日産 新型ノート、いよいよ2020年中にフルモデルチェンジか!?

  • 筆者: MOTA編集部
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日産のコンパクトカー「ノート」がいよいよフルモデルチェンジ間近だ。ライバルのホンダ フィットやトヨタ ヤリスが相次いで新型になる中、2020年中にも3代目ノートが登場する確率が高くなってきた。現時点で判明している情報などを整理してお伝えする!

日産 新型ノートのデザインをチラ見せ! 写真でチェックしてみる!

2020年5月から18ヶ月の間に12のニューモデルを投入する日産

2020年5月28日、日産は2020-2023年度事業構造改革計画「NISSAN NEXT」において、今後18ヶ月の間に12の新型車を投入すると発表した。9月にプロトタイプをお披露目して話題の新型フェアレディZも、NISSAN NEXTで初めてニューモデルの存在を示唆している。

2020年10月時点では他にも新型キックス e-POWERや新型ローグ(日本名:エクストレイル)、電気自動車「アリア」などが既に正式公開済み。次なる日産のニューモデル発表も大いに期待されている。

デビューから8年が経過した、コンパクトカー人気No.1の日産 ノート

中でも日本市場は、ニューモデルの登場が待ち望まれている。

2013年に登場した売れ筋のSUV「エクストレイル」はデビューからおよそ7年。北米では兄弟車のローグが発表済みだが、日本仕様についてはまだ何も発表がない。

同じく売れ筋のコンパクトカー「ノート」についても、現行型(2代目)が2012年9月に発表されてから既に8年が経過している。

ただしノートの場合、2016年秋のマイナーチェンジ時に追加されたシリーズハイブリッド“e-POWER”の追加で販売が一気に拡大。コンパクトカーの販売台数で2016年から2019年まで3年連続No.1を獲得するなど、長寿モデルながらも好調に推移している。中でもe-POWER搭載モデルは2020年3月末時点で累計販売30万台を突破するほどの人気を得ている。

とはいえ、ライバルのホンダ フィットやトヨタ ヤリスなどが2020年に相次いで新型に切り替わり、好調な売れ行きを示している。さすがのノートもフルモデルチェンジ待ったなしの状態だ。

日本では2022年度まで毎年新車を導入すると宣言した「NISSAN NEXT」

NISSAN NEXTでは、ホームマーケットのひとつと位置づける日本市場を再強化すると宣言。毎年ニューモデルを投入し車齢の若返りを図ると共に、電動化の推進により電気自動車や先進運転技術におけるリーダーを継続するとしている。日本市場での電動化は、2019年度の25%から2022年度には60%まで引き上げる。

EVモデルに加え、現行型ノートやセレナ、そして新型キックスに搭載されるe-POWERは、日産が得意とする電気自動車技術を生かした電動化モデルの柱。日本仕様の発表が遅れている次期エクストレイルにも搭載が見込まれるが、こちらはどうやら2021年に持ち越されそうだという。

そしてそれよりも早く、3代目のノートが先にフルモデルチェンジを実施するとのスクープ情報が入ってきた!

3代目日産 新型ノートは2020年中にも登場か

新型ノートに搭載される新世代e-POWERはWLTCモード燃費30.0km/L超えを目指す!?

2020年10月時点で編集部に入ってきた複数の情報を総合すると、新型ノートには、新世代版のe-POWERが採用され、ルノー日産三菱アライアンスで共同開発したCMF-Bプラットフォームと組み合わされる。もちろん、日産が推し進める先進運転支援技術「プロパイロット」も搭載される模様だ。

なお真偽のほどは確かではないが、新型ノートではガソリンモデルを廃止し、e-POWER1本で行くとの仰天情報もある。

確かに現行型のe-POWERは、ノートの販売全体のおよそ7割から8割を占めるほど人気の中心だ。キックスをe-POWER専用モデルに割り切った日産だから、十分にありそうな話ではあるが、果たしてどうなるのだろう。こちらは続報が入り次第お知らせしていく。

新型ノートの新世代e-POWERは、バッテリー性能の向上に加えエンジン自体の効率も改善され、相乗効果で燃費性能をアップさせる。ホンダ フィットがハイブリッド(e:HEV)で28.8km/L(WLTCモード燃費)という低燃費をマークしており、これを超える30.0km/Lを目標に開発がすすめられている模様。ただしトヨタ ヤリスの36.0km/Lという圧倒的な記録を超えるのはなかなか厳しいようだ。

新型ノートのデザインは“小さなアリア”風!?

気になる新型ノートのデザインだが、NISSAN NEXTでその一部が明らかにされている。

公式動画は「NISSAN NEXT From A to Z」の文字と共に大小さまざまな12台のシルエットが現れる演出となっていて、A=アリアから始まり、Z=フェアレディZで終わるという見事な流れになっていた。その中で“N”の文字と共に現れたひときわコンパクトなモデルは…そう新型ノートだ。

編集部が得たスクープ情報によると、新型ノートはどこか電気自動車のアリアを小型化したような洗練された雰囲気があるという。動画からは一瞬シルエットでしかその姿をうかがうことが出来ないが、確かにフロント周りやボディサイドの断面形状などにそんな片鱗が感じられる。

2020年11月には何かしらのティザー情報が公開される!?

2020年12月にも発売されると言われている新型ノート。ただ10月時点でまだ日産からの公式発表も聞かれない。

最近のトレンドでは、新型車は正式発売の数か月前からティザー(事前公開)キャンペーンを行うのが通例となっている。フィットやヤリス、また日産でもキックスなどがそのような手法をとっていた。年内12月中までに登場するとすれば、おそらく11月に入った時点で何かしらの姿が明らかになるだろう。

ここまで記してきた情報の真偽のほどが明らかになるまで、あと少しの辛抱だ。

[筆者:MOTA編集部]

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MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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