1996年第2世代へと移行「三菱 ランエボIV」基本性能が大幅に進化/ランエボ 23年間の軌跡
2015年8月、ランサーエボリューションの集大成となる特別仕様車『ランサーエボリューション ファイナルエディション』が発売されるとともに、23年にわたる歴史に幕を閉じました。
そこでオートックワンでは、『ランエボ』の歴史を初代からファイナルエディションまで1台1台振り返ってお届け!
今回は1996年に発売され、13,134台が販売された『ランサーエボリューションIV』をご紹介します。
また、エンジンは、高速型カムプロフィールの採用、ピストンの軽量化、ツインスクロールターボチャージャーの採用、インテークマニホールドのストレート化などにより、最高出力は10PSアップの280PSを達成。サスペンションは『ランサー』のフルモデルチェンジに伴い、新開発のマルチリンク式リアサスペンションを採用。
「RS」にはスーパークロストランスミッション(ハイ及びローの2種類)をオプション設定としたほか、フロントにトルク感応式ヘリカルLSDを採用しています。
WRCでは、1997年の第1戦モンテカルロから1998年の第4戦ポルトガルまで参戦し、1997年にトミー・マキネンが2年連続でドライバーズチャンピオンを獲得しました。
ランサーエボリューションIV(GSR)
全長:4330mm×全幅:1690mm×全高:1415mm/重量:1350kg/ホイールベース:2510mm/トレッド前:1470mm/後:1470mm/エンジン:4G63型インタークーラーターボ/最高出力:280PS/6500rpm/最大トルク36.0kgf-m/3000rpm/5MT/VCU式フルタイム4WD+AYC/サスペンション前:マクファーソンストラット/後:マルチリンク/ブレーキ前:16インチベンチレーテッドディスク/後:15インチディスク/タイヤ:205/50R16
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