメーターを中央に配した「スポーツ表示」の3タイプに切り替え可能。

ノーマルとエンハンスは日産 ノート オーラなどにも採用されているが、スポーツ表示は新型フェアレディZが初採用だ。

外観をいくらスポーティに見せていても、乗っているオーナーからすれば見えてみるのは内装のみ。しかし、ドライバーが「スポーツカーに乗っている」と感じられるメーターの表示は、実は大切な要素の一つだったりするのである。

【筆者:工藤 貴宏】

日産/フェアレディZ
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新車価格:
539.9万円920万円
中古価格:
45万円3,340万円

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工藤 貴宏
筆者工藤 貴宏

クルマ好きが高じて在学中から自動車メディア業界に足を踏み入れ、気が付けば四半世紀。自動車雑誌編集者から編集プロダクション勤務を経てフリーランスの自動車ライターとして独立。自動車関連の雑誌やウェブで活躍している。モットーは「そのクルマは誰を幸せにするのか」。使い勝手などユーザー目線の記事を得意とする。永遠のスポーツカー好きで愛車はフランス製のホットハッチとディーゼルエンジンを積んだSUV。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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